2014年3月2日日曜日

ロシア・ウクライナ・クリミア半島情勢について。


ウクライナの状況が、緊迫している、という話である。
新たな世界秩序、つまり、新たな東西冷戦の構図が作られた、との見方もある。
しかし、状況はそれほど深刻ではないようである。
ウクライナとロシアの国境、そして黒海をはさんだ場所に、
クリミア半島が位置している。
ウクライナ情勢はここのところ、不穏な状況のようであるが、
このクリミア半島は、先日オリンピックが開かれた、ソチのあるあたりである。
黒海のほとり、ロシアの領土にソチがあるのだが、
同じく黒海にクリミア半島があるのだ。

ロシアとしては、オリンピックのテロ対策で、
どうしてもここで、テロや争いを起こしたくなかったのだろうと思う。
それで、国を挙げて、テロ対策をしたのだろう。
ウクライナ側から、テロが入り込むような状況も想定したのだろうと思う。
オリンピックがあったので、国際社会的にも、ここにたくさんの選手や選手団、報道陣が入ってくることも、考えに入れて、強力な力をつぎ込んだのではないか、と思われる。
それらの緊張状態が、もたらした、今のウクライナ情勢なのではないかと思う。

心配なのは、パラリンピックが、これから開かれることである。
3月7日から16日まで10日間の日程なのだが、
本当に、安全な大会を開いて完了させることが、できるのだろうか。
ロシアとしては、ここで大会をやめる、とも言えないので、
軍事力をもってしても、大会を始まらせて成功させなければならないだろうが、
周辺国としても、状況を鑑みて、延期などの友好的な支援手段を、
手を差し伸べてもよいと、私は思う。



パラリンピックサイト→ http://www.jsad.or.jp/paralympic/sochi/about.html



                    わたしのおひなさま。