関東圏の大雪は、毎日のたくさんの人たちの努力と協力で、
困難を克服しつつあるようだ。
私も、何か明るい前途が見えてきた。
ご近所のレストランも、通常営業になってきている。
これで来週いっぱいで雪が溶けきれば、
もう、あとは春を待つだけ、と、明るい気持ちである。
また、雪国で暮らしていた知恵が、
ここで役に立ったことが、とてもとても、よかったなぁと思う。
きょうも、戸外に出て、雪かきをしてきた。
雪も降ってから数日たって、雪かきのそのあと、の段階に入っている。
道の脇には、雪が山になって積まれている。
これをさらに除雪する作業である。
50センチほどの積雪、これは自然に積もったものであるが、
その上に、雪かきで載せた雪が、冷たく堅い氷となって固まっている。
まずこの、表層の堅い氷を、除去しなければならない。
ここは、まずスコップを立てて、ざくざく、と縦に切り込みを入れるようにする。
それから、横からこの塊を、すくうようにする。
そして、春まで雪をためておけるような場所まで、運んでいく。
私の場合は、官地と呼ばれる場所で、誰の土地でもなく、昔は水路だったところである。
堅い表層のその下は、自然に積もった雪で、まだふわふわしていて、
軽くてすくいやすい。
これをすくって、やはり運んで行って捨てる。
このときに、土木作業で使う、一輪車とかを使ってもよいのかもしれない。
道路の脇に薄く固まった氷であるが、これも、スコップを立てて、ざくざくと、
割っていく。
割ったら溶けやすくなり、運びやすくなるので、
それを雪捨て場に運ぶ。
雪で屋根などが、破損して、これから工務店などに、修理を頼む場合は、
家にかけている保険が効く場合がある。
そうした保険に、被災証明書を使うことができる。
保険会社に請求するための
被災証明書は、市役所の、社会福祉課や市民福祉課に申請する。
きょうも、雪かきをしていたら、お友達に会って、
いろいろな情報を交換することができた。
やはり、結の思想というのを、感じることができる。
とても心があたたまる。