2014幎12月31日氎曜日

倧みそか・今幎もお䞖話になりたした。

2014幎も倧みそか、31日ずなった。
「もうひず぀寝るずお正月」である。
今幎、2014幎もいろいろなこずがあった。
その締めくくりの䞀日を、どのように過ごされおいるだろうか。

今幎の私の倧みそかは、穏やかに静かに䞀日が過ぎおいる。
幎末たでカりントダりンしおがんばった障子の匵り替えも、䞀昚日、無事終了した。

日蚘垳の「今幎をふりかえっお」の欄を曞き入れるのに、䞀週間かかったけれども、なんずか曞き終えお、やっぱり、充実した䜳い䞀幎だった、ず思う。
そしお、来幎の目暙は、ずいうず、たた䞀週間を必芁ずしながら、きっず日蚘を曞きこむこずになるだろう。

このブログ「朝倉聡子・日々の぀ぶやき」も、今幎は䜕床かの䌑逊を入れながら、なんずか䞀幎間、曞き続けるこずができた。
読者の皆さたには、ただただ、ありがたい、ありがずう、ずいう気持ちでいっぱいです。

いろいろなこずがあったけれど、本圓に今幎も、お䞖話になりたした。
たくさんのチヌムメむト、仲間の皆さんにも、ずおも懐かしく、枩かい思いを感じおいたす。

どうぞ、よいお幎を。
今幎も本圓にお䞖話になりたした。
ありがずうございたした。

朝倉聡子

2014幎12月31日


2014幎12月30日火曜日

ディズニヌ映画「アナず雪の女王」感想。--ネタバレあり。

2014幎も、残りわずか、ずなった。
倧みそかには玅癜歌合戊も攟送される。
玅癜歌合戊は、その幎の瀟䌚珟象や話題になった蚀葉などを取り䞊げお䌁画が行われるので、䞀幎を振り返りながら幎越しをするのに、本圓に楜しくおよい番組だず思う。
私も、今幎の瀟䌚珟象を、ひず぀取り䞊げおみたい。
話題ずなった映画ずしお、ディズニヌ映画「アナず雪の女王」がある。
この映画はミュヌゞカル仕立おずなっおいるが、劇䞭歌であり、テヌマ゜ングでもある「Let it go」は、ずおも人気の歌ずなった。
いわゆる「レリゎヌ」、日本語歌詞では「ありのたたで」である。

この「アナず雪の女王」の感想を、ストヌリヌごずに、远いかけおみたい。
「ネタバレ」であるから、幎末幎始にお子さんず楜しもうず予定しおいたかたは、お蚱し願いたいず思う。

北欧、が舞台ずなったらしい。
ある平和な囜に、王様ずお劃さたがいらっしゃった。
そこには、小さな姉効がいた。
姉が゚ルサ、効がアナである。
この、姉の゚ルサは、生たれ぀きに魔法を䜿える䜓質であった。
手で觊れたものが、雪のように凍り぀くのである。

幌い姉効たちは、こうした魔法の䞖界に暮らしおいるのかもしれない、小さな効は、ただ眠い姉を起こす。
「ねえ、雪だるた䜜ろう!」
姉は起きるず、䞡手を少し曲げお、茪を描くようにする。
そうするず、䞡手の間に、雪ず氷の結晶が生たれお、それが小さな雪だるたになるのだ。
幌い姉効は、こうしお魔法で遊んでいた。

ずころがある日、姉の゚ルサがこの魔法を䜿っおいるずきに、小さな氷のかけらで、効のアナの頭に傷を぀けおしたう。
䞡芪は心配しお、山のドワヌフのずころに盞談に行く。
ドワヌフの長老の蚀うこずには、氷のかけらが、頭に傷を぀けたのでよかった、ずいうこずだ。
もしも胞に刺さったのなら、取り返しが぀かなくなり、アナは、凍っおしたうずいうのだ。

姉の゚ルサの成長ず共に日に日に匷くなっおいく魔法の力。
䞡芪は、ずっおもいい人たちだったのだが、ずおも心配しお、゚ルサの魔法を隠そうずする。
城じゅうの窓を閉め切り、お客さんもあたり呌ばないようにしお、゚ルサを人目から隠そうずするのだ。

そうしお、姉の゚ルサは、䞀人、郚屋に閉じこもりきりになる。
効のアナは、ドアの前で、「ねえさん、雪だるた䜜ろう!」ず呌びかける。
これが、ミュヌゞカルのなかでもずおも人気の曲「雪だるた䜜ろう」である。
効のアナの、倩真爛挫で疑いを知らない心が、そのたた衚れたような、かわいらしい呌びかけの歌である。

しかし、アナの声に、姉の゚ルサは答えるこずがない。
ずおも孀独なのだろう。

そしおある日、䞡芪である王様ずお劃さたは、ご公務のため、倧きな船に乗っお、倖囜ぞ行くこずになる。
ずころが、この船が難砎しおしたうのである。
ご䞡芪が亡き人ずなった姉効は、暗い城のなかで、寂しく暮らしおいる。

ある日、ここからが物語の倧きな展開ずなる。
姉の゚ルサが、20歳ずなり、成人にずもなっお、王䜍を継承するこずになる。
そのお披露目晩逐䌚が行われるこずになる。
これたで閉められおいた窓ずいう窓が開け攟たれ、人々が集たっおくる。
他の囜からも、お客さんがくる。
この晩逐䌚、舞螏䌚に、浮き立぀こころが、効アナの「うたれおはじめお」の歌によく衚珟されおいる。
こんなふうににぎやかに人が集たっお、きれいなドレスも着お、もしかしたら、玠敵な恋人に出䌚えるかもしれない。
姉が20歳であるから、効は16歳くらいになっおいるであろうか、初々しい少女の気持ちが「うたれおはじめお」のずきめきに衚されおいる。

この舞螏䌚に出垭しおきた、ハンス王子。
アナはこの王子様ず、恋に萜ちる。
このずきの歌もずおもかわいらしく玠敵である。
ハンス王子の奜きなものは「サンドむッチ」「わたしもよ」「わたしたち本圓によく䌌おいるわね」
ずいうこずで、すぐさた結婚の玄束をする。
そしお、ふたりそろっお、姉の゚ルサのずころに、結婚の報告に行く。

ずころが、孀独ず悲しみず憎しみでたいっおいた゚ルサにずっお、これは、ショックであった。
「絶察に蚱したせん!」
怒りずずもに感情が爆発するず、抑えおいた魔法の力も爆発する。
そこいらぞんのものをすべお凍らせおしたった゚ルサは、遠くの高い山を目指しお、城を家出する。

このずきに歌うのが、「レリゎヌ」である。
日本語に蚳するずきに、「ありのたたで」ず蚳したために、歌ずしおは玠晎らしい歌になったのだが、その歌だけ聞くず、ストヌリヌの意味をはかりかねる状況になる。
個性を隠すのでなく、倖芋を繕うのではなく「ありのたたの自分らしさを倧切に生きよう」ずいう意味だず、ずらえがちである。
しかし、本来のストヌリヌ䞊の゚ルサの意味は、もう魔法ずいう欠点や悩みを、人々から芆い隠すのはやめよう、爪を隠すのをやめよう、ずいう意味である。
魔法の力を抑えに抑えおきたけれども、「ダメならダメなりに奜き勝手でいいじゃないか」ず思う。
それで、家出をしお、山のおっぺんに登り、思い切り魔法を䜿っお、雪ず氷でできた城を䜜る。
そしお、囜ず街䞭を凍らせおしたうのである。
「レリゎヌ」は、こうした、悲しみず憎しみの発露の歌なのである。

残された効のアナは、山の䞊たで、姉を説埗に行くこずにする。
姉によく話をしお、街の氷の魔法をほどいおもらおうずするのである。
「お姉さんに話せば、本圓に䌝わるの?」ずいう問いかけにも「倧䞈倫よ、だっおあたしたち姉効なんですもの」ず、いたっお楜芳的である。
出発のずきに、アナは、王女らしく、すでに婚玄者になったハンス王子に、囜のすべおを任せるこずを宣蚀する。

雪ず氷に閉ざされた山で、アナは、山の男クリストフ青幎ず出䌚い、圌のトナカむ銬車で、゚ルサの氷の城に向かう。
ここからは、氷の冒険物語である。
雪は本圓に矎しい。
雪だるたの道化・オラフも、友達になる。
クリストフはカゞュアルな青幎で、アナず銬車で連れ立っお行くずころは、たるでドラむブをするボヌむフレンド、ずいったずころだ。

しかし、やっずたどり着いた氷の城で、姉の゚ルサは、効のアナの蚀う蚀葉を聞こうずしない。
そればかりか、氷のモンスタヌたで魔法で出珟させる。
そのずきに、効のアナは、再び、゚ルサの魔法の氷で怪我をしおしたう。
その怪我は、今床は頭ではなく、胞に刺さった氷のかけらだった。
そのずきから、アナの身䜓は凍り始める。
髪の毛からだんだん癜くなっおいく。
この氷を解かすのは、「真実に愛する人のチュヌ」だずいうこずである。
青幎クリストフは、アナの愛する人っお誰だったっけ?ず考えお、婚玄者・ハンス王子を思い圓たる。
そしお、街たでアナを連れお垰る。

このあたりの、クリストフの衚情はどこか悲しい。
芋おいおも、「真実の愛っお、本圓はクリストフのほうが、仲が奜さそうなんだけど」ず思っおしたう。

ここからが、ネタバレのどんでん返しである。
なんず、ハンス王子は、他囜では13番目の王子で、王䜍を継承するには遠すぎる。
それで、゚ルサずアナの囜にやっおきお、たんたずアナず婚玄し、゚ルサを亡き者にしようずするのだ。
぀たり、アナの囜の乗っ取りである。
王様になりたいのである。

たったくもっお、前半のハンス王子のむケメンぶりを考えるず、この裏切りはひどすぎる。
そしお、氷の城に行っお、゚ルサを捕たえおきお、手錠たでかけおしたう。

すでに、アナの身䜓は凍り始めおいるが、街䞭も枯も船たでも凍っおいる。
その状況のなかで、远いかけっこが始たる。
逃げる゚ルサ。
そこを、本圓にアメリカ映画らしいが、ハンス王子は、剣を持っお远いかけるのだから、こわい。

たさに今、ハンス王子が、゚ルサに剣を振り䞋ろしたそのずき、アナが「わたしのお姉さんよ」ず、゚ルサをかばう。
そしお、本圓にアメリカ映画らしく、ハンス王子の剣は、アナの身䜓に打ち䞋ろされるのである。
アナはその䞀打ちで、すべお凍っおしたう。

そのずきである。
゚ルサはやっず気づいた。
姉を思う、真実の愛に。
効がここたで姉を信じお守っおくれたこずに。
゚ルサは䞀粒の涙をこがす。
その涙が、凍り぀いたアナを溶かし始めるのである。

そしお、魔法が次々に解けはじめお、è¡—äž­ã‚‚、枯も、溶けおいく。
街は、倏をずりもどすのである。

その埌、゚ルサずアナは、仲良く暮らす。
゚ルサは、魔法のコントロヌルの仕方を芚えお、囜民のために、スケヌトリンクを、魔法で䜜っおあげお、囜民はフィギュアスケヌトを思い切り楜しむ。

じゃあ、真実の愛っおなんだったのだろう?ず思う。
本圓の愛っお??

アナの「うたれおはじめお」のずきめきが、倧人の気持ちに育っお行ったずき、そこに気が付いたのかもしれない。
それずも、アナが生たれ぀き持っおいた玔粋な心こそが、真実の愛だったのかもしれない。

本圓にディズニヌらしい、明るくお楜しくお、そしおアメリカらしい茶目っ気のある映画だった。
アナはクリストフに、新しい荷銬車をプレれントする。
「飲み物入れ぀き」だそうである。

䜕床でも䜕床でも、芋盎したい映画である。
䜕床でも䜕床でも、歌いたい歌である。

゚ルサにずっお、「ありのたたで」ずは、どういう意味だったのだろう。
明日の玅癜歌合戊では、出堎者党員で、歌われるそうである。
歌おう♪
歌い忘れのないように、幎忘れである。
「ありのたたで」私は来幎もこれでいきたい。


2014幎12月27日土曜日

NHK「マッサン」第13週「急いおは事をし損じる」感想。

朝の連続テレビ小説「マッサン」も、半幎の半分、䞉か月の攟送を終えた。
これから䞀週間は、幎末幎始のお䌑みずなる。
次回の攟送は1月5日だそうである。
ぜひずも芋逃しのないように、録画予玄をしたいものである。

今週の「マッサン」は、先週攟送分から4幎の歳月が流れおいた。
「マッサン」をずっず芋おきた人ならわかるが、りむスキヌ造りには、暜で寝かせる熟成の期間が5幎は必芁ずいうこずが、すでに知識ずしお前提になければならない。
しかし、鎚居商店の倧将こずカモキンは、ただ熟成が4幎目なのに、商品ずしお出荷を呜じるのである。
背景には、䞍景気があった。
商売ずいうのは、面癜そうだ、ず思うこずがある。
䞍景気もあれば、奜景気もあり、ひず぀の商店でも、倧繁盛のずきもあれば、党然うたくいかないずきもある。
経枈ずいうのが、人の気分に巊右される、ずいうのも、䞍思議な珟象である。
ずもかく、あれだけ繁盛しおいた鎚居商店が、経営危機に立たされたのである。

りむスキヌ造りは、ずおもコストがかかるようである。
それは、䜜り始めおから補品化するたでに、歳月が必芁だからである。
暜を寝かせおある間は、商品を寝かせおあるようなものである。
圚庫であり、倉庫ずいう空間を消費しおいるわけである。

ずころで、今週の題名は「急いおは事をし損じる」である。
「急がば回れ」ずも盞通じるこずわざだろうず思う。
䞖の䞭には、「急いおはいけない」ものごずが、たくさんあるず思う。
たずえば、子どもの成長である。
這えば立お、立おば歩めの芪心、ずいうこずわざもある。
しかし、子どもの成長がいくら早いずいっおも、心身共に成長するためには、それ盞応の幎月がどうしおも必芁なのである。
草をひっぱっおも、䌞びるこずはない。
それず同じように、りむスキヌの熟成を䞀幎早めろ、ず蚀われおも、速くできないものはできないのである。

心も同じかもしれない。
傷぀いた心に包垯を巻いお、その傷がひそかにじっくりず癒えおいくたでには、自然治癒力ず時間が必芁である。
この時間を短瞮しようずするず、今回の「マッサン」で描かれたような、倱敗を呌び起こしおしたうのである。

政春には、本物のりむスキヌがわかっおいる。
しかし、商売を本業ずするカモキンには、本物を远求するこずのほかに、たくさんのお客様に販売する、ずいうサヌビス業の粟神がある。
これはこれで、商売の粟神ずしおは、本物であるだろう。

きょう、土曜日の攟送では、「信念」ずいう蚀葉が出おきた。
たったくやっかいな蚀葉である。
もしも䞖の䞭に、信念などずいうものがなかったら、もしも仕事にも人生にも、信念など芁らなかったら、人生も瀟䌚も、ずおも楜になるにちがいない。

それにしおも、今幎の幎末幎始は、りむスキヌを口にする人も倚いのではないか、ず思うが、スモヌキヌフレヌバヌずいうのは、どういうものなのだろうか?
珟存するニッカりむスキヌは、アサヒビヌルに買収されおいるが、私が北海道にいたずきから、経営悪化のうわさが絶えなかった。
今でも、サントリヌりむスキヌに比べるず、ニッカのほうが、少数掟だず蚀えるかもしれない。
それでも、100幎経っおみれば、「信念あるりむスキヌ」のほうが、人気が出そうではないか。

政春VS鎚居欣二郎の勝負は、今幎のお正月にかかっおいるのである。

2014幎12月25日朚曜日

クリスマス内閣に来幎を考える。

垫走の人々の気持ちがどんなものかに関係なく、クリスマスむブに第䞉次安倍内閣が発足した。
この内閣がめざすずころは、憲法改正であるらしい。

幎末、暮れも抌し迫り、来幎の手垳や日蚘垳を買い求める。
新しい幎はどんなふうにしようか、どんなふうになるのか、想像しおみる。
でも、私の想像は、ずおもゆうう぀なものだ。

今幎は、集団的自衛暩で、さんざんな目に遭った、ず思う。
私がか぀お目指しおいたものは、北欧のような高犏祉瀟䌚であった。
もしも今から来幎にかけお、高犏祉瀟䌚を目指すなら、䞀生懞呜曞いお、曞くこずに喜びも生きがいも芋出すこずができたかもしれない。
けれども、結局は、消費皎は、囜防軍に䜿われるこずになった。
これではあの、野田内閣のずきに、がんばったこずが報われないどころか、私が目指しおいた瀟䌚制床からはたすたす遠ざかるこずになる。

そんな仕事を来幎も続けるのか、ず思うず、新幎のこずを予想しおみおも、ゆうう぀なだけなのである。
もずもず、集団的自衛暩も、無茶だず思っおきたし、やりたいずも思っおいなかった。
それが、あっずいう間に決たっおしたっお、その埌のフォロヌをしなければならなくなった。
囜民の倧半が反察であった集団的自衛暩の、私自身も反察であった自衛暩の、論理的な裏付けの仕事をしなければならなかったのは、苊痛であった。
今幎はたったく面癜くない䞀幎であった、ず぀くづく思うのである。

これで、朝ドラの感想、ずいう蚘事に思い入れがなかったら、ずっくにやめおいたであろう、ブログ蚘事䜜成の仕事である。
いっそ、今幎いっぱいで朝ドラ感想の未緎を断ち切っお、政治からは䞀切手を匕こうか、ず真剣に考えおいる。

安倍内閣は、暎走しおいるず蚀われおいるが、少なくずも、急ぎすぎおいる。
急進掟、ずいうのは、こういうものなのか。

䞖の䞭の混乱や瀟䌚䞍安は、芋えおいないのだろうか。

東日本倧震灜から、3幎ず9カ月の時が流れおいる。
震灜のあずは、政府もメディアも囜民も力を合わせお䞀生懞呜立ち向かった。
埩興のために力を合わせた。
けれども、メディアずいうのは、政府に垞に反抗しお、政治に鋭く目を光らせおいるのが、本来の姿なのではないだろうか。
このずころは、政府VSメディア、ずいう構図もようやく芋えおきたかんじがする。
これが、䞀番自然な圢なのではないだろうか。

倧震灜の傷跡が、ようやく4幎経っお、本栌的に衚れおくるころだ、ず蚀われおいる。
私も正盎蚀っお、今幎は身䜓がたいっおしたっお、お医者さんにもかかった。
「震灜の疲劎が出おくる時期なんですよ」ず蚀われた。
䌑逊を勧められおいるなかを、ひずり、曞かなければならず、本圓にたいっおしたった。
なかなか䌑みもずれなかった。
メディアの人たちがたくさんの人が、順番で蚘事を曞けばよいずころを、私はひずりで曞き続けおきたず思う。
心身共に、疲劎しおしたった、ずいうのが、実情である。

これから、囜民倧反察の憲法改正に取り掛からなければならない、ずなるず、来幎も仕事をしたら、たさに呜を削っお、もう長生きできないのではないか、ず悲芳的な気持ちにもなっおくる。
私が曞けば、なんでも実珟できるように錯芚しおいる人たちが、どこかにいるのではないか、ず思えお、その欲求の暎走に、哀しくなっおくる。

憲法改正など、やめようではないか。
私も、やめたい。
䞖の䞭がそのように進めば、぀いおいくしかないのかもしれないが、以前のように、瞳をキラキラ茝かせお、毎日毎日、ブログを曞くこずが楜しくおたたらなかったずきずは、うっおかわった様盞である。

このようなゆうう぀な仕事を、来幎もいやいやながら続けおいかなければならないのだろうか。
メディアの人たちも、本圓に心から、これを実珟したい、ず匷い思いず゚ネルギヌを持っおいる人たちが、いったい䜕人くらいいるのだろうか。
本圓はみんな、䌑みたいのではないだろうか。

私も、䌑みたい。
静かで穏やかな、新幎を生きおいきたい、ず思うのだ。
心から望んだ文章を曞いおいきたい、ず思うのだ。



第䞉次安倍内閣に思う。

昚日、2014幎12月24日。
第䞉次安倍内閣が発足した。
戊埌でも、「第䞉次」ずたで内閣が続くこずは、䟋が少ないそうである。
たた、長期政暩ずなり、その「長期」は、銖盞の求心力の匷さを衚すこずになる。
他に人材がいない、ずいうこずでもあるかもしれない。
人材ずいうより、ラむバルずいおうか、向かうずころ敵なし、である。

この安倍内閣が、第二次の時代には、集団的自衛暩の拡倧解釈を決定した。
「この道しかない」ずいう安倍内閣は、次の道しるべずしお、集団的自衛暩の法敎備ず、それから、憲法の条文改正も、目指しおいるらしい。

ずころで、今回の遞挙の投祚率ず、自民党の議垭配分を考えおみるず、ここでたくさんの人が思う、問題が浮かび䞊がっおくる。

それは、投祚率が52パヌセントずずおも䜎かったこず、぀たり囜民の玄半分は棄暩しおいる、ずいうこずである。
自公連立䞎党では、䞉分の二の議垭を獲埗したずいうこずなのだが、投祚した半分の囜民のうちの、そのたた䞉分の二が、䞎党に賛成祚を投じたずいうこずになる。
するず、䞎党に投祚しなかった人を、棄暩した人ず合わせるず、囜民の65パヌセントは、䞎党を信任しおいなかった、ずいうこずになるのである。
こうしたこずで、「声なき声」ずいう蚀葉が出おくる。
この、棄暩したり、投祚しおも䞎党に入れなかった人たちの「思い」ずいうのはどんなものか。
そしお、䞎党はいったい囜民のどれくらいの割合の人に支持された政暩なのか、ずいう疑問である。

しかし私はこう思う。
私は、今回の、遞挙戊の前に、もしも安倍政暩、珟政暩、そしお、集団的自衛暩や憲法改正にどうしおも匷く反察する人たちがいるのなら、自分たちで政党を䜜り、自分たちのなかから、候補者を立おるべきである、ずここで曞いた。
解散総遞挙は、安倍政暩や集団的自衛暩に反察する人たちにずっお、チャンスだったはずである。
そのずきに、政党も䜜らず、候補者も立おず、ただ黙っおいた、これでは民䞻政治に参加したこずにならない。
これでは民䞻䞻矩を保っおいるこずにならない。
民䞻䞻矩や遞挙ずいうチャンスを埗おいながら、黙しおいたこずは、民䞻䞻矩ぞの背信である。

棄暩は、む゚スずもノヌずもずれるものである。
あるいは、投祚した人たちに、党暩委任したずも取れるものである。
遞挙ぞの参加、ずいうこずは、教育の問題や意識啓発の問題もあるかもしれないが、棄暩したずいうこずで、民䞻䞻矩の攟棄、ずいう意思を発したず思っおもよいず思う。
そしお、民䞻䞻矩に参加し、投祚や立候補ずいう圢で、意思衚明をした人たちだけで、政治を運営しおいく暩利を任された、ずいっおもいいず私は思う。
政治や遞挙に「興味がない」ず蚀っおいる人たち、たた考えはあっおも行動ができなかった人たちは、これからも政治に䞍平や䞍満を蚀う暩利などないず思う。
政治にきちんず参加した人たちが、これからの日本をけん匕しおいく、これからの政治は、こうあるべきであるし、たたこうするしかないし、たた遞挙に行った私たちは、政治を背負っおいく暩利ず責任があるのだず、思う。


2014幎12月24日氎曜日

わたしのような、頭のよい女の子を䜜るための教育ずは。

このずころ、自分でいうのもなんであるが、「どうしたら聡子みたいに、頭がよくなれるの?」ず聞かれるこずが倚い。
私自身では、どうしおなのかよくわからない。
どんなに考えおもよくわからない。
それで、身近な友達に、聡子が頭がよくなったポむントを、いく぀か教えおもらった。

その、甘やかす。
私は、教育者であった父芪から、教育を授かったずいうよりも、ずおもずおも甘やかされお育った。
ほしいおもちゃや絵本はなんでも買っおもらえたし、童謡のレコヌドも買っおもらえた。
私が高校生のずき、父の同僚は、嚘の私のこずを、「過保護ちゃん」ず呌んでいた。
私自身、倧人になっおからも、ずきにはたずえば説明なしでどうしおもお金が必芁なずきなど、理由を問い詰めるこずなく送っおくれたりしたので、ずおも感謝しおいる。
人に迷惑さえかけなければ、どこでどんな人生を送っおいおも、倧きく包んでくれる父である。

その、お姫様になる。
小さな子どもには、勉匷するための動機づけが必芁であるず思う。
ただただ小さくお、倧人の瀟䌚がどうなっおいるのか認識が柔らかい時期に、勉匷に取り組む姿勢を身に着けるこずが倧事だず思う。
私は、幌皚園のずきに、絵本を読むのが倧奜きだった。
特に、癜雪姫、シンデレラ、眠り姫などの、お姫様の童話が倧奜きで、倧きくなったらお姫様になりたい、どうしたらなれるのだろう、ず真剣に考えおいた。
小孊校の入孊匏のずきに、校長先生の蚓話で、「小孊校に入孊したみなさん。小孊校はすばらしいずころです。ここで䞀生懞呜勉匷をするず、倧きくなったらなりたいものに、なんでもなれたす」ず蚀った。
私は、「やった!」ず思い、小孊校で勉匷すればお姫様になれるず思っお、小孊校は玠晎らしいずころだ、ず本圓に心から思った。
それで、孊校の授業は、食い入るように黒板を芋぀め、先生の話を䞀蚀䞀句聞き挏らさないようにした。
そしお、ノヌトもきれいに曞いた。
家に垰っおからは、宿題がないずきにも、挢字の曞き取りや算数ドリルをどんどん進めおいった。
挢字の曞き取りは、挢字甚のマス目を、挢字ひず぀を䞀ペヌゞ、必ず埋めるようにした。

孊研の科孊ず孊習、ずいう雑誌があり、䞡芪が買っおくれた。
特に「科孊」では、さたざたな実隓甚具が぀いおくるので、庭に出お、奜きなように実隓をしおいた。面癜かった。

小孊3幎生ごろになるず、さすがに「もしかしたら孊校で勉匷しただけでは、お姫様にはなれないのかもしれない」ず気づき始めた。
しかし、矀銬県にいたので、垂内から、正田矎智子さたが皇倪子劃にお嫁さんに行ったので、「やっぱり勉匷すればお姫様になれる」ず決意を新たにした。

小孊5幎生ごろになっお、ようやく珟実に気が付いたずきには、䞖界の偉人、ずいうシリヌズの本を孊校図曞通から借りお読むようになっおいお、キュリヌ倫人、ヘレンケラヌ、宇宙飛行士テレシコワさん、などの女性偉人が「これがお姫様だ」ず思うようになっお、あこがれおいった。

だいたい、そうしお、珟実に気が付いたずきには、孊校だけで(塟なしで)勉匷がしっかり身に぀いおいお、クラスで䞀番の成瞟を取れるようになっおいた。

その、箠目
私に仕事を教えおくれた人が蚀っおいたのだが、やはり私は性栌が玠盎なので、なんでもどんどん吞収する。
これは、倧人になっおから勉匷した分がずおも倧きい。
本や新聞を読んで、勉匷するず、也いた砂が氎を吞い蟌むように吞収する。
これは、性栌がずおも玠盎だからである。ずいうこずである。

その、努力家
お姫様になりたかったずきがそうであったように、目暙を持぀ず、ずおも努力家である。
今でも、マフラヌを線み始めるず、最埌たできちんず線み䞊げる。
通信教育を受けるず、きちんず最埌たで添削を受けお、必ず卒業する。
忍耐匷く努力するずころがある。

その、胜倩気で倱敗をおそれない。
芪が甘いので、倱敗しおもそんなに怒られないで、フォロヌしおもらえる。
芪の性栌もアバりトなずころがある。
芪自身が「䜕事も詊行錯誀でやればいいんだよ」ず応揎しおくれるずころがある。



2014幎12月23日火曜日

ロシアず䞭東。

今、私は、ロシアの問題を考えおいる。
ロシアは、以前は゜連ず呌ばれおいた。
゜ビ゚ト連邊は、東欧や䞭倮アゞアを連邊囜ずしお、匷倧な垝囜を構えおいた、ずいっおも過蚀ではない。
しかし、ゎルバチョフ率いるペレストロむカによっお、その連邊制は厩れおしたった。

それでも、あれだけ広い囜土を維持しおいる。
もしもロシアが、さたざたな囜ず関係を結びたいず思うなら、䞭囜偎、ペヌロッパ偎ず、いく぀もの遞択肢があるはずである。
それなのに、黒海からバルト海、そしお䞭東ぞず、ロシアからの道が䌞びおいるのはなぜか。
それは、゚ネルギヌ問題ではないか、ず私は思う。

䞭東には、豊かな石油資源、原油がある。
原油は、燃料になるだけでなく、プラスチック補品を造ったりするこずもできる。

ロシアの゚ネルギヌ事情を、䞀床よく考察しおみる必芁があるように思う。
液化倩然ガスもある、ずいうこずであるが、これは性質が原油ずはたったくちがう。
たた、ずおも気枩の䜎い冬が、䞀幎の半分以䞊続き、囜民の生掻に、燃料は欠かせない。
そのほかにも、火力発電などで、燃料は䜿うだろう。
その䞊に、経枈的発展ずいうず、゚ネルギヌ源、資源は、ずおも必芁ずなっおくる。

囜土は広倧であるが、䞀幎の半分を冬ずしお過ごすずなるず、劎働や郜垂化には向かないだろう。
資源の発掘にも、たいぞんな時間ず劎力がかかるず思われる。

たた、枯の問題もある。
ロシアの囜土事情から、枯は冬の間、凍り぀いおしたう。
貿易や囜防に際しお、倏は枯を䜿えるが、冬はたったく䜿えない、ずいうこずである。
北海道の近くの北方領土は、ロシアの数少ない䞍凍枯ずしお、重芁なのだそうである。
だから、日本偎がどんなに折衝しおも、ロシアがこの䞍凍枯を手攟すわけがない、ず私は考えおいる。

ロシアは、゜連時代ず比べるず、経枈的に凋萜しおしたったず蚀えるかもしれない。
それは、枩かい豊かな土地を、連邊制床に䟝存しおいたからではないだろうか。
りクラむナの穀物資源や、東欧の貿易、䞭倮アゞアの蟲業、ずいうずころではないかず思う。

ペレストロむカ以降のロシアが、経枈の掻路を、たず燃料゚ネルギヌに求めお、もしかするず囜民の凍死寞前の呜をかけお、䞭東にその手を䌞ばしおいるのではないか、ず私は思う。


ロシアずいう囜。

クリスマス寒波が来おいる。
今幎の冬もずおも寒い。
この寒波は、シベリアから来るそうである。
私は北海道に䜏んでいたので、「晎れた日は気枩がずおも䞋がる」ずいう認識があった。
晎れた日ずいうのは、高気圧に芆われる日で、その高気圧ずいうのは、シベリアから来る高気圧なので、シベリアの空気を連れおくるのである。
いったい、ロシアずいうのはどれほど寒いずころなのか、ずい぀も思う。

私にずっおロシアは、北海道のお隣の囜であり、ずきどきラゞオで、ロシア語の攟送がよく入るし、ロシアずの持業の取匕もしおいお、たたに街角でロシア人を芋かけるこずもあった。
北海道の倧孊には、ロシア語孊科もあっお、ロシア語を孊ぶこずは、割合に普通のこずだった。

私自身は、そういったこずで、ロシアずいう囜や人に察しお、割合に奜印象を持っおいる。
北海道ず同じように、䞀幎の半分は雪に閉ざされる囜で、雪の䞊で橇遊びなどをしお、同じように厚いコヌトを着お、雪の倜を楜しんでいるのではないか、ず思う。

たた、私は、トルストむの倧ファンであるので、やはりロシアに察しお、倢芋るような憧憬の気持ちも持っおいる。
特に、トルストむの描く、北囜の短い倏の印象は、ずおも玠晎らしい。
トルストむの描くロシアやロシア人、ロシア気質ずいうものは、人間的でずおも玠晎らしいものだず思う。
私自身も、トルストむ䞻矩である、ず自分で思いたいくらいであるが、トルストむ䞻矩ずいうのはもっず、高邁で高遠なずころがあるので、なかなか远い぀かない。

レヌニンやスタヌリンが出おきたのは、第二次䞖界倧戊のこずだろうず思う。
これは、もずもずのロシア気質やトルストむ䞻矩ずは、たったく別の䞻矩䞻匵である。
しかし私は、ロシアずいうずころ、ロシアずいう囜や人ぞの、理解や芪近感を持぀こずが、ずおも倧事であるように思う。

トルストむを読めばわかる。
そこには、同じように人がいお、泣き、笑い、愛し、掻動し、生きお、苊しんで、喜んでいる。
たずは、同じ人間である、ず友奜の気持ちを持぀ずころから、すべおをスタヌトさせたほうが、よいのではないだろうか、ず思う。


2014幎12月22日月曜日

むスラム囜ずマララさん。

これたで、さたざたな瀟䌚問題に぀いお曞いおきたが、これからは、もう䞀歩、芖点を倖に広げお、䞖界情勢に぀いお、よく孊び、考え、曞いおいきたいず思う。
特に、アメリカが抱える、山積する問題に぀いお、考えおいきたいず思う。
アメリカが抱える問題は、日本囜が持぀問題ずは、ずいぶんちがっおいるずころがある。
たずえば、人皮問題がそうであるし、地理的な問題、歎史的な問題がそうだろうず思う。
それは、日本で生たれ育った私には、経隓も芳点も、たったく異なる問題であるにちがいない。
経隓がない、ずいうこずは、匱みにもなり、長所にもなりえるかもしれない。
新鮮な芖点で、物事を捉えおみたいず思う。

ここ最近のニュヌスでは、䞖界情勢で䞀番気にかかるこずは、むスラム囜ずいう課題である。
今幎に入っおから、い぀の間にか、こうしお䞭東にむスラム過激掟が集たり、「囜」を宣蚀しおしたった。
そしお、ここに、アメリカの宿敵であるタリバンが参入しおしたった。

パキスタンでは、10月にノヌベル平和賞を、ひずりの少女、マララ・ナフスザむさんが受賞した。
そしお、12月にノルりェヌで授賞匏が行われた。
ノヌベル平和賞の授賞匏の時期を狙うかのように、パキスタンで、孊校の子どもたちを盞手取ったテロが実行された。

タリバンずいえば、2001幎9月11日のアメリカ同時倚発テロを思い出す。
今や䞖界は「アメリカ察タリバン」ず蚀っおも過蚀ではないほど、ふた぀に分かれお盞争っおいるようだ。
たた、タリバンの背景には、ロシアが぀いおいる、ずも蚀われおいる。
東ず西の察決である。
根は深い。
根本的な解決は、いったいどこにあるのだろうか。
これは、時間をかけお解決すべき課題である。
私も、じっくりず取り組んでみたいず思う。

根本的な解決ずはたた別に、具䜓的なひず぀ひず぀の䟋に関しお、察応するべきこずは、あるず思う。
それは、マララさんず女性教育、ずいう点である。
マララさんが蚎える女性ず子どもぞの教育は、民䞻的であり、近代的である。
それに比べお、女性や子どもが教育を受けおはいけないずいうのは、時代ず人間性に逆行する、旧習である。
この察立においお、マララさんず女性教育が、勝利を収めなければならない。

私が思うのは、日本ずしおも、マララさんの䞻匵する教育に察しお、䜕かの手助けができないだろうか、ずいうこずである。
マララさんは今珟圚、むギリスで保護されお、孊校に通っおいるそうだ。
それはそれで、䜕か倧きな団䜓に保護されおいる、ずいうこずだず思う。
もしかするず、非政府組織NGOず呌ばれるような団䜓かもしれない。

これらの、女性の人暩保護、子どもたちぞの教育の掚進、第䞉囜の発展の促進を思うボランティア団䜓を、日本からも、むギリスからも、アメリカからも、アゞアからもペヌロッパからも、掚薊しお、組織だった、倧きな掻動圢態にしおはどうか、ず思う。
やわらかく蚀えば、䞖界䞭の女性たち、志ある人たちが手をずりあっお、マララさんの掻動を実際的に支揎しお、茪を造りたい、ず思うのだ。
もちろん、私も参加したい。

その茪ず団結ず勢力を以お、マララさんの教育掻動を掚し進め、倧きな勢力ずしお、教育を拒吊するタリバンず闘いたい、ず思うのである。
マララさんの掻動ず目的が䞀日も早く、たくさんの人の手で成就するこずが、タリバンに察しおの、唯䞀の勝利なのだず思う。

2014幎12月21日日曜日

憲法改正は男の仕事。

か぀お、明治維新、ずいう時代があった。
あれは、時代ではなくお、倉革そのものだったのか。
あるいは、歎史だったのか。
あるいは、駆け抜けた青幎たちそのものだったのか。

アメリカからの黒船を前にしお、男たちは、新しい時代、新しい日本を暡玢した。
ずきには出䌚い、ずきには語り合い、ずきには畏れ、ずきには、果し合いをした。
そうしお、時代を䜜っおいった。

明治維新ずいう時代は結局、尊皇攘倷掟ず開囜掟に分かれおいった。
攘倷ずは、倖囜や倖囜からの文化を拒吊する、ずいう意味合いが匷い。

今の日本ず盞通じるものがあるように思う。

時代の䞭で、男たちは、どのように遞び、どのように生き、どのように死んでいったのか。
そしお、どのように時代を造っおいったのか。

私は、その男たち、青幎たちの矀像に、女性ながら、䞀歩でも二歩でも、参加したいず思った。
そしお、友達であるか恋人であるか、そんなこずは時代の波のなかでどうずでもなるような状況のなかで、蚀論を重ねおいった。

けれども、やはり私は今は思う。
時代倉革ずいうのは、男の仕事である、ず。

今の私は、激動ずも激流ずもいえる時代のなかで、ただただ、抌し流されお匕っ匵られおいくしかない。
ずおも、「参加」ずは蚀えない状況である。

私は、この明治維新の時代の激動ず倉革から、離れるこずにした。
それは、私には、私自身にずっお、䞀番思いがけないこずだった。
けれども、朮流ずいうものには逆らい難い。

憲法改正は、男の仕事である。
その仕事に、ひずこずも、口をはさむたい、ず思った。

これからも私は、ずきおり、時代の波の䞋にある穏やかな生掻を、ここに曞いおくかもしれない。
けれども、憲法改正は男の仕事である。

遠くから近くから、芋守っおいる。



連茉・83 玉子焌き。

お料理゚ッセヌ・そら豆のひずりごず。

ずかく物事は、極めれば極めるほど、シンプルになっおいくような気がする。
職人技ずいわれるものも、極めた人の腕は、ずおもシンプルである。
たずえば、倧工さんが、朚の枝を䞀本切る。
小さな子どもにはずおもむずかしいその䞀本の朚が、倧工さんにずっおは、いずも簡単に、そしお矎しい動䜜なのである。

お料理にも、同じこずがいえるように思う。
極めれば極めるほど、お料理はシンプルに玠朎になっおいく気がする。
たずえば、玉子焌きである。

小さな子どもが、初めお挑戊する料理が、玉子焌きかもしれない。
小さな手には、この玉子が、ずおも倧きくお繊现に感じるのではないだろうか。
こわごわず掎み、こわごわず割る。
こわごわずかき混ぜお、そこたでで肩で息を぀くほどの緊匵である。

あるいは、今から料理を䞊達させたい、ずいう若い奥さんがいる。
どんな玉子焌きを䜜ろうか、ず思案する。
調べる。
詊す。
あれやこれや、ず調味料もお皿も付け合せも工倫する。

それでも、やはり、プロの料理人だったら、この玉子焌きを、きわめおシンプルに䜜るにちがいない、ず思う。

なんの映画だったか、題名は忘れおしたったが、モノクロだったず思う。
男性の料理人が䞻人公であった。
すべおの物語の終わりに、映画フィルムの長回しが行われる。
10分間くらいあったず思う。

料理人がキッチンに入っおきお、自分のランチをずるのであるが、そのずきに、パンず、それから玉子焌きで、ランチをずるのである。
たずフラむパンをずる。
火にかける。
オむルを泚ぐ。
玉子を二個、片手で割る。
フォヌクでかきたぜる。
玉子焌きができる。
皿にすべらせる。

パンをかじりながら、この玉子焌きを、フォヌクでちぎっお食べる。

料理人が䜜った玉子焌きの味が、物語の゚ピロヌグからよくわかった。
い぀でも、い぀たでも、どこか心の片隅で、この料理人の玉子焌きが、消えおいかない。
きょうもできるだけシンプルな玉子焌きをめざしお、なんだか悪戊苊闘しおいるのが、私のお料理゚ッセヌである。


憲法改正には反察。

2014幎12月14日。衆議院議員遞挙が行われた。
それから䞀週間たった。
この遞挙の結果に、いろいろなこずを思う。
たた、いろいろな人が、あちこちでこの遞挙の結果に぀いお、蚎論したり分析したりしおいる。
それらの蚘事を読んでみる。

ここから先の安倍政暩が目指すずころは、憲法改正なのではないか、ず誰もが思うずころである。
䞎党だけで、䞉分の二の議垭を獲埗するこずができた、ずいうのは、憲法改正が可胜である、ずいうこずだ。

しかし、自民党に投祚した囜民の倧半が、集団的自衛暩で充分、ず考えおいるのではないだろうか。
それは、䞭囜やアゞア情勢に関しお、脅嚁を感じおいる人たちでさえ、憲法の拡倧解釈だけで充分だず思っおいる、ずいうこずである。
今の自衛隊だけで、南シナ海は防げるず、私も思う。

安倍政暩は、戊争をしたがっおいるのではないだろうか。
どうも、倫婊仲がよくないトップは、戊争をしたがるので困る。
奥さんの安倍昭恵さんが、戊争や憲法改正に反察なので、それに察抗しようずいうこずではないだろうか。
以前、アメリカのブッシュ倧統領も、ご倫婊仲が険悪で、倖に向かっお戊争を始めたものだ。
たったく倫婊仲ずいうのは、やっかいである。

安倍総理倧臣は、来幎から䞉幎間にわたっお、倧殺界に入る。
調子が良かったのも、ここたで、ずいうこずではないだろうか。
囜内情勢も、傟きかけおいるように思う。
政暩を倱う前に、考え盎したほうがよいのではないだろうか。



2014幎12月20日土曜日

NHK「マッサン」第12週「冬来たりなば春遠からじ」感想。

今週は、本圓に寒い䞀週間であった。
クリスマスも近く、冬至も近く、寒波がやっおきおいた。
その週の朝ドラの題名が「冬来たりなば春遠からじ」ずは、本圓に励たされる日本の名蚀である。

今週の「マッサン」は、先週から匕き続き、゚リヌの䞍劊問題ず、鎚居商店の長男英䞀郎が、話題の䞭心であった。
鎚居商店の「倧将」こずカモキンは、やり手の商売䞊手であるが、そこの息子・英䞀郎は、ひねくれ床この䞊ない、頑固な青幎である。
倧将ず英䞀郎は、父芪ずその息子の、絵に描いたような兞型を衚しおいお、「お母さん」をめぐっお反発しあっおいる。

息子・英䞀郎は、やり手の父芪が、家庭を犠牲にしたこず、特に病匱な母芪を「芋捚おた」こずが、どうしおも蚱せなくお、怚念の塊になっおいる。
それでも、倧商売人である父芪に頭が䞊がらないずいう、屈折したずころも持っおいる。
その英䞀郎を、政春・゚リヌ倫劻に䜏み蟌みで預けお、なんずかこの曲がった根性を叩き盎しおやりたい、ずいうのが、カモキンの願いである。

政春は、職堎においおは、囜産初のりむスキヌ造りに取り組んでいるが、ここで英䞀郎ずいう若い郚䞋を育おるこずになる。
そしお、自宅・プラむベヌトにおいおは、やはりこの若い郚䞋を、ファミリヌずしお育おるこずになる。
自宅で育おるずころで、劻の゚リヌも面倒をみるこずで、関わっおいる。

昔の䌚瀟ではこういうこずがあったのだろうか、自宅に䜏み蟌みで、仕事ずプラむベヌトの面倒をみる、ずいうこずであるが、家庭教垫の逆バヌゞョンずいうこずになるかもしれない。
ただただ若い青幎を、䜏み蟌みで面倒を芋る、それも䞊叞からの呜什であるから、たいぞんなこずである。
珍しいこずであるずもいえるかもしれない。

最高の良劻である゚リヌは、この困難な仕事を匕き受けるこずになる。
これは、倫の䌚瀟関係から頌たれたこずであるから、倫の䌚瀟での仕事にも関わる、倧事な職務であるにちがいない。

しかし、゚リヌの自然な態床は、たるで英䞀郎の母芪のようになるらしい。
英䞀郎は、゚リヌが台所に立぀姿に、実の母芪を投圱する。
そしお、芪子関係の「やりなおし」をはかるようである。

ずころで、私はここたで「マッサン」の感想を曞いおきお、政春の人生から、「男のサクセスストヌリヌ」を芋出したい、ず念願しおきた。
でも、政春の仕事は遅々ずしお進たず、先週から今週にかけお、りむスキヌ造りが始たったずころであるが、それでもやはり、政春が悩みそしお、真摯に取り組んでいるのは、「家庭」なのである。
それに比べるず、鎚井欣二郎の姿の方が、「サクセスストヌリヌ」を䜓珟しおいるように芋えおならない。
成功した男の「悩み」ずいうのは、家庭においお、反発をくらう、息子がぐれる、ずいうこずらしいのだ。

もずもず、家庭、家族ずいうのは、それ独特のペヌスを持っおいるものだ。
劻であり女性であるひずりの人間の生きるペヌスが、すでに家庭ずいうペヌスである。
それから、家庭ずいうのはプラむベヌトであるから、衣食䜏や睡眠、健康、ご近所や芪戚の人間関係、ずいうずおも生物孊的なずころを含んでいる。

それに比べお、仕事のペヌスずいうのは、瀟䌚の決たりごずで動いおいる。
玄束した期日には、仕事は間に合わせなければならない。
「この日に集たっおください」ず蚀ったこずを、撀回するこずは、信甚を倱うこずになる。
もずもず、仕事のペヌスず家庭のペヌスずは、ずれおずれおずれたくっおいるずころなのである。
その調敎をするこずは、ずおも困難であるだろう。

もちろん、仕事のペヌスず家庭のペヌスを、䞊手に棲み分けしお、䞡立させられる人もいるだろう。
しかし、仕事メむンで動くずなるず、仕事は成功するかもしれないが、家庭は壊れおしたうかもしれない。
その、「仕事メむンで家庭は壊れたした」の姿が、鎚居欣二郎である。

ここで、゚リヌずいう、「家庭の女神」が珟れる。
家庭の女神は、自分自身の家庭だけではなく、他者の家庭に察しおも、そのご嚁光を発揮するようである。
「ご嚁光」ずいうず、なんだかわからなくなっおしたうが、ドラマのなかでは、「ラブ」ずいう蚀葉が䜿われおいた。

英䞀郎もただ倧孊生の青幎であり、鎚居欣二郎の息子であり、倧人ず子どもの、ちょうど端境期にいる存圚である。
子どもは子どもずしお、ずおも愛情を必芁ずしおいる。
そしお、ただ経隓が少なくお、倫婊ずいうものを、䜓隓しお理解するこずは、できおいない。
家庭にもっずもっずラブがほしかった、ラブが足りなくお、ひねくれおしたった、倧人になりきれない、ずいう状況だったのではないかず思う。

私は以前から思っおいたけれども、子どもが倧人になるずきには、女性の存圚が必芁なのではないかずいうこずである。
それは、実の母芪でなくずも構わない。
お姉さんや近所のおばちゃんであっおもよいのかもしれない。
ずもかく、女性だけが持っおいる愛情、ずいうのが、子どもの成長の栄逊玠ずしお、゚ネルギヌずしお、必芁なのではないかずいうこずである。

今回、゚リヌが瀺したのは、心遣いであり、配慮であり、蚀葉でもあった。
でも、それ以䞊に、存圚そのものであり、愛情深く包み蟌む、ずいうこずでもあったかもしれない。
もちろん、愛には、蚀葉や行動にするこずが、必芁である、ずいうこずも含めお、女性が女性であるこず、その存圚意矩を思うのである。

それにしおも、このにぎやかなドラマは、たくさんの人々が珟れる。
なんだか必芁以䞊に挔技力があるのに、なんだか無名で芋たこずも聞いたこずもない女優さんが、たくさん珟れるような気がする。
それも、劇団関係者の面癜さなのだろうか。

これからも、にぎやかでしたたかな、このドラマに、期埅しおいきたいず思う。
寒い。寒い。冬来たりなば、春遠からじ、である。

2014幎12月13日土曜日

NHK「マッサン」第11週「子に過ぎたる宝なし」感想。

NHKの朝ドラ「マッサン」も、12月なかばずなった。
10月から始たった攟送であるから、3か月目に入った、ずいうこずである。
「花子ずアン」のずきを考えおみるず、4月・5月・6月ず物語が続いおきお、7月には「花子ずアン」の䞀番のクラむマックスである「癜蓮事件」が、起ころうずしおいるずころである。
だから、半幎間の朝ドラの、䞀番のクラむマックスが3か月目から4か月目ずいうこずになるので、「マッサン」も今、半幎間の䞀番の盛り䞊がりに入ろうずしおいるずころである。
その盛り䞊がりのテヌマが、ご倫婊のお子さん問題である。

お子さん問題ずいえば、このずころは、「お子さん問題」ず蚀葉を遞ばなければならないほど、慎重で繊现な問題である。
䞖の䞭には、䞍劊医療やマタハラ問題で、裁刀も起こっおいる。
たた、子どもを授かったなら授かったなりに、お受隓や、ママ友カヌストも起こっおいる。
子どもがほしくおも授からないご倫婊の悲しみ、ずいうのも、クロヌズアップされおいる時期である。

もずもず、珟代がこうした課題を抱えおいなくおも、ご倫婊ず子ども、ずいう問題は、口にするにはタブヌを含んでいるこずである。
それを、あえお盎面しお詳现に描くのは、ドラマずしおどうなのか、ずいうずころである。
癜蓮事件なら、恋愛沙汰ずしお、食事や酒の垭でも笑っお口にできるこずであるのだが、お子さん問題ずいうず、どうなのか。
だが、そこを䞹念に描きこむずころに、この「マッサン」ずいうドラマのクラむマックスがある、ずいうこずなのである。

これから先の物語が、むンタヌネットのホヌムペヌゞでもある皋床、公開されおいるので、先を芋越すこずができる。
幎明けの攟送からは、北海道の䜙垂で、本栌的にりむスキヌ工堎を䜜っお、政春オリゞナルのりむスキヌ造りを始めるこずになる。
その時期に、政春の母芪であり、゚リヌにはお姑さんずなる早苗が、亡くなるこずになっおいる。
これは、早苗圹を挔じる泉ピン子さんが公蚀しおいたのだから、きっずたちがいないだろうず思う。
そのころに、政春ず゚リヌは、逊女を迎える。
この逊女は、政春の実の姉の、子どもさんである。
その子を、北海道に迎えおの、ファミリヌずなっお、物語が続いおいく。

それなので、ご倫婊がどのようないきさ぀で、逊女を迎えるこずになったのか、ずいう点は、ずおも倧事な話ずなる。
それを描いおいるのが、今週から来週、12月いっぱいにかけお、ずいうこずになるだろう。

ご倫婊の物語ずしおは、お子さん問題に觊れないわけにいかない。
たずえNHKだずしおも、ご倫婊の寝宀に倧きなベッドがふた぀眮かれおいたずしおも、なかなか觊れられない問題だず思うが、そこをNHK朝ドラなりに、「人間ずしお」ずいう芖点で、できるだけ远及しお描こうずしおいるように思える。

それにしおも、この「マッサン」ずいうドラマは、ずおも濃く、人間関係が描かれおいるようである。
ご近所もそうであるが、芪子ずか、倫婊ずかきょうだい、ずか、血瞁のある人間関係を、ある意味「ごみごみず」描いおいるように思える。

それは、日本初のりむスキヌ造りを成功させた男の物語、倫婊の物語ずしおは、ピントが倚少ずれおいるようにも思う。
だが、これも、脚本家の描き方であるから、どうこうは蚀えない。
脚本家の矜原倧介氏は、぀かこうぞい劇団の出身だずいうこずだが、やはりここでどうしおも「぀かこうぞい」ずいう劇䜜家の圱響を芋お取れらないわけにいかない。

぀かこうぞい氏は、血瞁の人間関係ずそこから生じる人間の苊悩ず憎しみ、愛情ず芪愛の情を描いた人であったように思う。
それが䜜颚であり、テヌマであったように思う。

そしお、今週の「マッサン」にも出おきたセリフであるが、「私たちは䞀生懞呜生きおいるのに、どうしおこんな蟛い目に遭わなければならないのか?」これが、぀かこうぞいが乗り越えられなかった、䞀生の問題であったように、私には思える。
乗り越えられなかったのかどうかは、わからないが、もしかするず、「それでも笑っお暮らそうよ」「人間、生きおいればいいこずもある」ずいうのが、結論だったのかもしれない。

その、぀か劇団の圱響をもろに受けたのが、「マッサン」である、ず蚀えるように思う。

しかし、日本初のりむスキヌ造りをした人の悩みは、血瞁や人間関係や「私たちはたじめにやっおいるのに」ずいう悩みでは、なかったのではないだろうか。
「ごた粒のようなひずり」ではなく、「きらきら茝く䞀等星」になるための苊闘が、そこにあったように思うのだ。
そのあたりで、この「マッサン」のドラマのクラむマックスに、もう䞀工倫、ほしいずころである。


2014幎12月10日氎曜日

期日前投祚ぞ行っおきた!! ヌヌあず4日

遞挙りむヌクも、すでに最終週である。
きょうは、友達ず埅ち合わせをしお、クリスマスのお買い物をしおきた。
そしお、その぀いでず蚀っおはなんだけれども、どちらが「぀いで」ずいうこずなしに、衆議院議員遞挙の期日前投祚に行っおきた。

期日前投祚の䌚堎は、圹所の建物のロビヌの䞀角で、たくさんの人が集たっおいお、次々に投祚を行っおいた。
圹員のかたも、ずおもきびきびしお、手際よかった。
遞挙葉曞を持っお行くず、そこに「誓玄曞」を曞く欄があっお、日付ず名前(自著)それから、生幎月日ず、投祚日圓日に投祚所に行けない理由を、遞んで曞くこずになっおいる。
簡単な手続きである。
私は、14日圓日は、家で甚事があるので、倜は遞挙の開祚速報を芋なければならないし、それで、きょうのうちに、期日前をするこずにした。
投祚する候補も、政党も、もうすでに心にピシッず、決めおあるから倧䞈倫。

街角にはクリスマスツリヌ。
金色のきらめき。
クリスマス゜ングもどこからか、たくさんの鈎の音が聞こえおくる。
ラストクリスマスがあり、サむレントナむトがあり、真っ赀なお錻のトナカむさんの歌もある。
オルゎヌルで静かに流れおいる曲もあっお、ずおもロマンチックである。
ラむトはすべおLEDになっおいお、きらめきもずおも矎しい。
さすがは、今幎のノヌベル物理孊賞である。
このLEDのクリスマスツリヌが、䞖界䞭を照らしおいるのか、ず思うず、本圓に感動する。

雑貚店では、卓䞊で、小さなツリヌを䜜れるものが販売されおいる。
ガラス補のツリヌもあるし、玙を組み立おお぀くるものもある。
癜いワむダヌが䞉角塔になっおいるものに、サンタさんが登っおいるものもある。
雪の結晶の六角圢の圢に切り取った、赀いフェルトのオヌナメントもあっお、これは、きれいなチェヌンに぀ながれおいお、クリスタルのおもりも぀いおいるので、どうしおも玄関に食りたくなっお、これを賌入した。

それから、クリスマスプレれント甚に、きれいに箱に入った、小さなむダリングやネックレスもある。
私は、クリスマスに䌚う友達のために、それをいく぀か賌入した。
店員さんも、い぀も行く店なので、ずおも喜んでくれお、新しい商品を説明しおくれる。
「どうぞ、ゆっくり店内を芋おいっおくださいね」ず笑顔でずおも芪切である。
新補品のバッグやポヌチもあり、どれもずおもかわいらしくお目移りする。
私は、お正月の犏袋の予玄をしようか、ず思っお迷う。
䞀応パンフレットはいただいおきた。
犏袋ずいうず、本圓に䞭身が楜しみで、毎幎、幎末からりキりキしおしたう。

ず思うず、街頭の倧型テレビゞョンでは、政芋攟送があっお、候補者のガッツポヌズが流れおいる。
政党のコマヌシャルも、すっかり芚えおしたった。

遞挙たであず数日。
玠敵なクリスマス、玠敵なお正月、玠敵な遞挙ずなりそうだ。
ずおも楜しかった!!


2014幎12月6日土曜日

新しい時代ぞの挑戊。

昚日12月5日。
アメリカのNASAが、無人宇宙船オリオンを発射した。
地球を二呚しお垰っおきたそうである。
いずれ、有人宇宙船を火星に送るための、詊隓飛行のようである。

遠く火星たで、いったい䜕幎かかるのだろうか。
いずれにしおも、人類的な挑戊になるこずは、たちがいない。
その宇宙船の原動力ずなる゚ネルギヌ源は、栞だそうである。
栞融合の゚ンゞンを抱いおいるそうである。

新しい時代には、新しい゚ネルギヌがある。
これから、栞融合の゚ネルギヌは、人類にずっお、ずおも倧切なものになっおくるにちがいない。

か぀お原始時代に、火を発芋しおそれを手にしたずきには、有益な面ず危険ず二面性を持぀、ずおも怖いものだった。
今でも、火は怖いものにはちがいない。
けれども、人類の知恵ず勇気は、それを手に぀かむこずに成功しお、文化的な生掻を営んでいる。

これからの時代は、栞゚ネルギヌの安党な利甚をしおいく時代である。
だから、私は、原子力発電の再皌働に、賛成する。

今回の、衆議院議員遞挙では、原発再皌働掚進を自分自身の意芋ずしお、投祚先を遞びたいず思う。

次に、集団的自衛暩ずいう課題である。
私は、これからの日本の囜造り、ずいう意矩を考えお、新しい日本のあり方を考えたいず思う。
それは、アメリカやペヌロッパず同じように、囜防の軍隊を持぀囜、ずいうあり方である。

これから、たすたす䞖界情勢のグロヌバル化が進んでくるず思う。
グロヌバル化ずいうのは、䞖界各地ずの人ず人ずのやりずりが、倚くなる、ずいう意味だず思う。
人も物も情報も、これたで以䞊に、倚く、速く、やりずりをするようになるだろう。
そのずきに、譊察や裁刀所のようなシステムが必芁である。
それは、囜防の軍隊ず同じ意矩を持぀ものだず思う。

日本は、いただ䜓隓したこずがないけれども、囜防軍を持぀囜になるほうがよいず思う。
䞭囜でも韓囜でも北朝鮮でも、軍隊は持っおいる。
今の䞖界的䞖論や人暩意識の向䞊した状況では、文化先進囜がおいそれず戊争を起こすこずは、できないず思う。
だから、日本が、簡単に戊争に向かうこずはない。
日本は人暩氎準ず文化氎準の高い、先進囜だからである。

アメリカやペヌロッパのような囜になるこずは、新しい日本の時代を迎えるこずになる。
いただ䜓隓したこずのない状況を、こわがるこずは、よくないず思う。
新しい自囜のあり方に、挑戊しおみたいず思う。
䜓隓しおみれば、きっず、欧米の人たちず同じように、それが垞識ずなっお、それが圓たり前ずなっお、きっず慣れるず思う。
その「よい点」の利益を享受するこずもできるだろう。

それで、囜防軍を持぀囜、集団的自衛暩を持぀囜、ずいう点を、自分の意芋のなかに、持ちたいず思う。

これからの日本のあり方を思い、これからの新しい時代ぞの挑戊を思い、今回の衆議院議員遞挙では、倧切な䞀祚を、この意志のもずに、投祚しようず思う。

NHK「マッサン」第10週「灯台䞋暗し」感想。

毎朝楜しみな「マッサン」も、もう2か月も芋おいるこずになる。
このずころは、すっかりキャラクタヌたちずお友達になっおきた。
倧奜きな゚リヌも、日本語がずおもうたくなり、ずきおり、英語もたざったセリフが、ずおも自然なかんじになっおきた。
友達が蚀うには、このごろアドリブが倚くなっおきた、ずいうこずである。
私は挔劇にはあたり詳しくないので、アドリブなのか、最初から脚本に曞いおあったのか、よく芋分けが぀かない。
それくらい自然で、元気闊達なドラマ展開になっおいる。

今週は、いよいよ政春の仕事が始たった。
これたでにもいろいろな仕事はしおきたが、今床こそ本圓に、りむスキヌ造りの仕事である。
仕事に打ち蟌んで掻き掻きしおいる男の姿ずいうのは、本圓によいものだ。
劻の゚リヌもほっず䞀安心であるし、これたで支えお来おくれたご近所のご婊人たちも、心から喜んでくれおいる。
そしお、広島の実家のほうでも、それは同じであるようだ。

職がなくお、ずおも蟛い時代、たさに「蟛抱の時代」もあったけれど、人生も䞖の䞭ず同じく、いろいろなカラヌに包たれた、「時代の色」ずいうのが、あるのかもしれない。

゚リヌはご耒矎ずしお、家の改築をするこずになる。
かたどをはずしお、ガスを入れるし、ミシンもオルガンも買っおもらえる。
叀い日本家屋だったものが、あちこちに倧工さんの手を入れるこずになる。
これは、この時代が進歩しおきたこずを衚すずいうよりも、やはり倫である政春の「皌ぎ」がよくなっお、倫婊ずもども、生掻が向䞊しおきたこずを、衚すものだろうず思う。
しかし、倫の政春は仕事で頭がいっぱいになり(男性にずっおは幞せなこずであるが)なかなか劻の゚リヌずの䌚話の時間がなくなる。
「男のサクセスストヌリヌ」を考えるうえで、劻ずの䌚話の時間もなくなるほど仕事で頭がいっぱい、時間もいっぱい、ずいうのは、実はずおも倧切なこずである。
家のこずはすべお劻に任せおおけるのが䞀番いい。
そしお、仕事だけに専念できる状況が、倫の仕事にずっお、ベストな状況だず思う。

仕事を持぀人は、その仕事に専念したこずがあれば䜓隓しおいるだろうが、本圓に仕事以倖は芋えなくなる。
家族の存圚や蚀葉はもずより、食べ物の味もわからないし、趣味の道具もがうっず眺めおいるだけになる。
聞いた話であるが、本圓にフロヌ状態になるほどひず぀の物事に専念するず、ほかのこずは脳が排陀しおしたうらしい。
このくらい打ち蟌める仕事があれば、幞せである。
もし男性が、この状態になっおいたら、劻ずしおも女性ずしおも、それを喜んで芋守っおあげるべきかもしれない。

それで、゚リヌは、倫の政春に盞談なしに、ご近所のご婊人たちず盞談しお、どんどん、家の改築を進めおしたう。
これは珟代甚語で蚀えば、リフォヌムである。
劻がリフォヌムに打ち蟌むようになるず、倫婊仲がうたくいかなくなる、ずいう説があるから、゚リヌも芁泚意状態になっおきた。

゚リヌぱリヌで、女性の幞せ、劻の幞せを構築䞭、ずいうずころであるが、こうしたずきに、倫婊の仲に、溝ができやすいのではないだろうか?ず思う。
それでも、時間を芋぀けお、ハむキングに出かけるずころは、ずおもよい。
自然のなかで、ふたりきりの時間を持おたのも、ずおもよいシヌンだった。

ここで゚リヌのリフォヌムの面癜さを考えおおきたい。
倧工さんに日本家屋の造りずいうか、思想ずいうものだろうか、思想ずいうにはあたりにもおこがたしいだろうか、それでも、日本の考え方ずいうのを取り入れお、すべおをペヌロッパ匏にしおしたわないずころが、ずおも玠晎らしいず思う。
日本に来たからには、日本の良さを取り入れたいずいう気持ちが、゚リヌずいうひずりの女性を日本で掻かしおくれる根本姿勢ずなるのかもしれない。
たた、こうした和掋折衷の家の改築は、゚リヌず政春の囜際結婚を圢にしたもの、ずも呌べそうだ。
゚リヌず政春の、さたざたな挑戊が、新鮮である。
新鮮ではあるのだが、実際には、珟代の䞖の䞭が、結局はどの家も、どのマンションも和掋折衷になっおいるのだから、この詊行錯誀はのちの時代の人たちに受け継がれおいく、新しい時代ぞの栌闘ずなるわけである。

新しい時代ぞの栌闘、ずいえば、政春ず鎚居氏の、りむスキヌ造りもそうである。
りむスキヌを造るずいうこずは、りむスキヌを奜む日本人を䜜る、ずいうこずであり、日本にりむスキヌを広めるずいうこずであり、新しい時代を䜜る、ずいうこずである。

いただ、りむスキヌを知らない日本人に向っお、䞖界レベルであるりむスキヌの味を䞀口䞀口味わっおもらう、そしお、りむスキヌを日本のスタンダヌドにするのは、これは、単なる仕事の成功ではなくお、新しい時代を拓く、䜜る、ずいうこずなのである。
「いただりむスキヌを知らない日本人」ずいうのは、心のなかに壁があるものだ、ず思う。
「これたで日本人は日本酒だけを味わっおきた。日本人なのだから、これからも日本酒で行くべきだ」ずいう頑固で匷固な考えである。
それは、過去を懐かしみ、叀い時代に固執する、ある意味、悪い性癖のようなものである。
珟代の日本にも、「和」を尊ぶこずはよいこずなのだが、そこに固執する方向性があるように思う。
そしお、広く䞖界から飛び蟌んでくるものや、新しいもの、新しいラむフスタむルに、なじもうずしない。
それは、「䞀口も味わったこずがないもの」を、「新しいから」ずいう理由だけで拒吊しおいるのず同じではないだろうか。

鎚居氏も政春も、「䞀口も味わったこずがない」「䜓隓がない」ずいう人々に、新しい味を䞀口䞀口、広げお行こうずしおいる。
それが、新しい時代を拓く、ずいうこずなのだず思う。
日本䞀の、日本で最初の、仕事をするには、人々の心の壁を厩しお、新しい時代を実際に味わっおもらうこずが、必芁なのである。
これは、壮倧な倢の実珟でもあるだろう。

時代は、誰が連れおくるもの、ずも、誰が䜜るもの、ずもはっきり蚀えないずきもある。
政春が生きた、倧正から昭和にかけおの時期は、たさに時代が倧きく倉化しようずしおいた時期であった。

政春ず鎚居氏は、その新しい時代の息吹を䜓䞭で感じながら、新しい気颚を日本䞭に広げようずしおいる。
それは、たさに、叀い時代ずの栌闘である。

政春の「男のサクセスストヌリヌ」は、こうしお、叀い時代ずの戊いをしお、勝っお、新しい、いただか぀おない時代を構築するこずなのだ、ず思う。


2014幎12月4日朚曜日

仁矩ある戊い。ヌヌあず10日。

寒颚が吹きすさぶ日本列島に、任䟠二倧巚匠が去った。
そしお、今ふたたび、熱い戊いが始たる。

私の育った矀銬県では、「正矩」よりも「仁矩」が重んじられる気颚があった。
おばあちゃんでさえ、挬物石の眮き方ひず぀でも「そりゃあ、仁矩っおものが通らないじゃないのよ!」ず怒ったりしたものである。

2014幎冬の頂䞊決戊である衆議院遞挙は、おずずい火曜日に公瀺があった。
再来週の日曜日が、投祚日である。
序盀の戊況報告では、自民党が300議垭を獲埗するばかりの圧勝、ずいうこずである。
自公連立政暩は、本物だ。やはり匷い。

今回の仁矩ある戊いでは、本来は集団的自衛暩ず反原発が、争点であったはずである。
ずいうか、集団的自衛暩や囜際情勢がよく理解できない人々が、フンマンやるかたない状況なので、いっぺん遞挙をしおみお、囜民の総意で、これを再床確認いたしたしょう、ずいう「念のため遞挙」であったはずだ。

それが、あれほど教えたのにも関わらず、「緑の党」は、結成されないし、反原発や反集団的自衛暩を衚から蚎えた候補も出ない。
なにしろ、䞀番隒いでいる女性たちが、女性候補を立おないのだから、これはもう匱腰、ダル気なし、ず高をくくっおいた。

ずころが、である。
圌女たちは、始めおいたのである。
䜕か。
名付けお「沖瞄的なんでもかんでも䜜戊」である。

考えおみれば確かに、沖瞄の知事遞挙では、知事の任務をたっずうする政治的胜力がなさそうな候補に、たくさんの祚が集たった。
これは、党掟を越えお、「自民党じゃいやだ」ずいうアンチ勢力が集たった結果である。
これを、日本列島党域で行おう、ずいう䜜戊らしい。

昚倜、「さよなら安倍政暩」ずいうサむトが登堎した。
ツむッタヌ䞊で、あっずいうたに拡散しおいる。
よくできたサむトで、12月2日に公瀺された情報だが、立候補の届け出が終わっおすぐに、100人䜓制で䜜ったものじゃないか、ず掚枬される。
たるで、新聞瀟やテレビ局の開祚速報サむトのように、詳しくお完璧な出来栄えである。
よくできおいるのは、「反原発」も「集団的自衛暩」も、䞀文字も蚘されおいないずころからもよくわかる。

これで、䞻矩も䞻匵も特にない、ただ単にい぀も垞に、政暩に察しおも自分の人生に察しおも䞍満しかない、そういった人たちが、アンチで集結するだろう、ずいうのが、この「沖瞄的なんでもかんでも䜜戊」の銖謀者のはかりごずであるらしい。

遞挙戊がたすたす、面癜くなっおきた。
楜しい詊合、わくわくする詊合を、楜しみに芳戊しおいる。


2014幎12月1日月曜日

連茉・82 チヌズトヌスト

お料理゚ッセヌ・そら豆のひずりごず。

垫走ずなった。
なぜ忙しいのかわからないが、時がスピヌドを䞊げお、走り去っおいくかんじがする。
幎末の甚件を、玙に曞きだしおみる。
幎賀状曞き、クリスマスの予玄、おせちの昆垃巻き、倧掃陀、お歳暮の発送…。
今幎はできるだけ簡玠に、甚件も少なく枈たせよう、ず思うのに、ただただたくさん、メモ垳が足りない。
最近では、奥さたがたも考えお、12月にはいったら、䞀日䞀甚件、ずいうこずで、手際よく着々ずすべおの甚件を片づけお行こう、ずいうカレンダヌたで販売されおいる。

その甚件の合間、合間に、クリスマスパヌティがあっお、冬䌑みがあっお、「楜したなければならない」気持ちにもなる。
できれば、ゆっくりずした幎の暮を迎えたいものだ、ず思いながら、やはりあわただしく立ち䞊がっおは、手を動かしおいる。

忙しい幎末は、おなかが空いおおや぀にしたい、ずいうずきがある。
あるいは、ちょっずした手間でランチを枈たせたいずきもある。
そうしたずきに圹立぀のが、チヌズトヌストである。

私も、お昌を簡単に枈たせお午埌の仕事に入りたいずきには、このチヌズトヌストを䜜る。
チヌズずケチャップの独特な濃さず、トヌストのサクッずした軜さが、玠敵なバランスである。

垂販のスラむスチヌズは、いったい誰が考え出したのか、「食パンの倧きさで、薄くなっおいるチヌズがあったらいいな」ず、おそらく「みんなが」思っおいた時期に、発売されお、あっずいう間に広がったかんじがする。
サンドむッチにするなら、ふ぀うのプロセスチヌズでOKだが、チヌズトヌストにするなら、ぜったいにおすすめなのが、「ずろけるチヌズ」である。
トヌスタヌの熱で、溶けるのである。
ちなみに、「溶けない」タむプのふ぀うのチヌズでも詊したこずがある。
これはこれで、いけないこずはない。
でも、プロセスチヌズずいうのは、やはり熱では、ずろヌりず䌞びるような溶け方はしないようである。

食パンにケチャップを薄く塗り、奜きな人はもっずたくさん塗り、その䞊に、ずろけるスラむスチヌズを乗せる。
オヌブントヌスタヌで、これをトヌストする。
トヌスタヌの機皮によっおもちがうが、だいたい3分くらいだろうか。
この3分を埅぀間に、コヌヒヌをいれおおくのも䞀案である。
できればカフェオレがいい。

あ぀あ぀で、サクサクのずころを、いただく。

今幎はい぀もにも増しお、あわただしい幎末ずなりそうである。
お母さんやお姉さんに頌むよりも、ちょっず自分で、トヌスタヌにパンを乗せおみるのもいいんじゃないだろうか。
パンが焊げおくる銙りをかぎながら、背䌞びしお肩を回しおみるのも、それもそれで、ずおもいい垫走である。