こんにちは。
朝倉聡子です。
わたしは、戦争に反対です。
どこの国と、どこの国が、戦争をしようとしているのでしょうか。
戦争の雰囲気を作って、戦争に駆り立てようとしている人たちが、いると思います。
ヘリコプターの音を立てたり、遠くの海で起こった、ミサイルの落下を、考えている人がいます。
それらは、本当に、戦争の前触れなのでしょうか。
人の心を、カーッとさせて、「殺す心」になるまで、煽り立てている、煽る方法が、あるのだとは思いませんか。
アメリカでは、武器、戦争の道具で、経済を回転させています。
経済が衰えると、武器を売るのです。
軍需景気を活発にさせようというのが、今の日本、今の、日本の銀行の考えです。
わたしたちが、してきたことは、たとえば、編み物、例えば、小さな皿に盛った、料理です。
あるいは、ピアノを弾いて、懐かしい音楽を奏でます。
あるいは、小さな本を広げて、小さなノートを広げて、一文字一文字、文章を書きます。
わたしたちは、小さな工場で、小さなものを作ってきました。
プラスチックの部品を組み立てて、
キッチンで使う道具を、作ってきました。
たとえば、箸立て、たとえば、菜箸、たとえば、小さなバケツや、洗い物のスポンジ、そうした、小さなものを、ひとつひとつ、作って、箱に入れて、輸送してきました。
小麦粉を練って、クルミを混ぜて、小さなクッキーを作り、
それを、小さな紙の箱に入れて包んで、売ってきました。
小さな店で、餡の入った、饅頭や餅を売ってきました。
しかし、戦争は、大きな大きな機械で、これらの「小さな」生活を、一瞬で壊してしまうのです。
大きな大砲や、戦車や、ロケットや、そういう大きくて固くて、鉄のにおいのするもので、わたしたちの、小さな、ささやかな、真面目な生活を、壊してしまうのです。
その戦車を売れば、大きなお金がもうかって、「暮らしがよくなる」、大きな銀行に、たくさんのお金が入る、それが、戦争です。
わたしは、小さなペン立てを作った、小さな工場のひとたちが、泣いて苦しんでいるときに、大きな銀行が、大きな戦車を作って、売ろうとしているのが、許せない。
わたしたちの生活は、小さなお鍋で、小さくお味噌汁を作って、小さな紙の箱を組み立ててきました。
一針、一針、編んできた、ちいさなポーチが、人から人へ渡っていく。
これが、平和な生活です。
わたしは、平和が大事です。
戦争は絶対に反対です。
わたしは、戦争に反対です。