自民党の総裁選の日程が決まった。
自民党内では、もしかすると、いろいろな思惑が重なって、混乱もあるのかもしれない。
きょう、私は、自民党の若手の人たちと、話をする機会があったので、疑問に思っていたことを、思い切って質問してみた。
意外な答が返ってきて面白かったので、ここに記してみる。
K氏、今後は、どういう計画がありますか? もしかしたら、私が戦略を立ててあげてもいいのですが…。
戦略はこちらが決める。
朝倉さんが先に、K氏の支持をツイッターやブログで表明して、持ち上げるべきである。
そうすると、そのあとに、候補や支持について表明するのですか…?
いや、朝倉さんの支持を、まず断る。
すると、朝倉としてはどうするのですか…?
K氏のことを、総理大臣にふさわしい、かっこいい、好きよ好きよ、といって、支持をしつこく表明する。
それで、そのあとどうなるのですか…?
メディアが、K氏のことをたくさん書いて、盛り上がってくる。
盛り上がるというと…?
盛り上がって、K氏を、待ち焦がれる状態になる。
そして、メディアの盛り上がりが最高潮に達したところで、満を持して、総裁選に出馬表明をする。
…そんな…今から間に合うのですか…? 推薦人は…?
朝倉さんが、好きよ好きよと支持をすれば、推薦人は簡単に集まる。
それで、総裁選に勝てますか…?
この戦略なら勝てる。
お父様にそのようなことを教えてもらったのですか…?
帝王学というのがある。メディアは指先ひとつであやつることができなくてはならない。
そして、女性も、指先一つでどうにでもあやつることができなくてはならない。
だいたい、女性は、男性の言うことに従うべきである。
はあ、そうですか…。女性観というのは、今の若い人としては、少々古いような気がしますが、それでいいのでしょうか。
ところで、総理になったら、これをしてみたい、という政治的な理想はどのようなものですか…?
総理大臣というのは、ものすごい権力がある。
なんでも自分の思い通りにしてみたい。
安倍さんの政策を引きつぐということは考えていますか…?
まったく考えていない。
自分が総理大臣になったら、安倍さんのしてきた政治はすべて壊して、新しい自分だけの政治をする。
今、日本は、九州地方に台風がくるのですが、どういう対策をとっていますか…?
自分のところに来るわけじゃないんだから、関係ないじゃないか。
ぼくたちは、総裁選のために、ここまで、戦略を練ってきたんだ。
仮想通貨のことだって、大きな成果をあげた。
それなのに、総理になれないなんて、おかしいじゃないか。
若すぎる、と思うのですが…?
なぜ、若い若いというのだ。
若いからダメだ、というのは、「若ハラ」つまり、「若者ハラスメント」というのだ。
だいたい、こんなような話をしました。
K氏の考えを人づてに聞いたところもあります。
今の若者って、こうなんですね。
皆さま、どう思われますか?
もし、こういう若者でよければ、持ち上げて盛り上げてあげる、というのも、ひとつの総裁選の、楽しみかもしれないです。
私は、やめておくことにしました!
じゃまたね!