2018年12月30日日曜日

新連載・1 お料理エッセー・そら豆のひとりごと。新連載を始めるにあたってのひとりごと。


新連載・1 お料理エッセー・そら豆のひとりごと。



新連載を始めるにあたってのひとりごと。

先の連載「名作文学に読む素敵な女性たち。」のご愛読を、

今もとても感謝している。

そして、それを続けてこられたことをとても誇りに思う。

考えてみると、個人のブログで連載を持っている人は少ないかもしれない。

日々思いつくままに日記を綴るのも自由であるが、

こうして連載を持って、毎日ひとつのテーマで、あれこれと綴っていくのも、

楽しいものである。



新連載のテーマは「お料理」にしてみた。

さまざまな理由はあるが、ひとつは、女性の生き方を常に考え、

女性の生き方を楽しんでいる自分として、

長く楽しんで書いていけるテーマだと思ったからである。



「お料理」とひとことに言っても、レシピから思い出から栄養学にいたるまで、

種々の想いが広がるものだ。

もちろん、文学のなかに描かれる料理もとても興味深い。

そして、「食」「キッチン」というのは、

やはり女性として、楽しみであり、研究であり、自身の身と家族の身を養うものであり、一生を通してここから離れることはできない。



私は、生物・科学を学んだ見地からも、ときおり友達に話しても「えっ!」と驚かれるような料理もしているらしい。

つまり、科学的に進歩した証拠だから、缶詰もレトルトも化学調味料も冷凍食品も、上手に使っていけばいいではありませんか、という考えである。

また、電子レンジや各種調理器具の発達も見逃せない。

なんでも手作りがいい、という考え方ではなしに、

あるものを上手に利用して、毎日の「食」を楽しんでいけたらいいな、と思う。



また、特別な日の特別な珍しい高価な料理でなくとも、

日々、お母さんが台所で作るような、手軽で心にもおなかにもやさしい料理も、

とても大事に考えている。



そういった幅広い思いを込めて、これから「お料理エッセー」を展開していきたいと思う。