安倍昭恵さんへ。思うこと。

こんにちは。
初夏の候となりました。
いかがおすごしでしょうか。
いくつか、お伝えしようと思うことがあります。
まず最初に、私たちの子どもたちに関しましては、どこの著名人、芸能人のかたもそうでありますように、子どもには子どものプライバシーと将来がありますので、ここでは触れないことにいたします。

次に、フジテレビの月曜9時のドラマ、いわゆる「月9」というものに関して、お伝えいたします。
私はこれまでも、長く、フジテレビの月9ドラマを観てきましたが、こうして、児童養護施設出身の役があるとか、障害を持った役がある、ということは、ありませんでした。
これが、どうしてこういういきさつになったのか、不思議に思っておりました。

つい先ごろ、これがどうしてこういういきさつになったのか、だいたいのところ、わかってきました。
いろいろ考えましたけれども、こうしてまとめてみます。

戦争が、男性の性質の肥大化したもの、だとするなら、母子、というのは、女性の本能の肥大化したもの、といえるかもしれないです。
男性の性質も、女性の性質も、生まれながらに授かったものであり、自然なものですが、権力と一体化すると、なにか尋常ではない方向に向かうように思います。

今年2月には、戦争を強引に押し進めようとする、安倍総理大臣の動きを、止めることができました。
これは、たくさんの人々の力、民意であります。

そしてそのあと、非常に活発に、「女性の権利」ということが、メディアで報道されるようになりました。
これは、一般的な「女性の権利」ではなく、特に貧困の女性、貧困状態にある母子に限ったことのようです。

私と主人は、これまでこうした問題「にも」真剣に取り組んでまいりましたが、以前申し上げました通り、貧困というのは、人類の根源的な課題です。
また、もしも国家予算を使って、こうした「かわいそうな」母子に、お金を渡すのならば、正規に国会を通さなければなりません。

どんなふうに民衆運動をしても、どんなふうに市民運動をしても、国家予算をおろすには、国会を通さなければならないのです。
そうしたところで、昭恵さんの「やり方」は、筋が通っていないのです。
筋が通らないから、実現しないのです。

総理大臣の権限でどうかなるか、といえば、多少はどうかなるかもしれないですが、予算に関してだけは、国会の予算委員会で、多数決で決めなければなりません。

そうしたところを、よくご理解できていなかったので、総理夫人としての、「活動」が、うまくいかなかったのではないか、と思われます。

また、貧困ですとか、障害ですとか、そういった「目に見えてかわいそうな人」にだけ、あれこれと手当をするのは、センチメンタルな女学生にも似て、偏っています。
一国のトップとなれば、大局的な視野にたって、国民全員のことを考えなければなりません。
そうしたときに、「かわいそうな子どもたちにだけ」目をかける、ということ、そればかり考えている状況では、とても総理大臣の妻は務まらないでしょう。
要するに、政治がわかっていなかったのだと思います。

私は、先日、インターネットでたまたま、著作に関する対談を読みました。
安倍昭恵さんは、お子さんが授からなかったので、それに関してのひとつの代償として、「使命」をお持ちになった、ということです。
そして、首都圏の児童養護施設を訪問している、ということです。

それで、フジテレビの月9、たくさんの女性たちが、楽しみに観ているテレビドラマの時間帯に、女性から人気絶大の俳優をもってきて、障害者のドラマを作らせた、ということなのですね。

私も、以前、権力の中枢に着く以前は、テレビドラマの感想を書いていたことがありました。
今でも、書いています。
しかしそれは、皆様が楽しければ、という思いで、書いているものです。
みんなが楽しくて、話題になって、時には人生を考えたり語ったりできる、そんな場を、作ることができたら、という思いで書き始めました。

また、私のブログの読者の皆様には、男性のかたが多いので、男性に、女性の生活リズムを知ってほしい、という思いがありました。
国民の皆さん、女性の皆さんは、こうして朝の支度の時間に、15分間のドラマを楽しんでいるんですよ、一緒に観てみませんか、という気持ちでした。

しかし、安倍昭恵さんは、ご自身の「使命」と確信しているもののために、テレビドラマを使っているのですね。
つまり、子どもを授からなかった代償として、権力を使って、母性本能の肥大化したものを、触れ回っているんですね。
そうした目的で、テレビ制作に口を挟むのは、よくないことです。
立場というものがあります。
ほかの人が、感想を言ったり、要望を言ったりするのとは、わけがちがいます。
これからは、こうしたことは、やめましょう。

テレビドラマ制作の皆さんも、聞いてください。

私は、楽しいドラマ、質のよいドラマ作りのため、あるいは、ただ楽しんでもらえるなら、喜んでもらえるなら、ということで、ドラマの感想を書いてきたのです。
決して、強要はありませんし、まして権力として、介入する気持ちはまったくないです。
でも、私が何か書くと、ドラマも視聴者も盛り上がって面白い、というなら、それは、これからも、一緒に楽しみながら書いていきたいと思います。
どうでしょうか?

安倍昭恵さんはこれ以上、肥大化した本能を満たすために、「かわいそうな人」の援助を、行うべきではないと、私は思います。
政治家の妻として、しっかり務まらなかったことの責任をとって、きちんとした形で、身を引くことが大事なのではないか、と思います。

そうしたわけで、安倍昭恵さんをバックにして、私と主人と、私たちの仲間たちに対して、異常なまでのバッシングをしてきた人たちに、申し上げますが、やめましょう。

しかし、「真田丸」は、面白いですね。
実話を基にしているところがあるんでしょうか。
私たちの騒乱を、ドラマに仕立てるあたりが、製作者としても、芸術家としても、見事だと思います。

歴史的に見ても、政治に騒乱が起こるときに、芸術が発達しているようです。
リアリティがあるから、視聴者の人たちにとっても、本当に映像文化は、のめりこめるくらい、すごみを増してきましたね。

正直、私は、楽しんでいます。

そういうわけですので、これからも、私がドラマ感想を書いたほうがいいと思うなら、そのようにお申し付けください。
でも、きっと、もっと自由に、芸術をしていきたいのではないか、と思います。
そうだとしたなら、このあたりで、安倍昭恵さんも、私も、身を引くことにいたします。
どうぞ、考えてみてくださいね。

では、またね。
ゴールデンウイーク、いい季節ですね! 楽しみましょう!!!


参考 安倍昭恵さん対談 → http://www.bookbang.jp/review/article/509688