一昨日、政府の「国際組織犯罪等・国際テロ対策推進本部」が、テロ対策の強化策を決定した。
パリの同時テロを受けた対応である。
こうして、日本でも「テロ対策推進本部」が出来て、そこが、こうして首相官邸に集約する情報一元化を打ち出した、ということは、日本でも、テロが起こる危険性がある、ということだと、私は思う。
まだ、政府から、たとえば「非常事態宣言」のようなものは出されていない。
もしも、政府から正式な宣言が出たら、もしかしたら、パニックが起こるかもしれない。
また、テロ組織にむしろ「チャンス」を与えてしまうかもしれない。
だから、気になる人から、まず自分から、テロ対策をしていってはどうか、と思う。
パリのテロ事件から学べることが、いくつかある。
パリで同時多発テロが起こったのは、夜の9時過ぎであった。
この、夜の9時過ぎに、どんな場所で起こったかというと、ひとつは、コンサートホール、つまりライブハウスである。
それから、レストラン、これはお酒も出す料理屋である。
それから、郊外のサッカースタジアムである。
ここに出かけていた人は、どんな用事で、この時間帯に家にいないで、外にいたのだろうか。
現代は、夜型社会である。
夜に、仕事が終わった後に、趣味や友達付き合いをするのは、もちろん自由である。
でも、仕事や家族でどうしても出かけなければならない用事だった、とは言い難い。
テロは許しがたい行為であるが、テロに遭った人たちが、どんな行動形態をしていたのか、そうしたところから、学べるものは学んでいこう。
必要な用事でなければ、夜は出歩かないようにしたい。
特にこれからの季節は、忘年会やクリスマス会、年末の用事など、出かける行事が増える季節である。
「本人の自粛」というところで、テロを未然に防ぎたいものだと思う。
また、非常事態宣言のあとのパリの様子を、インターネットなどでうかがい知ることができる。
できるようでできないかんじもある。
しかし、私たち日本人は、東日本大震災のころから、いざというときの備え、をする習慣ができている。
もしも夜や、真冬の寒い時期に、テロが起こったら、どういう状況になるかよく考えて、予備のたくわえを、できる人から、自主的にしていこう。
それから、こうしたときは、男女平等もなにもないものである。
男性は、女性を、家族を、しっかり守っていこう。
職場では、女性が、帰宅が遅くならないように、守っていこう。
子どもたちの登校下校の道も、保護者や地域の人たちで、よく守っていこう。
現代女性はこういうと、とても怒るかもしれないが、こうしたときには、男性の言うことを聞こう。
父親や夫、職場の男性や上司のいうことをよく聞いて、自分のことは自分でできるように、がんばろう。
これから寒さの季節にもなる。
栄養をつけて、あったかくして、よく睡眠をとって、不測の事態も、乗り越えていこう!!