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「キイチゴ禁止令」


昨日、日本政府が「痛みを伴う改革」をしようとしているのではないか、
という考えを、記事に書いた。
これが、本当に良いことなのかどうか、私自身、何度も何度も、考え直している。
「改革」は、一種の手術療法のようなものであり、
その副作用は、必ずあるものだ。
それが「痛み」であったり、「後遺症」であったりするのだと思う。

それらの痛みを少しでも少なくするために、
この計画に賛同して、一緒に改革を行う、という人たちを、
集結することも、大切かもしれない、と思う。
チームで行う、あるいは、日本国民全員で行う、ということも、
有りではないか、と思う。

また、新しい国の形も、もっともっと討論してもよいのではないかと思う。
たいていの人、特に男性陣は、国の形や、線路の状況など、
個人個人でそれぞれの「夢」を持っているように思う。

以前、私が札幌にいたときに、タクシーに乗って、
タクシーの運転士さんがいろいろ語っていたのを聞いていたのだが、
その運転士さんは、渋滞の道にうんざりしながらも、
「もし私が札幌市長だったら、札幌に東京の山手線のような、
ぐるりと巡回する線路を作るね」
などと言い出すのであった。
そして「その山手線も、空中をモノレールでぶらさがるみたいのがいいね」
などと、夢を語りだすのである。
なんだかとても面白かった。

「僕は、やっぱり、飛行機で日本中を行ったり来たりできるシステムがいいと思う。
僕は飛行機が好きなので、小さい空港をあちこちに作って、
空路というのも、標識とか確保して、
すいすい飛行機で往復できるのがいいと思う。
今は、空がとても渋滞しているんだ」
などと語る人もいる。

あるいは、「僕だったら、女性たちはみんな女子校に通うべきだ、と思う」
そういう人もいる。
私も、小さいとき小学校のときは、身体が小さかったので、
男の子たちがとてもやんちゃで、本当に困ったことがある。
女の子は、小学校のときから、女子校にするべきだ、と思う。

それから、「学校の入学選抜は、推薦だけにしたらいいと思う。
入学試験をなくす」
そういった案もある。
それに僕は、そういう案を出すのは、政治家だけじゃずるいと思う。
僕だっていろいろな国造りの案は出したい。
どうせ線路だって古くなっているし、
IT化はしなきゃならない。
映画「サマーウォーズ」のようにさえならなければ、
IT化は素晴らしいと思う。
国際通貨の運用も素晴らしいと思う。

それから、日本の新幹線は古くなってもうだめなんじゃないかと思う。
南海トラフ地震もあるし、東海道に重点を置く状況ではないと思う。

どっちみち、第二次世界大戦後、昭和の高度成長期に、
一息に作られた線路や建物、水道管さえもが、とても古くなって、
作り替えを必要とされている。
もしかしたら、東京都だって日本国だって、いったんここを更地にするくらいの考えで、最初から国を作ることを考えてもいいのだと思う。

日本では、一千年も前には、奈良の都、平安の都と、
人の頭で考えた、理想の都市づくりをしてきた。
そうしたことを、してもよいのかもしれない。

なんだか楽しみな計画である。
もっともっと、たくさんの人たちが、
理想の国造りに参加できる、そういうのがいい、と思う。

チェコの作家カレル・チャペックは、著書「園芸家12カ月」のなかで、
「自分がもし一日だけ独裁者になったとしたら」という面白い発想を述べている。
つまり、「キイチゴ禁止令を出す」とかいうのである。
私も園芸家として、キイチゴにはひどい目にあったので、
大賛成である。