少子化問題について・その2・不妊治療について。  2011年5月30日


少子化問題について・その2・不妊治療について。



少子化問題の重要な一部として、不妊治療がある。これを考える。



少子化が叫ばれ、政府も母親支援、子どもに対する支援を始めている。

しかし依然として、子宝を望んでいるのに、授からない夫婦がいる。



これについて、率直な考えをのべたい。



ひとつは、世論である。

女性雑誌が特集を組むほど、

不妊に対する関心が高い。



そして、最新の医療技術が注目され、

その技術を施してくれる病院が紹介される。

遠く足を運んで、その病院に通う夫婦もいる。



私は、子宝を授かる方法を、ある女性からアドバイスされているので、

ここでそれを書きとどめたいと思う。

なぜなら、それは、「病院へ行って、不妊治療をしてはいけない」

「病院で施される不妊治療は逆効果である」という重要なことがらを、

言っているからである。



不妊専門外来で行うことのすべては、

夫婦の間でだけ知りえている情報である。

妻の体調や周期は、夫だけが知っている、夫婦間の大切な秘密である。

これを、医師だとはいえ、ほかの人に知らせるのはいけない。

夫の、「セクシャリティ」「自尊心」を傷つける。

男性は、自尊心を傷つけられると、男性としての行為を起こせなくなる。



妻が、不妊治療専門外来に通っていることを、

誰かに知られると、

夫は、自分の男性としての能力が否定された、あるいは落第点をつけられた、

と痛感する。

妻はこれをしてはいけない。



妻が、子どもをほしがる。

これは結婚して夫婦になっている間柄であれば普通のことのように思うだろう。

しかし、妻はこれを決して口に出してはいけない。

子どもを作るためのいわば「種馬」と見なされた夫は、

人間としての自尊心を傷つけられる。



ときに、妻と、妻の母親と、あるいは夫の母親まで口を出して、

「子どもがほしい」

「孫がほしい」

「はやく生産するように」と言う。



あるいは、子宝が授かるために良いと言われる健康食品を、

妻や、夫の母親が購入してきたりする。



これらのすべてが、男性の自尊心を傷つける。

男性にとっては、自尊心がすべてである。

こういったことをすると、

夫婦間に子宝が授からないばかりか、

最終的には夫婦仲を破壊して、

夫の仕事の成績の低下にまで影響する。



不妊治療外来ですることは、

夫の能力のテストもある。

「この日」と指定されることもある。

夫婦の日程のすべてをカルテに書きこまれる。



これらのことは、一種の人権侵害である。



女性は、「赤ちゃんがほしい」という強い気持ちを持っている。

それを行動に移すことにためらいがない。

また、問題がかわいい「赤ちゃん」なので、

なにをどんなふうにほしがっても、許されるかのように思っている。



男性に対して、「思いやり」「人権保護」「自尊心の保護」をしようではないか。



世論もいけない。

メディアも、不妊治療に協力するのがよい夫であるかのように書いている。

協力するのが当たり前のように、論調を強めている。

そして、協力しない夫を責め立てたり、

あるいは、妻はそれらの世論を読んで、

「なぜうちの夫は協力してくれないのだろう」と悩んだりする。



男性陣は、専門外来における不妊治療の「不効果」のほどを、

全員が知っている。

あとは、それを、女性が知るだけである。