2018年9月5日水曜日

これからの時代について、若者たちと話をしてみた。


総裁選の告示も、あさって、とせまってきた。

総裁選に立候補したいK氏も、その秘書になりたいH氏も、なかなか政策について語ってくれなかった。

きょうになって、その理由がわかったので、ここに記してみたい。

K氏もその若い仲間たちも、小沢一郎氏に「洗脳」されていたようなのだ。

小沢氏のことをすでに、「小沢先生」とまで呼んでいる。

小沢氏が破壊屋であり、人たらしであり、口先だけでなんの政策もないことは、すでに言い聞かせたのに、その言い方がきつい、僕たちの話を聞いてくれない、「小沢先生は僕たちの話を聞いてくれて、話をわかってくれます」という。

その話というのも、「勉強をしなくても政治家になれる」「政策などなくても、総理大臣になれる」という、あまったるい話であるようだ。

将来ある若者たちにとって、毒でしかない、小沢一郎氏に、すっかりまいってしまったようである。



それで、その「小沢先生」の「助言」によると、まだ総裁選をあきらめていなくて、朝倉聡子を味方につけようとしているらしい。

そのやり方というのが、「こうなったら、朝倉の求めるところの、政策を語る」ということなのだが、その政策というのは、「朝倉の好きそうな政策を、なんとでも言い聞かせよ」という指示なのだそうだ。



私も、「ようやく自分の意見を持って、政策を語るようになってくれたか」

「なかなかいいことを言うじゃないか」と思って聞いていたのが、「総理になったら、好き勝手をする」「それまでは朝倉の好きそうなことを言う」ということなのだった…。



ただ、その話がちょっと興味深かったので、話の内容まで小沢氏が関与したわけでもなさそうなので、その話を、ここに記してみたいと思う。

長い話になり、これは、政策とも法案とも、まだまだ形になっていなくて、「気持ち」「感じ」ということなのだ、と私は思ったのだが、皆さんはどうだろうか。



ここから、若者の話。要点をまとめてみました。



もう新しい時代が始まっている。少子高齢化の時代に、高齢者には、政治に関わらないでほしい。選挙権を取り上げるくらいでもいい。なぜなら、アメリカのトランプ大統領の選挙でも、イギリスのEU離脱をかけた国民投票でも、高齢者の票が、こうした結果を出してしまった。若者は、グローバルに世界のことを考えている。でも、アメリカの高齢者は、「古き良きアメリカ」を求めた。イギリスの高齢者は、「偉大なイギリス」を求めた。

そういった、古い考えはもういらない。



シンプルな生活をするべきである。大人は贅沢をしている。

たとえば、喫茶店で女性に水を運ばせて、500円も出してコーヒーを飲んでいる。コーヒーは自分でいれて運べばいい。

バッグも、中高年の女性は、皮革製品を使っている。これは、動物愛護の精神に反するし、贅沢である。バッグは合成皮革で充分であるし、入れ物、袋であれば充分である。

ユニクロの服もひとつひとつ買って着てみて確かめたけれども、とても品質が良いと思う。

こうした衣類で充分である。女性も大人もぜいたくである。靴だって、一足あれば充分だ。

もっとシンプルに暮らすことができれば、地球の環境にも良いし、これからの時代に合っていると思う。



木造建築物を壊したい。

まず、前時代のものを壊すところから始めなければならないと思う。

国立競技場も新しく建てなおすことになったから、スポーツ界の問題を掘り起こすことができた。

東京にはまだまだ古い木造建築物がある。そうしたものを、取り壊して、新しくしたい。

トイレもすべて水洗トイレにするべきである。



教育について。知的障がい者を通常クラスに入れるべきではない。

勉強をしたい、ほかの生徒に迷惑がかかる。知的障がい者に時間を取られてしまって、勉強をしたい生徒ができなくなっている。

知的障がい者はきちんと集まって、クラスを作ってほしいと思う。



学校では、女子学生と男子学生を分けるほうがいい。

女子学生は勉強もしないで、授業中に恋愛の話をする。

男子学生の背中をたたいたり、男子学生にさわったり、スカートをわざとまくりあげたりする。

男子生徒と女子生徒を分けてほしい。



女性の意見について。

自分の産んだ子どもは、自分で育てるべきである。

妊活や保育のために、ほかの人たちが汗水たらして働いた税金を使うべきではない。

自分たちが働いた税金を、女性たちが産んだ子どもたちのために、使われるのは、迷惑である。

自分の子どもは自分で育てるようにするべきである。

妊活や生理の話を、恥ずかしげもなく人前でいうのも、女性として、とても恥ずかしいことだと思う。女性はもっときちんとおとなしくして、しつけを受けるべきである。



新幹線はもう古い。

自家用のヘリコプターの時代である。

航空法を新しく作って、空の時代にしたほうがいい。



動物愛護について。

第二次世界大戦後は、衛生のために、野良犬や野良猫を集めて、保健所で処分した。

しかしもうそういう時代ではない。猫も犬も、きちんと動物病院にかけて、予防注射を打ってあげて、人も猫も、同等に暮らせるようにするべきである。

特に、地球上には、動物も植物もたくさんいるのだから、みんなが調和して生きていくべきである。



大人や中高年の女性は、植物や動物を愛護していないで、自分だけのために贅沢をしている。

もっとシンプルに暮らすことができる。

新しい若者たちの時代のために、まず、古い時代のものを壊すところから始めたい。

そうしないと、圧迫されて、息が詰まりそうだ。



…長くなりましたが、だいたいこのような話です。

話すほうも聞くほうも、まとまりのない話になりました。

でも、若い人たちが、戦後、どんな生活環境のなかで、どんなふうにものごとを考えてきたのか、考えさせられました。

また、若い人たちが、これからの時代に、大人も若者もどうあるべきか、環境やライフスタイルも含めて、たくさんのことを考えていることがわかりました。



これらのことがらは、政策としてまとめるのは、今はちょっとむずかしそうです。

ただ、「これからこういう時代を拓いていきたい」という気持ちが伝わってくるように思います。



総裁選の告示まで、あと二日。

大人として、若者たちとして、どのような選択をすることが、ベストなのか、もう一度、考えてみたいように思いました。