2018年8月21日火曜日

若者たちと総裁選の話をしてみた。



自民党の総裁選の日程が決まった。

自民党内では、もしかすると、いろいろな思惑が重なって、混乱もあるのかもしれない。



きょう、私は、自民党の若手の人たちと、話をする機会があったので、疑問に思っていたことを、思い切って質問してみた。

意外な答が返ってきて面白かったので、ここに記してみる。



K氏、今後は、どういう計画がありますか? もしかしたら、私が戦略を立ててあげてもいいのですが…。



戦略はこちらが決める。

朝倉さんが先に、K氏の支持をツイッターやブログで表明して、持ち上げるべきである。



そうすると、そのあとに、候補や支持について表明するのですか…?



いや、朝倉さんの支持を、まず断る。



すると、朝倉としてはどうするのですか…?



K氏のことを、総理大臣にふさわしい、かっこいい、好きよ好きよ、といって、支持をしつこく表明する。



それで、そのあとどうなるのですか…?



メディアが、K氏のことをたくさん書いて、盛り上がってくる。



盛り上がるというと…?



盛り上がって、K氏を、待ち焦がれる状態になる。

そして、メディアの盛り上がりが最高潮に達したところで、満を持して、総裁選に出馬表明をする。



…そんな…今から間に合うのですか…? 推薦人は…?



朝倉さんが、好きよ好きよと支持をすれば、推薦人は簡単に集まる。



それで、総裁選に勝てますか…?



この戦略なら勝てる。



お父様にそのようなことを教えてもらったのですか…?



帝王学というのがある。メディアは指先ひとつであやつることができなくてはならない。

そして、女性も、指先一つでどうにでもあやつることができなくてはならない。

だいたい、女性は、男性の言うことに従うべきである。



はあ、そうですか…。女性観というのは、今の若い人としては、少々古いような気がしますが、それでいいのでしょうか。

ところで、総理になったら、これをしてみたい、という政治的な理想はどのようなものですか…?



総理大臣というのは、ものすごい権力がある。

なんでも自分の思い通りにしてみたい。



安倍さんの政策を引きつぐということは考えていますか…?



まったく考えていない。

自分が総理大臣になったら、安倍さんのしてきた政治はすべて壊して、新しい自分だけの政治をする。



今、日本は、九州地方に台風がくるのですが、どういう対策をとっていますか…?



自分のところに来るわけじゃないんだから、関係ないじゃないか。

ぼくたちは、総裁選のために、ここまで、戦略を練ってきたんだ。

仮想通貨のことだって、大きな成果をあげた。

それなのに、総理になれないなんて、おかしいじゃないか。



若すぎる、と思うのですが…?



なぜ、若い若いというのだ。

若いからダメだ、というのは、「若ハラ」つまり、「若者ハラスメント」というのだ。



だいたい、こんなような話をしました。

K氏の考えを人づてに聞いたところもあります。



今の若者って、こうなんですね。

皆さま、どう思われますか?



もし、こういう若者でよければ、持ち上げて盛り上げてあげる、というのも、ひとつの総裁選の、楽しみかもしれないです。



私は、やめておくことにしました!



じゃまたね!