2014年2月20日木曜日

雪国の知恵。

関東圏の大雪は、毎日のたくさんの人たちの努力と協力で、
困難を克服しつつあるようだ。
私も、何か明るい前途が見えてきた。
ご近所のレストランも、通常営業になってきている。
これで来週いっぱいで雪が溶けきれば、
もう、あとは春を待つだけ、と、明るい気持ちである。

また、雪国で暮らしていた知恵が、
ここで役に立ったことが、とてもとても、よかったなぁと思う。

きょうも、戸外に出て、雪かきをしてきた。
雪も降ってから数日たって、雪かきのそのあと、の段階に入っている。
道の脇には、雪が山になって積まれている。
これをさらに除雪する作業である。
50センチほどの積雪、これは自然に積もったものであるが、
その上に、雪かきで載せた雪が、冷たく堅い氷となって固まっている。
まずこの、表層の堅い氷を、除去しなければならない。
ここは、まずスコップを立てて、ざくざく、と縦に切り込みを入れるようにする。
それから、横からこの塊を、すくうようにする。
そして、春まで雪をためておけるような場所まで、運んでいく。
私の場合は、官地と呼ばれる場所で、誰の土地でもなく、昔は水路だったところである。

堅い表層のその下は、自然に積もった雪で、まだふわふわしていて、
軽くてすくいやすい。
これをすくって、やはり運んで行って捨てる。
このときに、土木作業で使う、一輪車とかを使ってもよいのかもしれない。

道路の脇に薄く固まった氷であるが、これも、スコップを立てて、ざくざくと、
割っていく。
割ったら溶けやすくなり、運びやすくなるので、
それを雪捨て場に運ぶ。

雪で屋根などが、破損して、これから工務店などに、修理を頼む場合は、
家にかけている保険が効く場合がある。
そうした保険に、被災証明書を使うことができる。
保険会社に請求するための
被災証明書は、市役所の、社会福祉課や市民福祉課に申請する。

きょうも、雪かきをしていたら、お友達に会って、
いろいろな情報を交換することができた。
やはり、結の思想というのを、感じることができる。
とても心があたたまる。