2014年1月26日日曜日

現代家計簿事情。

私はこのところ、家計管理に興味を持っている。
というのは、4月に消費税の増税があるので、それまでに買うものを、計画しておきたい、と思っているからである。
「お金」に関するさまざまな知識と情報は、インターネットでも手に入るし、雑誌や口コミなどでも手に入るが、どんなふうにそれを自分の家計に役立てるかは、自分自身である、と思う。

私は、小学生のころからいわゆる「おこずかい帳」を持たされて、高校生になってからは、こずかい帳から毎月、郵便貯金まで出していた。
そして、学生時代にひとり暮らしを始めてからも、ずっと家計簿はつけていた。

そのころから考えてみても、現代の家計簿は、ずいぶんと事情が変わってきたように思う。
ひとつは、クレジットカードの普及である。
それから、各種料金の自動引き落としである。
そして、お給料の自動振り込みである。
これらを考えると、手元に現金として数えられるお金を記入することができなくなり、想像上で、お金というものを、把握するしかなくなる。
これまでの出来上がりの家計簿では、クレジットカードの扱い、自動引き落としの扱いが、うまくいかなくなる。
つまり、クレジットカードの使用分は、家計簿のどの日付に書き込めばよいのか、ということである。
それで、一か月の収支を、想像上、理論上でとらえるしかなくなってくる。

ずっと以前からのご婦人雑誌の、ベストセラー的な家計簿のテンプレートでは、当てはまらなくなってくる。
また、細目についても、「お弁当」は、主食なのか、副食なのか、という点で、記入に困ることになる。
外食ランチにしても、ランチ料金が全体に下がっていることや、仕事を持つ女性は、必要な食事としてとっているので、食費なのか、交際費になるのか、区別がつかなくなる状態である。

それでも、やはり家計管理、お金の管理は必要である、と思うので、女性たちは、女性には限らないが、ともかくは家計簿をつけなくては、と思う。
それで、まずは領収書、レシートを記入するところから始めることになる。
しかし、家計簿で一番大切なことは、記入したものを見て、過去の支出を反省したり、未来の予算を立てたりすることなのである。

この「家計の見直し」ということが、自分ではなかなかできない、ということは、とても問題である。
ある時期、ワイドショーで、家計診断のコーナーがあった。
視聴者から募集して、その家にロケに行く。
そして、経済学の専門家が、その家の暮らしぶりをよく見て、主婦にもご主人にも話を聞き、そして、記入してあった家計簿を見る。

ここでスタジオになると、支出の表が大きく張り出されていて、家計診断をする経済学博士が、これを具体的に見ていく。
たとえば、「ここの部分は大事です。ご夫婦で車を二台持っていますが、一台をレンタルにすると、税金も助かります」
「携帯電話のプランも見直して、家族で一緒の携帯会社に入るようにするとこれだけ助かります」
「その浮いた分で、将来、10年後には、お子さんの教育費がこれだけかかりますから、今から教育費の積立を始めます」
ということを、具体的にアドバイスしてくれるのである。
たいていのご家庭の主婦は、専門家の家計診断を受けてみたい、と思っているのではないか、と思う。
公費、公営で、家計診断が受けられたら、とてもたすかると、私は思う。

☆私なりの家計管理のコツ。
光熱費、水道費は、ケチケチしない。
一円、二円をこまごまするよりは、
3900円のワンピース一枚を我慢することにする。

私は、友達の税理士さんから、家計診断を受けた。
これは、まず、支出を書いておいた。
それを見せて、ここを減らす、等々、指導を受けた。

予算編成。
毎年一月には、今年一年の予算を立てる。
私にとって大事なことは、父の日、母の日、お友達の誕生日、
年末年始、クリスマス、お中元・お歳暮、予算をとっておく。