2016年11月20日日曜日

アメリカ大統領選挙とTPP発効について。-9月からきょうまで。


こんにちは。
朝倉聡子です。
ご無沙汰しております。
2016年も、残すところあと一か月となりました。
今年は本当に、いろいろなことがありましたね。

私は、特に今年一年で思い出に残っているのは、
4月から9月まで半年間、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の感想を書いたことです。
10月1日に、そうです、忘れもしないこの日に、「とと姉ちゃん」の連載終了となり、その後は、ときおりツイッターなどを入れながらも、休養しているわけです。

今年の夏は、アメリカからの「楽しい侵略」などもあり、大変な日々でした。
その間に、ドラマ感想の連載をしていたのだから、我ながら、タフな日々を生きていたものだ、と思います。

でも、さすがに、大変でした。
9月以降は、私の「権力」というものを、これをとても危険なものである、と考えて、どこに置いておくのが一番、安全で皆さまのためになるか、ということを思って、ともかくは、日本政府と、私の主人に委ねることにしました。

「権力」というのは、お金と似たようなもので、たくさんありすぎると、使いようによっては、毒にも薬にもなるものなのだ、と思い知らされた気持ちがします。

私が休養に入ってからも、政治も世界情勢も続いていました。
私は、主人に政治活動のすべてを委ねて、じっくり休養していました。
今も、休養中です。

そしてその間に、政治と世界情勢はどんどん動いていきました。

私も参加したのですが、アメリカ大統領選挙がありました。
10月には、テレビ討論会があり、その後、11月8日に、アメリカ全土で投票が行われました。

私も主人も、そして、世界中の民主的な人々は、アメリカ民主党のヒラリー・クリントン氏を応援していたように思います。
私も、テレビ討論会では、一生懸命に、ヒラリー氏を応援しました。

しかし結果は、トランプ氏の勝ちとなりました。
その日から、世界情勢は大きく「愕然と」動き始めたように思います。

ただ、私が思うのは、アメリカ大統領選挙は、アメリカ国民の選択であり、あくまでアメリカという独立した国の選択である、ということです。

ですから、アメリカという国が、国民が、トランプ氏に次の政権を任せた、という選択は、尊重するべきであると思うのです。
そして、日本政府としては、アメリカがどんな選択をしたとしても、その政権と国際交渉をしていくべきである、と思います。

政治的な判断としては、民主党ヒラリー氏になったとしても、共和党トランプ氏になったとしても、「次のアメリカ政権には、日米同盟においても、TPPにおいても、協力的にありたい」ということが、大事だったのではないか、と思います。

トランプ氏は、大々的な実業家です。
その経済政策においては、実業家としての手腕が期待できる、と思います。
しかし、政治や国際関係においては、素人同然といっても過言ではないかもしれないです。
そうした状況において、日本政府が、これまでの政治経験を活かして、アメリカという国に、さまざまなアドバイスをしている、としても、なんの不思議もないと思います。

そして、9月以降は、日本政府は、皆さんもご存知の政治家が、トップに立っています。
この政治家は、経済が得意分野です。
もしも、この政治家の得意分野が経済ではなかったとしても、日本にとっても、世界中の国々にとっても、今、一番のテーマとなっているのが、経済であることに、誰も異存はないと思います。

また、私と、以前の首相、そして、アメリカのこれまでの大統領が持ってきた「権力」というのは、日本国という一国にとどまるものではなく、世界的な規模の「権力」でした。

NHKで好評放送中のテレビドラマ、大河ドラマに「真田丸」があります。
日本が全国統一されて、その後、江戸時代に入るまでの様子が、克明に描かれています。

世界情勢に例えれば、「戦国時代」はもう終わりました。
「関ケ原の合戦」も、もう終わりました。

次に必要な政治的な手立ては、「徳川治世の確立」なのではないか、と私も、日本政府も考えています。

模範があるので引き合いに出してもいいと思うのですが、EU、ヨーロッパ共同体というのは、もともと、ヨーロッパのベネルクス三国が中心となって、経済においての共同体を作ったところが始まりでした。
その後、経済だけでなく、さまざまな政治的な取り組み、人と人との交流に関しても、共同されていった、ということです。

私は、これからの世界的な共同体への道筋において、まず、経済から始める、という、日本政府の取り組み方に、賛成しています。
私自身も、それがよいのではないか、と少し意見を言わせていただいております。

そうしたことで、まず世界情勢としては、アメリカの選択が、ヒラリー氏であったとしても、トランプ氏であったとしても、TPP発効への道を、まっすぐに進んでいる、ということは、とても大事なことである、と思います。

アメリカ大統領選挙が終われば、すぐに、TPPへの道を進み始める、これが今の政府の重要な仕事であるようです。

私自身は、これからの自民党や、与党に限らず政治の分野において、若い人たちのことも考えて、今少し、休養を取らせていただきたいと思っています。

その間も、世界情勢は進んでいます。
TPPと、新たな「徳川幕府」に対する、ご理解がありましたら、とても幸いです。

ではまた、ときおり、必要に応じて、ブログ記事を書くことにいたします。