2024年3月9日土曜日

🇺🇸バイデン大統領の一般教書演説 賃金

 

賃金は伸びつつも、インフレは低下

私は瀬戸際にあった経済を受け継いだ。今となっては、我々の経済は世界の羨望の的だ。たった3年間で、1500万件の雇用が生まれた。記録的だ。失業率は50年ぶりの低さだ。1600万人という記録的な米国民が中小企業を起業した。一つ一つが希望に満ちた活動だ。

黒人、ヒスパニック、そしてアジア系米国民の就業者数、そして中小企業の起業件数は歴史的な成長を見せた。

米国内で80万件の製造業の雇用が新たに生まれた。現在、かつてないほど大勢が医療保険に加入している。人種間の富の格差も過去20年で最も縮小した。賃金の伸びは止まらず、インフレ率も低下し続けている。

そして今、外国産の製品を輸入して米国の雇用を輸出するのではなく、米国産の製品を輸出し米国内で雇用を生むようになった。

米国民も変化を感じ始めた。消費者調査をみると、消費者の信頼感は大きく改善した。(米国製品の使用を優遇する)「バイ・アメリカン」は1930年代以来の法律だ。前政権を含め、過去の政権はバイ・アメリカンに失敗した。その時は終わった。

私がいる限り、米国の道路、橋、高速道路の建設を補助する連邦政府のプロジェクトは米国民がつくった米国産の製品を使用し、米国民のための雇用を生む。

私の(米国内の半導体生産を促進させる)CHIPS・科学法により、米国はかつてないほどに研究・開発に投資をしている。コロナ禍で半導体の供給が滞り、携帯電話から自動車まで、あらゆるモノの価格が高騰した