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NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第9週「常子、初任給をもらう」感想。

6月にはいった。 もうすぐ、梅雨入りである。 季節の家事や、衣替えがあるのも、日本ならではの文化なのかな、と思う。 そして、そこに、「暮らしかた」の雑誌が生まれたことも、とても大切な日本の文化なのではないか、と思う。 梅雨まえの、青空が本当にまぶしくてきもちいい。 「とと姉ちゃん」は、新卒一か月目を迎えている。 この時代にはまだ、それほど多くはなかった、オフィスレディ、OLである。 OLの定義というといろいろあるかもしれないが、会社に雇われて、月給をもらう、というようは雇用形態をいうのだろうか。 これまでの、住み込みで仕出し弁当を作っていた仕事の働き方とは、ちょっと勝手がちがうようである。 人数も多いし、部署に分かれてもいる。 人間関係も、横の関係、縦の関係、と複雑になっている。 こうした状況のなかで、常子は、仕事の取り組み方そのものに悩むことになる。 私も、新卒時代を本当に思い出す。 そもそもいったい、何のために仕事をするのか、仕事ってなんなのか、根本的に何が何だかわからなくなってしまった、私にも常子のような迷い戸惑いがあった。 ある先輩は、お給料のために仕事をしている。 そうすると、決められたお給料をもらえればいいわけだから、自分の労力を最小限にとどめようとするわけである。 ある先輩は、「誇り」のために仕事をしている。 自分自身の自尊心にかけて、人から言われた仕事はしたくない、自分自身の能力を社会に、いや会社に、示したい、ということである。 常子の場合はどうだろう。 常子は、いろいろ迷って悩んで、材木業を営む祖母のところに相談に行く。 祖母は「世の中、男と女しかいないんだから、うまくやっていくしかないじゃないか」と言う。 そして常子は、「困っている人を助けるため」と、仕事の意義を見出していく。 こうして、新卒で悩んだときに、家に帰って相談する人がいるかいないかは、新卒の仕事のその後に、とても大きな影響を及ぼすらしい。 常子の場合は、森田屋の皆さま、母、姉妹、ボーイフレンドの星野さん、祖母の滝子や、隈井さんなど、たくさんの人間関係に恵まれている。 仕事をする女性を支えるのは、たくさんの人間関係というネットワークなのかもしれない、と思う。 ここで、「女性は雑用係なのか」というテーマが出されてきた。