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2012年夏のアジア危機について。

このところ、反政権の動きが活発なようである。
それは、以前には、反原発の動きであったが、最近、特にこの7月以降には、集団的自衛権の解釈をめぐる動きとして、反戦、反・憲法改正、という勢力になっているようである。
また、4月からの消費税増税や、経済政策にともなって、急激な円安と物価高が始まった。
この、経済をめぐる動きに関しては、損をする人と、得をする人とで、明暗がふたつに分かれているところである。
もともと、反原発も、反戦も、とても線引きがむずかしい、難題である。
それが、国民を二分する対立になってしまった。
そして、反政権の「気持ち」が強くなっている人々が多くなった。
生活に対する不満や、天災や社会事件に関する不安感が強くなり、それがそのまま政権への強い怒りとなって表れるようである。
これなら、以前の生活のほうがよかった、以前の暮らしを取り戻したい、という気持ちも強いかもしれない。

そして、何よりも「なぜ、戦争をするとかしないとかいう話になったのか」「戦争の話さえなければ、日本社会は平穏だった」という気持ちになるだろう。
憲法の改正や、解釈変更を言い出した現政権こそが、社会不安の根源だ、といわんばかりの勢いである。
いや、そういう論調なのであろうか。

しかし、そうして現政権をとても悪く思ったり、反抗したりする人たちは、この憲法改正や集団的自衛権の話の発端を、ただただ、知らない、というだけなのである。

この、話の発端を、まず現政権はしっかりと国民に説明するべきなのかもしれない。
しかし、国民の混乱やいわゆるパニック状態などを考えると、詳しい話は、説明をしないほうがよい、という考えなのかもしれない。
また、当時のメディア陣は、このときのいきさつを、詳しく知っているはずである。
2012年夏のアジア危機を知っている人たちは、そこからの流れとして、現在の集団的自衛権は、必要不可欠だと考えているだろう。
そして、現政権の方針に関して、賛成の態度をとっているし、また、現政権を支持して、これからも決心を変えないだろうと思う。

2012年の夏は、前年の2011年3月に、東日本大震災があったばかりの日本にとって、二度目の夏だった。
当時の政権は、民主党の野田内閣であった。
税・社会保障一体改革の法案は、6月の通常国会で衆議院で可決された。
そして、8月上旬に、参議院で可決された。
野田総理大臣としても、お盆休み、夏休みにはいったところだった。

ちょうどお盆、終戦記念日の当日に、中国からは尖閣諸島、韓国からは竹島問題(これは、当時の李大統領が竹島に上陸したのである)そして、北からは、ロシアが北方領土に踏み込んできたのだった。
こんなに同時に、三方から、威嚇されることがあるだろうか。
もちろんこれは、偶然ではなかった。
震災で弱った日本を侵害するための、三方向からの侵略作戦だったのである。
戦争を仕掛けようとした国々があったのである。

こうしたことが起これば、日本と条約を結んでいるアメリカが、軍を出してくる。
そんなことになれば、日本は戦場になる。
戦火の真っただ中になる。

私も、メディア陣も、野田内閣も、力を合わせてこのとき、中国、韓国、ロシア、そしてアメリカと、話し合いの交渉を進めて、なんとかこの危機的戦略状態を乗り切ったのである。

しかし、大きな震災で、さまざまな人道的支援をくれたたくさんの隣国たちも、このように、ちょっとした弱みにつけこんで、力で押してくる、これが国際情勢だとは、私も、そしてたぶん、メディアも、政府も、驚いたにちがいない。

あのとき、税の改革では、三党合意が行われた。
その関係もあって、その当時、与党ではなかった自民党も、このアジア危機には、全面的に対処したのであろうと思われる。
それが8月であったが、その後、12月には、衆議院の総選挙が行われることになった。
私の個人的考えでは、民主党は、国防という点においては、政権を担うことができない、国防をする体力がない、ということで、全面的に、伝統と実績のある自民党に政権を譲ったのだろう、と考えられる。
そして、その後2年間は、中国や韓国、ロシア、アメリカと、丁々発止のやりとりを続けながら、日本政府は日本の国土を守ってきたのである。

もしもあのとき、一触即発の状況で、一発の砲弾での鳴り響いていたら、現在の日本はなかった。
あのときからきょうまで、他国隣国に「狙われている」日本が、国防を続けてこられたのは、一歩も日本の国内に他国の軍を踏み込ませなかったのは、現政権とまたそれに力を合わせている民主党のおかげである、と私は思う。

天災や、さまざまな事件もおそろしい。
命は何よりも大切だ。
しかしその命が、戦争が起こったら一瞬で震災以上の人数も街も、焼き尽くされてしまうのである。
今、日本の国内の状況は不安と不満でいっぱいである。
それでも、私は思う、2年前のあの夏に、戦争が起こらなくてよかった。
どんなに不安でも不安でも、2年前に戦争が起こっていたことを考えると、ましなのである。
そして、現政権は、本当に国防を、がんばっているのである。

日本人はよく、「平和ぼけ」している、と言われる。
知らない間に、2年間も、守ってもらった国土なのである。
平和平和と唱える前に、他国の攻撃から、我が身を守ることを、現実的に考えるべきではないだろうか。



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雅子さまと紀子さま。

昭和天皇のご記録が出来上がり、国民にも公表された。
「謎の遊び・クロックノール」というのも、何かとてもユーモラスで楽しい。
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NHK「花子とアン」主題歌「にじいろ」感想。

表現と日本語の間。
夏休みも終盤となった。
学生の皆さまには、夏休みの宿題がまっさかり、というところである。
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正確な日本語は、5W1Hのかなった日本語であるが、これは、事実を正確に伝えるメディアやニュース番組などの、文章が一番であるように思う。

ここで、正確な日本語と、文学的表現について、具体例を示してよく考えてみたい。
NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」は、クランクアップを迎えたようであるが、放送はまだまだ続いている。
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♪ これから始まるあなたの物語
これは、「これから始まる○○の物語」となることが、正確な日本語である。
たとえば、「これから始まるウサギの物語」
「これから始まるミッキーマウスの物語」
などというように、○○には、名詞が入るべきである。
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このあたりで、文学的表現となるが、これは、「伝える」日本語としては、とてもわかりずらい。

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一行目に、「これからあなたの物語が始まりますよ」と呼びかけているにも関わらず、今度は、「道」が主語になっている。
これは、考えようによっては、一行目に「あなた」に呼びかけたので、「これから始まる道は長いですよ」と道について説明したようになっている。
しかし、一行目では道は出てこないので、「物語イコール道」と考えたほうがよいだろう。

♪ 虹色…

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