2018年12月30日日曜日

リーダー論・その3 家族という視点 2011年6月6日


リーダー論・その3



リーダーとその集団を、ひとつの「軍隊」のように例える考え方もある。



私はここで、リーダーとその集団を「家庭」に例えて考えることで、

現在のリーダーシップ論に問題提起をし、

解決を試みたい。



集団を家庭に例えると、

リーダーは父親である。

サブリーダーは母親である。

(このあたりの役の割り当ての仕方については、

サブリーダー論をごらんいただきたい)



現在、集団が抱えている問題のすべてを、

「家族」と置き換えることで、

すべての解決策が光明のように見えてくる。



「会社」という外枠を維持したいのか。

「家庭」という外枠を維持するために、家族を切り捨てるだろうか。



「社員」は、会社のためには働かない存在なのか。

給料のためにだけ働いているのだろうか。

誰もが「誇りに思える家庭」がほしい。

家庭のメンバーのために、骨身を惜しまず働くのではないか。



家庭の発展のために「お手伝い」をすることは、

小さな子どもにとって、喜びではないだろうか。



お父さんのお手伝いをしてほめられたら、もっともっと、

お手伝いをしたくなるのではないだろうか。



たくさんの集団とリーダーたちが、数々の問題を抱えている。

自分のなかにあるものでいい。

「理想の家族」と捉えなおすことで、

問題の解決を発見してほしいと思う。