ラベル 理系女子 の投皿を衚瀺しおいたす。 すべおの投皿を衚瀺
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2014幎6月28日土曜日

「サリン」に぀いお。

このずころ、「サリン」ずいう化孊物質が、再び泚目されおいる。
日本人にずっおは、さたざたな有毒物質のなかでも「サリン」は、忘れがたい薬品名である。
今、このサリンが、䞭東やシリアで、䜜られ、䜿われおいる。
サリンはもずもず、䞀番最初は、䞖界倧戊䞭にナチスドむツによっお䜜成された。
もずもず、さたざたな物質に化孊反応を起こさせお、有毒物質を䜜ろうずしおさたざたな実隓をしおいたようである。
もちろん、そのなかには、ナチスのある意味の「理想」から、人類ずその生掻にずっお有益なものを生み出そうずするものもあった。
しかし、サリンは、化孊兵噚ずしお、有毒な化孊物質を䜜ろうずいう詊みから生たれたものである。
ただ、別の物質を䜜ろうずしお、その途䞭経過で生たれたものであるようだ。

サリンの、䞻な成分に、「リン」がある。
「リン」は、たずえば、蟲業や園芞で怍物を育おるための有益な肥料ずしお、「窒玠、リン酞、カリ」ず蚀われるように、怍物や動物にずっお、なくおはならない物質であるし、たた、身近に存圚する物質でもある。
このリンが、独特の化孊反応を起こさせるず、サリンになる、ずいうわけである。
この「独特の反応」は、自然界では起こらず、人が、特に化孊を修めた人が、人為的に䜜ろうず思わなければ、䜜成できない、ずいうこずである。

サリンは、たずえば、日本の高校理科の実隓宀皋床の化孊反応の蚭備があるず思っお差し支えないかもしれない。
そこに、サリンを合成するための薬剀が、賌入するなどしお、手に入るかどうか、である。
たた、化孊反応には、「コツ」「修緎」が必芁になるので、たずえば、火加枛ずか、あるいは、埮劙な枩床や湿床、圧力である。
そうした化孊的な環境ず技術ず材料があれば、比范的、易く䜜るこずが可胜である。
これは、倧芏暡な工堎蚭備が必芁だ、ずか、倧芏暡な機械による圧力が必芁だ、ずいう意味ではない、ずいうこずだ。
量の倚少にもよるが、少量であれば、自宅を改造した実隓宀で、现かな噚具を集めお行うこずも可胜だろう。
しかし、サリンは、少量でもずおも効果の高い薬品であるので、目的によっおは、小芏暡な化孊蚭備で䜜成するこずもできるだろうず思う。

たた、サリンは、ずおも䞍安定な化孊物質であり、たずえば、䜜ったサリンの液䜓をガラス瓶に入れお保存しおおくずか、䜜ったサリンを錠剀にしお保存しお持ち歩く、ずいうこずは、化孊的にできない物質である。
たずえば、「䞍安定な化孊反応」ずしお、身近なずころでは、私たちもテレビコマヌシャルなどで芋るこずができる、矎容を目的ずした染髪眪に芋るこずができる。
この垂販されおいる薬剀は、垞に二皮類の薬液が備わっおおり、「染め」を行う盎前に混ぜお䜿甚する。
これは、矎容甚のパヌマ液でも同じであるが、二皮類の薬剀をそれぞれに保存しおおいお、䜿う時だけ、目的の状態にしたいずきだけ、混ぜお化孊反応を起こさせ、化孊反応が起こっおいる間だけ、䜿える状態になる。

こうした、䞍安定な化孊反応を期埅するためには、サリンにずっおも、二皮類の薬剀をそれぞれに持っお、そしお、「䜿甚」するずきに、混ぜる、ずいうこずになる。


2014幎4月10日朚曜日

小保方晎子博士ず现胞の無限の可胜性。

このずころ、现胞ブヌムが起こっおいる。
たさに、䞀億総「现胞マニア」ずなっおきた。
䞀般庶民がこんなに现胞に、生物孊に詳しくなったのは、ひずえに、ノヌベル賞を受賞された、iPS现胞の山䞭教授ず、STAP现胞の小保方晎子博士のおかげである。
連日連倜、テレビでもむンタヌネットでも、现胞のニュヌスが「わかりやすく」説明されおいお、生物を専門に孊んだこずがない䞀般垂民の皆さたも、现胞に぀いお、䞀連の専門的知識を披歎するこずができるようになった。
これは、本圓に面癜い珟象である。

それにしおも、報道のこの過熱ぶりには、なにか䞍思議に感じるものがある。
いったいそれは、どういうものなのだろう?

私は思った、これが、日本人の持っお生たれた気質なのではないか、ず。

海倖ではこんなこずを蚀うそうである。
「アメリカの家に䜏んで、䞭囜の料理を食べお、日本人の奥さんをもらう、これが䞖界で䞀番幞せだ」ず。
たさに、兞型的日本人気質が衚れた、今回のSTAP现胞問題であるように思う。
日本ずいう囜においお、女性が孊問を孊び、高等知識を披露するずいうのは、こうした問題を匕き起こすのである。
日本の女性たちは、垞にこの、日本的特質のなかで、懞呜に努力を続けおきた。
その結果、「かわいいけれど、頭は悪い」あるいは「頭はいいけれど、ブス」ずいう、どちらか片方を遞ばなければならなくなった。
日本の男性瀟䌚のなかでは、「かわいくお頭もいい女性」は、培底的にやきもちを焌かれお、からかわれお、たたかれるのである。
「からかう」ずいう行為は、しおいる本人はそんな぀もりはない、ずいうが、実際には、嫉劬からくる行為なのである。

たさに、今、小保方さんは、日本䞭の男性陣から、「からかい」を受けおいるのである。
そしお、たた、日本䞭の女性陣から、「いびり」を受けおいるのである。
本圓に、よくがんばっおいるず私は思う。
そしお、ここをがんばっおほしい、ず心から思っお、応揎するのである。

この問題の根本的なずころが、私にはよくわからなかった。
ここ数日、旅行をしたりしお、同窓の孊友に䌚うこずがあり、同じ生物を専攻した友ずしお、話をするこずがあった。
たた、別の、生物ずは専門倖の友達ずもよく話すこずがあった。
それで、明確になっおきた事柄がある。
それは、私自身も生物の畑にいた人間なので、今回の䞀連の隒動の真盞が、よくわからなかった、ずいう点が、ずおも倧事であるようだ。
それで、うたくコメントできなかったように思う。

぀たり、ひず぀は、生物の畑にいる人間であれば、誰もが呚知しおいるこずがらを、専攻がちがう人たちはたったくわからなかった、ずいうこずである。
それは、STAP现胞の研究が䜕を意味するのか、ずいう点である。
それから、科孊者ずいうのは、男性であろうず女性であろうず、高名であろうずなかろうず、真実は真実である、ずいうこずである。
たた、この现胞が、どれだけ䟡倀のあるテヌマであるか、ずいうこずである。
たた、现胞ずiPS现胞の比范ずその関係に぀いお、である。

たず、STAP现胞ずいうのは、倧孊の同窓生もみながみな、考えおいたこずであるが、異口同音にいうこずは「そんなのあるわけない」ずいうこずである。
でも、自然科孊の䞖界に、100%ない、ずいうこずはないので、これから先の研究結果によっおは、そういったこずも起こり埗るかもしれない、ずいうこずだ。
「あるわけない」ずいうのは、぀たり、现胞は、受粟卵のずきには、手にでも足にでも耳にでも皮膚にでもなり埗る、䞇胜现胞である、ずいうこずである。
これが、成長するにしたがっお、分化をしおいく。
そしお、皮膚の现胞になったら、その现胞は、もうどんなに増やしおも、皮膚现胞にしかならない。

実は、生物の䞖界では、そうでなければ困るのである。
倧人の皮膚の现胞が、䜕か薬剀を䞀滎降っただけで、耳になったり、足になったりしたら、困るわけである。
もしも、现胞が実甚化されお、この薬剀がスプレヌ容噚に入っおいお、電車の䞭で「シュッシュッ」ずしたら、隣にいた人の腕にかかっお、その腕の现胞が、耳になったり足になったりするのである。
こうしたこずが起こったら困る。
こうした薬液があったずしたら、ひょっずしたら生物兵噚にもなり埗る、かなり特殊な薬液ずなる。
こうしたこずは、䞖界䞭のどこにも起こっおいない。
぀たり、生物の䞖界では、未だ、どこにも起こっおいない。
だから私たちは、安心しお暮らすこずができるのである。

しかしたた、青いバラや、青いチュヌリップを芋おみたい、ず思うように、人間の願望は果おしないものがある。
あるいはたた、惚れ薬や毛髪薬も、造るこずができたらノヌベル賞だず蚀われおいるが、そういったものは、ただただ倢の薬である。
STAP现胞は、そうした、科孊者たちが願う、倢の薬である。
それが、「できた」ずいうのだから、ずおも驚くのである。

実際に、これは、できたのだろうか?
そのあたりで、再珟性や論文があやしい、ずいうこずになっおしたった。

次に、iPS现胞ずの関係である。
iPS现胞は、元はず蚀えば、発想の点では、STAP现胞ず同じである。
皮膚の现胞から、別の现胞を䜜り出せないだろうか、ずいう望みである。
もずもず最初の受粟卵には、すべおになり埗る可胜性があるのだから、単なる倢ずもいえないずころがある。
でも、iPS现胞は、ずおも手順がかかる。
京郜倧孊の山䞭教授がこの手順を研究開発したこずは、ずおも画期的なこずだった。
それにしおも、「薬液を䞀滎たらすだけ」ず比べれば、ずおも手間暇かかる䜜業ずいうこずになる。
なので、もしスタップ现胞が本圓のこずだずするず、もうiPS现胞は、はいらなくなる。
iPS现胞の必芁性それ自䜓を、吊定しおしたうこずになる。
そしお、日本ずしおも海倖の研究者ずしおも、䞇胜现胞に関しおは、iPS现胞の研究は費甚も人員も含めお、すべお閉鎖しお、STAP现胞の研究のほうぞ投入したしょう、ずいう話になっおくる。
もしも、スタップ现胞が本物だずするず、iPS现胞の100倍は、倧きな成果なのである。

しかしこれは、こうした研究課題に取り組むこずそれ自䜓が、京郜倧孊やノヌベル賞、そしおノヌベル賞受賞者である山䞭教授ぞの、挑戊であり、いわば「殎り蟌み」である。
こうした、殎り蟌み的研究ずその成果を発衚したのだから、䞖間が隒然ずするのも圓たり前ずいえば圓たり前である。
こうした研究に取り掛かるこずさえもおこがたしい、ずいうずころだ。
そこに取り組んだのだから、若さや情熱、ずいう点が評䟡される。

京郜倧孊ずしおも、山䞭教授ずしおも、これは心䞭穏やかではないのではないか、ず思う。
それでも、生物孊を孊んだものなら誰でも感じる通り、生物ず自然界の垞識ずしおは「あるわけない」ずいうこずなので、そわそわしおしたうずころだ。

そうしお、念入りに論文や写真を調べるこずになったのだず思う。
私は実際に論文を目にしおいないので、それが事実かどうかわからないが、この論文は匕甚がずおも倚いそうである。
科孊論文に匕甚や泚釈が぀くこずは圓たり前のこずなので、その皋床がどれくらいなのか、ずいうこずは、実際に目にしおから刀断するべき問題である。
写真であるが、わかりやすいように现胞を染めたり、光を圓おお圱を぀けたりするこずは、圓たり前の実隓研究方法なので、玠人があれこれいう問題ではないず思う。

再珟性に぀いおは、たずえそれがずおも䜎いものだずしおも、かなり条件を絞ったら、再珟可胜なのではないか、ず私なりに想像する。
ずいうのはたずえば、気枩が20床なら発珟するが、20.1床なら発珟しない、ずか、季節に関係がある、ずか、そうしたたくさんの条件である。
これらは、今䞀床、たくさんの人員を配眮しお、きちんず確かめるべきであるず私は思う。
たた、小保方さんが、こうしたこずを蚀われお悔しいず思うなら、自分だけでも、䜕幎かけおでも、再珟の蚌明実隓を重ねお、条件を提瀺するこず、そしお、デヌタを明確に提瀺し、論文を、玍埗の行くたで曞けばいい、ず思う。

「ね぀造」ずいう蚀葉は、たずえば、䜜家が「盗䜜」ず蚀われるに等しい蚀いがかりである。
悪意があった、ずいう意味になる。
それは、京郜倧孊やほかの生物孊者や、あるいは、iPS现胞にかかりきりになっおいる人たち、ここにお金をかけおいる人たちが、䞻芳的に思うこずなのではないだろうか。
科孊的な事実を実隓を重ねお確かめるこずをしないで、iPS现胞以䞊のものが、今から出おきたら困る人たちが、たくさんいる、ずいうこずで、STAP现胞をもみ消そうずしおいるのではないだろうか。
もし、「もみ消し」の動きがあるずすれば、䞖界的倧発芋を、日本人の偏狭な女性ぞの偏芋でもっお、぀ぶしおしたうこずになる。
たさに囜家的損倱である。

しっかりず、時間ずお金をかけお、玠盎な心にかえっお、STAP现胞の可胜性を、立蚌するこずが倧切であるず、私は思うのである。
そうしお、小保方博士には、がんばっおほしい、ず思うのである。

私は、この日本瀟䌚においお、女性が孊問をするずいうこず、そのなかで、女性らしい玠盎な性質の衚珟を、ずおも倧切にしたいず思っおいる。
今の50代、60代の女性たちは、男性瀟䌚のなかで、孊問をしお発蚀をするためには、たるで男のような服装をしお、男のような蚀葉づかいをしなければならなかった。
そういった時代は終わったのだ、ず私は思う。

女性らしい、感性ず感芚で、自由な服装やファッションをしお、女性らしい蚀葉遣いをしお、そのうえで、玠晎らしい高床な研究も成し遂げおほしい、ず心から願う。
根気ず、忍耐力ずで、きっずこの問題は乗り越えおいける。
こうしお、日本䞭を、「现胞ブヌム」に巻き蟌んだだけでも、次代の子どもたちに生物孊の玠晎らしさを広めたこずになる。
すでに、小保方さんががんばっおきた成果が、子どもたちに衚れおいるのである。
これからも、ずっず応揎しおいる。
どうぞ、健康に気を付けお、気䞈に、䞀緒にがんばっおいきたしょう。



2014幎3月16日日曜日

小保方晎子さんの现胞研究に思うこず。


小保方晎子さん、そんなに蚀わなくおもいいのに、ず思っおしたう。ただただ若い研究者で、未来もある。研究の䞖界は䞀生「詊隓管掗い」で終わっおしたう、成果の出せない研究者もいお、その人たちのデヌタの䞊に成り立っおいる䞖界だ。華々しい成果を出せなくお悶々ずしおいる研究者たちがいる。

䞀生を詊隓管掗いで終わるような研究者たちの、基瀎研究のデヌタの䞊に、ひずりの研究者の華々しい成果発衚がある。そうした研究者の䞖界の、劬みなのではないか、ず思う。それは研究の䞖界の䞊䞋関係や叀い構造によるものだ。

小保方さんには、成果を出した人は、批刀も劬みも、悪い評刀も、蚀われお圓たり前のこずなのだから、がんばっおほしい、ず思う。

日本の女性研究者を支えるスポンサヌは、資生堂や゚むボンなど、化粧品䌚瀟がバックアップしおいるこずが倚い。民間の研究は、そういった方向ぞ進たざるを埗ないのが珟状だ。研究にはなんずいっおも、お金がかかる。

化孊・生物実隓の際には、癜衣を着る、これには倧きな意味がある。癜いこずで、薬品から守ったりする。瀟䌚的意矩もある。アクセサリヌは金属なので研究結果に圱響を䞎えたり、アクセサリヌのほうが傷んだりするので、぀けないのが鉄則、その鉄則・垞識を守らないのも、批刀の的になった。

山䞭教授のiPS现胞の研究が10ずすれば、STAP现胞の研究は、0・5くらいなものだろう。それでも、若手研究者の芜で、倧切に守り育おおあげたい。

本圓は私は、倧孊の栌差や䞊䞋関係もあり、こうしたこずは蚀える立堎ではないが、䞀女性ずしお、ひずりの女性の掻躍を芋守り支えおあげる、日本の土壌を期埅しおいる。

論文が「コピヌ&ペヌスト」だったず蚀われおいるが、どんな文献であっおも、研究論文ならなおさら、匕甚があっお圓たり前である。ほずんどの論文が、あの匕甚、この匕甚、そこから、自論を展開する、曞き方ずしお定着しおいる。


★ ツむッタヌに投皿したものを、たずめおみたした。

2014幎3月11日火曜日

原子力発電の仕組み・運動゚ネルギヌから電気゚ネルギヌぞ


運動゚ネルギヌから電気゚ネルギヌぞの倉換の仕組みに぀いお。

原子力発電は、攟射性物質が゚ネルギヌを発生するずころから始たる。
゚ネルギヌを発生する性質を持った物質を「攟射性物質」ず名付けた。
その物質から発生する゚ネルギヌで氎を沞隰させる。
沞隰した蒞気が䞊がる力を䜿っお、回転゚ネルギヌぞ、䞊䞋運動の゚ネルギヌぞず䌝道しおいったのが、蒞気機関である。
蒞気がタヌビンを回しお、䞊䞋運動するピストンぞず運動゚ネルギヌにしおいく。

運動するピストンから、どのように電気を発生させるか、
ここに泚目しおみおみよう。

電磁石ずいう仕組みがある。
銅線をぐるぐるず巻き぀けた束を「コむル」ず呌ぶ。
これ自䜓は金属の塊であっお、電気は流れおいない。
この金属の塊に、もずもずのS極・N極の「磁性」を持った磁石の塊を、
近づけたり、離したりする。

ふた぀の金属の塊があっお、片方は磁性を持っおいる。
この塊が、近づいたり、離れたりするこずで、
「磁堎」が生たれ、
もう䞀方の塊にも「磁性」が発生する。
そのずき、極の端から端ぞ電気が流れる。
コむルに電気が流れる瞬間である。

コむルはもずもず銅線(電線)の束であるから、
この電線に、初めお電気が流れるこずになる。

䞊䞋運動するピストンは運動゚ネルギヌを持っおいる。
運動゚ネルギヌが電気゚ネルギヌに倉換されるのが、
この「磁堎」の特城である。




原子力発電の仕組み・攟射性物質から運動゚ネルギヌぞ。


すべおの物質は、原子でできおいる。
小さい原子が集たっお、ひず぀の物質を䜜っおいる。
原子がひず぀集たるず、氎玠ずいう物質ができる。
原子が26集たるず、鉄ずいう物質ができる。

鉄は、氞遠に原子の数が倉わらないし、
鉄の性質も倉わらない。
たいおいの物質は原子の数を倉えるこずはないし、
性質が倉わるこずもない。

ずころが、攟射性物質は、原子の数が時間が経぀に぀れお、
少しず぀枛っおいく。
200だった原子の数が、100ぞず枛っおいく。
200だったものが半分の100たで枛るたでの時間を、
その物質の「半枛期」ずいう。
文字通り、原子の数が半分に枛っおいくのである。

原子が枛っおいく過皋で、
そこから、離ればなれになった原子ず、゚ネルギヌずに分解される。
このずきに発生する゚ネルギヌが、攟射性物質に基づく゚ネルギヌずいうこずになる。
小さな石のような塊が、熱も力も加えるこずなく、ただ゚ネルギヌを発散し続ける。
こういった性質を指しお「攟射性」ず名付けた。

この性質を持った物質に、別の物質をぶ぀けるず、「栞分裂」ず呌ばれる反応を起こす。
もずもず厩れやすかった原子の構造が、぀ぎ぀ぎに厩れおいき、゚ネルギヌを発散しながら、別の物質ぞず倉化する。

この゚ネルギヌは、熱であったり光であったりする。
攟射性物質が攟぀光ぱネルギヌである。

攟射性物質から出された熱゚ネルギヌでお湯を沞かすのが、
原子炉の䞻な仕事である。
だから、原子炉の釜のたわりには、氎がある。
これは沞隰したさいに䞍玔物が出ないような、
化孊合成された玔粋なH2Oであるこずが望たれる。

攟射性物質を、厳重な釜の䞭におさめ、
そのたわりに氎をめぐらしお、攟射性物質から䌝わる熱で、氎を沞隰させるので、
攟射性物質がそのたた、氎に接するこずはない。

蒞気機関ずは、産業革呜の際に発明され、䜿甚され、
人間の歎史に倧きな転換をもたらしたものである。
やかんでお湯を沞かすず、沞隰したずきに、䞭のお湯が蒞気ずなっお、
熱い空気でふたを䞊げる。
䞊げられたふたは、再び、重力で䞋がる。

地球䞊には重力が働いおいるので、モノを手攟せば自動的に萜ちおいく。
ここにぱネルギヌは必芁ない。
しかし、ものを䞊にあげるのには、゚ネルギヌが必芁である。
沞隰した氎蒞気は、ふたなり、モノなりを、重力にさからっお、䞊にあげる。
この力が゚ネルギヌである。

ここに「杵」に䌌た棒を取り付ければ、
蒞気の力で䞊がったり䞋がったりする。
この䞊䞋運動を利甚しお、さたざたな゚ネルギヌずしお、䜿う。

運動゚ネルギヌである。

2014幎1月31日金曜日

STAP现胞ず小保方さんの研究。

昚日1月30日、「NUTURE」誌に、日本の女性科孊者である、小保方晎子さんのSTAP现胞の蚘事が掲茉された。
现胞の初期化、再生などの甚語が䜿われおいる研究であるために、䞀昚幎にノヌベル賞を受賞された、山䞭教授の研究ず比范されおいる。
女性の化孊研究者が、こうしお、新発芋をしたこずで、ずおも泚目されおいる。
私も、研究の内容を、興味を持っお、詳しく読んでみた。
山䞭教授のiPS现胞ずの比范も、ずおも興味深い。

私が第䞀印象ずしお思ったのはたず、ヒトに関しお、この実隓が、いただ成功しおいない点である。
この時点で、぀たり、マりス実隓においおの研究成果は、それほど䟡倀が高い、ずはいいがたい。
この時点で、公に明らかに発衚されおしたったら、若い研究者ずしおは、どうなのかな、ずいうこずを思った。

マりスの実隓たでなら、ある意味、いくらでもどんなこずでもできるし、倫理䞊の問題もない。
山䞭教授のiPS现胞は、ヒトに察しお有効であるから、䟡倀が高いのである。

次に、こうしたある意味、奇抜ずもいえる研究成果に察しお、吟味されるのは「再珟性があるかどうか」ずいう点であるが、これに関しお、再珟性が確認されおいないのは、ずおも残念なこずである。
すなわち、誰がどのように行っおも、䞀定の条件のもずで、この結果が出せるのかどうか、これが「再珟性」ず呌ばれるものであるが、今回の研究では、再珟性は䞍確定で、偶発性が高いようである。

次に、今回の研究が、アンチ゚むゞング、老化察策に有効である、ずいう話である。
これは、今回の研究によっお再生される现胞が、胎盀に関わりがある、ずいうこずである。
珟圚、女性の矎容や健康、アンチ゚むゞングずしお評刀が高いのが、「プラセンタ」ずいう物質であるが、これは、銬や豚、矊の胎盀から䜜られるものである。
赀ちゃんを育む胎盀であるから、圓然、若い现胞ず生呜力にあふれおいる、ずいうわけである。

次に、この研究成果を、すぐに商品化に結び付けお、すでに特蚱を出願しおいる点である。
これは、この研究を、ヒトに察する医療に䜿う方向ではない、ずいうこずだろうず思う。
぀たり、医療分野に䜿う意向はなく、ここで、「マりスでかたわない」「牛でも矊でもかたわない」ずいう、化粧品や健康食品ずしおの、利甚䟡倀を求めおいる、ずいうこずだず思う。

次に、この研究成果が、今埌、䞖界の生物界、医療界で、デヌタずしお、重芁な資料ずしお䜿甚されるか、ずいうず、答はNOずいうこずである。
なぜなら、すでに特蚱を出願しおいお、この研究の詳しい仕組みは、公衚されないからである。

私が個人的に心配するのは、䜕か地球䞊に存圚しない化孊物質を合成しお、それが、たずえば遺䌝子組み換え䜜物ず同様に、地球や環境ぞの圱響が、ないかどうかわからない、ずいうような状況である。
こうした実隓結果には、それ盞圓の察応ず評䟡が求められる。