2024年7月18日木曜日

🇯🇵📈円相場上昇 ユーロも上昇

 

18日早朝の東京外国為替市場で、円相場が大きく上昇している。8時30分時点は1ドル=155円70〜72銭と前日17時時点と比べて1円37銭の円高・ドル安だった。これまで積み上がっていた円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが加速し、8時半すぎには一時155円38銭近辺と6月7日以来およそ1カ月ぶりの高値をつけた。


「今後6カ月は成長が鈍化する」との見通しが示された。9月の米利下げ開始が意識され、17日に米長期金利が約4カ月ぶりの水準に低下する場面があったのも日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りにつながった。


円は対ユーロでも大きく上昇し、8時30分時点は1ユーロ=170円34〜37銭と、同1円の円高・ユーロ安だった。8時半すぎに一時170円ちょうど近辺と6月下旬以来の円高・ユーロ安水準をつけた。米半導体株安で18日の日経平均株価が大きく下落するとみられており、投資家が運用リスクを取りづらくなるとして「低金利通貨」とされる円には買いが入った。