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NHK「マッサン」第8週「絵に描いた餅」感想。

今週の「マッサン」は、住吉酒造を退職した政春が、次の就職先を見つけられず、ウイスキー造りの夢に一歩も近づけず、足踏みしている状況の続きである。
「夢を追う」「夢を実現する」というのは、こんなにも困難が多いのだろうか。
夢が大きければ大きいほど、困難も大きく牙をむいてくるようにも感じる。
政春のところに、広島の実家から、「チチキトク」という電報が入るが、これは、母・早苗のお芝居であった。
母・早苗は、どうしても政春を実家に呼び寄せて、酒造りの跡を継がせたいようである。
また、エリーとの結婚も、いまだ反対でいて、半年もすれば熱が冷めるだろう、と期待しているくちである。

それにしても、今週のストーリー展開は、広島へと舞台が飛んで、「嫁姑問題」となり、ドラマを盛り上げるための、一週間だったように思える。
それでも、やはり、政春の目標の実現、「男のサクセスストーリー」に関しては、考えさせられる問題が、とてもたくさん描かれていたと思う。

嫁と姑の問題は、平安時代にも、清少納言が「めずらしきもの、姑に好かれる嫁」と断言していたくらいで、とてもむずかしい問題のようである。

私自身は、実体験がないので、想像してみるしかないのだが、実体験のある人にとっては、とても反響の多いシーンであるようだ。

母親の気持ちになってみれば、おなかを痛めて産んだ子どもであり、手塩にかけて育てた息子である。
その息子が、自立した証拠であるにはちがいないが、自分の力で、唐突に、「お嫁さん」を連れてくる。
これは、母にとっては、ひとつの大きな裏切りに近いものがあるのかもしれない。
また、なぜかはわからないが、母親にとっては、長男よりも、次男のほうが、すごくかわいいようである。
ずっと昔の日本やアジアの風習では、年老いた両親は、父親の面倒は長男が見る、母親の面倒は次男が見る、と決まっていたらしい。

母にとっては、父親である夫と、長男、長女、次男、次女、と、それで長い間、家庭を築いて維持してきたものが、そこへ突然、他人のお嫁さんが「家族です」として入ってくるのだから、困惑もたいへんなものだろう、と思う。
女性同志にも、小さい社会であっても、リーダー格の女性もいれば、サブリーダーとなる女性もいる。
また、現在、とても問題になっているとおり、「ママ友カースト」という人間関係の上下もある。
嫁と姑といえば、小さな社会のなかで出来上がっていたカーストのなかに、「嫁」が、突然入ってきて、居所を作る、ということであり、ボスであった姑の座をめぐって、激しい下剋上が繰り広げられる、ということだろうか。

特に、男性が女性カーストのなかで中心核となる場合も多いのかもしれない。
政春の「最愛」は誰ですか?みたいなかんじである。
これまで政春の「最愛」は、母・早苗であったのに、そこへ嫁のエリーが割り込んだ形である。

そこを、工夫する知恵はいろいろあるのだろう、と思う。
そういうことは、先達に学ぶのが一番よいのかもしれない。
ただ、エリーはこうしていた、と思うのだが、「ママはマッサンを愛している」というのである。
愛する夫を育んだ母親に対する、尊敬と愛情の思いが、いつもあるように思う。
夫を愛しているから、夫を育てた母をも愛する、というふうに自然につながっていくのではないか、と思う。

男のサクセスストーリーということで言えば、基盤となる家庭が、仲間割れをしていたり、常に争っていたりするのでは、なかなか仕事に打ち込めないのではないか、と思う。
豊臣秀吉のところでは、母親とお嫁さんが、秀吉を立派にしてあげようと、力を合わせて奔走したそうである。
嫁と姑は、真ん中にはいる男性に「どっちの味方なのよ!」と言わんばかりのところもあるのかもしれないが、嫁姑ができるだけ力を合わせて仲良くすることが、男性をサクセスに導くための、大きなエネルギーになるのではないか、と思う。

それにしても、今週の「マッサン」は、編み物好きな私としては、政春の茶色のセーターも、エリーの草色のカーディガンも、とても興味があって、どうしてもその模様編みに、目が行ってしまうのであった。
政春の着ていたセーターは、ガーンジー模様であると思う。
スコットランド地方では、ああいった模様が伝統的に編まれていたのかもしれない。
エリーが編んであげたものなのかどうか、とても気になるところであった。
愛する人のために、その人を温めるセーターを編む季節になった。
元気なドラマが、心と身体をぽかぽかにしてくれる。



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雅子さまと紀子さま。

昭和天皇のご記録が出来上がり、国民にも公表された。
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NHK「花子とアン」主題歌「にじいろ」感想。

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ここで、正確な日本語と、文学的表現について、具体例を示してよく考えてみたい。
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♪ これから始まるあなたの物語
これは、「これから始まる○○の物語」となることが、正確な日本語である。
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