ワルいことはすべて、お父さんから教わった。

カジノ法案が提案されている。
おりしも、サッカーのワールドカップ世界大会が開催中であり、明日どのチームが勝つか、誰もが興味がいっぱいあり、勝つチームはどこか、ということで、個人的に賭けをしている人だってたくさんいるだろう。
私も、おやつやビール一杯くらいは、賭けている状況である。
カジノ法案には、反対の意見もたくさんあるだろう。
治安、という面で不安な気持ちを持つ人もたくさんいると思う。
でも、カジノ、賭け、というのは、人間の持って生まれた、才能であり楽しみである、と私は思う。
ちょっとした遊びとして、楽しめるほうがよいのかもしれない。

私は小さい子どものとき、よく父に連れられて、家族でパチンコに行った。
ひとり500円、と手のひらにコインを握りしめ、一時間以内、ということで、それぞれのパチンコ台に解散する。
コインをパチンコ玉に替えたら、一玉、一玉、ポツン、と打っては別の台にまた移ったりする。
そのうち、なぜか大フィーバーになって、じゃらじゃらと出始める。
お隣のご婦人が「あらまあ、大きな箱を持ってらっしゃいよ!もったいないじゃない!」などと、声をかける。

そうして、一時間ののちに、父は煙草ふた箱、母は空手、妹も空手、私はチョコレート10箱、の戦利品を手にして、意気揚々と家に帰る。
家に帰ったら、妹と私で、チョコレート三昧である。
楽しい。実に楽しい。

このごろのパチンコ店は残念ながら「パチプロ」と呼ばれる人であふれてしまって、
一回に使うお金も万単位だという。
子どもや女性が、あるいはファミリーが入れる雰囲気ではなくなってしまった。
残念である。
こうしたこともふまえて、公的なカジノが、観光地に作られることは、とても楽しい試みではないかと思い始めた。
このところ、小中学生の子どもたちでも、ゲーセンという、つまりゲームセンターが大好きで、100円のワンコインで、いろいろなゲームを楽しみ、おまけというか戦果も持ち帰って集めたりしている。
また、ファミリーで出かけるようなアミューズが人気を集めているが、遊園地やショッピングセンターだけではなく、ワンコインで賭け事ができるのも、また楽しいと思う。

映画などでよく見かけるカジノは、アメリカのラスベガスである。
ここでは、華やかなショービジネスもあって、とても豪華なホテルやサービスもあってとても楽しめる。
私が観て「ベガス」ということで素敵だった映画は、トム・クルーズの「レインマン」である。
ベガスのシーンが効果的にストーリーに織り交ぜられていたと思う。

私の尊敬するフランスの女流哲学者ドミニック・ローホーさんも、とてもシンプルな生活スタイルをしているのだが、ときおり、コインを賭けに使うのだそうである。
それは、50セントを、スロットマシーンに使う、というような賭け方であるらしい。
人生には賭けが必要だ、という哲学なのだそうである。

カジノには、日本のいろいろな地域が、すでにピックアップされているようである。
私は、熱海あたりに、カジノ施設ができたらいいのにな、と思う。
すでに温泉施設としては老朽化していて、敬老施設が軒を連ねている状況である。
温泉も海もあって暖かくて立地条件もよいし、東海道新幹線でつっと行くことができる。
横浜もいいかもしれない。
港に繋げた豪華客船の中でルーレットをしたら、気分も最高である。

もちろん、治安の面も大切だ。
女性も子どもたちも、ファミリーで安心していけるカジノ都市を、繁栄させてほしいものだ、と思う。