秋の臨時国会では、9月に発足した改造内閣が万全に出発をしている。
特に楽しみなのが、将来、日本で初めての女性の内閣総理大臣になるのでは、と期待されている、小渕経済産業相である。
このところも、将来の大物感を感じさせるさまざまな話題で盛り上がっている。
これも、若手育成のひとつなのだろう、と思わされる。
議員の女性の数の枠組みを決めておく、クォーター制も期待される。
経済産業省のこれからの成功を心から念願する。
経済といえば、先日13日、ノーベル経済学賞の発表があった。
経済学賞を受賞したのは、フランスの経済学者、ジャン・ティロール氏であった。
ティロール氏の研究内容を考えてみると、これは、経済学上にとても長い間、大きな問題となっていた課題の反証を実証したことになる。
これを考えると、今後の世界経済は大きく変化することが予想される。
それは、特に、業種間における規制のちがいを、しっかりさせることである。
品種・品目ごとに、規制をそれぞれに定めることが、どうしても必要であることを立証した。
これにより、一律の消費税のパーセンテージの設定や、一律の関税の設定・撤廃が不可能になる。
今後、これらのことが不可能になる可能性がある。
これからは、ユーロ圏が、このティロール博士の理論を使って、日本とアメリカのTPPの理論を攻撃してくる可能性が、とても大きいように思う。
早めの対策を、日本の成功のために、思うところである。