内閣改造の予想をしてみる。

8月も終わろうとしている。夏の終わりである。
子どもたちの夏休みが終わり二学期が始まる。
政治日程でも長かった夏休みが終わり、秋の政局が始まる。

一番最初に、すでに始まっているのは、内閣改造の話題である。
現政権はとても安定した政権であり、内閣人事はこの2年間まったくなかった。
一昨年の12月に衆議院選挙で、自民党が大勝し、たくさんの議席を獲得したことが記憶に新しい。
そして翌年、つまり昨年2013年の夏であるが、参院選で「ねじれ」を完全に克服した。
自民党政権は、国民が待ち望んだ安定政権である。
私たち国民の側からすれば、いつの間にか、自国の総理大臣の顔と名前も一致しないうちに、交代してしまうような不安定な政権より、安定して仕事をしてもらったほうが、とても安心である。
私たち庶民の仕事や役、ポストでさえ、ほんの半年や一年でそうそう変わるものではない。
じっくりと腰をすえて、仕事に取り組む態勢は、とても必要であるし、誠実に思える。

しかし、今回の内閣改造は、そうした「安定」に異議を唱える政治家が多い、という不満噴出が元である、ということで、国民としては政治不信への道を一直線にたどるべき報道の数々である。
もともと、閣僚ポストは、「仕事をするための」役であって、昇進したからそこがゴール、という意義ではないはずだ。

そういった本来の閣僚の意義を踏まえたうえで、少し大人になって、社会構造というものを見直してみたい。

今回の内閣改造には、論功行賞はあってはならないはずである。
これまで2年間、現内閣は大きな躍進を遂げてきた。
これは、計画的なものであり、その計画は、じっくりと進んでいる。
けっして、「ゆっくりと」とは言わないが、政治の計画には、100年の大計が必要だと言われているから、2年では完了しえない政治問題がたくさんあるのである。
そのほとんどが、「まだ手を付けたばかりです」という状態だと思う。
6年後の東京オリンピックもそうであるし、北陸新幹線、リニアモーターカーの開業、南海トラフ地震、首都直下地震への懸念、東北の震災の復興、経済政策、女性のための政策、少子高齢化政策、消費税増税などなど、「この2年で始まりました」という政策が山ほどある。
それらを、実行力を決意を持って、行動力と熱意をもって、実現するリーダーが、必要である。

なので、すでに始まっていて、これからも継続していく問題は、今後も同じかたが続けてくれることが望ましいのではないか、と私には思える。そうでなければ、これまでその政策の副役職として、仕事の内容を把握したうえで、これからも続けていけるかたである。

きょうも次々にニュースが入ってきて、すでに内閣改造の発表は始まっているようであるが、その細かい内容が明らかにされてはいない。
一番大きなニュースとなっているのは、石破氏の動向である。
せんだってから、新設される安全保障相の役を提案されてきたのだが、固辞しているという。
そして、これも新設される、地方創生相、ここへの大抜擢も考えられているそうだ。

私は、自分自身が長く地方に在住してきていて、都市集中型の日本の在り方にも疑問をもってきたので、地方創生相というのは、とても期待している。
まだまだ官僚組織も実体がないということなのだが、これからひとつずつ手作りで作っていくことは、とてもやりがいのある仕事であると思う。
北陸新幹線や北海道新幹線も着工して、来年には開業する、こうしたときに、地方創生相の役割はとても大きいはずである。

外交、外務大臣は誰になるのだろう?
これから、アジアとの交流や、もっと広くワールドワイドな世界交流に向けて、プロフェッショナルな手腕が期待される。
TPPの交渉もまだ途中である。
このあたりは、閣僚の交代があるかないか、ということも含めて、重厚な人事が期待されるところである。

女性閣僚の起用はすでに枠が大きく取られている、という。
これは、女性の活動政策に伴うものでもあるが、広く世界に向けて、女性に開かれた社会である日本、をアピールする目的があるだろう。
実力のある女性政治家の抜擢が期待される。


☆ 追記 ☆
 ワールドワイドな外交問題では、日本は、積極的平和主義のもと、国連と力を合わせて、種々の問題に取り組んでいる。
中でも私がとても期待しているのは、「きれいな水」に関する問題である。
特にアジアが中心となって、世界中のすべての人々が、衛生的できれいな水を与えられるように、これからの活動はとても期待されている。
積極的平和主義を本当に積極的に推進できる政治家が、ワールドワイドな取り組みをすることを、とても期待している。