NHKドラマ「紙の月」第一回「名前のない金」感想・その2.


NHKドラマ「紙の月」感想。その2.
 昨夜、NHKドラマ「紙の月」を見た。 いろいろな面で話題作であったので、見てそのまま、思うことをブログ記事に書いて、アップしてみた。 その後、さまざまなご意見をいただき、なかなか自分の思いがいたらなかったことを、反省している。 私が、あえてこのドラマを取り上げようと思ったのは、ここに描かれる女性たちが、典型的な現代女性であり、そしてそのままイコール、「女性がバカにされるのは、こんなんだから」という代表例だからである。 このドラマを支持する女性たちもいるだろうし、このドラマのヒロインたちに共鳴する女性たちもいることだろう。 でも、はっきりと言えば、そういうのだから、女性はいつまでたっても、男性社会のなかで、自立できないし、認められることも、ないのである。

私自身が女性であり、友達にも、女性たちが多い。 それで、なるべく、柔らかい言い方をしようと努力してきたし、こうした女性たちを無碍に否定するつもりもない。 悪気はないわけだし、刑罰をくだすほどのことでもない。 でも、「こんなのだから」バカにされるのである。

女性がバカにされるのは、ひとつは、社会というものを理解しないからである。 世の中には法律もあるし、それから、経済のまわり方というのもある。 そういったことを、全然理解していない。 女性には女性の世界観や価値観があるのかもしれない。 しかし、男性から見ると、何度教えても、女性たちは、男性の価値観や社会を、理解できないようなのである。 これは、きちんと目を開いて、勉強すれば、会得できるものである。 彼女たちは、これらを理解せず、テレビや女性雑誌ばかり見ているのである。

ヒロイン梨花の夫は、よい男性である。 立派に仕事をして、給料をもらってくる。 そして持家を建てている。 これが、社会性のある男性である。 こうした男性を、妻は、内助の功として、手助けをするべきである。 妻には妻の仕事があるのである。 たとえば、家は、外で仕事をして帰ってきた男性が、休めるように、きちんと家事をしておくべきである。 夕食を作っておくこともそうであるし、掃除や洗濯も、清潔にしておくべきである。 稼ぎというのは、夫婦で分かち合うものであると考えると、ひとりの男性を社会に送り出して、稼ぎをもらってくる際に、男性は外に出る、妻は、家で、この男性が外で働くために必要な、休養や健康管理の仕事を、するべきである。 それが、家事である。




私は、以前から、家事について思っていることがある。 それは、夫にゴミ出しをさせる妻がいる、ということである。 私は、絶対に、男の人に、ゴミ出しをさせたくない。 朝、出社する男性というのは、これから会社という戦場に向かうのである。 男というのは、一歩外に出れば7人の敵がいる、と言われる。 本当は、7人どころではない。 その敵を相手どって、これから戦場に向かおうとしているときに、立派なスーツに、右手にスーツケース、左手にゴミ袋、というのは、どうなのだろうか。 このとき、主婦は、朝寝坊をして、まだ着替えもしていない、とか、朝食の支度と、子どもたちの学校の支度で忙しい、というのだろう。 そして、どうせ外に出て、駅までの道にゴミステーションがあるのだから、ついでに、というのだろう。 でも、こういう男性を外で見かけると、ここの奥さん、いったいどれだけだらしないのかしら?と思ってしまう。 妻として、ありえない。

男性は、別に、妻を支配しようとしているのではない。 厳しい社会の荒波から、女性と子どもたちを、守ってあげようとしているのである。 それなのに、まるで鳥かごに閉じ込められたかのように、不平不満を言うのは、女性たちが、社会の厳しさと社会の仕組みを、まったく理解していないからである。 夫である男性が、会社で働いて来て、そのお給料と社会的地位との中で、女性と子どもたちを守ってあげる、これは、女性にとって、とてもありがたいことなのである。 幸せを感じて感謝するべきではないだろうか。 ここで、幸せを感じられないのは、内面にどこか、問題があるのだと、私は思うのである。 幸せというのは、与えられるものではない。 どこか遠くにあるものでもない。 友達と比べてみるものでもない。 幸せというのは、自分の心のなかで、生み出すものである。



このドラマに描かれる女性、ヒロイン梨花には、現代の女性たち、特に30代、40代の女性たちが抱える問題が、余すところなく描かれている。 結婚、仕事、恋愛、夫婦仲、女友達、不妊治療、親子(実家の両親)、ファッション、化粧、家、お金、そういったテーマである。

これらはすべて、正解のない問題である。 かつては、伝統的な社会観があった。 それは、旧い社会と言われた。 江戸時代まで伝統的に続いてきた社会は閉鎖的だと言われ、明治維新になって、外国から男女平等の思想が入ってきた。 そして、男女平等の、女性解放運動が起こった。 そうして、旧来の価値観が、ほとんどすべて壊れてしまったのである。


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