2017年2月15日水曜日

ストロベリーメモノォト 1、 睡眠。

ストロベリーメモノォト 1、


新しい連載を始めたい、と思いました。
仕事と生活に関わるさまざまなことを、メモノォトの形式にして、綴りたいと思います。
生活に身近なことから始めて、今、目の前にある問題を解決するために、小さな知恵を集めていきたい、と思っています。
どうぞよろしくお付き合いお願いいたします。

まず第一回は、睡眠について、です。

このところ、「働き方改革」「長時間労働」が、たくさんの人々の問題として、クローズアップされています。
これらの問題の、根本的解決をはかることが、大切だと思います。
そのためには、知恵を出し合って、改革という大きな仕事を成し遂げなければならないことになります。

それは、大きな仕事です。

私は思いました。
まず、目の前にあること、とてもつらいことから、ひとつひとつ、解決していきましょう、と思ったのです。

それで、みんなで一緒に、「慢性睡眠不足」の回復をはかろう、と思うのですが、皆さんはどう思われますか。

慢性睡眠不足の回復について、メモを記してみたいと思います。

早寝早起きをすること。
これは、一般的には、朝早く起きて、カーテンを開けて、太陽の光を浴びるとよい、と言われています。
つまり、睡眠のサイクルを調整するためには、朝の早起きから始めるのがよい、という考えです。

私自身の体験からいいますと、これは、逆です。
私が「こうしてみたら、うまくいった」という体験をお話ししますと、「まず、早寝から始めたらうまくいった」ということなのです。

夜、何時に寝付いていますか。
何時ごろ、お布団にはいっていますか。
12時前に眠りにつくと、睡眠の質がよいことは、誰が実証したわけでもないのですが、誰もが知っていることでしょう。

今夜、何時にお布団にはいるか、今のうちに、決めてしまいましょう。
「寝る」というお仕事は、あたかも電車の発車時刻に合わせるように、あたかも恋人との待ち合わせに間に合わせるように、あたかも学校の始業時刻に合わせるように、「がんばって寝る」というものだ、と私は思っています。

夜10時に寝る、と決めたら、10時までに、時間を逆算して、計画を立てましょう。
寝る前にしておくことを、リストアップして、チェックを入れてみましょう。
シャワー、歯磨き、コメを研ぐこと…、いろいろあるかもしれないです。
9時くらいから寝る用意を始めたら、間に合いますか。
考えてみましょう。

そして、確実に準備を実行して、10時に布団に入りましょう。

布団に入ったからといって、すぐに寝付けるわけではない、と思うでしょう。
寝付くまでの時間が気に入らない、というかたもいらっしゃると思います。

ここは、身体と頭と眼を休ませるだけ、という気持ちで、静かに横になっていましょう。
考え事をしていて頭の中が落ち着かない場合は、静かな音楽をかけて聞いているといいと思います。
音に集中していると、考え事ができなくなります。

布団に入る前に、パソコンの電源を切っておきましょう。
何かに使うかと立ち上げたままにしてあるかもしれないですが、手間がかかっても切りましょう。
スマートフォン、携帯電話も、切ってしまいましょう。
仕事の用事も、「これから一週間は慢性睡眠不足の回復のため、プログラムを実行中だから」ということで、電話はとらないことで、合意してもらいましょう。

熟睡のための工夫はいろいろありますが、暗くする、というのは大切なことです。
カーテンは遮光のものにすると、格段に睡眠の深さがちがいます。
アイマスクをしてもいいかもしれないですね。

また、さまざまな電気機器が、「光って」いる場合も多いので、できるだけ電源を切りましょう。

もしも、朝まで眠れなかったとしても、身体を横にしているだけで、疲れがすっと抜けていきます。
楽な気持ちで横になっていましょう。
そのうち、眠ってしまいます。

慢性睡眠不足の回復のために、睡眠をとっていると、最初のうちは、悪夢をみることがあります。
夢をみるのがいやで、眠りたくない、というかたも多いようです。

でも、夢を見ると、その悪夢のおかげで、脳も心も整理されて、楽になっていくものなのです。
こわい夢かもしれないですが、脳の整理をしているのだな、と思って、安心して眠ってください。

慢性睡眠不足の回復のためには、一か月くらい、たっぷりの睡眠をとることが必要だとも言われています。
これから一か月は、「がんばって寝る」「睡眠に力を入れる」「むしろどれだけたくさん眠れるか記録を作る」くらいの気持ちで、眠りましょう。

慢性睡眠不足が回復に近づくと、気力が出てきます。
そうしたら、次のプログラムを始めることにしましょう。

では、まずは寝る時間を決めてくださいね。
そして、準備ですよ。

じゃ、また。
おやすみなさい。