エボラ出血熱をめぐる国際連携について。


西アフリカで、エボラ出血熱の感染が止まらない状況である。
そして、グローバル化した現代社会を証明すべく、この感染が、世界中に広がっている。
3か月前には、800人だった罹患者が、この10月ではすでに4500人に上っている。
以前から予測されていた危機が、高まっている状況である。

世界には今、「世界的な課題」が山積している。
以前から山積していたものであるかもしれないが、今という今に、今年という今年に、集約して、世界中の良心ある人々の心と頭を悩ませている。
イスラム国の問題もそうであるし、世界経済の問題もそうである。
香港ではデモが高まっているし、ウクライナの問題もある。
ウクライナの問題も、イスラム国の問題も、国際協力なしでは解決しえない、大きな課題である。
人類は今、世界的課題に直面している、と言ってもいいと思う。

過日、さまざまな調べ物をしていたら、こうした課題の専門家の言を目にすることができた。
それは、「グローバルなガバナンスの必要性」ということである。
ガバナンスとは、政治、という意味だと解釈していいだろうと思う。
ガバメントすなわち、国際政府、とまではいかないとしても、国際政治、国際政治力、ということが必要だ、という意味である。
本当にそう思った。

今、世界中の首脳陣が、かつてないほどに、あちこちに集まっている。
今週もAPECが開かれているし、来月には、北京でやはりAPECが開かれ、各国首脳の会談も予定されている。
TPPをめぐる協議も、次々に連携して行われている。

こうした動きは、国際的ガバナンスになって集まっていくように、私には感じられる。
また、エボラ出血熱に関しては、アメリカが治療施設の建設のために、数千人規模の軍隊をアフリカに派遣する、という話が出ている。
そして、日本からもこのアメリカ軍に連携して、自衛隊が出動する、という話も聞いた。
まだ決定ではないのかもしれないが、とても重要なことである。
それも、防疫のための出動であるならば、集団的自衛権の行使うんぬんは関係ない。
人道的活動のために、自衛隊を派遣できるならば、とてもよいことだと思う。
念を押して考えておきたいのは、派遣されるのは専門の訓練を受けた人たちである、ということである。
また、現地ではどうしても、人数が足りないということなので、とても有益であると私は思う。

イスラム国の課題、ウクライナの課題も、人間がチームとなって連携することで解決に向かっていけることを信じている。
チーム活動イコール、ガバナンスである。
これからの、グローバルガバナンスにとても期待している。