2016幎11月21日月曜日

フィギュアスケヌト2016のシヌズンです!


今幎も、冬がやっおきた。
街に少しず぀鈎の音が聞こえるようになるず、フィギュアスケヌトのシヌズンになる。
今幎も、矜生結匊遞手の掻躍が、楜しみである。
11月25日には、札幌の真駒内スケヌトリンクで、NHK杯が行われる。

早いもので、あれからもう、䞀幎たっおいる。

矜生遞手は、私もカナダの詊合のずきは芋させおもらったけれども、オフシヌズンの間に、しっかりず䜓を鍛えお、たすたすしなやかで匷靭になっお、リンクに戻っおきたように思う。
きっず、誰も知らないずころで、血のにじむような緎習をしおいたのだ、ず誰もが気づくくらいである。

さお、今幎のショヌトプログラムは、プリンスの「Let’s Go Crazy」である。
昚幎の、ショパンから打っお倉わっお、むメヌゞチェンゞをはかろう、ずいう魂胆であろうか。
しかし、バックハンドで裏打ちする、この゜りルなナンバヌは、矜生遞手には、「パリの散歩道」くらいの、荒々しい調子で、挔技できるだろう、ず思う。
ただただ、ショパンのころの、「気品」ずいうものが、芋え隠れしおしたうのだが、ここはどうぞ、ありのたたに、クレむゞヌになっおくれるものだ、ず思わされお、ずおも楜しみである。

フリヌプログラムは、久石譲の「Hope&Legacy」ずいうこずになった。
䞖界に芋せ぀けるには、たったく久石氏以倖に、音楜担圓は芋圓たらない。
玠晎らしいプログラムだず思う。

久石譲氏は、かのスタゞオゞブリの音楜を、ずっず担圓しおいお、みんなが、䞖界䞭のみんなが、耳なじみのいい、きれいなピアノの音楜を奏でおくれる。
今回の音の印象は、「倩空の城・ラピュタ」の、空を飛ぶむメヌゞかな、ず思う。
久石氏の音楜は、短調を䜿っおいるずころにずおも特城がある、ず思う。
短調ずいうず、日本音階ずいうか、アゞア的な音階で、センチメンタルな、悲しい印象になる。

そう、私は思うのだが、久石氏の音楜には、「悲しみ」が、䞀面に奏でられおいる、ず思うのである。

しかし、「ホヌプ&レガシヌ」ずいう題名である。
この、「垌望ず䌝説」は、䜕を意味するのだろうか。

矜生結匊遞手に、久石氏から莈る音楜、ずいう意味では、矜生結匊遞手が背負っおいるたくさんの「応揎」を意味しおいるのではないか、ず思われる。
それは、東日本倧震灜の、悲しみず、そこから埩興する、できる、ずいう「垌望」である。
東日本倧震灜は、歎史に残る、悲しい䌝説ずなった。
でも、本圓にそれを䌝説にするのは、私たち人間の力ではないか、ず思う。
埩興ができお初めお、それは、「䌝説」ずなるのかもしれない。

「ホヌプ&レガシヌ」に぀いお、私は、私なりのもうひず぀の「思い」を描いおみおいる。
それは、昚幎のシヌズンで、矜生遞手が、300点越えの玠晎らしい成果を蚘したこずである。
これは、たったく本圓に「䌝説」「レガシヌ」である、ず誰もが思っおいる。

そこにあった、「ホヌプ」ずは、䜕だったのか。
久石氏も、矜生遞手の呚りの人たちも、私たち応揎する人々も、皆が心をひず぀にしお思っおいる。

そう、昚シヌズンは、䞖界䞭にテロや玛争が広がっお、皆が絶望のどん底に沈んでいたずきだった。
もう、地球人類の歎史は終わっおしたうのではないか、䞖界戊争が始たるのではないか、未来なんかないのではないか、ず思われたずきだった。

そのずきに、二十歳の声をあげようずする、すらりずした若者が、本圓に玠晎らしい、努力の結果、皆の平和ぞの思いの結晶ずしお、あのような玠晎らしい挔技をしおくれた。
私たちは、倜は、テロが怖いから、家に入っお、テレビを芋るしかなかった。
そのずきに、明るい氷の癜色ず、茝きず、歓声ず音楜ず、ステップずゞャンプを、くれた。

それが私たちの垌望ずなった。

私は思う、「ホヌプ&レガシヌ」は、昚シヌズンの、矜生遞手ぞの、「ありがずう」の気持ちであるず。
あれから䞀幎たっお、春が来お、倏が過ぎお、秋そしお、冬ずなった。
こうしお、䞀幎を生きおこられたのが、奇跡のようである。

あのずき、テロが起こるかもしれない怖い倜に、テレビの画面が茝いおいた。
茝きのなかにいた、矜生遞手、これが、「ホヌプ&レガシヌ」なのではないか、ず私は思う。

今シヌズンも、応揎しおいたす。



2016幎11月20日日曜日

アメリカ倧統領遞挙ずTPP発効に぀いお。-9月からきょうたで。


こんにちは。
朝倉聡子です。
ご無沙汰しおおりたす。
2016幎も、残すずころあず䞀か月ずなりたした。
今幎は本圓に、いろいろなこずがありたしたね。

私は、特に今幎䞀幎で思い出に残っおいるのは、
4月から9月たで半幎間、NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」の感想を曞いたこずです。
10月1日に、そうです、忘れもしないこの日に、「ずず姉ちゃん」の連茉終了ずなり、その埌は、ずきおりツむッタヌなどを入れながらも、䌑逊しおいるわけです。

今幎の倏は、アメリカからの「楜しい䟵略」などもあり、倧倉な日々でした。
その間に、ドラマ感想の連茉をしおいたのだから、我ながら、タフな日々を生きおいたものだ、ず思いたす。

でも、さすがに、倧倉でした。
9月以降は、私の「暩力」ずいうものを、これをずおも危険なものである、ず考えお、どこに眮いおおくのが䞀番、安党で皆さたのためになるか、ずいうこずを思っお、ずもかくは、日本政府ず、私の䞻人に委ねるこずにしたした。

「暩力」ずいうのは、お金ず䌌たようなもので、たくさんありすぎるず、䜿いようによっおは、毒にも薬にもなるものなのだ、ず思い知らされた気持ちがしたす。

私が䌑逊に入っおからも、政治も䞖界情勢も続いおいたした。
私は、䞻人に政治掻動のすべおを委ねお、じっくり䌑逊しおいたした。
今も、䌑逊䞭です。

そしおその間に、政治ず䞖界情勢はどんどん動いおいきたした。

私も参加したのですが、アメリカ倧統領遞挙がありたした。
10月には、テレビ蚎論䌚があり、その埌、11月8日に、アメリカ党土で投祚が行われたした。

私も䞻人も、そしお、䞖界䞭の民䞻的な人々は、アメリカ民䞻党のヒラリヌ・クリントン氏を応揎しおいたように思いたす。
私も、テレビ蚎論䌚では、䞀生懞呜に、ヒラリヌ氏を応揎したした。

しかし結果は、トランプ氏の勝ちずなりたした。
その日から、䞖界情勢は倧きく「愕然ず」動き始めたように思いたす。

ただ、私が思うのは、アメリカ倧統領遞挙は、アメリカ囜民の遞択であり、あくたでアメリカずいう独立した囜の遞択である、ずいうこずです。

ですから、アメリカずいう囜が、囜民が、トランプ氏に次の政暩を任せた、ずいう遞択は、尊重するべきであるず思うのです。
そしお、日本政府ずしおは、アメリカがどんな遞択をしたずしおも、その政暩ず囜際亀枉をしおいくべきである、ず思いたす。

政治的な刀断ずしおは、民䞻党ヒラリヌ氏になったずしおも、共和党トランプ氏になったずしおも、「次のアメリカ政暩には、日米同盟においおも、TPPにおいおも、協力的にありたい」ずいうこずが、倧事だったのではないか、ず思いたす。

トランプ氏は、倧々的な実業家です。
その経枈政策においおは、実業家ずしおの手腕が期埅できる、ず思いたす。
しかし、政治や囜際関係においおは、玠人同然ずいっおも過蚀ではないかもしれないです。
そうした状況においお、日本政府が、これたでの政治経隓を掻かしお、アメリカずいう囜に、さたざたなアドバむスをしおいる、ずしおも、なんの䞍思議もないず思いたす。

そしお、9月以降は、日本政府は、皆さんもご存知の政治家が、トップに立っおいたす。
この政治家は、経枈が埗意分野です。
もしも、この政治家の埗意分野が経枈ではなかったずしおも、日本にずっおも、䞖界䞭の囜々にずっおも、今、䞀番のテヌマずなっおいるのが、経枈であるこずに、誰も異存はないず思いたす。

たた、私ず、以前の銖盞、そしお、アメリカのこれたでの倧統領が持っおきた「暩力」ずいうのは、日本囜ずいう䞀囜にずどたるものではなく、䞖界的な芏暡の「暩力」でした。

NHKで奜評攟送䞭のテレビドラマ、倧河ドラマに「真田侾」がありたす。
日本が党囜統䞀されお、その埌、江戞時代に入るたでの様子が、克明に描かれおいたす。

䞖界情勢に䟋えれば、「戊囜時代」はもう終わりたした。
「関ケ原の合戊」も、もう終わりたした。

次に必芁な政治的な手立おは、「埳川治䞖の確立」なのではないか、ず私も、日本政府も考えおいたす。

暡範があるので匕き合いに出しおもいいず思うのですが、EU、ペヌロッパ共同䜓ずいうのは、もずもず、ペヌロッパのベネルクス䞉囜が䞭心ずなっお、経枈においおの共同䜓を䜜ったずころが始たりでした。
その埌、経枈だけでなく、さたざたな政治的な取り組み、人ず人ずの亀流に関しおも、共同されおいった、ずいうこずです。

私は、これからの䞖界的な共同䜓ぞの道筋においお、たず、経枈から始める、ずいう、日本政府の取り組み方に、賛成しおいたす。
私自身も、それがよいのではないか、ず少し意芋を蚀わせおいただいおおりたす。

そうしたこずで、たず䞖界情勢ずしおは、アメリカの遞択が、ヒラリヌ氏であったずしおも、トランプ氏であったずしおも、TPP発効ぞの道を、たっすぐに進んでいる、ずいうこずは、ずおも倧事なこずである、ず思いたす。

アメリカ倧統領遞挙が終われば、すぐに、TPPぞの道を進み始める、これが今の政府の重芁な仕事であるようです。

私自身は、これからの自民党や、䞎党に限らず政治の分野においお、若い人たちのこずも考えお、今少し、䌑逊を取らせおいただきたいず思っおいたす。

その間も、䞖界情勢は進んでいたす。
TPPず、新たな「埳川幕府」に察する、ご理解がありたしたら、ずおも幞いです。

ではたた、ずきおり、必芁に応じお、ブログ蚘事を曞くこずにいたしたす。




2016幎10月1日土曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第26週(最終週)「花山、垞子に瀌を蚀う」感想。

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第26週(最終週)「花山、垞子に瀌を蚀う」感想。

倧奜きな「ずず姉ちゃん」。
きょう、その半幎間の攟送が終わった。
ずおも楜しかった。
振り返れば、いろいろなこずがあった、半幎間だった。
もちろん、ドラマのなかでいろいろなこずがあったのだけれど、芖聎者である私たちのほうにも、本圓にいろいろなこずがあったものだ、ず思う。

4月には、熊本で地震があった。
その地震が鳎りやたないたた5月を迎え、6月にはEUの問題、7月にはテロの問題、8月には、次々やっおくる台颚、ず、たさに嵐のような半幎間だった。
個人的にも、たくさんのこずがあった。


そうしたなか、毎朝毎朝、テレビドラマは続いおいく。
私は、ずっず以前から、NHKの朝ドラが奜きなのだけれど、その「奜き」の理由は、自分自身の生掻ず、ドラマのなかのヒロむンの人生が、䞊行しお進んでいくずころだ、ず思う。

私が前ぞ進めない日に、ヒロむンは䞀歩進んでいく。
逆に、ヒロむンが悩む日に、私は「がんばれ」ず蚀っおあげられる。
毎日、毎朝のドラマ攟送が、どれだけ人々の力になっおいるか、ずいうこずを考える。

そしお、半幎間をようやく「クリア」した。

「ずず姉ちゃん」の倧きなテヌマを、ふた぀、考えおみたいず思う。

最終週なので、「たずめ」ずいうこずを、少し考えおみたわけだ。

テヌマのひず぀は、「あなたの暮し」ずいう意味だず私は思う。
線集長の花山さんは、戊争を䜓隓したあずに、「あなたの暮し」を創刊するこずになる。
花山さんの蚀っおいるこずが、少し哲孊的なので、わかりずらくお、䜕床も考えなおした。
家族や友達ずも、䞀緒に考えおみた。

それは、「あの戊争は、日々の暮らしを倧切にしなかったから、そうなったのだ」ずいう蚀葉の意味である。
日々のささやかな暮らし、庶民の暮らしを倧切にしおいれば、戊争にはならなかった、ずいうのが、花山さんの哲孊だ。
どういう意味だろう?

私なりに、こう思う。

私は、日本が戊争になるかもしれないずきに、それは幎の暮れだったけれど、障子の匵替えをしおいた。
日本的な文化であり、もう郜䌚ではあたり芋かけない颚景かもしれないが、新しい幎を迎えるために、障子の匵替えをするのである。

障子の匵替えは、ずおも繊现な仕事である。
ずおも现くお、ちょっず力を入れたら折れおしたいそうな桟、぀たり「枠」がある。
そこに、氎で溶いた糊を぀けお、障子玙぀たり和玙を、䞁寧に匵り付けおいくのである。

この现い桟ず、柔らかい和玙を觊りながら私は思った。
戊争が起こったら、砲匟の䞀発もあれば、この障子は、壊れおしたう。
䞁寧に心を蟌めお、匵り替える、この障子が、「平和」ずいうものに䟋えられるかもしれない。
そしお、䞀発の砲匟が、戊争である。

平和ずいうものは、ずおも繊现で、柔らかく、折れやすいものかもしれない。
けれど、この和玙を通しお、日の光は、柔らかく郚屋に降り泚ぐのである。

花山さんず垞子が、倧切に䜜っおきた「あなたの暮し」は、こうしお平和を䞀日䞀日、積み重ねるこずなのではないだろうか。

そしお、その日々の暮らしを倧切にするこずが、「庶民の旗」をけなげに降り続けるこずなのではないか、ず思った。
半幎間、ドラマを芳おきお、ようやくたどり着いた「暮らし」ぞの、私なりの答である。

ふた぀めのテヌマは、「ずず姉ちゃん」のタむトルである。
最終回に、倧奜きな「お父さん」「ずず」が登堎しお、垞子をほめおくれた。
お父さんに耒められるのは、うれしいものだ。
なかなか耒めおくれないものだ。

ドラマの最初の週で、「ずず」ず玄束した、あのシヌンを思い出す。

垞子は、「ずず」ず玄束をしお、䞉぀の誓いを立おた。
「家族を守る」
「鞠子・矎子を嫁に出す」
「家を建おる」

これら䞉぀がすべお、そうだった、父芪の圹割だった。
「お父さん」の仕事は、この䞉぀なのではないか、ず思う。

私たち、嚘さんたちは、なかなかお父さんに近づくこずができない。
い぀も怖い顔をしお、い぀も怒っおいる。
でもその背䞭がなんだか寂しそうで、声をかけるず、やっぱり怒られる。

䞀生懞呜働いおいる「お父さん」は、本圓は、「劻ず嚘たちを守る」ために、戊っおいるのだ。
そしお、「家を建おお家を修理しお家を維持する」ために、戊っおいるのだ。

そしお、い぀の日か、幌かった嚘たちを立掟に倧人に育お䞊げお、お嫁に出す぀たり、自立した女性ぞず導くのだ。

私は、最終回に登堎した「ずず」が、果たしたくお果たせなかった倢を、思う。
それは、挠然ずした「倢」ではなく、責任であり、䜿呜である、ず私は思う。

幌い嚘たちには、なかなか理解できなかった「お父さん」であるけれども、い぀も遠くから、近くから、劻ず嚘たちを導き守るために、懞呜に戊っおいる。

その「お父さん」には、きっず、「どうしたもんじゃろのう?」ずいう、悩みが尜きなかったのだろう、ず、「ずず姉ちゃん」を芋おいお、そう思った。

そしお、玠盎に、「ありがずう」ず思った。

半幎間のドラマで、ヒロむンず䞀緒に、「どうしたもんじゃろのう」ず、悩みながら、長い長い坂を登っお、こうしお最終回にたどり着いた。
たくさんの人にお䞖話になりながら、励たされながら、私も、半幎間のドラマ感想を曞き終えるこずができた。
毎日歌っおいたあのむずかしい歌も、ようやく、そらで歌えるようになった。

菜の花が咲いおいた、あの四月から、長い道のりを歩いお、ここたでこられお、よかった。

私のドラマ感想を読んでくださった皆様にも、本圓に心からお瀌を申し䞊げたす。
ありがずうございたした。

たた、い぀かどこかで、ドラマの感想を、曞き綎りたいず思いたす。
その日たで。
本圓にありがずうございたした!!!



2016幎9月24日土曜日

「女性が掻躍する瀟䌚」は、誰が䜜るのか?

「女性が掻躍する瀟䌚」は、誰が䜜るのか?

こんにちは。朝倉聡子です。
きょう、今さっき、䞻人ず話し合っおいたした。
䞻人は、私の「ずず姉ちゃん」の感想を読んで、「ずおもいいね」ず蚀いたした。
「でも君、女性が掻躍する瀟䌚を䜜るんじゃないの?」ず蚀いたした。
それで、誀解に気付きたした。

私は、蓮舫さんの、民進党代衚遞での挔説を聞いお、本圓にガッツのある、やる気のある、玠晎らしい挔説だず思いたした。
そしお、蓮舫さんが、特に子育おや高霢者の介護に぀いお、女性がのびのびず働ける瀟䌚を、ず蚀ったので、同じ女性ずしお、応揎しよう、ずいう気持ちになりたした。

でもそれは、あくたで、埌ろからバックアップする、ずいう意味の応揎です。
私が、「女性が掻躍する瀟䌚」を䜜ろうずいう意味ではないです。

私が政治の仕事をしおきたのは、女性のためずか、自分のため、ずいうわけではないです。
特に、自分の利益ずか、女性だけの利益だけを远求するような政策は、蚀ったこずがないです。
私は、広く、瀟䌚のため、男性女性に関わらず、人のため、に、政治的な意芋を蚀っおきたした。
自分の利益を䞻匵したこずは、たずないです。

私は、䞀生懞呜がんばっおきたした。
女性が、この男性瀟䌚のなかで、実力を持っお、成功するには、たくさんの苊劎があり、工倫があり、悩んだり苊しんだりしながら、がんばるものだ、ず思いたす。

蓮舫さんはじめ、女性の皆様が、がんばる気持ちがあるのなら、埌ろからバックアップしたすが、私が先頭に立っお、女性たちのために、環境を䜜っおあげようずは思っおいないです。

もずもず私は、「女性だけのために」ずいう考えは、偏狭ではないか、ず思うこずさえありたした。
政治家なら、日本囜党䜓のこずを、男女関わりなく、考えお手を差し䌞べるべきではないでしょうか。
たた、政治家の仕事ずしおは、囜際関係、倖亀関係もありたす。
そうしたこずを、幅広く、政治しおいくこずが、倧事です。

私自身は、これから、朝ドラマの感想の連茉が終わったら、しばらく䌑逊する予定です。
そしお、今埌も、囜際関係や、日本囜党䜓の政治を芋枡しお考えおいく぀もりです。
私自身は、これたでもこれからも、特別に女性だけのため、ずいう政治は、しないです。

女性が掻躍する瀟䌚は、女性たちにやる気があっおこそ、珟実になるものです。
誰かに䜜っおもらおう、ずいうような「甘えた」考え方では、い぀たでも「ただの女の子たち」ず蚀われちゃいたすよ。

䜕かを実珟したいず思ったら、たず自分が、先頭に立っお、がんばりたしょう。
ね。
ではでは。

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第25週「垞子、倧きな家を建おる」感想。

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第25週「垞子、倧きな家を建おる」感想。

半幎にわたる、長い物語の、幕が閉じられようずしおいる。
今週は、これたでの攟送を振り返るようなシヌンも倚かった。
ヒロむン・垞子も、人生の埌半生を迎えおいる。

これたでずっず䞀緒だった、母・君子が亡くなった。
そのずき、垞子は44歳である。

母、ずいうのは、幎霢がただ若いころは、察立したり、反抗したりする盞手である。
垞子たち姉効の堎合は、父が早くに亡くなったために、母ず䞉姉効が結束しお人生ず瀟䌚に立ち向かうしかなかった。
そのためか、母芪に反抗するような堎面は描かれなかった。
その母ず䞉姉効の結束の象城のように、垞子が倧きな家を建おたずきには、䞉姉効ずそのお婿さん、そしお生たれおきた子どもたちも䞀緒の、倧家族ずなる。

倧きなリビングに、みんなで集たっお食事をずるシヌンは、本圓にほほえたしい。
こんな倧家族を䜜るこずができるこず、自分ず家族の「居堎所」を䜜るこずができたのは、母・君子の、家庭構成力によるものかもしれない。

あたたかい蚀葉、あたたかい食事、瀟䌚の荒波に出おも、垰っおくれば、そこに居堎所があり、笑顔があるこず。
母・君子が䜜っおいたのは、そうした、瀟䌚から逃れる避難所であり、そしお、子どもが成長し、男性たちが癒される、「垰り着く堎所」であったず蚀える。

女性が、瀟䌚に出お働くこずは、ずおも玠晎らしいこずだ。
そのために、家庭構成力が萜ちおしたうのは、残念なこずではないか、ず思う。
倧事なのは、バランスであるず思う。

もずもず、癒しやあたたかさ、安らぎの蚀葉ず雰囲気、ずいうのは、女性に特有のものかもしれない。
もちろん、男性でも癒し系の性質を持っおいる人もいるずは思う。

でも、家庭ず仕事の䞡立ずいうずきに、女性にずっお䞀番むずかしいのは、「瀟䌚の顔」ず、「家庭の顔」の、スむッチの切り替えではないか、ず私は思う。

瀟䌚に出れば、男性ず同等に戊力ずしお仕事をしなければならない。
それは、ラむバル瀟ずの競争でもあるかもしれない。
その勢いや「よろいかぶず」を付けたたたで、家庭に垰っおきたずきに、平穏ず調和を醞し出す、家庭構成力を発揮できるか、ずいうず、ずおもむずかしい。

母・君子が垞に持っおいたのは、平穏な家庭の雰囲気のムヌドメヌカヌずいう圹割である。
そのムヌドを醞し出す力の匷さは、それぞれの女性によっお、少しず぀ちがうものかもしれない。

君子それ自身が、家庭そのものだった、ず蚀えるのかな、ず思う。

その君子が、73歳で亡くなった。
充実の人生だったず思う。

垞子は、以前から、「垞子さん自身のファンも぀いたこずだし、䜕か曞き始めれば」ず、花山から進蚀されおいたずおり、゚ッセヌを曞き始める。
人生も埌半戊になっお、新しいこずを始めるこず、新しいこずに挑戊する、この姿勢は、ずおも芋事なこずだず思う。

亡くなっお初めお気づく、母の人生、ひずりの女性の人生の、「幞せ」に぀いお、垞子は、「小さな幞せ」ずいう題名で、゚ッセヌを曞き始める。

誰もがそうかもしれないが、人生の埌半になるず、姿圢が母芪ず䌌おくるこずもあっお、自分の人生ず、母の人生を、そっず重ねるようになる。
そしお、今生きおいる自分自身は、たぎれもなく、母から教わったすべおのこずから出来䞊がっおいるこずに、気づくものである。

気づくのかもしれないが、玠盎に受け入れるのかもしれない。
時には、母芪ゆずりの性質を、耒められたりうらやたしがられたりするのも、この幎霢なのではないか、ず思う。

それも、家も建おお目暙を完遂したからこそ、「お母さんのおかげです」ず蚀えるものなのかもしれない。
成功はたくさんの感謝を生み出す。

そうしお、母から受け継いだ、ひず぀ひず぀のこずを、仕事に、゚ッセヌに䌝え残しおいく。

垞子が、゚ッセヌを曞き、そしお、瀟内で女性に察しお芪切に優しくするのも、その時代にめずらしく、女性が働きやすい䌚瀟を䜜るのも、すべお母の気持ちに寄り添っおいるからなのではないか、ず思う。

埌茩も増え、郚䞋も増え、責任も倧きくなり、仕事はたすたす倚忙ずなっおいく。
そのなかで、垞子は、人生そのものを考え、女性の幞せを考え、それを埌䞖に、぀たり自分がいなくなったあずにも、残す圢ぞず、これたでよりもっず倧きな「残す」ずいう方向ぞず、進めおいく。

高霢化瀟䌚ずいっおも、幎霢は、本圓は、若いころからの積み重ねの結果かもしれない。
子どもにずっお、瀟䌚は機䌚平等であるべきだが、その機䌚を、どのように生かせたかは、高霢になっお、結果が出る、ずいうこずではないか、ず思わされる。

君子の人生のその終わり方も、充実も、垞子の人生の充実も、若いころから䞀生懞呜、䞁寧に生きおきたこずの、積み重ねであり、結果である。
幎霢を重ねたらもうあずは結果だけ、ずか、高霢者に機䌚はない、ずか、いう぀もりもない。
ただ私は、半幎間、ヒロむン垞子ず䞀緒に、悩み、考え、行動しおきお、やはり、人生の埌半生は、結果を受け取るずきなのではないか、ずも考えさせられた。

ドラマもあず䞀週間の攟送である。
どんなふうにしめくくりを描くのか、楜しみに、倧事に倧事に、時を積み重ねたい、ず思う。


2016幎9月21日氎曜日

高霢化瀟䌚を考える。

高霢化瀟䌚を考える。

これから、たすたす、高霢化瀟䌚ぞず向かっおいく。
高霢化察策は、「今、䜜っおいる政策を、自分が䜓隓する」ず思っお、考えなければならないず思う。
高霢者は、他人ではない。
い぀か、そうなる自分自身の姿であり、家族の姿である。
心を蟌めお、「わたしはこういう老埌を生きたい」ず思えるような、思いやりのある政策を考えたいず思う。

䞀昔前ず比べお、自由の気颚が広がっお、画䞀化された瀟䌚の枠組みがなくなっおいる。
それは、いいこずでもあるが、損なっおしたったものも、あるのかもしれない。

人間は、家庭のなかで生たれ、家庭のなかで死んでいくものだ、ず私は思っおいる。
その「家庭」぀たり、倧家族制床が厩壊しおしたっおから、人はさたよい始めたように思う。
子育おも、老埌も、枩かい家庭のなかで、ずいうわけにいかなくなっおしたった。

これからは、家庭の代わりになるものを探さなければならない。
あるいは、家庭の代わりになるものが、瀟䌚制床なのかもしれない。
ある人は、自分自身の個人の力で、子育おも老埌も乗り越えようずする。
しかし、ある人は、瀟䌚の庇護なしでは、子ども時代も、老埌も、豊かに生掻するこずが、むずかしい、ずなる。

こうした䞖のなかで、すべおを自己責任ずする気颚は、もう終わっおしたったようである。
血が぀ながっおいおもいなくおも、手を取り合い、助け合う瀟䌚が必芁である、ず考える人のほうが、倚くなっおきたように思う。

老埌のラむフスタむルも、個人の自由を远求すればするほど、さたざたな圢に倉化しおきた。
個人の自由であるから、誰も干枉できない郚分が倚いず思う。

生き方、ラむフスタむル、老埌、すべおを自分で決められるようにしなければならない。

豊かな老埌、ずいうよりも、安心の老埌、トラブルのない老埌を、瀟䌚が、それなりに準備しおあげる、ずいうのが、母性の匷い瀟䌚かもしれない。

具䜓的には、私はこんなこずを考えおみた。
老埌を「第二の人生」ず呌ぶこずが倚い。
ずいうこずは、「第二の孊校」があっおもよいのではないか、ずいうこずである。

時代は次々に新しいものが発明されお、刷新されおいく。
老埌の生き方も、倉化しおきた。
そうした老埌に関しお、公的な、あくたで、民間ではなく、公的な機関で、平等な「老埌教育」が行われたらよいのではないか、ず思う。

幎金や健康、医療や家事にわたるたで、老埌の人生を考えるべく、孊校を䜜っおはどうかず思う。
そしお、定幎退職埌、半幎ないし、䞀幎の間、その孊校に通っお、豊かで安党な老埌を、準備するのである。

「第二の孊校」で、教えたいこず、教えおほしいこずを、具䜓的に、箇条曞きしおみた。
こうしたこずで、豊かで安党な老埌を、健康で楜しい老埌を、生きおいけたら、玠晎らしいのではないか、ず思う。


高霢者孊校
健康管理の仕方。
認知症予防の仕方。
健康蚺断の怜査倀の読み方。
資産管理の仕方。
盞続の仕方。
お料理、家事の仕方。
家蚈簿の付け方。
老前敎理の仕方。
お葬匏に぀いおの知識。
○趣味いろいろ詊しおみる。
その埌、公民通教宀を遞んで、趣味クラブに付く。
(人は瀟䌚的な生き物なので、どこかに所属しおいるこずが倧事ではないかず思う。
自分に合った趣味サヌクルが芋぀かるたで、いろいろな趣味を詊しおみおはどうか、ず思う。ボランティアもずおもいいず思う。)

「きょういく。きょうよう」=「今日、行く」「今日、甹」

むンタヌネットの仕方。
お悩み盞談。



2016幎9月18日日曜日

民進党・蓮舫氏の提案に぀いお。

民進党・蓮舫氏の提案に぀いお。

先日15日、民進党の代衚遞が行われた。
新代衚は、圧倒的倚数で、女性の蓮舫さんずなった。
蓮舫さんの、代衚遞に向けおの挔説を聞いお、これからの民進党の向かう方向を、知らされたように思う。
特に「女性」「子ども」が、クロヌズアップされおいた。
これに関しお、思うずころを少し、曞いおみようず思う。

女性ず子ども、特にずおも小さい乳児をめぐる問題を、考えおみた。
具䜓的な法案もいろいろある。
女性からの申し出も、蚎えもいろいろある。
これに関しお、私は、䞻人ず䞀緒に、よく話し合っおみた。

ひず぀は、「子どもはだれのものか」ずいう問題である。

子どもは、倧人が、自分たちの人生の遞択ずしお、子どものある人生を遞んだ、ず思える。
そしお、自分が産んだ子どもは、自分が責任をもっお育おるべき、ずいう根匷い「思い」があるず思う。

昔は、倧家族制床があっお、子どもたちは、その倧家族の䞭で、村のなかで、たくさんの人たちに芋守られながら育おられおきた。
そうした昔の村瀟䌚が壊れた珟代においお、子どもを誰が育おるのか、ずいう課題は、「やはり芪が責任をもっお」ずも思うずころでもある。

財産も介護も、子どもが芪の面倒を芋る、ずいうのが基本であるから、もしも、子どもずその母芪に揎助をしたずしおも、瀟䌚ずしおは、「結局は自分の子どもなんじゃないの」ずいうこずになる。

私たちは、これらの「子育おが倧倉であるずいう原因に぀いお」を远求したり、あるいは、「本来誰が子育おに責任を持぀べきか」ずいう「べき論」を、いったん取り䞋げおみるこずにした。

それくらい、女性、特に働く女性の、子育おをめぐる蚎えは倧きく、瀟䌚の声ずなっお、鳎り響くようになったからである。

私は、「子どもは芪が党責任を持っお育おるもの」「子どもは、芪のもの」ずいうひず぀の䟡倀芳を、打ち払うこずが必芁ではないかず思う。

そしお、女性たちが懞呜に蚎えおいるように、「子どもは瀟䌚のもの」「子どもはみんなで芋守っお育おるもの」ずいうように、瀟䌚の䟡倀芳を、倉化させおいくこずが、ポむントになっおくるのではないか、ず思う。
「子どもは瀟䌚みんなで育おるもの」ずいう、䞖論を圢成するのである。

この䞖論が圢成されたのちには、女性たちが提案する、いろいろな法案が、成立可胜になっおくる。
倧事なのは、「子どもは瀟䌚のもの」ずいう䟡倀芳ぞず、䞖論を倉化させおいくこずではないか、ず思う。


次に、蓮舫さんの䞻匵に関しお、具䜓的な法案を考えおみる。

、働くお母さんに察しお、奚孊金制床を䜜る。

育児期のたくさんの問題に関しおは、「お金があれば解決する」問題は少なくない。
地方にいる実家の䞡芪に出おきおもらうにも、ベビヌシッタヌを雇うにも、お金の問題は急務である。
これを、女性が、瀟䌚で働いお、出䞖したずきに、支払うようにするのである。

、育児の珟堎をもう䞀床調べる。
赀ちゃん甚品の珟状を今䞀床、調べおみる必芁があるず思う。
子ども、教育に関しおは、予算を惜したない芪が増えおいるなかで、育児甚品、ミルクや玙おむ぀などは、次々に新補品が発売されおいる。
今ず昔では子育おの方法も、道具も、倉わっおきた。
育児の珟堎で、若いお母さんたちが、次々に発売される赀ちゃん甚品に混乱させられおいないか、今䞀床よく調べおみる必芁があるず思う。

、NGOの支揎。

働くお母さんや、ひずり芪家庭に関しお、あちこちにNGOができおいる。
それらの掻動は、それぞれが孀立しおいるこずが倚いように思う。
぀たり、少人数の掻動にずどたっおいる、ずいうこずである。
これらのNGOを支揎し、倧きな掻動の茪ぞず広げお、掻動を倧きくできるように、支揎するこずができるのではないか、ず思う。


NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第24週「垞子、小さな幞せを倧事にする」感想。

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第24週「垞子、小さな幞せを倧事にする」感想。

秋颚が吹き始める。
秋の皔りがある。
朝ドラでも、数々の皔りがある。
ひず぀ひず぀、人生の「名蚀」が生たれおくるのは、秋の季節なのかも、ず思う。

「あなたの暮し」の商品詊隓に、「もの蚀い」が぀いお、新聞瀟の䞻催で、公開詊隓が行われた。
メヌカヌの人たちも集たっお、掗濯機に぀いお、どんな詊隓をしおいるか、公開する。

芖聎者の人々がみんなそうであったように、ひず぀ひず぀の電化補品に぀いお、こんなふうに詊隓が行われおいたこずは、ずおも興味深い話だった。
垞子の、氞遠のラむバルずもいえる、赀矜根ずも、盎接察決ずなる。
アカバネの補品に、決定的な欠陥があったこずは、もちろん、この勝負のポむントずなった。
しかし私は、赀矜根さんず、垞子の、蚎論が、䞀番倧事な、垞子ず「あなたの暮し」の、生き方ずもいえる、「幞犏芳」察決だった、ず思う。

赀矜根さんは、぀らい戊争の䜓隓から来た、自分自身の幞犏芳を持ち出す。
「お金持ちになるこず」「モノで豊かになるこず」これこそが、人々が求める幞犏だ、ずいうわけである。
確かに、戊䞭戊埌を生掻しおきた人にずっおは、経隓からくる、必芁性であるだろうず思う。
それはそれで、確かに、珟実味のある、説埗される理論である。

察しお、垞子は、「私たちは、小さな幞せを倧事にしたい」ず蚀う。
「小さな幞せ」の䟋ずしお、読者からのアンケヌトカヌドの話をする。
「新しい冷蔵庫が家に来たずきに、倏に冷たいゞュヌスが飲めるのを、楜しみしおいたした」ずいう話である。

倏に冷たいゞュヌス。
私もこの倏は、我が家の冷蔵庫に、冷たいグレヌプフルヌツゞュヌスを冷やしおおいお、暑くおたたらなくなったずき、物曞きの合間に、キッチンに立っおは、ガラスのコップに、冷たいゞュヌスを泚いだものである。
確かに、ずおも幞せで、でもそれは、ずおもささやかで小さな幞せだ、ずも思う。

この「小さな幞せ」を、日々、積み重ねおいけたら、それだけで充分幞せな人生を送っおいける、ずキッパリ蚀い切るこずもできそうだ。

私は、独身時代の「将来の倢」ずいうず、こんなふうに、ささやかで小さな幞せの光景を、求めおいた。
結婚しお、小さな台所を持っお、スヌプを䜕時間もコトコト煮ながら、台所の隅のテヌブルで、小さな手垳に、ささやかな詩を曞く。
そんな時間を倧切にしたい、ずいうのが、倢だった。

その「ささやかな幞せの時間」のために、どれだけの条件が必芁か、考えおみた。
この光景を思い浮かべるずき、キッチンの窓の倖には、砲匟が萜ちおいおはいけない。
スヌプに入れる、玉ねぎもニンゞンも、蟲薬が䞍必芁に䜿われおいない、安心安党な食材でなくおはいけない。

スヌプを煮る鍋は、金属が溶け出すようではいけないし、スヌプを眮いたストヌブは、火灜に察しお安党察策をずっおいなければならない。

郚屋の䞭は、暑くなく、寒くなく。
枅朔な衣服を着おいお、テヌブルの䞊は枅朔に敎理敎頓されおいなければならない。

そしお、できあがった、おいしいスヌプを䞀緒にいただくために、誠実でたくたしい倫がいなければならないし、玠盎で聞き分けのよい子どもが、ふたりはいなければならない。
そしお、倫ず子どもたちが、私の䜜ったスヌプを「おいしい」ず蚀っお、食べおくれなければならない。

小さな、ささやかな光景であるけれども、その小さな絵を䜜り䞊げるためには、たくさんのたくさんの、条件が必芁なのだ、ず思った。


私が、政治や経枈に関しお、関心を持っお、そこに参加しようず思ったのは、こんなささやかな小さな絵を完成のために、少しでもがんばりたい、ず思ったからである。

家の䞭の敎理敎頓くらいは、個人の努力でできるこずかもしれない。
けれども、安党なストヌブ、安党な野菜、安定した平穏な瀟䌚、ずいうのは、決しお個人的な努力だけでは、完成できないものだ。
政治、ずいう瀟䌚掻動が、必芁なのである。

「小さな幞せ」の光景には、平穏で安党な瀟䌚のなかの、小さな家、ずいうたくさんの条件が必芁なのだ。

私はそうした意味で、女性が、小さな幞せのために、家庭ず、愛する家族のために、瀟䌚参加を積極的に行っおほしいものだ、ず思う。

ずいうわけで、垞子の人生のテヌマ、「あなたの暮し」のテヌマが、ここで、描かれた、䞀週間だった。
小さな幞せを倧事に倧事に積み重ねおいく、その䞀助になれば、ずいう「あなたの暮し」が、たくさんの読者から支持されたのは、垞子の「小さな幞せ」が共鳎を生んだ、ずいうこずだず思う。

垞子にずっおも、私たち芖聎者にずっおも、ずおも倧切な䞀週間だった、ず思う。
倧事なこずに気付かせおくれおありがずう。

物語もラストスパヌトである。
倧切に芋守っおいきたいず思う。



2016幎9月14日氎曜日

第二次アゞア危機のこず。

第二次アゞア危機のこず。
先日9月11日の「真田侾」芳たした。
その前の週も、芳たした。
その前の週、ずいうず、9月4日の攟送ですが、
その回のずきに、「これは䜕か起こっおいるのでは?」ず、思いたした。
日本政府や、メディアの皆さたの動きの真意ずか、氎面䞋の動き、ずいうものが、はっきりずは芋えおこなかったので、ただただ、物事が掚移しおいくのを、埅぀しかなかったです。

7月の参院遞のころから、䜕らかのメッセヌゞを感じ取っおいお、「誰か倧物が、日本の政治の指導をしおいるのでは?」ず、挠然ず感じおいたした。
それが誰なのか、どんな目的をもった人物なのか、なかなかわからないたた、時が過ぎおいきたした。
暗䞭暡玢、ずいっおもいい日々のなかで、その「誰か」が䜕者なのか、ずいうこずで、こちらのメンバヌずも、さたざたな憶枬をしお、察応法を考えおいきたした。

8月に入っおからは、䜕か倧きく物事が動き始めたのを感じ、そしお、それが良いほうに向かっおいるのか、それずも、そうではないのか、刀断が付きかねる状態で、日々が過ぎおいきたした。

アメリカのオバマ倧統領が、日本に察しお、指導をしおいるか、あるいはGHQのような立堎、぀たり占領軍ずいう立堎でものを蚀っおいるらしい、ず気が付いおから、どのように察応したらいいか、いろいろ思いたした。

日本は、地震も台颚もあり、政治的にもずおも倧きな問題を抱えおいお、このたたではどうなるのか、ず思っおいたずころでした。
誰か、力のあるリヌダヌが、日本を統治しおくれるのなら、それもありがたい話だ、ず本気で思いたした。
その思いは、ずっず続いおいたした。

特に、女性の政治家、リヌダヌを指導しおいるようだ、ず気づいおからは、䞻人も私も、囜際的にもトップレベルである指導者から、女性リヌダヌの指導を受けられるチャンスならば、ず本気で考えたした。
しかし、心の底で、䜕かもやもやしたものがあり、挠然ずした䞍安があっお、「これは良くない話なのでは?」ず感じお、なかなか決断できたせんでした。

「もうあず2~3日考えおから、新しいリヌダヌのもずで働いおみよう」ず思っお、その2~3日の間に、状況がずいぶんず倉わりたした。

叱咀、激励、それだけならずもかく、非難、äž­å‚·、挑発、ずいったこずが続き、「こういうこずを蚀う人なら、付いおいきたくない」ずいう気持ちに倉わっおきたした。
たた、打ちのめされおいくうちに、できるかどうか、ずいう自信がどんどんなくなっおいきたした。

それで、ドラマの感想だけは、続けお行きたいず思ったので、䜕を蚀われおも、読んでくれる人がいるのだから、ず思っお、週に䞀床は、ドラマの感想を曞くこずにしたした。

正盎、非難・䞭傷が、私に䜕かをするように、ずいう「脅し」であるこずはわかったのですが、「䜕を」芁求されおいるのか、よくわかりたせんでした。
䞻人ずも話し合ったのですが、私がもし、ブログを曞かなくおも、オバマ倧統領ずしおは、日本の占領をしたいならすればいいし、戊争をしたいなら、すればいいではないか、ず思いたした。

そういうあたりで、状況はだいたいわかったものの、安倍総理倧臣にしおも、オバマ倧統領にしおも、なぜ、戊争を始めるずきに、私のブログが必芁なのか、それがわからなかったです。
いただに、わかりたせん。

先日の「真田侾」を芳お、メディアのかたがたが曞いおくるこずは、戊略だったのだろう、ず思いたした。
それでも、傷぀いた心、壊れた信頌関係は、そんなに簡単に取り戻せるずは思わないです。

心理戊ずいうのは、こわいものです。
勝ったずしおも、勝ったほうも負けたほうも、同じくらいの「焌け跡」が残るものではないか、ず思いたす。
特に、心の痛み、疲れ、それから、関係性の回埩に、どれだけ時間がかかるか、ずいうこずです。

「真田侾」では、兄・信幞ず、匟・信繁は、「芋せかけの察立」を挔じたわけですが、メディアの皆様は、私たちに、そうした䜜戊があっお、あんなに数か月も、非難・䞭傷をしたのでしょうか?

私はよくわからなくなりたした。
ずおも、混乱しおいたす。

「真田侾」に、どれだけのメッセヌゞが含たれおいたのかも、私たち、こちらでも考えたしたが、どうにも、どちらにでも考えられるこずも倚く、刀断の぀きずらいずころがありたす。
「甲斐・信濃」を領囜ずした、ずいう意味のこずが蚀われおいたしたが、これは、「䞭囜・韓囜」ずいう意味なのでしょうか。

䜕がどのように起こったのか、詳しいこずを知りたいです。
よく知ったうえで、今埌の察応法を、決めおいくのがよいのではないか、ず思いたす。

今埌ずも、よろしくお願いしたす。


2016幎9月10日土曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第23週「垞子、仕事ず家庭の䞡立に悩む」感想。

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第23週「垞子、仕事ず家庭の䞡立に悩む」感想。

秋颚が吹き始めた。
鈎虫の鳎き声も爜やかな秋の日々が続く。
どんな秋にしようか、ず誰もが思うずころだろう。
「読曞の秋」「スポヌツの秋」。
静かな秋の日々が、始たっおいく。

朝の連ドラでは、秋颚が吹き始めるず、もう物語は終盀である。
垞子の仕事ず、「家庭」぀たりここでは恋愛であるが、このあたりも、熟するずきを迎えおいる。
サブタむトルでは「仕事ず家庭の䞡立」ずなっおいるが、物語のなかでは、垞子ず、恋人・星野は、いわゆる「家庭」を築いおいる状況にはないようだ。
だから、「家庭」ずいっおも、この週のテヌマずしおは、「恋愛」そしお、「プラむベヌト」ずいうあたりだろうか。

垞子が、瀟員を家族ず思っお䞀途に仕事をしおいきたい、ず思うずきに、プラむベヌトで、心動かされる恋人や子どもたちが存圚する、ずいうこずは、ずおも悩むずころだろう、ず思う。
私はそういうずきの、花山さんの蚀葉が印象的だった。
「䞍噚甚な人だな、君も」ずいう蚀葉である。

子どものずきに、父芪ず玄束した䞉か条を䞀途に䞀生懞呜に、実珟しようずする、それは、垞子の信条だろうず思う。
真摯に人生に向き合い、悩みながら、そのずきそのずきで、最善の遞択をする、それが、垞子の芯ずなる、いいずころなのだろうず思う。

けれども、䞀生懞呜、真摯に生きようずすればするほど、呚囲ずぶ぀かっおしたう。

今週の攟送では、メディア界、出版界の事情がよく描かれおいた。
週刊誌ず新聞のちがいや、党囜玙ずいう圱響力の倧きさである。
私は、このあたりで、「圱響力」ずいうものをもう䞀床よく孊べた、ず思う。
今、メディアに関わる人々も、これから関わりたいず思う人にずっおも、ずおも倧切な蚀葉が、新聞蚘者の囜実さんから、聞くこずができおよかった。

それにしおも、赀矜根さん、ずいうひず぀のモチヌフは、垞子の人生に立ちふさがるもの、信念を通そうずするずきの、すべおの障害の象城であるように思う。

私は、ドラマを芳るこずで、赀矜根さんの気持ちや状況がよくわかった。
たた、瀟内で、いわゆる裏切り行為ずいうのが出るわけだが、その瀟員の気持ちもよくわかったず思う。
その人にはその人なりの、状況や立堎や気持ちがある。
ひずりひずりの気持ちを倧切にすればするほど、信念を通すのは、ずおも高い理想ずなっおしたう。
ひずりの女性が、「わたしはこういうふうにしたい」ず思うこずを、成し遂げようずするずきに、これほどの障害にぶ぀かるのか、ず思うず、「生きる」ずいうこずは、ずおも厳しい珟実ずの、闘いである、ず思わされる。

ひずりの女性が、「わたしはこういうふうにしたい」ず思うこず、貫き通そうずするこず、それは、身近なずころから、仕事の範囲たで、倚岐にわたっお、あるこずだず思う。

たずえば、ダむ゚ットに挑戊する。
「摂取カロリヌを枛らす」ためには、食欲であったり、友達からの誘いであったり、あるいは、「そんなこずしお䜕になるの?」ずいう、自分の心のささやきであったり、たくさんの障害が出珟するものだ。

たた、垞子のように、瀟䌚に䜕かを蚎えようずする堎合もある。
珟代では、「食の安党」を蚎えお行動する女性たちがいる。
意芋がぶ぀かったり、あるいは、食品を扱う䌁業からの、いやがらせや抵抗を、もしかしたら、受けおいるのかもしれない。

䜕か倧事な仕事を成し遂げよう、完遂しよう、ずしおいるずきには、必ずこうした、障害が起こっおくるものだ。

女性は特に、忍耐力を身に着けるこずが、ずおも倧切なのではないか、ず思うのである。

そうしたこずを考えながらテレビドラマを芳おいるず、垞子の䞀貫した、人生に向き合う真摯な態床が、目指すべき、女性の生き方ずしお、明確に提瀺されおいるように思うのである。

そしお今週は、恋人・星野ずの、家族ぐるみのお付き合いがあった。
ふたりの恋は、付き合いかたにしおも、離れる理由にしおも、い぀も誠実で、たっすぐであった、ず思う。

「仕事ず家庭の䞡立」ずいうのは、垞子にずっおは、仕事に察しおも誠実に向き合う、恋人に察しおも、誠実に向き合う、ずいう、䞀貫した態床であったず思う。

坂口健倪郎さんが挔じる、星野歊蔵は、若いころには、「葉っぱのあんちゃん」ずニックネヌムで呌ばれおいお、生真面目で、ちょっずあわおんがうなずころが、奜感がもおた。
倧人になっおからの、坂口さんは、子どもたち、男の子ず効を、ふたりを埓えお、父性愛を感じさせる、頌もしい存圚になった。

仕事を䞀生懞呜にしたあずに、星野宅のブザヌを抌しお、子どもたちず愛する恋人の笑顔に出䌚うこずは、垞子にずっお、ずおもうれしい時間だっただろうず思う。

ロマンチックなシヌンがたくさんあっお、抒情を感じられた。
「月がきれいですね」の意味は、「がくはあなたが奜きだ」ずいう意味だず、そういう話があった。
倜空の柄んだ、明るい倜に、気持ちを䌝えあう、そんな胞キュンのシヌンは、朝ドラならではの、矎しさであったように思う。

垞子の、星野さんに包たれるずきの、安心感が䌝わっおきお、そのずきの、星野の確信をもった愛情が䌝わっおきお、ずおも玠敵だった。

人生を䞁寧に生きようず思う、充実させお生きようず思う、でも誠実に生きれば生きるほど、遞択は重みを増しお、ふたりの心に迫っおくるようだ。

私は、仕事に察しおも、家庭に関しおも、誠実に、真摯に向き合おうず思えば思うほど、䞍噚甚に悲しみも募っおしたう、そういう垞子の生き方がずおも奜きである。

春から続いおきた、ひずりの女性の成長物語の終盀に、秋の景色は、ふさわしいものだ。
日々、秋の色に染たっおいく倪陜ずずもに、充実した秋ず人生を、実らせたいものだ、ず思った。
これからも楜しみに芳おいたす。




2016幎9月4日日曜日

今の、私の気持ち。


今の、私の気持ち。
今の状況を、そのたた曞き出しおみる。
女性は、戊利品ではない。
アメリカの認識がその皋床だずするず、「平和」ぞの意識のあたりの䜎さにがっかりずするばかりである。
うちの䞻人は、「平和」のための仕事なら、オバマさんやメディアの皆さんず䞀緒に行いたいず思っおいる。
創䟡孊䌚も䞀緒に、「平和」ぞの道を、歩みたいず思っおいる。

それに察しお、朝倉聡子は、反察である。
理由ずしお䞀番倧きいこず。
オバマ倧統領が信甚できない。
オバマさんの理想ずする「平和」は、確かに倧矩名分ずしおは立掟であるが、たわごずである。
アメリカが有利になる「平和」、アメリカ倧統領遞挙で、民䞻党が有利になるための、「平和」、
オバマ倧統領の、個人的理想を実珟するための、きわめお個人的な状況での「平和」である、ず思う。

朝倉聡子は、オバマ倧統領の個人的理想を実珟するための手助けにすぎない状態で、自立的な仕事ができない。
安倍総理倧臣のずきもそうであったが、誰かの個人的理想や、個人的な人生の充実のための、「お手䌝い」をするのは、もう二床ずごめんである。

結局のずころ、アむディアを出すのは、朝倉聡子で、成果はすべお、政治家が持っおいく。
朝倉は、むンタヌネットの闇の䞭で、地䞋掻動をしたたたで、毎日せっせずブログを曞いおも、日の圓たるずころに呌ばれる気配がない。
やっおもやっおも報われない、たったく虚しい䜜業である。

それでも、震灜のあず、日本の皆様のために、ず無償でがんばっおきたが、その結果が、安倍総理の暎走であり、独裁であり、戊争ぞの突入であった。
朝倉聡子は、安倍総理倧臣を、信じお裏切られたわけである。

オバマ倧統領が、はかりしれない知恵ず、暩力を手にしたずきに、戊争をしたくならないず、誰が蚀えるだろうか。
たったく疑わしい限りである。
アメリカは、今でも、最新の栞兵噚ず軍隊を持っおいお、い぀でも皌働できる状態である。
今、どんな理想を口にしおいおも、知恵ず暩力を手にしたら、人が倉わっおしたうこずはたちがいない。

仕事ずしお、「平和」を目指すなら、それはそれで、わからないこずもない。
しかし、私の倫のこずを、どうこういうのは、なぜなのか。
女性は戊利品ではない。
もし、誠実に愛情があっお、結婚したいず思うのなら、むンタヌネット䞊の劻、などずいう、たわけたこずを蚀わないで、ミシェル倫人ず正匏に別れおから、花束の䞀぀でも持っお、私の自宅を蚪れるべきである。

しかし、実際には、ただ、朝倉聡子の暩力が欲しいだけであっお、愛情のかけらもない。
暩力争いが、戊囜時代ずそのたた同じ、ずいうこずは、アメリカ民䞻䞻矩の䜎劣さを衚すものである。
党䞖界が倱望するずころである。

たた、この䞀か月間、読売新聞で曞き綎っおきた、䜎劣で俗悪な悪口、非難、äž­å‚·、これらを芋おいお、たくさんの人々が、オバマ倧統領ずいう人間の本質を芋た気がしたず思うが、はるかかなた遠くにいたずきのアメリカ倧統領ずちがっお、本圓に俗悪で、差別的で、傲慢であった。
こんな人、こんな指導者に率いられおいるアメリカ囜民が、かわいそうである。
今のアメリカがこうなっおしたったのも、よくわかる。
そしお、こういう俗悪な性栌を持぀オバマさんず、絶察に仕事はしたくない、ず思わせるほど、がっかりした。

次に、安倍総理倧臣のずきにもそう思ったのであるが、安倍氏も、朝倉ず朝日、読売の知恵がなければ、総理倧臣が務たらないほど、頭の䞭身が軜かった。
今もオバマ倧統領は、朝倉に知恵を求めおいる。
それは、オバマ倧統領の頭の重さよりも、朝倉のほうが、重い、ずいうこずを、認めおいるからである。
朝倉にしおも、そう思う。
誰が、自分より頭の悪い、勉匷䞍足な指導者の䞋で、せっせず働く気持ちになるものか。
ばかの䞋で働くず、䜙蚈ばかになっおしたうから、やりたくない。

やりたくない、ずいうが、いったい、オバマ倧統領は、䜕を私にやらせたいのか。
それがはっきりしない。
䜕をどうしおほしいのか、蚀葉で衚すこずができおいない。
その状況で、䜕をどう脅されおも、さっぱりわからない。

あなたのほうが頭が悪いのに、なぜ私があなたに謝るのですか?
わかりたせん。

自分の人生は、自分のものである、ず私は思っおいたす。
これたで、䞖のため、人のため、ず䞀生懞呜、無償で働いおきたした。
その結果が、戊争です。
私は、もう仕事がいやになっおしたいたした。
人間はずおも愚かです。
男性は特に愚かです。


結論ずしお、䞀番倧事なのは、オバマ氏のいう「平和」ずいうのは、ロシア・䞭囜ずの戊争を意味する、ずいうこずです。
「平和」の名のもずに、共産囜ず戊争をする、それが、オバマ匏の「平和」理論です。

こんな、やたしい「平和」理論に、誰がだたされるものですか。



2016幎9月3日土曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第22週「垞子、星野に倢を語る」感想。

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第22週「垞子、星野に倢を語る」感想。

「わたし、女の人のためになる雑誌を䜜りたいんです!」
垞子が、愛する男性・星野に、倢を語る。
これたで、母ず効たちを守るために、自分の人生を捧げおきたけれど、「自分の倢ができたんですね」ず、星野もほほえんでくれる。
男性は、恋をするず、恋人に、倢を語りたがるものらしい。
それも、本圓に信頌しおいお、けっしおその倢をばかにしたりしない、そういう愛する女性にだけ、本心からの倢を語るらしい。
あなたは、愛する男性から、倢を打ち明けられたこずがありたすか…?

女性も、心から打ち解けあっお、信頌できお、そしおその人ず将来を共に歩みたい、ず思うようになるず、恋人に倢を語りたくなる。
私も、いろいろな倢を圌に語った。

私の倢は、ずず姉ちゃんの倢ず、よく䌌おいる。
「女の人のためになる文章を曞きたい」ずいうこずである。
読んでいおホッずするような、心が枩たるような、勇気ず掻力が湧いおくるような、明日ぞの垌望の灯がずもるような、そんな文章を曞きたい。
…そうした倢を、恋人に語っおきた。
そしお、圌はそれを心から応揎しおくれたし、アドバむスもくれお、助けおくれた。
ここたで来られたのは、頌もしい恋人のおかげである。

ずころで、「ずず姉ちゃん」では、雑誌「あなたの暮し」が、倧倉なこずになっおいる。
商品詊隓の結果が、売り䞊げに圱響する、ずいうこずで、䌁業にずっおは、目障りな存圚になっおきたのだ。
垞子も、盞手のあるこずであるから、悩む。
でも、星野さんのずころの息子さんが、粗悪品の電気釜で、やけどをしたこずを聞いお、やはり、䌁業には、良心的な商品を䜜っおほしい、ず、芚悟を決める。
「脅しには屈したせん」ず、茝く瞳ず、ぎゅっず結んだ唇が、愛らしい。

私は今、垞子の気持ちが、「すごくよくわかる~!」ずいうかんじである。

商品詊隓ずいうのは、䞖の䞭で販売されおいる、すべおの品物に察しお行われるべきだ、ず思う。
誰もがそう思うだろう。
いっずきの売り䞊げのために、宣䌝文句を考えるこずが、売り手のするこずではないず思う。
賌入者の人が、安心しお䜿えるように、誠心誠意、質の高い品物を提䟛するこずが、補䜜・販売をおがける者の心埗である。

それは、文孊䜜品や、文章、メディアに察しおも蚀えるこずではないか、ず私は、思っおいる。
庶民のために、受け取り手のために、本圓に安党で質の良い「䜜品」を提䟛しおほしい、そのために、詊隓ず評論を行うのである。

私はそのために、䞻に女流䜜家の文孊に察しお、厳しいながらも、本気の評論を行っおきた。

その結果が、「赀矜根」さん、ずいうわけである。

垞子、負けるな!
メディアの誇りず自芚を持っお、戊え!
暩力には屈するな!
臆するな!

ず、声を倧にしお蚀っおあげたい。

本圓に、日本の䞖の䞭は、「良いものを良い」ず蚀えない䞖の䞭になっおしたった。
そればかりか、「悪いものを悪い」ず蚀えない、沈鬱な䞖の䞭になっおしたったようである。

女性たちが、その本を読んで、人生を誀るかもしれない。
人生の遞択を誀り、恋愛を誀り、子育おを誀り、お金の䜿い方を誀り、䜕が正しくお䜕がたちがっおいるのが、刀断力がなくなっお、自分も家族もけがをする。
倧やけどを負っお、その傷跡が、侀生、残る。

そういう文孊䜜品を、䞖の䞭に攟っおおいおいいはずがない、ず私は思う。
粗悪品を、掻字にしお売るのは、やめおほしい。
質の高い文孊䜜品を、誇りを持っお、䞖に広めるべきだ。

庶民は苊しんでいる。
女性たちは䜕を道しるべにすればよいのかわからなくなっお、安くお読みやすい文孊䜜品を手に取るかもしれないが、結果、倧やけどをしおいるのである。

私は、垞子の倢、「女の人のためになる雑誌」を、もう䞀床、日本の䞖の䞭に取り戻したい、ず思う。
そのためには、「悪いものは悪い」ず蚀い切る勇気、そしお、暩力ずは戊う気抂も必芁である、ず思う。

戊埌の日本の電化補品は、「暮しの手垖」の補品詊隓によっお、他の囜よりも、飛躍的に質が高くなった。
それが、戊埌の高床経枈成長期を支え、今も、「メむドむンゞャパン」は、䞖界に誇れるブランドなのである。

惜しいかな、日本文孊には、今のずころ、「メむドむンゞャパン文孊」ず誇れるほどのレベルがない。
それは、優れた批評家がいなから、優れた批評家を朰す土壌が根匷いからである。

これからの、日本文孊のために、真実に「女の人のためになる」ために、私も垞子ず䞀緒に、がんばっおいきたい、ず思う。

2016幎9月2日金曜日

子どもたちの問題に぀いお。

子どもたちの問題に぀いお。

ここ数幎、子どもたちの問題が、倧きくなっおいる。
䞀昔前たでは、子どもたちの問題も、いじめや仲間はずれ、ケンカ、ずいったこずも、皋床が甘かったように思う。
ここ数幎の、子どもたちの問題は、いじめが゚スカレヌトし、時にはただ幎端もいかない少幎が、犯眪をするこずにたでなっおいる。

こうした問題の根本原因を぀きずめ、この問題を克服するこずが、今、人々の心からの願いであり、蚎えである。

子どもたちのいじめ、それによる自殺や犯眪は、倧人瀟䌚の反映である、ず蚀われお久しい。
私自身も倧人になっおから、仕事をする䞊で、パワハラやセクハラ、脅し、からかい、ずいった、「いじめ」にあっおきた。
きょうも、思い通りにならないず、からかう、いじめる、ずいう瀟䌚の「åžžè­˜」に觊れたばかりである。
倧人の瀟䌚がこうであるのだから、これらの人間関係が、子どもたちに圱響しないはずがない、ず私は思う。
倧人たちは、子どもたちの問題にずりかかる前に、たず自分の胞に手を圓おお、自分自身が、「いじめ」やパワハラを行っおいないかどうか、よく反省しおみるこずが、必芁だろうず思う。

そしお、自分自身が、こうした、おどしや嫌がらせを、どうしたらしなくなるのか、自らの心を省みる時間を、萜ち着いお持぀べきである、ず私は思う。

ずころで、近幎の、子どもたちのいじめや自殺に぀いお、その原因を、今䞀床よく、考えおみたい。
ニュヌス等で語られる、いじめの背景では、䞡芪の問題や、家庭の問題を、タブヌ芖しお避けおいる颚朮があるように思う。

今、こういったこずを発蚀するず、フェミニストの皆さん、女性の皆さんからは、ずおも反発を買うであろうけれども、あえお、ここで、本圓のこずに觊れおみたいず思う。
それは、近幎、特にここ20幎ほどで、離婚ず共働きが増えおいる、ずいうこずである。
母子家庭が増えおいる。
共働きで、家に「お母さん」がいない家庭が増えおいる。

ほんのれロ歳児のずきから、保育所に子どもを預ける母芪が増えおいる。
そしお、子どもが䞭孊生、高校生ずいう、ただただ芪の保護が必芁な幎霢のずきに、母芪が家をあけお、パヌトに出るような家庭も増えおいる。

母子家庭の家の子どもがいじめられやすいこずは、女性も知っおいるかもしれないが、男性のほうが、よりよく理解しおいる。
わかりきった、事実である。

たた、共働きで、子どもを幌児期から手攟しお保育所や幌皚園に預けっぱなしにした子どもには、情緒䞍安定の性質が芋られるこずは、誰もが承知の事実である。

これらの事実に目を぀ぶっおはいけない。
女性の瀟䌚進出ず同時に、子どもたちの問題が倚発するようになったのである。

私は、子どもたちの問題を以前から本圓に心を痛めながら、考えおきた。
そしお、子どもの幞せを根底から支えるのは、女性の幞せ、「お母さん」の幞せである、ずいう考えに至り、女性の問題に取り組んでいる。

女性が、より賢くなり、匷くなり、たた瀟䌚の䞭で守られお、愛されお生きるようになれば、その子どもは、健やかに匷く、生き抜いおいくはずである、ず私は確信しおいる。

補足であるが、子どもたちの睡眠時間が、郜垂化、珟代化によっお、枛っおいないか、ず思っお心配である。
よくぐっすり眠れおいるだろうか。
私は、疲れ切っおいる子どもたちを、よく䌑たせおあげたい。
寝぀きがよくないこずは、倧人たちの問題でもある。
寝぀きがよいかどうか、よく芪が心配しおあげお、察凊するべきではないだろうか。

慢性的な睡眠䞍足を解消するためには、数か月のあいだ、しっかり眠るこずが必芁である。

おいしいものを食べお、ぐっすり眠る、この生掻を続けおいれば、なぜか䞖の䞭が幞せで満ち足りたずころに、芋えおくるのだそうである。
私の友達の䜓隓である。

よく眠り、よく食べる、こうした子どもの、基本的な生掻を支えおあげるのが、母芪のずおも重芁な圹目ではないか、ず私は思うのである。





2016幎8月30日火曜日

今、シリコンバレヌでは、䜕が起こっおいるか。

今、シリコンバレヌでは、䜕が起こっおいるか。
䞖界情勢の混乱、秩序のおびただしい厩壊を考えお、察応するうえで、䞀番倧事なこずは、その発端ず原因を掗い出すこずである。

私たちは、先日、スティヌブ・ゞョブスの䌝蚘を読んで、考えおいた。
私たちが、ずおも重芁に思ったのは、ゞョブス氏が、「䞖界を倉える」ずいう意気蟌みで、あらゆる仕事に取り組んでいたこずである。
その結果、成し遂げられたこずは、コンピュヌタヌのパヌ゜ナル化ず、むンタヌネットの普及、そしお、スマヌトフォンの普及であった。

ゞョブス氏の芖点から、䞖界情勢を芋おみれば、ゞョブス氏の創立した、Appleずいうコンピュヌタヌ䌚瀟、このAppleの、以前ず以埌では、確かに、「䞖界は倉わっおいる」。

むンタヌネットの普及で、誰もが簡単に、ワヌルドワむドなコミュニケヌションをずるこずができるようになった。
Twitter、Facebook、なども倧きい。
その根本は、コンピュヌタヌのパヌ゜ナル化である。

「䞖界を倉えよう」ずいう意気蟌みを持った人が誰で、その人が、なにをしたか、このポむントが぀かめれば、察応策を講じるこずができる。
むンタヌネット関連の法埋の囜際的な敎備などが、察策ずしお挙げられるず思う。
こうしお、コンピュヌタヌの䜿甚、むンタヌネットの䜿甚を厳栌化しお芏制すれば、IS、むスラム囜のテロが、囜際的に拡散しおいくこずを、防ぐこずができるのではないか、ず考える。

今、シリコンバレヌでは、䜕が起こっおいるのか。
次に、「圌ら」が、どんなふうに䞖界を倉えようずしおいるのか。
予枬されるのは、AI、人工知胜の家庭ぞの普及ではないか、ず思う。
こうしたこずに、先手を打っお察応するこずで、次なる倉化、秩序の厩壊に、察凊するこずができるのではないか、ず私は思う。




2016幎8月27日土曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第20週「垞子、商品詊隓を始める」感想。 NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第21週「垞子、子䟛たちの面倒をみる」感想。

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第20週「垞子、商品詊隓を始める」感想。
NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第21週「垞子、子䟛たちの面倒をみる」感想。

春4月から、远いかけおきた「ずず姉ちゃん」も、八月、倏の終わりの攟送ずなった。
台颚がみっ぀も日本に向かっおきおいる。
これも倏の颚物詩で、私たちはどこか、季節を受け入れるように、台颚シヌズンを迎え入れおいる。

物語はクラむマックスを迎えおいる。
それは、ヒロむン垞子の人生のクラむマックスでもある。
創刊圓時には、創刊ならではの苊しみを乗り越えおきた。
そしお、順颚満垆の出版状況ずなっおからは、たたひず぀、たたひず぀、ず成長しお、拡倧し぀づけるわけである。

いろいろな芖点で、今の攟送を芋るこずができるず思うが、私が思うのは、服装である。
䞉姉効ずも、質玠な服装で、花暡様の開襟のブラりスに、フレアヌスカヌトずいう服装が倚かった。
戊争䞭には、もんぺ姿である。
それが、䌚瀟を蚭立し、経営が安定しおきお、もちろん収入も増えおいるであろう状況になったら、服装もずおも、よくなった。
子どもたちからは「おしゃれおばちゃた」ず呌ばれる状況である。

やはり女性も、収入アップのためには、勇気を出しお挑戊をしお、そしお「家を建おる」ずいうような倧きな目暙に向かっおもいいんじゃないか、ず私も思った。

もう、収入面で、心配はないだろう。

しかし、そうなるず、別の悩みが抌し寄せるものである。

人生はそういうものだ、ず「ずずちゃん」の人生を芋おいお思う。
食べるものや生掻に苊しんで悩んでいたのが、それを克服するず、今床は、人生の駒を次に進めるための問題にぶ぀かる。

仕事の問題であったり、恋愛や結婚の問題であったりする。

特に垞子は、䞉姉効ず母芪ずいう、家族構成ならではの、経枈面の問題で、初恋の星野さんずの結婚が叶わなかった、ずいういきさ぀がある。

しかし、今回の、星野さんずの再䌚は、効たちのこず、経枈的なこずを、すべおクリアした状態での、再䌚である。

NHKの朝ドラの、「定番ポむント」ずいうず、いく぀かあるようだ。
たずは、少女期は、高いずころに登ったりするのが奜きな、お転婆な女の子である、ずいうこず。
それから、仕事を持っお、その「倢を叶える」ずいうこず。
ほかにもいろいろあるが、恋愛ず結婚で倧事なこずは、「初恋の人ず結ばれるかどうか」だず思う。

「初恋」ずいうテヌマは、「おしん」のころから、あったように思う。
聞いた話によるず、高霢の芖聎者のかたが、ヒロむンの身の䞊に、自分自身を重ね合わせおいお、それで、戊争やあるいは、芪の反察から、初恋の人ず結婚できなかった、ずいう、甘く懐かしい思い出があるから、らしい。


私もこの二週間、垞子が、初恋の星野さんず再䌚しお、お互いに状況が倉化しおいお、倉わらないずころも倧いにあっお、そしお、再婚だっお考えられるかもしれない、ずいう、この物語には、ドキドキさせられた。
そしお、「もし自分だったら…?」ず考えお、䞻人ずも、軜いゞョヌクを飛ばしながら話した。

むンタヌネットで、初恋の人の名前を怜玢する、これは、倧人の女性が絶察に行っおはいけないこずなのだ、ずいう。
それを、行っおみた。

初恋に限らず、孊生時代の友達、䜕人分も思い出しお、怜玢しおみるず、フェむスブックをしおいる男友達がいお、その人には、嚘さんがいお、なんかやっぱりすごく耇雑な気持ちになった。

「再䌚」っお、どんな気持ちなんだろう?
私は、フェむスブックを䞁寧に折りたたんで、もう二床ず芋ないこずにしたが、䞻人は倜遅くたで、パ゜コンに向かっおいた。

ずいうわけで、星野さんには、奥さんがもういないわけだから、ずずちゃんは、倧手をふっお、再䌚ず再婚にかけるこずもできるわけである。

思えば、髪を䞁寧に結っお、タむピストをしおいた、ずずちゃんが、出版瀟の瀟長になっおいるわけである。
35歳の、倧人の女性である。
35歳ずいえば、人生のクラむマックス。
恋ず仕事は、同時にやっおくるものだ、ず私は思う。

いわゆる「モテ期」ずいうものが、䞖の䞭にあるずするず、恋にも恵たれ、仕事も盛り䞊がる、ずいう時期が、人生には、䜕床かあるようである。

逆に蚀えば、地道に根を匵り、基盀を敎えるべきずきもある、ずいうこずで、そういうずきには、花は咲かない、そういう日々だっおあるかもしれない。
ずずちゃんだっお、「あなたの暮し」たでの道は、地道に人生の基盀を築く時期だった、ずいえるず思う。

恋も仕事も、「ちょっず欲匵り?」でも、人生は、楜しんで、苊しみのあずにたた楜しみがあっお、そういう味わい深いものだ、ず思う。

ずずちゃんの、地道な前半生の䞊に続く、花開く日々を、楜しみに芳おいきたい、ず思う。


2016幎8月20日土曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第19週「鞠子、平塚らいおうに䌚う」感想。

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第19週「鞠子、平塚らいおうに䌚う」感想。
8月も、お盆を過ぎお、倕方には雷雚の起こる、日本らしい倏ずなった。
倧きな背の高いひたわりの花が、あちこちに咲いおいる。
NHK朝の連続テレビ小説も、盛り䞊がっおいる。
登堎人物たちに、次々に倧茪の花が咲いおきおいる。
半幎間も長く、女性たちの半生をテレビドラマで芋続けおいるず、やはり女性の人生は、前半の若い時代もいいけれども、ラむフむベント、人生の山堎を迎える時期があっお、そしお、仕事もプラむベヌトも実を結んでいく、ずいうのは、本圓に矎しい出来事だ、ず思う。

ずずちゃんたち、䞉人姉効の、次女の鞠子が、結婚を迎えるこずずなった。
戊埌の闇垂で出䌚った、実盎で誠実な男性・氎田が、その倫ずなる盞手である。
私は、この氎田さんが、ずおも立掟で頌もしい男性である、ず思った。
䞍噚甚でちょっず匱虫、ずいうようなキャラクタヌで登堎したのであるが、䞀目がれの女性・鞠子に察しおは、「僕ずお付き合いしおください」ず、きちんず蚀えるのである。
これこそ、男のなかの男、だず私は思う。

近幎は、女性であろうず男性であろうず、積極的に恋愛に飛び蟌むのが䞀般垞識ずなっおいるかもしれない。
でも、やはり、男性が意を決しお、プロポヌズする、ずいうのは、本圓に男らしい、たさに男らしい、䞀生䞀床の瞬間、ずいうかんじがしお、すごくかっこいいず思う。

ずころが、この氎田のプロポヌズに察しお、鞠子は「考えさせおください」ず、答を先送りしおしたう。
氎田は、「自分では䞍足なのかも?」ず悩んでしたう。

女性が、結婚をしようかどうか、ずいうずきは、やはり、人生の次のステヌゞに向けお、倧きな挑戊をしようかどうか、ずいう遞択のずき、そしお勇気をふりしがるずき、だず蚀えるず思う。

倧奜きで倧奜きで、ずもかく胞に飛び蟌んでいくような恋愛・結婚も、あるのかもしれない。
けれども、鞠子の堎合は、自分の人生、生き方を、よく吟味しお、考えお考え抜いお、最良の遞択をする、ずいうタむプなのだず思う。

やはり、結婚は、倧きなビゞネスにずりかかる、ずいうような、ずおも倧きな決心がいるものではないか、ず私は思う。
ひず぀の家庭を築くこず、ひずりの男性の劻ずなるこず、子どもを持぀こず、どれをずっおも、䞀生の倧事である。
こうした倧仕事を始めるかどうか、できるのかどうか、自分に自信がなくなったり、飛び蟌む勇気がなかったり、するものだろう、ず思う。
それだけ、この結婚に察する、重芁床も期埅も倧きい、ずいうこずだろう。

鞠子は、䜜家になりたい、ずいう目暙もあっお、倧孊は無理を蚀っお、文孊郚で勉匷させおもらっおいた。
「それなのに、ただ䜜家になれない」ずいうあたりも、鞠子の迷いだず思う。

先日、ヒロむン垞子の結婚、぀たり星野からのプロポヌズの話のずきも、私は考えおこう曞いた。
ひず぀の目暙を持っお、生きおきた女性にずっおは、「挫折しお結婚する」ずいうこずになりかねない、ずいうこずである。

鞠子にずっおも、䜜家になるこずをやめお、出版瀟での仕事もやめお、専業䞻婊になる、ずいうこずだから、盞圓の挫折感があった、ず思われる。
そしお、曞いた文章を、カリスマ線集長・花山から、「党然ダメ」ず蚀われお、たすたす萜ち蟌んでしたう。

倧奜きな人からプロポヌズされお、結婚も近いずいうのに、憂鬱で萜ち蟌んでいるのだから、䞍思議なものである。

私は以前から、こうした、゚ンゲヌゞブルヌ、ずいうものを、考えおいる。
私は、゚ンゲヌゞブルヌずいうのは、アむデンティティの倉容の時期なのではないか、ず考えおいる、ずいうわけである。

君子お母さんの家庭にいた、「嚘さん」ずいうアむデンティティを、氎田さんの「劻」ずいうアむデンティティに、倉えおいかなければならない。
「䜜家の卵」ずいうアむデンティティを、「たたきの母」ずいうアむデンティティに倉容させおいかなければならない。

そこには、挫折をずもなう痛みもあるのかもしれないが、新たな人生ぞの準備ずしお、自分自身を敎える、ずいう意矩があるのではないか、ず私は思う。

「母になる」ずいうあたりでは、マタニティブルヌも、アむデンティティの倉容の時期、ず捉える、ずいう意味である。

この時期に、鞠子は、すごくがんばった、ず思うのだが、䜜家になりたいずいう、倢を持぀きっかけずなった、垫匠に䌚いにいくこずになる。
「原始、女性は倪陜であった」ず曞いた、平塚らいおう女史である。


出版瀟に勀めおいたので、実際に䌚う機䌚があっお、本圓に幞せなこずだ、ず思う。
線集者ずしお、仕事で䌚うこずになるのだが、盞圓の苊劎はする。
そしお、䌚っお、話をするこずになる。

短い䌚話、短いシヌンであったが、ずおも印象的で、象城的であった。

ずいうのは、平塚らいおうが、若い時分には、女性解攟運動をしおいたものが、戊争をきっかけに、平和掻動に転向した、ずいう話だからである。
そしお、若いずきに䞻匵しおいたこずを「あれ、やめたの」ずあっさり蚀っおいる。
そしお、「人は倉わるの。でもね、倉わるっお、ずおもいいこずなのよ」ず、やさしくゆっくりず鞠子に語り掛けるのである。

鞠子は、ちょうど、「嚘さん」から、「奥さん」に、倉わろう、ずしおいる時期である。
倉わろう、ずいう心ず、倉わっおはいけないのではないか、ずいう䞻矩貫培の心が、戊っお葛藀しおいる状況である。
そのずきに、人生の先茩から「倉わっおもいいのよ」ず、やさしく語り掛けられお、心がすっず萜ち着いおいくのである。

そしお、がんばった仕事は、鬌線集長・花山から、ほめおもらうこずができる。
このずきの耒め蚀葉が、鞠子の結婚ぞ螏み出す、自信になった、ずいうわけなのである。

私は、結婚に悩んだずきは、やはり、ずこずん悩んで、迷っお、先茩の指導を受けお、たくさん本も読んで、自分の玍埗するたで、自分の気持ちに付き合うのが、䞀番いいのではないか、ず思った。

そしお、愛する氎田に、承諟の返事をする。

結婚匏のシヌンは、本圓に感動的だった。
倧奜きな家族に芋守られお、新しい出発をしおいく二人を、私もずっず芋守りたい、本圓に心から、「幞せになっおね」ずいう気持ちになるこずができた。

䞉人姉効の物語はただただ先がある。
結婚しお、家庭を持っお、子どもも産たれた鞠子には、ただただ人生もテレビドラマも続きがあるだろう、ず思う。
悩み倚き時期を、たくさんの家族や友達、先茩に盞談しお、愛に包たれお乗り越えた鞠子には、たくさんのこれからの幞せがあるだろう、ず思う。

朝の連続テレビ小説には、女性のラむフむベントが、圩あざやかに描かれる。
これからも、期埅しお、䞉人姉効を芋守っおいきたい、ず思った。




2016幎8月12日金曜日

8月15日に向けお思うこず。その5。

8月15日に向けお思うこず。その5。

囜䌚がたったく「カラ」であるような、このお盆の時期に、アメリカは、4幎前も、日䞭韓の間に、亀裂を生じさせお、アゞア危機を誘発しようずしたした。
今、同じこずが起こっおいるのではないか、ず私たちは思っおいたす。
8月15日が、「決行」の、その日なのではないか、ず私たちは掚枬しおいたす。

アメリカの心理術にたいっおしたっお、アメリカが救䞖䞻のように思えるかもしれないですが、それに、疲れ切っおしたっお、もうどうでもよくなっおしたったかもしれないですが、今䞀床、状況を敎理しお考えおみおはどうか、ず思いたす。

以䞊、朝倉聡子ずその倫からでした。

ありがずうございたした。

8月15日に向けお思うこず。その4。

8月15日に向けお思うこず。その4。

民䞻党の代衚遞に関しおも、同じようなこずを思いたす。
蓮舫さんは、ずおも自信をもっお、やる気になっおいたす。
蓮舫さんはずおも人気があるので、民䞻党の代衚になるかもしれないですね。
そうするず、日本においお、æ²–çž„、東京、閣僚、民䞻党、が、オバマさんを尊敬する状況になった、ずいえたす。

アメリカは、こうしお、日本に介入しお、心理的な䟵略をしおいるのではないか、ず思うのです。

女性を「ずられる」ず、そのパヌトナヌである男性の地䜍が、䞋がっおしたいたす。
オバマさんの狙いは、そこにあるのではないか、ず思いたす。

実際に今、䞭囜ずのやりずりをめぐっお、尖閣諞島では、「奇劙なこず」が、起こっおいたす。


8月15日に向けお思うこず。その3。

8月15日に向けお思うこず。その3。
東京郜知事遞挙のようすを芋おいおも、ちょっず疑問に思うこずがありたした。
小池癟合子候補の遞挙の手法です。
「緑色のものを持っお集たっおください」ず、こうした遞挙戊術は、どこから出おきたものでしょうか。
どうしおも、東京郜知事になりたい、小池さんに、アメリカのオバマ倧統領が、芪切に教えたのではないでしょうか。
そしお、圓遞したした。
その埌の、東京の暩利は、小池さん、そしお、オバマさんにありたす。

䞞川珠代五茪担圓盞も、アメリカのオバマ倧統領が、指導・教育しおいるず思われたす。
リオオリンピックの開䌚匏にすぐに出垭を決めるなど、これたでの政治の手法ず比べお、ずおも迅速です。
誰かから指瀺されおいるように芋えたす。


8月15日に向けお思うこず。その2。

アメリカのオバマ倧統領は、アメリカの䞖界最先端の心理孊を䜿っお、戊略を緎っおいたす。
日本の「困っおいる女性」の、お願い事を聞いおあげる。
そうするず、その女性は、オバマ倧統領を尊敬するようになりたす。
特に、その女性が、政治関係の仕事を持っおいお、しかも、自信がない、ずするず、政治のしかた、遞挙のしかたを芪切に教えおあげるこずで、尊敬を勝ち取りたす。

そのようにしお、安倍昭恵さんの芁望、これは、心の痛むような芁望ですが、聞いおあげたのではないか、ず思われたす。
昭恵さんは、沖瞄を蚪問したした。
今、自民党の本郚は、沖瞄基地問題に觊れるこずができない状況です。

8月15日に向けお、思うこず。

8月15日に向けお、思うこず。
あれから、4幎たちたした。
4幎前の8月15日。
アゞア危機が起こりたした。
4幎前も、アメリカは、倧統領遞挙の盎前でした。
アゞア地域で、戊争を起こしたい。
特に、察・䞭囜の戊争を、起こしたい。
アメリカは、䞭囜ずの戊争を起こすず、民䞻党は勝぀こずができたす。
民䞻党に、「お土産」を持っお垰りたいのが、オバマさんの思惑ではないか、ず思われたす。

7月の連続テロは、私たちを苊しめたした。
私たちは、「戊時䞋にある」ず、認識させられたした。
これは、アメリカの「マッチポンプ」ではないか、ず私は思っおいたす。
マッチで火を点けたのも、アメリカ。
そこぞ、火消しに珟れるのも、アメリカ。

アメリカはそうした方法で、むラン、むラク、䞭東に、介入しおきたのではないか、ず私は思いたす。

私たちは、床重なる地震ず、テロで、疲れ切っおいたす。
心のどこかで、救䞖䞻を望んでいたす。
しかし、救䞖䞻など、本圓は、どこにもいないのです。

私たちも、いっずきは、政治を叞りたした。
囜民の芁望は、たるで神様にお願いするかのように、絶え間なく、陳情も次から次ぞず抌し寄せお、私たちは疲れ切っおしたうくらいでした。
なんらかの目的なしで、他の囜を助けおあげたい、ず思える為政者が、いるずはずおも思えない状況です。



2016幎8月10日氎曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第18週「垞子、ホットケヌキを䜜る」感想。

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第18週「垞子、ホットケヌキを䜜る」感想。

暑い倏も盛りずなった。
これから、お盆䌑みにかけお、連続テレビ小説は、快進撃を続けお行く。
倏䌑みずなっお、子どもたちや「お父さん」も䞀日䞭家にいお、テレビを芋おいる日々が始たり、そのなかで、熱闘・甲子園も、始たった。
そこぞ、4幎に䞀床のオリンピックである。
毎日毎日、テレビで忙しい!

それでも、女性たちの日々は、着実に䞀歩䞀歩続いおいく。
私は、NHKの朝の連続テレビ小説の䞀番「女性らしいずころ」ずいうず、この䞀日䞀日の積み重ねずいう、忍耐力にも䌌た、着実な歩みである、ず思う。

この週は、垞子が、いわゆる、「理想ず珟実」のはざたで、ずおも悩む週ずなっおいる。
理想を远求したい花山。
花山の象城するずころは、理想であり、目暙でもあるが、䞊叞であり、そしお、先茩である、ずいうずころだろう。

垞子が働く女性ずしお、䜕床も障害にあっお぀たづくのは、それは成長のための障害であるが、花山が、「広告をずるずどんなこずになるのか」ずいう経隓を、幎長者ずしお知っおいた、ずいう䞊叞の象城が倧きいず思う。

垞子はそこぞ、経隓倀の䜎さず、新しいものぞの垌求から、挑んでいくこずになる。

ここから、がくの話になりたす。

がくは、働く女性のハヌドルを感じたす。
女性は、仕事ずしお、職堎の男性ず接したす。
もちろん、仕事を䞊手に進めおいくための、仲の良さです。
その仲の良さを、恋愛感情であるように誀解するのが、䞊叞の家族です。
これは、仕事のできる女性にずっお、ずおも䞍愉快なものです。
仕事䞊の付き合いであるから、付き合っお話もしお、目暙も同じくしおきたした。
それなのに、この䞊叞の奥さんが、倉な目で芋たりするず、仕事の邪魔になりたす。

幞い、ドラマのなかでは、花山さんの奥さんは、䌚瀟の仕事に口出しをしたせん。
これが、仕事を持぀倫、この内助の功、ずいうものです。
倫が、䌚瀟でどんなふうに、女性瀟員ず仕事をしおいおも、劻には関係のないこずです。
それを、倫の職堎に口出しをするのは、倫にずっお、邪魔な劻である、だから、愛されない、倧事にされない、ずいうこずなのです。

がくたちも、私事を、仕事に持ち蟌む女性たちには、本圓に迷惑をこうむっおきたした。
瀟䌚性がないずいうか、垞識を知らない、ずいうか、本圓に困った奥さんです。

ここから、朝倉聡子です。

そういうわけで、垞子も、瀟䌚に出る女性ずしお、職業婊人ずしお、数々の無理難題を匕き受けながら、人間的成長を続けおいくわけです。
私はやはり、女性は、い぀たでも瀟䌚のなかにいお、瀟䌚人ずしお、倧人ずしお、きちんずした垞識的な振る舞いができるように、日々成長し぀づけおいくべきだ、ず思いたす。

そしお、それを実践しおきたのが、自分自身である、ずいう少なからず誇りを持ちながら、䞀緒に仕事をしおきたチヌムメむトに、ずおも感謝しお、これたでず同じく、男女平等で、人間ずしおも平等で、仕事の実力が認められた状態で、仕事をし続けおいきたい、ず思いたした。

倫が仕事をなくしおしたえば、すぐになくなっおしたうような瀟䌚的地䜍では、女性の立堎はすぐになくなっおしたいたす。
垞子は、実力で瀟䌚のなかに立堎を築いおいたす。
そうしたずころが、私が垞子を尊敬できるずころです。
私も、瀟䌚人ずしお、どんな理䞍尜な困難にも負けず、これからも自分の力を粟いっぱい出し切っお、仲間のために、たくさんの人々のために、家族のために、がんばっおいきたいです。

そしお、䞀番愛する倫の、䞀番の理解者であり぀づけるこずを、ずおも倧事にしおいきたい、ず思いたす。
ありがずうございたした。

2016幎8月6日土曜日

広島平和祈念日・リオオリンピック開䌚匏。

広島平和祈念日・リオオリンピック開䌚匏。
きょう、2016幎8月6日も、ずおも暑い倏の日ずなった。
私は、朝から、リオオリンピックの開䌚匏を芋た。
ちょうど地球の裏偎にあたる、ブラゞルでのオリンピックである。
広島で、原爆投䞋の時間にあたる、午前8時15分には、リオで、日系移民の玹介が行われ、日の䞞の赀い着物に、赀い旗で、平和の祈念が行われおいた。

オリンピックの開䌚匏は、プログラムのなかで、䞀番倧奜きである。
2時間もある遞手の入堎行進も、最新のファッションもあり、民族衣装もあるその遞手たちの衚情も、みんな芳おいた。
そしお、地球はひず぀であるこずを、胞の底たで熱く熱く感じおいた。

私がずおも印象に残ったのは、やはり、ブラゞル・リオからのメッセヌゞで、地球の緑のこずである。
小さな皮が、ブラゞル、アマゟンのレむンフォレストになり、地球䞊の倧半の酞玠を補絊しおいる。
そうしたこずを倧事にしおほしい、ずいうブラゞルからのメッセヌゞが䌝わっおきた。

そしお、組織委員長の挚拶では、「私たちは決しおあきらめない」「私たちはリオを誇りに思う」ずいう蚀葉が、ずおも印象的だった。

䞖界には玛争が盞次いで起こっおいお、ブラゞルも、その䟋倖ではない。
そういうずきに、平和のメッセヌゞを䜜り出すこずの困難さを感じたし、そこであきらめない、仲間がいるこず、をずおも感じた。

ずおも長い入堎行進ず、終わりのないカヌニバルのあずに、楜しみな聖火が登堎しお、どんなふうに今回は、聖火がずもされるのかな、ず期埅しおいたら、本圓に、期埅通りで、なんだか感動で胞が熱くなっお、涙がちょっずだけ出た。

きらきら茝く聖火、ず倪陜。
この聖火が、17日間、ずっず私たちを芋守っおくれる。
地球はひず぀。
自信ず誇りをもっお、平和のメッセヌゞずずもに、きょうも䞀日䞀日を、生きおいきたい、ず思った。



2016幎8月4日朚曜日

小池癟合子新郜知事・䞞川珠代新五茪盞。

小池癟合子新郜知事・䞞川珠代新五茪盞。
7月の郜知事遞で、新しく、小池癟合子郜知事が就任された。
8月にはいっおすぐには、内閣改造が行われ、䞞川珠代新五茪盞が就任された。

小池癟合子さんの圓遞に䌎っお、郜政は混乱状態、ず蚀われおいる。
銖郜・東京の政治であるだけに、囜政にも圱響は必須である。

小池癟合子さんには、どのような政治手腕が問われるだろうか。
私はこう思う、小池郜知事は、たずこれから先4幎間の任期をたっずうするために、䞀番重芁な課題は、東京オリンピックを成功させるこずである、ず、思うのである。

東京オリンピックは、ほかのこれたでの郜知事が経隓したこずのない、倧きな仕事を抱えた、ずいうこずになる。
4幎間の任期がそのたた、オリンピックの準備期間になるので、これが成功するかしないかは、郜知事ずしお成功するかしないか、ずいう問題になっおくる。

ほかにも行いたい政治も理想もたくさんあるだろうけれども、たずは、オリンピックに手を぀けるずころから、始めるのがいいのではないか、ず思う。

ずいうのは、オリンピックは4幎埌にせたっおおり、囜際間の信頌関係から、絶察にずりやめにはならないから、やらなければならないからである。

絶察に埅っおくれないのは、建物の工期である。
これは、物理的に時間のかかるものであり、工事の着手の遅れは、そのたたオリンピックの手遅れに぀ながっおしたう。
゚コオリンピックにしたい、ずか予算を削りたい、ずかいろいろな悩みも芁望もあるだろうけれども、たくさんの人がこれたで関わっおきお、立おた予定があるはずである。
その予定にそっお、速やかに工事に着手しお、東京オリンピックの始たる、少なくずも䞀幎前には完成させる気持ちで、しっかりず行うこずである。

次に行うべきこずは、遅れおしたった郜政を、速やかに進めるこずである。
前郜知事の問題ず、知事遞ずで、郜政が遅れおしたっおいる。
郜知事の暩限で決裁するべき問題も、山積みになっおいるのではないか、ず思われる。
それらをどんどん進めお、政治を前に進めるのがよい、ず思う。
こうしたずころで手間取らずに、決断力を瀺すこずで、郜議䌚が぀いおくる、ずいうこずもあるず思う。
仕事が進むこず、仕事をするこず、仕事を䞎えるこずで、郜議䌚が進み、぀いおくる、ずいうこずはあるず私は思う。

その次に、オリンピックのハヌド面である、建物建蚭を進めながらであるが、オリンピックの゜フト面の取り掛かるのがよいか、ず思う。
これは、小池郜知事が理想ずしおいるずおり、「東京」のブランド化戊略である。
オリンピックの成功は、郜民ず囜民が、どれだけオリンピックを楜しめたか、どれだけ「いいこず」があったか、で決たる。
幞いにも、小池郜知事は、東京のブランド化に぀いお、ずおも詳しいようなので、期埅できるずころである。

そしお、オリンピックの事柄を進めお、これたで山積しおいた郜政の問題を解決しおから、自身が持っおいた理想に取り掛かるのがよい、ず思う。
これは、支持者からの熱望でもあるけれども、保育所の建蚭や、介護士の埅遇改善など、犏祉の分野である。
特に保育所問題に関しおは、期日の目暙蚭定が、来幎の春になるのではないか、ず思われる。
新入孊のシヌズンである。
これは、秋口からずりかかっおも差し支えないず思う。
たた、するべきこずをしおから、理想に取り掛かるずいうこず、郷に入れば郷に埓えの順序である。


ずころで、どんな偶然なのか、あるいは、たくさんの囜民からの期埅なのか、新閣僚でも、五茪盞が、女性の䞞川珠代さんになった。
ここでは、囜政ず郜政の連携が期埅されるずころである。

䞞川さんは、リオオリンピックの開䌚匏を芋孊に行く、ずいうこずなので、ずおもよかったず思う。
実際に、さたざたな皮目の䌚堎に行っおみお、䜓隓しおくるこずができお、その良かった面は、東京オリンピックに掻かし、よくなかった面は、改善点ずしお、孊んでくるこずができるず思う。

そしお、䞞川五茪盞の倧事な仕事は、囜から予算をたくさんいただいおくる、ずいうこずである。
囜からの予算がたくさんあっお、東京郜の予算をそれほど䜿わなくお枈むこずになれば、郜民の負担が枛る。
そうするず、郜民からの䞍平䞍満の声も枛る。

囜際倧䌚は、日本、そしお、東京を、䞖界にアピヌルする堎であるから、本圓は、お金はかければかけるほど、居心地のよい倧䌚になるはずである。
そのあたりは、囜民ずしおも、䞖界に誇れるオリンピックにしおほしい気持ちは、ある、ずいうこずだから、䞀生懞呜やりがいもあるず思う。


私は、東京にオリンピックを呌びたいず思ったきっかけは、未来の子どもたちのためになる、ず思ったからである。

私は、北海道で育った。
北海道は、札幌オリンピックのあった地である。
札幌オリンピックで䜿われた、遞手村も残っおいおこれは団地になっお、札幌垂民が暮らしおいたし、競技に䜿われたスケヌトリンクは、今でもスケヌトの囜際倧䌚が開かれお、昚幎暮れにも、フィギュアスケヌトの党日本遞手暩が開かれた。
たた、手皲山や、倧倉山では、オリンピックで䜿われたコヌスが残っおいお、䞀般のスキヌダヌが、滑るこずができた。
「このコヌスを、オリンピック遞手が滑ったんだ」ず思うず、どきどきワクワクしたものである。
そしお、今でも、札幌では、冬になるずスキヌやスケヌトの囜際倧䌚が開かれおいお、札幌の町なかでは、囜際的な遞手ず出䌚うこずができる。

そうした環境が、子どもたちに倢を䞎えるし、心身ずもに健やかになれるスポヌツぞの関心を高めさせおくれる。
今も、東京オリンピックをめざしお、日本の各地で、子どもたちが、スポヌツに力を入れおいるず思うず、本圓にうれしい。

4幎埌の倧䌚では、囜内で開催されるずいうこずで、小さな子どもも、お幎寄りも、囜際倧䌚を楜しむこずができる。
身近で囜際的なレベルを䜓感できる、ずいう䜓隓を、子どもたちにさせおあげたい。

そしお、1964幎以来、老朜化しおしたった、スポヌツ関連の斜蚭を、改善しお、新しくしお、䜿いやすく安党にしお、子どもたちに、これから先、ずっず長く䜿っおほしい、ず思うのである。

東京オリンピックは、未来ぞの投資、子どもたちぞの倢の建蚭だ、ず私は思う。
新郜知事、新五茪盞には、本圓にこの仕事を、成功ぞず導いおくれるように、期埅でいっぱいである。


2016幎8月3日氎曜日

8月の予定は、オリンピックに甲子園に…!

8月の予定は、オリンピックに甲子園に…!
2016幎も、8月に入った。
倏䌑み、お盆䌑みの8月である。
今週末は、花火倧䌚、ずいう地域も倚いのではないかず思う。

7月は、参院遞、郜知事遞、ず政治が萜ち着かなかった。
郜知事は、小池癟合子さんに決たった。
東京初の、女性郜知事ずなった。
女性たちからの期埅もずおも高いずころである。

思えば、むギリスでも、䞀番困難なこの時期に、メむさんが、女性銖盞になった。
北海道では、すでに、女性知事が、䞉期目である。
これから、女性がトップに立぀時代、そしお、女性のための政治をする時代になるのかな、ず兆しを感じられる、そんなふうである。
こうなるず、11月のアメリカ倧統領遞では、ヒラリヌ・クリントンさんが、女性初のアメリカ倧統領になる、ずいうこずも、本圓にあるのかもしれない。
楜しみになっおきた。

さおさお、8月のお楜しみずいえば、それはもちろん、この6月、7月のこずを考えるず、盛倏でもあるし、健康を考えお、䜓をいたわるのが䞀番である、ず私は思う。
9月から、぀たり秋からは、政治日皋もいろいろ、いろいろある。
だから、8月は、ゆっくり䌑むのがいい、ず思う。

そういうわけで、リオオリンピックである。
すでに、新聞や雑誌では、競技の日皋が発衚された。
私たちにずっおは、テレビ䞭継の日皋である。
なんず、8月5日の朝、9時45分から、NHKの地䞊波で、サッカヌの予遞が始たる。
日本VSナむゞェリアである。
これは、ぜひずも芋なければならない。

翌日、8月6日の朝、7時30分から、これもNHKの地䞊波で、開䌚匏である。
競技日皋の郜合で、開䌚匏よりも前に、詊合が始たるこずになるらしい。

私は、オリンピックで䞀番楜しみなのは、この開䌚匏ず、陞䞊のマラ゜ンである。
ずにかく、開䌚匏は玠晎らしい。
ロンドンオリンピックでは、009が女王陛䞋をヘリコプタヌで連れおやっおきたり、ビヌトルズのメンバヌが歌ったりした。
ずもかく、むギリスロックファンなら絶察に芋逃せない、開䌚匏のスゎメンであった。

北京オリンピックのずきも、「䞖界で䞀番最初に玙を発明したのは私たち䞭囜よ!」ずばかりの挔目で、そう、開䌚匏は壮倧なミュヌゞカルなわけだ。それで、千人もの倪錓隊が出お、倧音響だった。
すごかった。

ブラゞル・リオでは、どんな開䌚匏になるのか、本圓に楜しみである。
日本でも、4幎埌には、東京をアピヌルする玠晎らしいミュヌゞカルを行わなければならないから、ここは、郜政が今最初のずころだず思うけれども、小池癟合子さんにも、どうか、リオの開䌚匏には、行っおみお、その倧きさずか、裏舞台ずかを、䜓隓しおきおほしい、ず思う。

それにしおも、閉䌚匏で、次は東京、ず蚀われお、そのずきに、東京のトップは女性です、ず顔をお芋せできるのは、けっこう玠敵なこずかもしれない、ず思う。

ずいうわけで、月9である。

7月から䞉か月のクヌルで始たった、月9であるが、前回の月9が、犏山雅治さんのドラマにしおは、ちょっずもう少し…、ずいうずころだったのが、今回の月9「奜きな人がいるこず」は、ずっおも玠敵!
キラキラした、倏の日盛りに、海あり、山あり、氎族通あり、おいしいケヌキあり、ずいうずころである。
月9の話題はたた、今床、詳しい感想など曞きたすので、乞うご期埅、ずいうずころです。
あ~でも、芳おみるのが䞀番いいね。
感想ずか詳しく曞くよりも、恋っお、ハヌトで感じるもの、かもね。

ずいうわけで、戊時䞋も、はりきっお、倏を楜しみたしょう!!! 
                         
                                                      by 聡子



2016幎7月31日日曜日

きょう7月31日は、東京郜知事遞。

きょうは、7月最埌の日曜日。
海も8月に入れば、波が高くなる。
倏は熟しおいく。
その日曜日が、東京郜知事遞挙である。
私も朝早くに起きお、投祚をしおきた。
日本の銖郜・東京の銖長を決める、倧切な遞挙である。

考えおみれば、日本の珟状を考えるにしおも、これからの未来を考えるにしおも、倧倉な出来事が連続しお起こっおいる。
この䞀か月だけ考えおみおも、出来事を、頭を敎理する気持ちで䞊べおみたら、こんなふうになる。

6月23日 むギリスの囜民投祚、むギリス、EUを離脱するこずになる。
株䟡の䞋萜ず䞖界恐慌が予枬される。
次の週 バングラディシュのダッカでテロ、日本人も犠牲になる。

7月10日 参議院遞挙
7月13日 倩皇陛䞋 生前退䜍を発衚
7月14日 郜知事遞公瀺、フランス・ニヌスで倧芏暡テロ

そのあず、ドむツ、ミュンヘンでテロ、ドむツの他の郜垂でもテロ、ず続く。

そしお、7月26日には、日本で障がい者斜蚭で事件が起こっおいる。

私は思う、人間にも、瀟䌚にも、蚱容量ずいうものがある。
ここ数幎の、「戊争になるかも?」「むスラム囜が」ずいう怖れず䞍安で、人々のストレスは蚱容しがたい数倀たで、あがっおいる。

しかし、特にここ䞀か月の動きは、たさに、「戊時䞋」「戊争䞭」ず蚀っおも差し支えない状況になっおきた。

倏祭りもコンサヌトも花火倧䌚も、平和だから、楜しめるむベントであったこずに、今さらながら気づく次第である。

今回の戊争は、衚立った戊争ずは蚀えず、裏でひそかに進められおいる戊争、ず蚀えるだろう。
しかし、倧金が、戊争に流れるために、経枈状況や食卓の状況は、ずこずんレベルが䞋がっおいくこずになるだろう。
瀟䌚䞍安も広がっおいく。

正匏に、非垞事態宣蚀や、治安維持法が出おしたったほうが、人々の芚悟も、安党も、はかれたかもしれない、ず思う。

ここは、心ある人が、自発的に、瀟䌚の状況を感じ取り、家族を守り、健康を守り、心を守っおいくこずが、必芁になるだろう。

日本囜政府は、メディアや囜民の理解を埗るこずを、もうやめおしたった。
そしお、どんどん、戊争を進めおいる。

今は、戊時䞋である。





2016幎7月30日土曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第14週「垞子、出版瀟を起こす」 第15週「垞子、花山の過去を知る」 第16週「『あなたの暮し』誕生す」 第17週「垞子、花山ず断絶する」感想。

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第14週「垞子、出版瀟を起こす」
第15週「垞子、花山の過去を知る」
第16週「『あなたの暮し』誕生す」
第17週「垞子、花山ず断絶する」感想。

早いもので、もう7月もおわりである。
関東地方もずうずう梅雚明けした。
梅雚明けらしい、明るい青空が広がっおいお、カラッずした晎れになっおいる。

この7月は、本圓に倧倉な7月だった。
誰にずっおも、本圓に乗り越えがたい、぀らい7月だったず思う。
毎日を、毛垃をかぶっお、マンガの本を読みながら、テレビ䞉昧しながら、音楜を聎きながら、どうにか逃げ切っおきたずころである。

私は、テレビドラマのありがたさは、こういうずころにある、ず思う。
どんな朝も、フィクションは、優しく明るく、埮笑みかけおくれる。

そういうわけで、4月からずっず、苊劎しどおしの「ずずちゃん」も、7月の花開く、倧団円を迎えおいる。
ラむフワヌクである「あなたの暮し」の出版ずなったわけだ。

このあたり、出版業界の仕事のしかたや、気持ちなどがよく描かれおいお、専門知識のない芖聎者には、本圓に興味の぀きない展開ずなっおいる。

昭和20幎代の家具や建物も、レトロで懐かしいし、銀座に構えた出版瀟も、建物がずおも玠敵である。

ずずちゃんは、戊埌の混乱期にあっお、闇垂に、ピンチよりは、チャンスを芋぀ける。
それは、叔父からヒントをもらったものでもあった。
このたた、事務員ずしおお絊料をもらっお働いおいおも、䞀生にもらえる金額は限られおいる。

戊埌の物資䞍足、そしお、掻字ぞの垌求が、倧きなニヌズを生み出しおいる時期で、どんな雑誌でも、出版すれば売れる状況ずなっおいた。

こうした状況に、自分自身の仕事人生を賭けおみるチャンスを芋出したのは、さすがずずちゃんだ、ず思う。

ずずちゃんには、「家を建おる」ずいう目暙もある。
たずは䜕よりも、家族を逊わなくおはならない。
そうしたずきに、勀め人ずしおお絊料の少なさを嘆くよりは、起業をしお瀟長になっお、たんたりもうける、これは、ずおも楜しい発想だず思う。

思い起こしおみれば、歯磚き粉の件ずいっおも、やはり、「䞀山圓およう」ずいう行動力が、垞子にはあったのだった。

垞子の才芚の䞀番玠晎らしい、ず思えるずころは、やはり経営センスだず思う。

垞子ず花山の関係が、あたりうたく芋えおこないずころはあるが、花山䌊䜐次ずいう、有胜な線集者を雇うこずで、出版の仕事に、倧きな宝の山を芋぀けた、ずいうこずだず思う。

この、花山䌊䜐次、噂には聞いおいたけれども、やはりスカヌトをはいおいた…。
すごかった…!

花山は、絵の才胜もあるし、文章の才胜もある。
絵の才胜のある人、ずいうのは、どこでもそうだけれども、瀟䌚垞識からは、ちょっずはずれおしたうずころがあるようだ。
けれども、才胜があればあるほど、才胜ずいう倧茪の花を支える柱が、必芁になっおくうる。
それが、経営であり、お金であり、「珟実」であり、瀟䌚垞識である、ず私は思う。

かのゎッホも、絵の才胜はずおも倧きかったのだが、絵ばかり描いおいお、その絵を売るこずや、絵を売っお、次を描く絵の具代にするこずには、たったく関心がなかったようである。
絵の才胜を認め、肯定し、讃え、そのうえで、画家の生掻や、画家ずしおの仕事の成功をうながす、マネゞメントが、必芁だったわけである。

絵や音楜、文章の才胜がある人には、自分か誰か他の人で、マネゞメントをする人がいるず、倧成する、ず私は思う。

いわば、才胜ず経営の二人䞉脚である。

垞子ず花山は、経営者ず才胜者ずいうこずで、二人䞉脚を組むこずができた。
そこには、倚倧な葛藀もあっただろう、ず思う。
でも、そこから生み出されたものが倧きかったから、雑誌「あなたの暮し」は、倧成功したのだろう、ず私は思う。

これから、真倏、8月に入る。
「ずず姉ちゃん」も、暑い暑い真倏を走り抜け、秋に向けお、どんどん進んでいく。
秋の皔りに向けお、毎日、毎朝の笑顔を、私たちに届けおくれる。
これからも楜しみに、垞子ずその家族たち、仲間たちを、芋぀めおいきたい、ず思う。



2016幎7月24日日曜日

憲法草案。再アップしたす。

以前、幎ほど前であったが、日本でもツむッタヌを基盀ずした、たくさんの人たちのデモ、倧衆運動が起こるのではないか、ずいう考えを持った。
そしお、䞍満の゚ネルギヌは、単なる珟状の砎壊ではなく、次なる新しい時代の構築であるべきだ、ずの考えにいたった。
䞖界各囜では、本圓に、ただの䞍満の爆発が、瀟䌚状況を砎壊のための砎壊に远いやっおいる。
しかし、心ある人たちは、次なる政府、次なる時代の構築に向かっお、スクラップ&ビルドの掻動を、続けおいる。

以䞋に瀺すのは、2011幎の暮れに、朝倉聡子個人ずしお、フランス憲法やアメリカ憲法をもずに、なかば「パロディ」の芁玠を含めながら、「誰でもがみな、憲法を考えおみるこずができる」ず、提案した、憲法草案である。

圓時の原皿が保存しおあったので、ここでそのたた、再アップしおみたい、ず思う。
たくさんの人が、この草案を芋お、もっずよりよい草案づくり、そしお、目指す目暙の䞀臎に぀ながるように、ずの垌望を蟌めお、ここにもう䞀床、瀺しおみるこずにしたす。

朝倉聡子
2016幎7月24日

☆ヌヌヌヌ☆

新しい日本囜憲法・草案(by聡子)
日本の囜の憲法を、新しくするために、囜民ひずりひずりが新しい囜づくりを考えおみるこずが倧切だず思う。
「どんな囜造りをしたいか」囜民党員が、草案を緎っおみおもよいのかもしれない。
朝倉聡子も、基本的にはフランスの憲法の構成を基準にしたが、
草案を䜜っおみた。
ご笑芧ください。

日本囜憲法
前文
私たち日本囜民は、自由ず平等ず平和を愛し、それを促進しおいくために、これらの憲法を制定する。
平和䞻矩に基づく、蚎論ず協議による政治の掚進ず、助け合いの粟神による公共扶助、公共犏祉を掚進する。
すべおの囜民が、健康で豊かな生掻を築くために、政治ず瀟䌚は、尜力する。
生呜ず子どもたちの幞犏を守り、豊かな瀟䌚建蚭を行う。

第䞀章 䞻暩
䞻暩は囜民にある。これたでの長い倩皇制を排し、すべおの囜民が平等ずなり、
政治を掚進する暩利を持぀。

第二章 倧統領
日本囜が合衆囜になるにあたり、倧統領を制定する。
倧統領の遞出方法、暩限に぀いおは、条文に定める。

第䞉章 政府
倧統領のもずに、公正な遞挙制床によっお遞出された囜䌚議員が集たり、
䞭倮の政府を制定する。
この政府で行えるこずは、法埋の改定である。

第四章 囜䌚
公正な遞挙で遞ばれた議員が、集い蚎論する堎を囜䌚ずする。
囜䌚には、定䟋囜䌚ず臚時囜䌚がある。
幎に床、定䟋囜䌚を開き、囜民からの芁望を法埋にするために、蚎議ず決議を行う。

第五章 囜䌚ず政府の関係
囜䌚で決められた法埋に関しお、政府は䞀定の暩限を持぀。
すなわち、よくない法埋を排陀し、よい法埋を実行する暩限である。
たた、政府は囜䌚に察しお、新しい法埋の審議を求める暩利を有する。

第六章 条玄及び囜際芏定
囜際間の条玄や芏定は、囜䌚で審議し、決定したあずに、盞手囜に通知するものずする。
いかなる囜際条玄も、囜䌚ず囜民の認蚌なしに、締結するこずはできない。


第章 行政
法埋を囜民に斜行しおいくために、行政を行う。
これは法埋の実行化であり、珟実化である。
行政を行うために、公務員制床を定める。

第章 叞法暩
法埋を守らない囜民に察しお、察応するために、叞法の暩限を定める。
最高裁刀所を定め、次に地方裁刀所を定める。
死刑に関しおはこれを行わない。

第章 人暩
人暩を守り、人暩意識を向䞊させるために、特別委員䌚を眮く。
すべおの囜民が、蚀論の自由、衚珟の自由、信教の自由、結瀟の自由を持぀こずず定める。

第章 教育の暩利
すべおの囜民が、自身の幞犏のため、瀟䌚貢献のために、高い教育を受ける暩利を保障する。

第章 経枈瀟䌚評議䌚
経枈は囜の芁ずなる事業である。
囜民が高いレベルの経枈状態を獲埗し、維持するために、政府は垞に経枈に関する芳察ず評議ず、手助けを行わなければならない。
商業の自由を守るために、法埋を順守するように努めなければならない。

第章 地方自治
地方自治は、これを独立した州ずしお認める。

第章 アゞア連合
日本囜は、将来のアゞア連合の蚭立に向けお、積極的に掻動しなければならない。

第章 改正
この憲法を改正する手続きは、囜䌚ず囜民の蚎論ののち、必芁な手続きのもず、行うこずができる。



2016幎7月7日朚曜日

2016参議院遞挙・終盀の状況に぀いお。

2016幎、倏の参議院議員遞挙の遞挙戊も、終盀ずなった。
ここぞ来お、自民党は苊戊を匷いられおいる様子である。

昚幎の、安党保障法案の時期から、日本囜民の間には、根匷い政治䞍信、䞎党䞍信が高たっおいる。
高たっおいるのは、平和ぞの匷い願いず、戊争ぞの深い危惧である。

今回の参院遞では、安党保障法案の文字が出おこない。
そのかわり、改憲、憲法改正の論議がある。

憲法改正を掲げる自民党は、この話題を避けたいようであるが、誰もそうは思っおいない。
自民党にずっお、倧切な遞挙戊略は、「改憲は必芁である」「憲法9条の改正は必芁である」「日本は囜防軍を持぀べきである」ず、日本囜民に思わせるこずである。

今幎はいろいろな事件が、䞖界䞭で起こっおいるが、こうしお参議院議員遞挙の期間䞭に、それも盎前に、バングラデシュで、日本人が巻き蟌たれるテロ事件が起こったのは、䞍思議なこずである。

これは、偶然ではない。

この時期、私が脅されおいるのは、バングラデシュのテロ事件に぀いお、知っおいるこずを、公衚するな、ず蚀われおいるのだず思っお差し支えない。
バングラディシュのテロ事件は、銖盞官邞、麻生倪郎氏が、IS、むスラム囜に、たくさんのお金を払っお、頌んだものである。

こうしお、参議院議員遞挙の遞挙戊の期間䞭に、「䞖界は危険である」「日本は危険にさらされおいる」ず、「事実をもっお」蚎えれば、日本囜民が、改憲の自民党に投祚する、そしお、䞖論が、囜防軍や戊争に、倧きく動くこずになる。
そうした目的をもっお、䞎党自民党は、テロ組織に、テロを起こすように、頌んだ、ずいうわけである。

私は、こうしたこずを、蚱さない。
日本囜民がこうした行為を蚱すはずがないのである。

自民党は、内郚から苊戊しおいる。
投祚日盎前になっお、远加緩和の話も出おいる。
安倍政暩から始たった、自民党の暎走は、ゆるやかに止たっおいこうずしおいる。

参議院遞で䞎党が敗北すれば、次は、郜知事遞である。
ここで、民進党の候補に、ぜひずもお願いしたいずころである。

そのあずは、衆議院解散総遞挙になっおほしい、ず思う。
たいぞんな根気がいるこずであるが、あの、戊争に向かっお突進しおいった、安倍政暩の暎走を止めるのには、ゆっくりず、確実に、自民党の議垭を枛らしおいくしかないのだ、ず私は思う。

䞀緒に、がんばりたい、ず思う。




2016幎7月2日土曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第10週「垞子、プロポヌズされる」感想。

第11週「垞子、倱業する」
第12週「垞子、花山䌊䜐次ず出䌚う」
第13週「垞子、防空挔習にいそしむ」



朝の連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」も、ずうずう7月に入った。
半幎間の連茉ドラマである。
持久走のようなものだ、ず思う。
4月の攟送開始から䞉か月たった、ずいうこずになる。

民攟のテレビドラマでは、䞉か月で「ワンクヌル」ずいうテンポで攟送されおいるこずが倚いから、ここたで毎朝䞉か月芳る、ずいうこずは、本圓に気の長い話である。
それが、もう䞉か月続く。

女性たち、特にご家庭で暮らすご婊人の皆さた、それから高霢のかたがたが、毎日どのような生掻リズムで暮らしおいるのか、朝のあわただしい時間垯に、時蚈代わりになるテレビドラマがどんなものか、だんだんずわかっおきた、ず思う。

NHKの朝の連続テレビ小説は、もうずっず前から続いおきお、もう䜕幎もこのタむムスケゞュヌルで䞀日を送っおいる、ずいう芖聎者もたくさんいる。
私もそのひずりである。

そのテレビドラマが半分たできた、ずいうこずは、それなりに、達成感ずか充実感のあるこずではないだろうか。


倧奜きな「ずずちゃん」は、戊前線ず戊䞭線を終えお、いよいよこれから、戊埌線に入る。

私も、毎週毎週、䞀週間ず぀感想を曞きたかったけれども、政治的な状況や瀟䌚状況のなかで、少しず぀いろいろなこずを進めおきおいお、そのなかで曞けない日もあったけれども、毎日、䞀芖聎者ずしお楜したせおいただいお、ずおも楜しかった。

それで、4週間分の感想を、ここにたずめおみようず思う。

第10週は、女孊校時代から、フレンドリヌなお付き合いをしおきた、星野歊蔵からのプロポヌズず、そしお別れであった。
初恋ず、その恋ぞの別れは、少女時代ぞの別れでもある。

でもその恋も、戊争ずいう瀟䌚状況ず、垞子の家庭環境ず、責任ず、生き方ず、それから、星野のほうの研究や仕事、ずいういろいろな理由で、別れるしかなくなる。

本圓に、ふたりは結婚できる状況ではなかったのだろうか。
いろいろな意味で、切ない話である。

やっぱり、奜きな人ず結婚できるのが、䞀番玠敵なこずだ、ず思う。
垞子にもいろいろな理由があっお、遞択をした、ずいうこずだけれども、本圓は奜きな人ず䞀緒になるのが、䞀番の幞せだったんじゃないかなぁず思う。
そう考えるず残念だ。

でも考えおみるず、星野歊蔵は、倧阪ぞ行っお研究者になる、ずいうこずは、人生の目暙であった、その倢が叶う、ずいう状況だったずいうこずになる。
ご䞡芪もかねおより垌望しおいた、ずいうこずだ。
ずするず、垞子ず歊蔵の結婚によっお、歊蔵の人生の目暙は、達成できる、ずいうこずになる。

垞子のほうはどうだろうか。
垞子は、お父さんが亡くなっおから、䞀家を守る、ずいう䞉本柱の目暙を立おおいる。
効たちを守る、効たちを嫁に出す、家を建おる、ずいう目暙である。
もしも、歊蔵ず結婚しお倧阪に行くずなるず、これらの䞉本柱の目暙は、どれもこれもかなわないたた、挫折、ずいうこずになっおしたう。

結婚する、ずいうこずが、人生の目暙の「挫折の結果」だずするず、こんな倉な話はない、ずいうこずになる。

もしも垞子が、子どものころから、人生の目暙など持たず、目暙に察する努力もあたりせず、教逊を身に着けるくらいの感芚で女孊校ぞ行き、そしお、人生に察しお「ニュヌトラルな」状態でいたのなら、奜きな男性ずの結婚で、倫の人生に寄り添うこずが、自然にできたのではないか、ず思われる。

自分の人生に察しお「ニュヌトラルで」いるこず、これは、アむデンティティの問題かもしれない。
たた、芪やきょうだい、お金ず生掻、䜏む堎所ず仕事、ずいったこずは、環境ず呌べるかもしれない。
アむデンティティの点で、ニュヌトラルであるこず、環境の面でもニュヌトラルであるこず、これが、結婚に関しお、「結婚しやすい」状況かもしれない。

女性は、結婚に関しお、ニュヌトラルでいたほうが、結婚しやすいずいうこずかもしれない。

そう考えおみるず、子どものずきから将来の目暙を持ち、高校で䞀生懞呜勉匷しお、倧孊では専攻を持ち、資栌詊隓にも受かっお専門職に就いた、ずいう方向性で生きおきた女性にずっおは、結婚は、すごく、アむデンティティを「折る」ほどの問題ずなっおしたうのかな、ず思えおきた。

垞子が、奜き、ずいう気持ちだけでは、結婚を玠盎に遞べなかったのは、女性ずしおだけではなく、人間ずしおの生き方、アむデンティティに、しっかりずした芯があったからだ、ず蚀える。
それがいいこずなのか、わるいこずなのか、そこたでは私にはわからない。
でも、結婚に関しおは、きっず、結婚ずいう遞択ずは察立しおしたうほどの、倧きな問題ずなったのだろう、ず思う。


それでも、奜きな人ず䞀緒になるのは、本圓に玠敵なこずなのに、もったいない、ず思った。

次の週からは、戊争ずいう背景のなかで、森田屋さんのこずや、祖母の滝子ずの別れなど、垞子の人生の倉動期が描かれおいたように思えた。

特に、参議院遞挙も近いからか、戊争の描き方には、NHKの思い、脚本家やプロデュヌサヌの思いが、衚れおいたように思う。
近幎の日本では、戊争が昔のこずずは蚀えない状況になっおいたので、䜕かずおも身近に感じさせるずころだった。

そしお、垞子は今床は、倱業しおしたう。
この倱業のいきさ぀ずいうのは、本圓にこういうものだったのか、ず思うけれども、それも、女性の働き方を考えるうえで、ずおも参考になるものだった。

お竜ずの出䌚いは、いささか䞍自然なかんじがする。
それから、ビダホヌルずいうのは、あの圓時は、職業婊人ずしおは流行っおいたのかもしれないけれども、女性の振舞い方ずしお、考えさせられる。
やはり、人前でお酒を飲むずか、お酒をふるたう垭に出る、ずいうのは、控えおおくのが、女性の慎み、ずいうものではないだろうか。

女性だから、ずいう理由で、自由が束瞛されるように感じる人も倚いようだけれども、本圓は、䞖の䞭には、男性が出入りする専門の堎所ず、女性たちが出入りするべき専門の堎所、ずいうのは、分かれおいるものだ、ず思う。

そういう話になるずたたやっかいだけれども、垞子のずった行動は、やはりどこかで軌道を倖れおしたうような、倱業しおも圓たり前、ずも蚀えるような行動だったのではないか、ず私は思う。
私だったら、女性同士で、お酒をふるたう店には出入りはしないんだけど、ず思う。


次に、花山䌊䜐次ずの出䌚いがあった。
これは、芖聎者みんなが楜しみにしおいたものだった。
花山氏ずの゚ピ゜ヌドは、戊埌に続いおいくものなので、これからを楜しみにしおいよう、ず思う。

それにしおも、戊争は、぀らく悲しいものだ、ず思う。
これたでも、朝ドラでは、䜕床も䜕床も、戊争を、いろいろな角床や芖点で描いおきたけれども、私は、滝子さんが、200幎続けおきた青柳商店をあずにするずころや、あるいは、にぎわっおいた深川の情景が消えおいくずころは、ずおも぀らかった。

これから、私たちは、明るい賑やかな未来に向かっお、ひず぀ひず぀たた、積み䞊げおいくんだ、ず本圓に思う。

季節は真倏を迎える。
そしお、「ずず姉ちゃん」の物語も、熱いクラむマックスを迎える、ずいうこずになる。
これから、垞子がどんなふうに、少女時代を乗り越え、戊争を乗り越えお、それらをすべお、自分の力にしお、䌞びおいくのか、本圓に楜しみである。

私も、暑い倏を、垞子ず䞀緒に、悩んだり、笑ったりしながら、倪陜のほうを向いお、向日葵の花のように、䌞びおいきたい、ず思った。





2016幎6月5日日曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第9週「垞子、初任絊をもらう」感想。

6月にはいった。
もうすぐ、梅雚入りである。
季節の家事や、衣替えがあるのも、日本ならではの文化なのかな、ず思う。
そしお、そこに、「暮らしかた」の雑誌が生たれたこずも、ずおも倧切な日本の文化なのではないか、ず思う。
梅雚たえの、青空が本圓にたぶしくおきもちいい。

「ずず姉ちゃん」は、新卒䞀か月目を迎えおいる。
この時代にはただ、それほど倚くはなかった、オフィスレディ、OLである。
OLの定矩ずいうずいろいろあるかもしれないが、䌚瀟に雇われお、月絊をもらう、ずいうようは雇甚圢態をいうのだろうか。

これたでの、䜏み蟌みで仕出し匁圓を䜜っおいた仕事の働き方ずは、ちょっず勝手がちがうようである。
人数も倚いし、郚眲に分かれおもいる。
人間関係も、暪の関係、瞊の関係、ず耇雑になっおいる。

こうした状況のなかで、垞子は、仕事の取り組み方そのものに悩むこずになる。

私も、新卒時代を本圓に思い出す。
そもそもいったい、䜕のために仕事をするのか、仕事っおなんなのか、根本的に䜕が䜕だかわからなくなっおしたった、私にも垞子のような迷い戞惑いがあった。

ある先茩は、お絊料のために仕事をしおいる。
そうするず、決められたお絊料をもらえればいいわけだから、自分の劎力を最小限にずどめようずするわけである。

ある先茩は、「誇り」のために仕事をしおいる。
自分自身の自尊心にかけお、人から蚀われた仕事はしたくない、自分自身の胜力を瀟䌚に、いや䌚瀟に、瀺したい、ずいうこずである。

垞子の堎合はどうだろう。
垞子は、いろいろ迷っお悩んで、材朚業を営む祖母のずころに盞談に行く。
祖母は「䞖の䞭、男ず女しかいないんだから、うたくやっおいくしかないじゃないか」ず蚀う。
そしお垞子は、「困っおいる人を助けるため」ず、仕事の意矩を芋出しおいく。

こうしお、新卒で悩んだずきに、家に垰っお盞談する人がいるかいないかは、新卒の仕事のその埌に、ずおも倧きな圱響を及がすらしい。

垞子の堎合は、森田屋の皆さた、母、姉効、ボヌむフレンドの星野さん、祖母の滝子や、隈井さんなど、たくさんの人間関係に恵たれおいる。
仕事をする女性を支えるのは、たくさんの人間関係ずいうネットワヌクなのかもしれない、ず思う。

ここで、「女性は雑甚係なのか」ずいうテヌマが出されおきた。
たくさんの女性たちが、ずおも悩んでいる問題ではないか、ず思う。
「女性は雑甚係にさせられる」これは、家庭においおも、䌚瀟においおも、そうした凊遇を感じるのかもしれない。
「雑甹」の反察語には、「メむンの仕事」ずいう意味があるだろう、ず思う。

タむピスト、ずいうメむンの仕事があるにも関わらず、衚に出しおもらえない、他の甚事を蚀い぀けられる、ずいう䜕か虐げられた、目䞋に思われた思いが、どうしおもぬぐえないのでないか、ず思う。
それも、「女性だから」ずいう理由ならば、玍埗ができないずころだろう、ず思う。

私自身は、こうしたテヌマを、「女性だから雑甚係ずしおしか扱われない」ずいうふうには、捉えおこなかった。
私は、女性は持っお生たれた性質がある、ず以前から思っおいお、それをこうしお曞いおきた。
女性の持っお生たれた性質で、特質ずもいうべき性質に、「柔軟性」があるず思う。

最近の脳科孊では、女性はたくさんの情報をいく぀も同時に考えるこずができるそうだ。
たずえば、䜕枚もの曞類をいっぺんに芋お、どれがどれだか刀別を぀けられる、ずいうこずである。
男性には、こうしたこずがむずかしいそうである。

冷蔵庫のバタヌを探せるか、芋぀けられるか、ずいうず、男性の脳では、探すのがむずかしいそうである。
だから、男性は、垞子に「曞類敎理をしおくれ」ず頌むずきに、「男の俺にはできないけれど、女性の君には埗意分野だから、頌むよ」ず蚀っおいるのではないか、ず思う。
これは、掚枬である。
男性は、本圓は、男性に苊手な仕事があっお、女性たちにはそれが埗意だ、ず知っおいるので、頌むのではないか、ず思う。

しかし、仕事の内容が定たらず、個人的な「手䌝い」を頌たれるこずは、確かに私もあった、ず思うず、このドラマが芋事にできおいる、ず思わざるを埗なかった。

芋事に描かれおいる、ずいえば、䞊叞たちである。
タむピストを取りたずめるすぐ䞊の䞊叞は、なんだかもやもやしおいお、垞子の話に察しおも、早乙女の話に察しおも、確固ずした支持を出さない。
指瀺であり、支持である。

しかしこれは、䞻人に聞いた話であるが、わざずなんだそうである。
女子瀟員をずりたずめる、すぐ䞊の䞊叞ずいうのは、女子瀟員の状況をすべお把握しおいお、それでいお、のらりくらりずした態床をずり、誰の肩も持たないようにしおいるのだそうだ。
誰かひずりの肩を持おば、肩を持たれた女子瀟員がいい気になっお、チヌムを乱すこずは必須だそうである。
だから、早乙女に察しおも、垞子に察しおも、どちらが正しいずもなんずも蚀わないのだそうだ。

そしお、その䞊の䞊叞に、きちんず報告しおおくのだそうである。
この、䞊の䞊叞、䜃さんずいったか、この䞊叞は、たずえば倜勀のおじさんず、お茶など飲みながら、女子瀟員たちの様子をきちんず聞いおいお、女子瀟員の間に䜕が起こっおいるか、きちんず把握しおいる。
そしお、「ここぞ」ずいうずきに、出おきお、女子瀟員たちをたずめるのである。

…。私は、䞻人にこうした話を聞くたで、男性瀟員や䞊叞が、どんな考えでこうしお振舞っおいるのか、党然知らなかったし、わからなかったので、本圓に驚いた。
女性のみなさんは、知っおいたした?
でもでも、本圓に、ああいう堎面にちゃんず、「その䞊の䞊叞」っお、珟れるでしょう?
そうですよね。
そしお、仕事の実力で、女子瀟員たちの䞊䞋関係をきれいに敎理敎頓しおくれるんです。
本圓に、瀟䌚、いや䌚瀟の仕組みはよくできおいる、ず思いたす。

ずころで、女性は本圓に、雑甚係なのでしょうか。

私は、䌚瀟の仕事は、スポヌツのチヌムに䟋えられるず思いたす。
サッカヌやバレヌボヌルも今ずおも話題ですが、やはり、チヌムで働くずいうこずは、パスやトスをする圹割の人がいれば、シュヌトやアタックをする圹割の人がいるわけです。

「私は雑甚係にさせられた」ず思っおいる人は、シュヌトをする係にさせおもらえないので、䞍満がたたっおいるのではないか、ず思うのです。
でも、チヌム党䜓の利益を考えるこずが、倧切だず思うのです。

垞子も、䌚瀟ずいう組織の瀟員です。
䌚瀟の仕事が円滑に進んで、商売が繁盛しお儲けがでる、その儲けのなかから、割り圓お分をお絊料ずしおもらっおいるわけです。
だから、タむピストずいう、アタッカヌではない圹割に割り圓おられたのなら、その仕事を䞀生懞呜するのがいいず思いたす。
そしお、他の瀟員の手助けをするなら、その仕事をしお、トスやパスを䞊手にするのがいい、ず思うのです。

私自身は、仕事の取り組み方ずしおも、家庭内の圹割ずしおも、「サブリヌダヌ」であるこずを、すごく真剣に考えお取り組んできたした。
サブリヌダヌは、リヌダヌ本人ではないのですが、垞にリヌダヌの䞋で、瞁の䞋の力持ちをしたす。
それは、時には食事を䜜るこずであったり、健康管理であったり、家事であったり、育児であったり、あるいは、家蚈管理であったりしたす。
そうしお、リヌダヌがアタックをしやすいように、環境を敎えるのが、サブリヌダヌの仕事です。

サブであっおもリヌダヌなので、䞻人が留守をしたずきや、リヌダヌ䞍圚の状況になったずきには、リヌダヌシップもずれる、ずいう力も、持っおいなければならない、ず思いたす。
これは、胜力的にもそうですが、暩限ずしおも、リヌダヌになれる力を持っおいないずならないかもしれないです。

「わたし」ずいう䞀人の女子瀟員を、サブリヌダヌにおいおおけば、リヌダヌずしおの成功はたちがいなし、だから、い぀もどの瀟員もが、「垞子さんに手䌝っおほしい」「垞子さんの䜜った資料ならたちがいない」「このサブも垞子さんに頌みたい」ずなるわけです。

垞子は、どんな仕事もニコニコしおこなし、誰かの圹にたっお、そしお、だからこそ、自分自身の胜力を、最倧に発揮しおいる状況だず思いたす。

女性は、雑甚係ではなくお、サブリヌダヌをするのに向いおいる性質を持っおいる、ず私はそう思いたす。
誰か、力あるリヌダヌのもずで、䞀生懞呜仕事をするこずができたら、本圓に幞せです。
その「力あるリヌダヌ」が、花森安治ずいうこずになるのでしょうか…?
少なくずも、今の垞子が、どんな仕事も責任をもっお匕き受ける、そういう仕事のしかたをしおいるから、芋出されお「䞀緒に線集の仕事をしよう」ずなるのではないか、ず私は思うのです。

アタッカヌばかりが、仕事ではない、ず私は思いたす。
女性も男性も、誰か力匷いリヌダヌのもずで、やりがいのある仕事をしおみたいものだ、ず思いたせんか?
そのずきの、力匷いサブリヌダヌであるこずを、私は目指しおきたした。
今も、そうしおいたす。

そういうわけで、今週は、このブログを考えながら曞いおいるうちに、もう梅雚入りです。
雚の日のレむンブヌツは、もう甚意いたしたしたか?
私は、赀い氎玉のレむンブヌツを、甚意したした。
傘は、その日の気分で、いろいろな圩を、ず思っおいたす。

それでは、たた。
来週の「ずず姉ちゃん」も、楜しみにしおいたす!!!

2016幎5月29日日曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第7週「垞子、ビゞネスに挑戊する」 第8週「垞子、職業婊人になる」感想。

がくより。
今週は、朝倉聡子の倫である、がく、から、朝倉聡子の、職業婊人の䜓隓談をお話ししたす。
たず、朝倉は、お茶汲みをいやだずは思いたせんでした。
お茶汲みも立掟な仕事である、ず思っお、おいしいお茶、おいしいコヌヒヌを淹れるように努力したした。
その結果、係長や課長から、「朝倉さん、お客さんに、ぜひ、あなたのお茶を淹れおください」ず蚀われるようになりたした。

がくの奥さんは、自分の生蚈を皌げればそれでいい、ずいう考えでした。
倧卒でしたが、えらくなりたいずは党く思いたせんでした。
そしお、北海道の田舎で䞀生、静かに暮らしおいければいい、そしお、お絊料から、本を買ったり、映画を芳たり、ただのテレビがあればそれで幞せ、ずいう生掻蚭蚈を立おおいたした。
それなので、東京に出ようずか、管理職になろうずか、たったく考えおいたせんでした。

安いOLに雇われお、それで幞せでした。

朝は、7時ごろ起きお、ごはんを食べお、時半に出勀したした。
そしお、倕方5時きっかりに垰りたした。

圌女の仕事内容は、決められおいお、長時間怅子に座っおいるだけではなく、カりンタヌでお客様のお盞手もしおいたした。
それなので、座りっぱなしでなくお、足を動かしおお話もできるので、掻動的でいい、ず思っおいたした。

お金を扱うこずもありたしたが、い぀も適切に扱っおいたした。
そうした仕事ぶりを芋お、係長は「朝倉さんは、本圓によくやっおくれる」ず蚀いたした。
仕事の芚えぶりも、「也いた砂が氎を吞い蟌むように芚えおいく」ず耒められたした。
そしお、「朝倉さんに仕事を任せるず、侀、蚀うず、十、わかる」ず蚀っお、仕事仲間から䞀目眮かれる存圚になりたした。

仕事䞊、お昌ごはんをごちそうになるこずもありたした。
課長のずころにきた、高玚お重、これを、課長は「わたしは、奥さんの䜜ったお匁圓を食べなければならないからね。い぀も朝倉さんはよくやっおくれるから、おなかいっぱい食べなさい」ず蚀っお、譲っおくれたした。

服装は、質玠なブラりスに、スカヌト。
お化粧は、孊生時代に、お友達ずお化粧ごっこをしお芚えお、薄化粧で、䞊品にたずめおいきたした。
髪は萜ちおこないように、バレッタで留めおいたした。

アクセサリヌをしおいくず、課長は䞁寧におしえおくれたした。
「あなたは、目がずおも倧きくおきれいです。だから、胞元から䞊には、茝くダむダは目なので、ほかの宝石は芁りたせんよ」ず蚀われたのです。
それなので、朝倉さんはすべおを察しお、その埌は、仕事には、アクセサリヌを぀けないで質玠に行くようにしたした。
これは、今でも続けおいる習慣です。

朝倉さんが、仕事で䜕かミスをした、ずいうず、二回ほど、遅刻をした、ずいうこずです。
がくは、遅刻の理由に぀いお、詳しく聞いおみたした。
するず、こういうこずです。
前の晩、玅茶を飲みすぎたした。
電車で8駅ほどの家で、ある高名な詩人が、文孊の䌚を開いおいたした。
そこには、猫ちゃんがいたした。
玅茶を飲みながら、猫をなでながら、文孊に぀いお、熱く語っおいるうちに、終電になっおしたいたした。
家に垰っおきおからも、文孊の話で頭が熱くなっおいお、眠れなかったのです。
それで、次の朝、起きられなくお、遅刻をしたした。

課長は、「もう少し、そのあたり、自己管理ができるようにしおくださいね」ず、やさしく蚀いたした。


朝倉さんは、隣の垭に座っおいる女子瀟員には、䞁寧に仕事を教えおあげたした。
それは、女子職員マニュアル、ずいうのをワヌプロで䜜っお、印刷しお、たずめお、申し送りをしたのです。
その埌、その課では、この女子職員マニュアルが、定番ずなっお、䜕十幎も䜿われおいたす。

朝倉さんは、手芞が埗意です。
職堎で倧事に䜿っおいるワヌプロの、ワヌプロカバヌを、手瞫いで䜜りたした。
垆垃で、瞫いたした。
それを、倜勀のおじさんが、タバコの焌け焊げを぀けおしたいたした。
倜勀のおじさんは、朝倉さんにすごく謝りたした。
朝倉さんは、アップリケを瞫い付けお、「倧䞈倫です。かわいくなりたした」
ず蚀いたした。
おじさんは、朝倉さんの優しさず思いやりに、ずおも感謝したした。

ある日、朝倉さんは、昌䌑みに、ハガキを曞いおいたした。
お菓子の募集で、ハガキを送っお応募するず、グアム旅行が圓たる、ずいうものです。
面癜がった係長が「がくも送っおみたいから、ハガキくれる?」ず蚀いたした。
朝倉さんは、快くハガキをあげお、䜏所も教えおあげたした。

そしお、数日たったある日、係長が拝みながら「朝倉さん、ほんず、ごめんね」ず蚀いたした。
朝倉さんは、「どうしたのかしら?」ず思いたした。
「圓たっちゃった」
そういうわけで、係長は、䞀週間のお䌑みをずっお、家族党員で、グアムに旅行しおきたした。
朝倉さんは、こうしお、職堎で、皆さんに、幞せを分け䞎えおいたした。
がくは、こういう姿こそ、「女性は倪陜である」ずいうこずだず、思いたす。

がくは、先週ず今週の「ずず姉ちゃん」を䞀緒に芳おいお、圌女が、「本圓に女性の仕事を取り巻く環境っお、こういうものかしら?」ず、疑問に思っおいるのを感じたした。
圌女にずっおは、瀟䌚は、あたたかく守られおいる堎所です。
ドラマ「ずず姉ちゃん」でも、もっずいろいろな女性を描いおもいいのではないか、ず思いたす。

おわり。



2016幎5月22日日曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第週「垞子、竹蔵の思いを知る」感想。

5月の青空のもず、戞倖に飛び出すのもうれしいし、家でテレビを芋るのもたたうれしい。
「ずず姉ちゃん」も、ヒロむン垞子が、さたざたな䜓隓をしお、5月の青空のもず、䌞びおいくのが、ずおもうれしい。

この週は、亡くなった父・竹蔵の思いを知る、ずいう題名であるが、その竹蔵の思いずは、君子ず祖母・滝子ずの、確執を解きたい、ずいう思いであった、ずいうストヌリヌである。
父・竹蔵は、母・君子ず結婚するずきに、祖母・滝子の反察を抌し切っおしたった。
しかし、君子ず嚘たちずの生掻を、月に䞀床は手玙に曞いお、滝子に送っおいた、ずいう話が、明るいずころに出るわけである。

そうした、竹蔵の思い、そしお、垞子たち䞉人姉効の思いが実っお、滝子ず君子が、和解する。

母ず嚘の葛藀、ずいうのは、そんなに叀いテヌマではない、ず私は思う。

むしろ、最近になっおから、あちこちで取りざたされおいるテヌマであるように思う。
ずっず以前の名䜜文孊を読んでみおも、母ず嚘ずいうのは、たずえば、矩理の関係にある母嚘がずおもむずかしい、ずいうテヌマはあっおも、実の母嚘は、共闘仲間のように、芪しく仲睊たじかったように思う。

特に女流文孊などで、実の母嚘の関係が、それも、ずおも「仲悪く」描かれお、問題芖されるようになったのは、近幎であるように思われる。

そうした意味で、この週の「ずず姉ちゃん」の、母嚘和解に関しお、ずおも興味深く芳おいた芖聎者が、ずおも倚かったのではないか、ず思う。

私も、どんなふうにこの母ず嚘が和解するのか、ず面癜く思っお芳おいた。

結局のずころ、環境、人間関係、ずいうものが、母嚘ふたりを、和解に導いたように思う。
今は亡き、父芪の思い。
孫嚘たちの思い。
近所の人たちの思い。

そうしたものにあたたかく包たれお、母ず嚘は、「産んでくれおありがずう」ずいう、地点で、和解に達する。

私は、やはり芪子ずいうものは、そうした原点に返るのが、䞀番のこずであるず思った。

近代になっおから、特に明治時代から珟代にかけおは、女性に関する人暩の解攟ず、それから、生き方の思想が、倧きく倉化しおいる時期である。
生き方の思想、時代のありかた、䞖間のありかた、瀟䌚のありかたである。

それも、非垞に速い勢いで、女性の解攟が、進んでいる。

母芪の時代に、「女性はこうするこずが幞せ」ず思われおいた思想が、嚘の時代には、別の圢に幞せが眮かれおいる。

近代になるたでは、子は芪の「持ち物」であった。
これは、たずえば別のドラマになるが、NHK倧河ドラマ「真田侾」などで、嚘が政略結婚に䜿われ、それがずおも重芁な圹割を果たしおいたこずからも、うかがわれる。
嚘は、芪の持ち物であった。

しかし、近代、それも、ここ数十幎になっおから、子どもには子どもの人暩がある、ず「ある日、突然に」蚀われ始めたのである。
特に結婚に関しおも、芪が子どもの結婚を、口出しするのではなく、決定するこずが、圓たり前であった。
芪が子どもの人生を管理しおいくこずは圓たり前であったし、それが子どもにずっおも幞せであるず、芪も信じおいた。

近代になっお、海倖から人暩や、個人䞻矩の思想がはいっおきお、女性たちの思想は倉わっおいった。
そうしたずきに、母ず嚘の葛藀が、生じおしたったのだ、ず私は思う。

母は母で、母の時代の思想で、嚘の幞せを思っおいるのである。
しかし、嚘は嚘で、嚘の時代の思想で、自分の幞せのために、粟いっぱい、生きおいるのである。

ドラマのなかでも、滝子は滝子の時代にそっお、君子の結婚を決めおいる。
しかし、君子は新しい時代の思想にそっお、自分で遞んだ盞手ず恋愛結婚をしようずしおいる。
ここで、滝子ず君子の察立は、昔の時代ず、新しい時代ずの察立である。
あるひず぀の思想ず、別の新しい思想ずの察立が、母ず嚘のうえにあらわれおいる状況である。

こうしお、時代ず思想の倉化の激しいずきには、女性は、母に「すべお」を求めるのではなくお、ただ、母芪ずしお、産んで育おおくれおありがずう、ずいう䞀点で、母芪を愛し認められるのではないか、ず私は思う。
芪ずいうのは、産みの芪であり、育おの芪であり、看護垫であり、教垫でもある。
しかし、時代の倉化の激しいずきに、芪にすべおを求めるのは、芪のほうずしおも、負担が重い、ずいうものである。
女性は、もっず幞せになろうずするずきに、家庭の倖に、教垫を求めるのがいい、ず私は思う。

たずえば、海倖の著䜜に孊ぶこずもある。
あるいはたずえば、孊校の教垫に孊ぶこずもある。
仕事を持おば、仕事の䞊叞、先茩に孊ぶこずもある。

それを、人生のすべおにおいお、母芪に求めるのは、期埅のしすぎかもしれない、ず私は思うのである。

ドラマを芳おいおも、滝子の時代、君子の時代、そしお、垞子の時代、ず女性の生き方は、どんどん倉化しおいく。
倧きく倉化しおいく。
祖母の時代、母の時代、嚘の時代、ず䜕代もかけお、女性たちは、みんなで「女性の生き方」「女性の幞せ」「女性の解攟」を、少しず぀、粘り匷く、続けおきおいるのである。

私たち平成の時代の女性たちは、平安時代から、戊囜時代、江戞時代、ずあたり倉化のない女性の生き方を匷いられおきた状況から、明治時代、倧正、昭和、ず駆け抜けるように、倧きく扉を開くように、女性の人暩を獲埗しおいるのだ、ず私は思う。

祖母よりももっず解攟された母。
母よりも、もっず解攟された嚘。
嚘よりも、もっずもっず幞せになるその孫嚘。

女性たちは絆を結んで代々続けお、女性の生き方をもっず幞せにしおいく。

そうしたずきに、母芪を恚んだり憎んだりするこずは、よくない、ず私は思う。
「君がため」ず名付けおくれた、お母さんに、感謝の気持ちを持っお、そしお、そのお母さんのためにも、もっずもっず幞せな嚘になっお、女性の幞せを、みんなで぀かんでいこう。

そういう思いをより匷くさせおくれた、この週の「ずず姉ちゃん」だった。
これからも、楜しみに芳おいきたい、ず思う。



君がため春の野に出でお若菜摘む わが衣手に雪は降り぀぀
君がため惜しからざりし呜さぞ 長くもがなず思ひけるかな
倩぀颚雲の通ひ路吹きずぢよ 乙女の姿しばしずどめむ
ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに氎くくるずは
䞖の䞭は垞にもがもな枚挕ぐ 海人の小舟の綱手かなしも


2016幎5月12日朚曜日

恋愛論・結婚論~䞀般論ずしお。

恋愛や結婚に぀いお、自分の䜓隓そのもの、ずいうよりは、䞀般論ずしお、思うこずを曞いおみたいず思いたす。

恋愛っおいうのは、キラキラしおいお、ドキドキワクワクしおいお、ずおも玠敵なものだず思いたす。
恋愛ドラマを芳おいるず、胞がキュンずしお、生き生きした気持ちになりたすね。

恋愛ず結婚っお、どういう関係なのかな、ずいうこずを、今䞀床考えおみるず、今は、恋愛結婚が圓たり前になっおいるけれど、そうじゃない時代もあったず思うんです。
私がこのごろ思うのは、「結婚は奜きな人ず、奜きになった結果ずしおするもの」ずいうような倧前提が、すごく匷くなっおいる、ず思うんです。

私たちの祖父母の時代には、お芋合い結婚が䞀般的でした。
それはそれで、幞せになる人は、幞せになり、そうなれなかった人は、やっぱり、幞せではなかったようです。

どんな出䌚いだったずしおも、どんな瞁だったずしおも、幞せな倫婊関係を築ける人は、築けた、ずいうこずなんじゃないかな、ず思いたす。
こういう話は、私自身が、祖父母や、その幎代の人たちに、お話を聞く機䌚があっお、「お芋合いだったけれど、幞せだった」ずいう話には、ちょっず意衚を突かれた気がしたものです。


人生は、幎を取るにしたがっお、だんだんず努力の結果、「楜になっおいく」ものなんでしょうか。
私は、そうではない、ず思いたす。
人生は、幎を取るにしたがっお、どんどんず重くなっおいくもの、だず思いたす。
幎霢を重ねお倧人になれば、責任もありたすし、自分で働いお自分で生蚈を立おなければならないです。
子どものころず比べるず、守っおくれる芪はいないわけです。
芪は幎をずっお、そのうち介護が必芁になりたすし、自分自身も幎をずりたす。
病気をしたり、トラブルにあったり、悩みが増えたりしたす。

仕事の責任も、若いずきず比べおずおも重くなっおきたす。
子どもを持おば、子どもを守っお育おおあげなければならないですし、子どもの人生に関しおも、責任がありたす。

そういう人生の山、ずか、あるいは、嵐、に䟋えられるたくさんの困難を、䞀緒に乗り越えおいくのが、倫婊ずいうパヌトナヌだず思うんです。

結婚、ずいうのは、パヌトナヌシップではないか、ず私は思いたす。
倫は、男性ずしおの、生たれ持った特質を、劻に提䟛するでしょう。
劻は、女性ずしおの、生たれ持った特質を、倫に提䟛するでしょう。
そしお、力を合わせれば、チヌムワヌクが生たれお、お互いの人生の困難に立ち向かっお乗り越えられるようになりたす。

そうしたずきに、必芁なのは、人間ずしおの「䜓力」ずいったものなのかな、ず思いたす。
健康、ずいう意味での䜓力もそうですし、知力、刀断力、持久力、忍耐力、もしも商売などをしおいれば、その商売を成功させる力、時代の倉化ずいうような荒波が抌し寄せおきたずきにも、乗り越えおいける力、ずいうものを、よりたくさん持っおいるパヌトナヌがいるず、倫婊ずしお、䞀緒に、人生の荒波を乗り越えおいける、ず思いたす。

恋愛の時期は、この倫婊間のパヌトナヌシップを、絆ずしお、あるいは、お互いに力を合わせる方法ずしお、築く時期なのかな、ず思いたす。
これはやはり、ある皋床奜きじゃないず、パヌトナヌシップは築けないんじゃないか、ず思いたす。
結婚は、やっぱり盞手を奜きじゃないず、乗り越えられないような困難がたくさんあるず思いたす。
奜きでも乗り越えられないんじゃないか、ず思える困難はたくさんあるず思いたす。

たずえば、事故ですずか、重い病気、リストラ、子どものいじめ問題など、あたりにも぀らすぎお、家族ずいう人間関係を維持するこずさえ困難になるほど、たいぞんなこずが、人生には起こりたす。
あった愛もなくなるほど、぀らいこずだっお、あるんじゃないか、ず思いたす。

そういうずきに、瀟䌚的に「結婚」ずいう枠組みは、ずおもよいもので、恋愛感情だけで維持される関係ずちがっお、「今は恋愛しおいる堎合じゃない」ずいう状況のずきにも、倫婊ずいう関係は維持するこずができたす。
たずえば、䞖の䞭が戊争になったずき、などは、恋愛感情で、キラキラず「奜き奜き」蚀っおられないんじゃないか、ず思うんです。

人生は぀らいこずのほうが倚いんじゃないか、ず私は思いたす。
ただでさえ぀らい人生なのだから、倫婊ずか家庭には、少しでも倚くの笑顔があったほうがいいんじゃないか、ず思いたす。

よくお笑い芞人のかたがモテる、ず蚀いたすが、䞀緒にいお楜しい人、こういう人も、人間ずしおの人間力、「䜓力」のある人なのかもしれないです。

恋愛の出䌚いのキラキラした時期に、匷く深い絆を、パヌトナヌシップをしっかりず組めば、その埌の人生の困難を、力を合わせお、乗り越えおいくこずができるず、私は思いたす。

䞖の䞭には、遞択の自由があっお、「気楜だけど孀独な独身」を遞ぶこずも、人生の遞択だず思いたす。

私自身は、「煩わしいけれども、にぎやかな、結婚」ずいう遞択を遞びたした。
自分で遞択したこずなので、パヌトナシップを維持するために、いろいろな努力をしおいたす。

最近、ツむッタヌで芋かけた蚀葉で、「結婚なんお、いずれ数幎すれば、熱が冷めおしたうもの」ずいうこずに関しお、興味深い意芋がありたした。
それは、「なんにもしおないのにパ゜コンが壊れた」ず蚀っおいる人ず同じこずで、「䜕かし忘れおる」か、「䜕かしすぎおいる」か、どちらかなんだよね。
ずいう蚀葉です。出所がわからなくおごめんなさい。
でも、結婚っお、そういうこずじゃないかな、ず思いたす。

出発は恋愛のずきめきや䞀目がれだったかもしれないし、あるいはお芋合いや玹介、婚掻、ずいう人もいるず思うのですが、その埌の、「するべきこず」「しおはいけないこず」を、努力しお、維持しおいるか、メンテナンスしおいるか、っおいうこずは、ずおも倧事なんじゃないかな、ず思いたす。

どちらにしおも、より幞せになるために、人生の遞択をしおいくのではないか、ず思いたす。

がくより。
がくもそう思いたす。



2016幎5月9日月曜日

2016倏の参院遞の争点をどうするか、ずいうこず。

ゎヌルデンりむヌクも、明けた。
いよいよ、倏の参院遞に向かっお、スパヌトである。
公瀺日は、6月22日、投開祚日は7月10日である。
梅雚の期間の遞挙ずなるが、毎回、参院遞ずいうず、梅雚ず真倏に重なる、熱い熱いこの季節である。

今回の遞挙では、いただ争点が明確に定たらない、ず蚀われおいる。
昚幎から、反安倍政暩に関しお、たくさんの声があがっおいる。
安保法案の採決の際には、囜䌚議事堂前に、たくさんのデモが抌し寄せた。
囜民的議論ずなっおいる。

私たちは、今回の参院遞の争点に぀いお、長時間蚎論し、吟味した。
そしお、考えたのが、以䞋のようなこずである。

ひず぀は、安保法案に関する「盛り䞊がり」が、䞋火ずなっおいるこずである。
私の自宅近所でも、昚幎から今幎にかけお、玄関に「アベ政治を蚱さない」ずいう䟋の曞䜓のポスタヌが貌られおいたが、4月にはいっおから、撀収されおいる。
これはもう、「反安倍」の䞖論が、終わっおしたったずいうこずを意味しおいるず思う。

たた、それに関しお考えるず、安保法案の是非に぀いおの蚎論は、議論が出尜くしおいる。
昚幎も、安保法案の採決の盎前では、野党偎で、質問するこずが䜕もない状況だった。

今から、再び安保法案の蚎論をしおも、同じ論議の繰り返しになる。
そうなるず、政治や遞挙に関しお、「飜き」が生じおしたう。

遞挙は、充分に蚎論を戊わせたのちに、囜民からの審刀を「埅぀」ものではない。
遞挙は、充分に勝おる䜜戊を立おお、勝぀ための闘いをするものだ、ず私たちは思う。

勝぀ためには、女性祚ず浮動祚の行方が、勝負を決するずころずなる。
近幎、投祚率は幎々䞋がっおいお、有暩者人口の半分にも満たない状況である。
たた、今回の遞挙からは、18歳遞挙法が斜行される。
そうしたずきに、いかに囜民を巻き蟌んで、政治の枊に入っおもらうか、そしお、女性祚をどのように動かしおいくか、ここが、倧事なポむントになっおくるず私は思う。

私たちは、民進党を応揎しおいる。
そしお、政暩亀代をめざしおいる。
そうしたずきに、人口の半分である女性祚の動きが、すべおを決するず蚀っおも過蚀ではない、ず私は思う。

たた、これは、朝倉聡子が、なんずかこうはできないか、ず願っおいるずころであるが、近ごろ、女性たちが、声をあげ始めおいる、ず思う。
テレビニュヌスでも、女性アナりンサヌが、たくさん出おきた。
これは、今幎4月からの動きである。
むンタヌネットのニュヌスでも、日曜日の早朝であったり、平日の昌間であったりするが、女性メディアゞャヌナリストが、声をあげ始めおいお、その声を消すのがむずかしい状況である。

しかし、女性たちは本圓に本気で、政治に参画する気持ちがあるのかどうか。
私は、「やれるもんならやっおみろ」ずは蚀わないが、䞀床やらせおみたい、ず思ったのである。
これは、私個人の考えずいうか垌望ず期埅である。

新聞各玙で、論説や瀟説で、識者からも、さんざんに叩かれながら、議論を深めおいくずいうこずが、本圓に女性たちにできるのだろうか。
政治に参加しお、法案を䜜り、その法案を通すたでの道のりは、茚の道である。
その道を、がんばり通すこずができるのかどうか。

女性たちが本圓に、この茚の道を通るこずができお、女性の意芋を法埋ずしお成立させられるようになったら、本圓に、この䞖の䞭は、倉化しおいくず思う。

女性たちが声をあげ始めたのは、ただの䞍満なのか、それずも建蚭的に、政治を進めるこずができるのか。
政治的に目を開いおきた蚌拠なのか、私は、女性たちに「やらせおみたい」ず思ったのである。
それで、䞻人にお願いしお、こうした考えを聞いおもらったわけである。

ただもう少し、争点を決めるたでに日にちがあるようである。
よくやりずりしお、メディアの䞖論圢成の䜜戊ず共に、䞀緒に戊っおいきたい。



2016幎5月7日土曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第5週「垞子、新皮を発芋する」感想。

4月から始たった「ずず姉ちゃん」も、第5週目。
ゎヌルデンりむヌクたっただなかの攟送週だった。
こうしお、半幎間も同じドラマを芳続けおいるず、祝日の週もあれば、雚の続く週もあり、たた晎倩の週もある。
ゎヌルデンりむヌクでお出かけした人にずっおも、録画しお芳る、ずいう遞択肢があるから、続けお芳るこずができお、本圓にうれしい。

考えおみれば、5週間もたっお、物語はスロヌな進み方をしおいる。
垞子が子ども時代から始たっお、お父さんが亡くなっお、東京ぞ来お、ず、なんだかそこたでである。
でも、日々の心暡様が䞁寧に描かれおいお、たったくあきないドラマ進行である。

15æ­³、女孊生の迷ったり戞惑ったりしながら、ひず぀ひず぀乗り越えおいく、その小さな䜓隓の積み重ねが、のちの垞子の、「あなたの暮らし」出版ぞの、道筋になっおいるのだろう、ず思う。

今週は、「初恋」ずいうテヌマも出されおきた。
お盞手は、垝倧生で、怍物の研究をしおいる青幎である。

垞子がのちに、「あなたの暮らし」で、男女平等のパヌトナシップを持぀こずになる、倩才線集長・花山氏ずは、どのように぀ながっおいくのだろう?ず思わせるずころがあっお、先の展開も含めお興味深い。

もずもず、初恋、ずいうのは、嚘さんにずっお、父芪の圱響が倧きいず蚀われおいる。
結婚盞手も、父芪ずずおもよく䌌おいる、ず通説ずしお蚀われおいる。

自分の堎合はどうかな?ず思わず考えおしたう。
むしろ、「お父さんずはたったくちがうタむプの人がいい」ず匷く思っおいたように、私は思う。
でも、結婚しおみたら、呚りの人から、「お父さんずダンナさん、そっくりね」ず蚀われお、「そんなはずはなかったのに…」ずしょげかえる(?)状況である。

さお、垞子の堎合は、どうだろうか。
出䌚った青幎、星野歊蔵は、たず「歊蔵」ず曞いお「たけぞう」ず読むあたりから、父芪・竹蔵を想像させる。
そしお、たずえば森田屋の倧将・宗吉などは、江戞っ子のがらっぱちであるが、それず察照的に、星野さんは、優しくおずなしい印象がある。
怍物の研究もしおいるし、たさに「草食系男子」ずいうずころだろうか。

父・竹蔵も、家族に察しお、敬語でお話しするような、玳士的で枩和な性栌だったので、やはり垞子は、父の圱響をもろに受けおいるように思える。

しかし、男性ずいうのは、誰もが、森田屋の宗吉のような「男の䞖界」「男のやり方」ずいうのを、持っおいるのではないだろうか。
そしお、女性たち䞉人姉効ず母、ずいう家族から芋るず、この「がらっぱちさ加枛」ずいうのは、ひょっずするず、男性ぞの恐怖心になりかねないほどの、荒っぜさがある。

そこに、奥さん(ファブリヌズの人だ!)ず、かわいらしい嚘さんが花のように寄り添っおいるのだから、家族ずいうのは䞍思議なものである。

この宗吉は、垞子たち四人家族に関しおも、䞀家の倧黒柱の圹割を果たしおいるように思える。

でも、実際に竹蔵が生きおいたら、父芪ずいうのがそこに厳ずしお存圚しおいたら、嚘の垞子は、男の子を、家に連れおきたり、ごはんを䜜っおあげたりは、できないはずである。
このあたりは、母子家庭の、䞀般家庭ずたったくちがうずころなのだろう、ず思う。
もし父芪が生きおいたら、氎か塩をかけられお「åž°ã‚Œ」ず蚀われたか、あるいは、垞子が、「女孊生なのに、ただ早い」ず、がっちり叱られたずころだろうず思う。

母子家庭においお、女の子の育お方や、あるいは、思春期になっおボヌむフレンドができたずきに、どのように察応するか、このあたりは、考えさせられるずころである。

結局のずころ、この初恋は、なんらかのいきさ぀で「実る」ずいうこずはなく、垞子は、倧人になっおいくこずになる。
ここで、初恋で痛手を受けお、「もう結婚なんおしない」ずいう経隓になっおいくのか、それずも、初々しい、キラキラ茝くような恋愛を䜓隓しお、「男の子っおいいな」「男の子ず付き合うず、面癜いこずや、楜しいこずが、いっぱいあるな」ず思っおいくのか、そのあたりが興味深いずころである。

私は、男の子、ずいうのは異性であり、異文化であるから、自分ず同じものだけを仲間だず思ったりするのではなくお、知らない人、知らない性質、わからない考え方、わからない䟡倀芳を、わかろう、理解しよう、ずがんばるこずは、倧事なこずだず思う。

男性ず女性は、しょせんはちがう生き物なのかもしれないが、その異文化を、「わかろう」「理解しよう」「仲良くしよう」ず、すごくがんばったずきに、異文化ずの亀流から、玠敵なものが生たれおくるのではないか、ず思う。

その「玠敵なもの」ずいうのは、これたで芋たこずのない䞖界だったり、これたで芋たこずのない知識だったり、あるいは、これたで䜓隓したこずのない、自分自身の感情だったりするのかもしれない。

そしお、今週の垞子がそうであったように、これから䞀生、生きおいくずきの、自分自身のポリシヌずなるもの、「ごはんをきちんず食べよう」ずいう、信念、自分自身を、発芋するものなのかもしれない。

私は、森田屋の宗吉みたいのを、おそれずに理解しあいたい、ず思うし、そうしたずきに生たれる、キラキラした感情、発芋、奜奇心、ずいうのを倧事にしたい。
もう䞀歩螏み蟌んで、男性たちの䞖界を嫌わずに、おそれずに、互いに歩み寄りたいものだ、ずい぀も思っおいる。

それが、私自身が初恋や結婚や父芪から、䜓隓しお埗おきた倧切な宝物だ、ず思う。

新しい発芋をさせおくれるドラマ「ずず姉ちゃん」。来週も期埅しお芳おいたす。



2016幎5月5日朚曜日

NHKドラマ10「コントレヌル~眪ず恋」感想。

ゎヌルデンりむヌク、いかがお過ごしでしょうか。
今幎のゎヌルデンりむヌクは、テレビやオンデマンドで、ドラマ䞉昧、ずいうかたも倚いかず思いたす。
テレビドラマは、手軜で無料の楜しみです。
私は、テレビドラマが倧奜きです。
もずもず、映画が倧奜きなのですが、テレビドラマを奜きになった䞀番の理由は、北海道にいたからかもしれないです。
ずいうのは、真冬の猛吹雪の日が䞉日も続くず、テレビが䞀番のお友達になるからです。
テレビは本圓に、楜しい友達です。

きょうは、「コントレヌル」ずいうドラマの再攟送を芋たした。
昌の「ずず姉ちゃん」のあず、ニュヌスを5分間芋お、そのあず攟送がすぐ始たったので、なんずなく芋おしたいたした。

脚本家の、倧石静女史は、「セカンドバヌゞン」で、瀟䌚珟象を起こした、たいそう実力のあるかたです。
今回も、女性たちのリアルなニヌズに応えお、このドラマを曞きおろしおいるそうです。

このドラマの蚭定は、非日垞的で、小説にするなら、玔文孊ずいうより、サスペンスになるかず思いたす。
日垞的に䜓隓できるこずではないので、そのぶん、゚ンタテむメント性が匷く、本圓に実力掟だ、ず感じさせるほど、うたくできおいる、ず思いたした。

でも、このヒロむン、文、の「男性ずのお付き合い」は、恋ではなくお、癒しを求めおいるのではないか、ず思いたす。
倫を事故で亡くしおいるのだから、心が深く傷぀いおいお圓たり前です。
そういう状態のずきに、成長や幞せを求める、発展的な恋ができるか、ずいうず、䜕か粟圩に欠ける状態に溺れおいくようです。

こうした、退廃的なドラマを、NHK、ずいう受信料を払っおいる公共攟送で攟映するのだから、良家の奥様たちが、内密な情熱を持っおいる奥様たちが、他の局の昌メロなら芋ないけれど、「NHKでいっおるんだから、いいんでしょう」ずいうこずで、倜の攟送ながら、録画をしかけおおいお、昌間、ダンナも子どももいないずころで、こっそり芋るんじゃないか、ず思いたす。
NHKも、立堎や責任を、もっずわきたえるべきじゃないか、ず思いたす。

しかし、脚本ずしおのレベルは、ずおも高いず思いたす。
倧石静女史は、次には、日テレで、結婚したばかりの北川景子さんを䞻圹にしお、新しいドラマを䌁画しおいるそうですから、これが期埅されたす。

それにしおも、45歳で、蚳ありの「恋」。
これは、「コントレヌル~眪ず恋」ではなくお、「コントレヌル~眪ず曎幎期」以倖のなにものでもない、ず思いたした。

しかし、子どもがホモ、っおいうこずが、この䞖の䞭にはあるんですね。
お母さんがたの苊劎っお、本圓にいろいろあるんだなぁ、ず思いたす。
これは、切実ですね。


☆远蚘
それにしおも、薄幞な女性っお、本圓に、「男を芋る目」がないですよね。
私だったら、あの男らしい刑事さんず結婚しお、再出発したすけどね。



2016幎5月4日氎曜日

安倍昭恵さんぞ。思うこず。

こんにちは。
初倏の候ずなりたした。
いかがおすごしでしょうか。
いく぀か、お䌝えしようず思うこずがありたす。
たず最初に、私たちの子どもたちに関したしおは、どこの著名人、芞胜人のかたもそうでありたすように、子どもには子どものプラむバシヌず将来がありたすので、ここでは觊れないこずにいたしたす。

次に、フゞテレビの月曜9時のドラマ、いわゆる「月9」ずいうものに関しお、お䌝えいたしたす。
私はこれたでも、長く、フゞテレビの月9ドラマを芳おきたしたが、こうしお、児童逊護斜蚭出身の圹があるずか、障害を持った圹がある、ずいうこずは、ありたせんでした。
これが、どうしおこういういきさ぀になったのか、䞍思議に思っおおりたした。

぀い先ごろ、これがどうしおこういういきさ぀になったのか、だいたいのずころ、わかっおきたした。
いろいろ考えたしたけれども、こうしおたずめおみたす。

戊争が、男性の性質の肥倧化したもの、だずするなら、母子、ずいうのは、女性の本胜の肥倧化したもの、ずいえるかもしれないです。
男性の性質も、女性の性質も、生たれながらに授かったものであり、自然なものですが、暩力ず䞀䜓化するず、なにか尋垞ではない方向に向かうように思いたす。

今幎2月には、戊争を匷匕に抌し進めようずする、安倍総理倧臣の動きを、止めるこずができたした。
これは、たくさんの人々の力、民意でありたす。

そしおそのあず、非垞に掻発に、「女性の暩利」ずいうこずが、メディアで報道されるようになりたした。
これは、䞀般的な「女性の暩利」ではなく、特に貧困の女性、貧困状態にある母子に限ったこずのようです。

私ず䞻人は、これたでこうした問題「にも」真剣に取り組んでたいりたしたが、以前申し䞊げたした通り、貧困ずいうのは、人類の根源的な課題です。
たた、もしも囜家予算を䜿っお、こうした「かわいそうな」母子に、お金を枡すのならば、正芏に囜䌚を通さなければなりたせん。

どんなふうに民衆運動をしおも、どんなふうに垂民運動をしおも、囜家予算をおろすには、囜䌚を通さなければならないのです。
そうしたずころで、昭恵さんの「やり方」は、筋が通っおいないのです。
筋が通らないから、実珟しないのです。

総理倧臣の暩限でどうかなるか、ずいえば、倚少はどうかなるかもしれないですが、予算に関しおだけは、囜䌚の予算委員䌚で、倚数決で決めなければなりたせん。

そうしたずころを、よくご理解できおいなかったので、総理倫人ずしおの、「掻動」が、うたくいかなかったのではないか、ず思われたす。

たた、貧困ですずか、障害ですずか、そういった「目に芋えおかわいそうな人」にだけ、あれこれず手圓をするのは、センチメンタルな女孊生にも䌌お、偏っおいたす。
䞀囜のトップずなれば、倧局的な芖野にたっお、囜民党員のこずを考えなければなりたせん。
そうしたずきに、「かわいそうな子どもたちにだけ」目をかける、ずいうこず、そればかり考えおいる状況では、ずおも総理倧臣の劻は務たらないでしょう。
芁するに、政治がわかっおいなかったのだず思いたす。

私は、先日、むンタヌネットでたたたた、著䜜に関する察談を読みたした。
安倍昭恵さんは、お子さんが授からなかったので、それに関しおのひず぀の代償ずしお、「䜿呜」をお持ちになった、ずいうこずです。
そしお、銖郜圏の児童逊護斜蚭を蚪問しおいる、ずいうこずです。

それで、フゞテレビの月9、たくさんの女性たちが、楜しみに芳おいるテレビドラマの時間垯に、女性から人気絶倧の俳優をもっおきお、障害者のドラマを䜜らせた、ずいうこずなのですね。

私も、以前、暩力の䞭枢に着く以前は、テレビドラマの感想を曞いおいたこずがありたした。
今でも、曞いおいたす。
しかしそれは、皆様が楜しければ、ずいう思いで、曞いおいるものです。
みんなが楜しくお、話題になっお、時には人生を考えたり語ったりできる、そんな堎を、䜜るこずができたら、ずいう思いで曞き始めたした。

たた、私のブログの読者の皆様には、男性のかたが倚いので、男性に、女性の生掻リズムを知っおほしい、ずいう思いがありたした。
囜民の皆さん、女性の皆さんは、こうしお朝の支床の時間に、15分間のドラマを楜しんでいるんですよ、䞀緒に芳おみたせんか、ずいう気持ちでした。

しかし、安倍昭恵さんは、ご自身の「䜿呜」ず確信しおいるもののために、テレビドラマを䜿っおいるのですね。
぀たり、子どもを授からなかった代償ずしお、暩力を䜿っお、母性本胜の肥倧化したものを、觊れ回っおいるんですね。
そうした目的で、テレビ制䜜に口を挟むのは、よくないこずです。
立堎ずいうものがありたす。
ほかの人が、感想を蚀ったり、芁望を蚀ったりするのずは、わけがちがいたす。
これからは、こうしたこずは、やめたしょう。

テレビドラマ制䜜の皆さんも、聞いおください。

私は、楜しいドラマ、質のよいドラマ䜜りのため、あるいは、ただ楜しんでもらえるなら、喜んでもらえるなら、ずいうこずで、ドラマの感想を曞いおきたのです。
決しお、匷芁はありたせんし、たしお暩力ずしお、介入する気持ちはたったくないです。
でも、私が䜕か曞くず、ドラマも芖聎者も盛り䞊がっお面癜い、ずいうなら、それは、これからも、䞀緒に楜しみながら曞いおいきたいず思いたす。
どうでしょうか?

安倍昭恵さんはこれ以䞊、肥倧化した本胜を満たすために、「かわいそうな人」の揎助を、行うべきではないず、私は思いたす。
政治家の劻ずしお、しっかり務たらなかったこずの責任をずっお、きちんずした圢で、身を匕くこずが倧事なのではないか、ず思いたす。

そうしたわけで、安倍昭恵さんをバックにしお、私ず䞻人ず、私たちの仲間たちに察しお、異垞なたでのバッシングをしおきた人たちに、申し䞊げたすが、やめたしょう。

しかし、「真田侾」は、面癜いですね。
実話を基にしおいるずころがあるんでしょうか。
私たちの隒乱を、ドラマに仕立おるあたりが、補䜜者ずしおも、芞術家ずしおも、芋事だず思いたす。

歎史的に芋おも、政治に隒乱が起こるずきに、芞術が発達しおいるようです。
リアリティがあるから、芖聎者の人たちにずっおも、本圓に映像文化は、のめりこめるくらい、すごみを増しおきたしたね。

正盎、私は、楜しんでいたす。

そういうわけですので、これからも、私がドラマ感想を曞いたほうがいいず思うなら、そのようにお申し付けください。
でも、きっず、もっず自由に、芞術をしおいきたいのではないか、ず思いたす。
そうだずしたなら、このあたりで、安倍昭恵さんも、私も、身を匕くこずにいたしたす。
どうぞ、考えおみおくださいね。

では、たたね。
ゎヌルデンりむヌク、いい季節ですね! 楜しみたしょう!!!


参考 安倍昭恵さん察談 → http://www.bookbang.jp/review/article/509688

2016幎5月2日月曜日

奜きな人に奜かれるために。

俺は、聡子ちゃんのこずを芋぀けおから、䞀幎間はプロポヌズたで準備した。
俺はな、もっずもっず、聡子ちゃんのこずを知っおから、いろいろず近づこうずした。
しかし、聡子ちゃんは、俺のこずに気が付かなかった。
俺は、遠くから芋守っおいた。
俺は思う。
高嶺の花になるべきだ。
圌女のこずを、誰かほかの男に取られたら困る、ず思っお、俺は、焊った。
しかし、焊りは犁物、ず思い、じっくりず近づいお、眠にはめよう、ず思った。
できるだけ甚心しお、嫌われないように、そしお、気づかれないように、そっず近づいおいった。
男ずいうものは、䞀床狙った獲物は、できるだけ離さないようにする。
せっかく俺の嫁さんになっおくれたのだから、困らせないように、泣かせないように、できるだけ優しくする。
そしお、嫁さんの奜きなものは、なんでも手を出しお、やっおみる。
たずえば、ドラマが奜きだずいえば、ドラマを䞀緒に芳る。
これは、嫁さんがひずりで楜しそうに芳おいるのが、気に入らないからだ。
それで、「おい、䞀緒に芳よう」ず蚀う。
しかし、嫁さんは、「わたし、ひずりで芳る」ず蚀ったりする。
そうするず、俺は困る。

俺は、嫁さんが、お料理をしおいるので、俺もお料理を芚えお、䞀緒にキッチンに立぀ようになった。
倧事な嫁さんだから、女の子に、火を䜿わせるわけにいかない。
掗濯も、お食事の支床も、俺がやる。
奥さんは、きれいに着食っお、䞊品にお座りをしおいる。
たるで、猫ちゃんみたいだ。

しかし、ここは譲れない。
俺は、女性は瀟䌚参加すべきだ、ず思う。
仕事を持぀べきだ、ず思う。
おうちで゚プロンを぀けお、おたたごずをしおいるだけの人生では、圌女のためにかわいそうだ。
生きがいがある人生、ラむフスタむルを送っおほしい。
圌女には才胜がある。
その才胜を、みんなの前に、堂々ず出すべきだ。

俺ず圌女は、戊った。
圌女は、おうちで専業䞻婊になりたかった。
内助の功を果たす、ず蚀った。
教育理論も勉匷しお、家事も完璧にこなせる女の子だ。
ファッションセンスもいいし、お化粧もきれいにできる。
い぀も身だしなみはきちんずしおいるし、お郚屋もきれいに片付けるこずができる。
それは、うちの奥さんが、いい奥さんになりたいず思っお、独身時代から、蚓緎しおきたからだ。
うちの奥さんは思っおいた。
「男ず蚀うものは、結局は、奥さんに家にいおほしいものだず思う」そう蚀っおいた。

俺も実は、奥さんが仕事で掻躍するようになったら、ちょっずだけやきもちを劬いた。
しかし、俺は、乗り越えおきた。
それは、奥さんのこずを、心底奜きだったからだ。

䜕しろ、䞞々䞀幎もかけお、蚈画を緎りに緎っお、公然ずした仲になったわけだ。
そう簡単に手攟すわけにいかない。
それなので、乗り越えるこずにした。

正盎、奥さんが男のように仕事をするのは、耐え難いこずもあった。
たた、俺よりも、奥さんのほうが、えらくなっお、俺はちぢこたった。
でも、それも乗り越えおきた。
なぜ、乗り越えられたか。
それは、奥さんの優しさず努力のたたものだ。

俺が困っおいるずき、奥さんはい぀も、ずおも優しかった。
それに、すごくダメになっおいるずきには、叱咀激励もしおくれた。
正盎、ぶっずばされるくらい、叱咀激励された。
俺の奥さんは、優しくお、匷い女性である。

男勝りずいうのではない。
男に負けないくらい、蚀い返せる、そういう床胞があるのである。

がくは、正盎蚀っお、男をものにしよう、ずする方法をなんずか圌女から聞き出したい、ず思う女性は、あたり奜きじゃない。
なぜかずいうず、男をハンティングしようずしおいるからだ。
うちの奥さんは、俺をハンティングしようずはしなかった。
俺が、奥さんをハンティングしたのである。

おわり。

フゞテレビ新しい月9「奜きな人がいるこず」の制䜜発衚を芋お。

昚倜5月1日、むンタヌネットで、フゞテレビのドラマの制䜜発衚が行われた。
「行われた」ずいっおも、バラ゚ティ番組のトヌクのような、うちずけたかんじだった。
7月からの倏ドラマ、そしお、フゞの恋愛ドラマ、ずいうこずで、すごく楜しみに芋た。
「こんなふうに、ドラマっお出来䞊がっおいくんだ~!」ず、ずおも楜しいかんじがした。
どうもたず、俳優ず女優さんが決たっお、それから、「海ロケ」が決たったようなかんじだ。
倏のドラマで、海や海蟺のロケ、それから、海蟺のレストランのロケ、ず、倧枠が決たった、ずいう段階であるようだ。

こうしお、綺麗で玠敵で、ただただ若くおは぀ら぀ずしおいる女優さんず、ただただできあがっおいない、ずいうかんじの若手の男性俳優さんずを䞊べお、そこからドラマが始たるらしい。

ドラマ制䜜っお、本圓に楜しそうだ、ず思う。
才胜でいっぱいの圌らを自由に動かしお、倏のドラマを䜜る、ずいうこずなのだろう。
私もやっおみたい!ず思ったぐらい、玠敵だ。

海蟺のレストランが舞台ずなるようである。
このレストランを経営しおいるのが、䞉人兄匟の長男である。
今の時代に、海蟺の䞀等地にレストランを持っおいる、ずいうこずは、芪からもらった財産で起業したか、あるいは、芪の代からあるレストランを受け継いだか、ずいうずころだろう。
それで、たずは採算の取れる経営を、ずいうこずで「お金」にはこだわる長男なのではないだろうか。

次男は、倩才シェフ、ずいうこずである。
味にはずこずんこだわる、食材遞びにはお金に糞目を぀けない、ずいうこだわり掟なのではないだろうか。
これは、長男の経営論ずは、察立しそうである。

䞉男は、お調子者でモテモテ男子だそうである。
お気楜な性栌からも、人間関係が広そうで、そのぶん、レストランの経営に関しおは、「サヌビス」ずいった点で、「もっずサヌビスでお客さんに奉仕しようよ」ずいうようなこずを䞻匵しそうである。
これも、長男や次男ず察立しそうである。

こうした䞉人兄匟のなかに、䞻挔のヒロむン桐谷矎玲が飛び蟌んでいく。
ヒロむンは、パティシ゚をめざしおいお、い぀か自分のお店を持ちたい、ず倢芋おいる。
この䞉人兄匟から、䜕かしら孊ぶずころがあるのかもしれないし、この䞉人に、「倢」を思い出させる圹割ずいうのも、あるのかもしれない。

そしお、倏の海である。
「みんな重い芋えない荷物 肩の䞊に 抱えおたわ」
だからこそ粟いっぱい茝いおいるから青春時代なのかな、ず思う。

きらめく倏の海、お祭り、花火、恋、仕事、将来、倢ず垌望ず挫折、
たくさんの宝物が「奜きな人」ずいう蚀葉に、蟌められおいるような気がする。




2016幎4月30日土曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第4週「垞子、線入詊隓に挑む」感想。

毎朝の、元気の源「ずず姉ちゃん」も、第4週を終えた。
春から初倏ぞず季節が移り倉わっおいく。
春の人事異動や卒業、入孊、就職で、ラむフスタむルが倉化した人も、毎朝の「ずず姉ちゃん」ず䞀緒に、毎日の日課を䜜っおいたのではないだろうか。
その「倉化のあった芖聎者」にずっお、どんな困難にもめげない、どんな環境の倉化も乗り越えおいく、ヒロむン垞子は、本圓に励たされる存圚である。

今週は、し぀こく(?)制服問題が出おきた。
NHKにずっおも、「ポむント皌げる」テヌマであるのかもしれない。
今、女性たちの生き方や生掻そのものが、瀟䌚問題になっおいるので、そうしたあたりを、はずさずに描いおくるずころが、脚本家・西田埁史氏ず、プロデュヌサヌ・萜合将氏の芖点の良いずころだず思う。

制服、ずいうず、数々の思い出がある、ずいうのが、倧半の芖聎者ではないだろうか。
私も、甘酞っぱい思い出が、たくさんある。
「♪ セヌラヌの薄いスカヌフで、止たった時間を結びたい~ ♪」
そう、あのスカヌフは、ずおも薄かった。
倧人になっおから、いわゆる「男子」ず話をしお、「セヌラヌ服のスカヌフっお、本圓に薄いの?」なんお聞かれたものである。
぀いで、「あの服、どうやっおできおるの?」「どうやっお着るの?」なんお話も、したものである。

セヌラヌのスカヌフが、自分ではうたく結べなくお、女子生埒同士で、䌑み時間に、結びあいっこなんかもしたものだ。

本圓にな぀かしい。

倧半の孊校の女子の制服が、セヌラヌ服だったのが、このずころは、ブレザヌスタむルに倉化しおきおいるようだ。
AKB48などを芋おも、アニメを芋おも、高校生や䞭孊生の制服ずいうず、ブレザヌである。
぀たり、襟぀きの䞊着に、チェックのスカヌト、ずいういでたちで、リボンは、瞞の入ったようなのを、胞元で留めるようになっおいる。

「ずず姉ちゃん」で、垞子の線入した女孊校では、いわゆる「赀い棒タむ」スタむルになっおいる。
これも、昭和の時代には、よく芋かけたスタむルである。

こうしたセヌラヌ服の制服スタむルが、い぀から倉化したのだろうか?
ず考えおみるず、あれは、おニャン子クラブの党盛期あたりだったのではないだろうか。
䟋の、あの、可愛い歌である。

それから、同時期に、「スケバン刑事」ずいうのがあっお、このスケバンスタむルずいうのが、セヌラヌ服に、超ロングスカヌト、ずいうずころであった。

本圓に、懐かしくもうれしい、制服物語である。
そうそう、束田聖子さんの、「制服」も、甘酞っぱい歌だった…。
あのころ、「東京」ずいうのは、そういうずころだったなぁ、なんお思う。


ずころで、私の女孊校時代、぀たり、垞子でいうず高校時代、ずいうこずなのだが、実は、制服は、着なかった。
北海道の高校ではよくある話だったのだが、制服は決たっおいなくお、私服校だったのである。
だから、䞊着やブラりス、スカヌトの類が決たっおいないだけではなくお、鞄も、靎も、垜子も、党郚「自由」だったわけである。
小さな決たりずいえば、孊校に登校する際には、服のどこか䞀か所に、校章のバッゞを぀けおください、ずいうこずなのだが…。
誰も付けおいなかった。
䞊履きは、孊幎で決たっおいたかな、ず思うが、ただの運動靎だったように思う。

そういう話を、ずある幎配の、むンテリゞェンスな男性にお話したずころ、「それは非垞に、リベラルな孊校時代だったね」ず蚀われお、「リベラル」っおそういう意味なんだなぁ、ず思った。

たた、ファッション倧奜きな男性からは、「いいなぁ」ず心底蚀われたものである。
この「いいなぁ」は、うらやたしいだけではなくお、こうした䞭孊時代、高校時代、いわゆる思春期ずいうのは、ファッションセンスを磚く、最倧のチャンスだ、ずいうのである。

アメリカやフランスなどでは、日本のように、孊校に制服は存圚しない。
それで、お化粧をしたり、゚クステンションをしたり、自由なのだそうである。
この、思春期、十代の、䞀番、人目を気にする時期、あるいは、䞀番、個性化しおいく成長期に、日本のように、「制服」で、䞀元化するず、ファッションセンスが育たないのだそうである。

そう蚀われおみれば、日本人のファッションセンスっお、囜際的には最悪である。
これは、äž­å­Š、高校で、「制服」ずいう䌝統があるからにちがいない。

異性の目を気にするのも十代のこの時期であるから、本圓に、勉匷はそっちのけで、毎朝、鏡を芋お、衣裳遞び、衣裳チェックである。

髪も毎日同じでは孊校には行けない。
線み蟌み技術は女子の必須項目だった。

毎日、同じブラりスや同じ服装で行くわけにもいかない。
芪に掗濯をしおもらうわけにいかないので、みんな、自分で掗濯をしお、自分でアむロンがけをしおいた。

仮に、ブラりス䞀枚、2900円だずしお…。掗い替えを考えるず、䞀週間で5枚は必芁になるだろう。
スカヌト䞀枚、5900円だずしお、䞉枚は必芁だろう。
冬物ず倏物、䞡方必芁である。

䞊着は、カヌディガンや、ブレザヌ、冬のコヌト、倏の矜織ものである。
それから、入孊匏や卒業匏、あるいは、喪服ずしお、スヌツも必芁である。

服に合わせた、バッグず垜子、靎も必芁で、雚の日にはレむンシュヌズ、雪の日には、長めのブヌツ、ずいうこずになる。

結果、制服が決たっおいる孊校より、高く぀くのは必然である。

たた、これは実際䜓隓したから、であるが、ブランドものの服が奜き、芪に買っおもらえる、ずいう生埒は、メンズビギのTシャツを着おきた。
トラッドでおしゃれに決めおくる男子生埒は、モテモテだった。
ビヌトルズファッションで、髪も前髪ぱっ぀んで孊校に通っおいた生埒もいる。

私も、そうしたファッション環境のなかで、自分らしいファッションセンスを磚いおいった…ず曞きたいずころだが、実際には、詊行錯誀でたいぞんだった。
垢ぬけないTシャツに、だがだがゞヌンズ、こんな栌奜で、毎日孊校にくる生埒は、それなりの立堎を芚悟しなければならない。

でも、リベラルで楜しかったず思う。

日本の孊校も、すべお私服化するべきではないか、ず私は思う。
私の䞻人も、そう思うそうである。
特に䞻人は、黒の詰襟を着おいたので、これが、ゞヌンズにTシャツで孊校に行けるなら、楜でいい、ずいうのである。
「倏、涌しい」ずいう。

かの、黒沢和子女史が、衣裳を担圓しおいるドラマ「ずず姉ちゃん」。
垞子は制服の孊校で、どのようにファッションセンスを磚いおいったのだろう?
気になるずころだ。

今も昔も倉わらないのは、「おしゃれしたい」ずいう乙女心だろうか。
私も、スカヌトのヒダを寝抌ししお、うたくいかなくお、朝起きお、「きゃ~」ずなったこずがあったなぁ!

♪ だけど、東京で倉わっおく、あなたの未来はしばれな~い~ ♪


2016幎4月27日氎曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第3週「垞子、はじめお祖母ず察面す」感想。

䞀家の倧黒柱であり、唯䞀の皌ぎ手であった、父・竹蔵を倱っお、䞉姉効ず母の四人家族は、生掻に困窮するようになる。
父の䌚瀟から出されおいた揎助も、ずうずう打ち切りである。
そんなずき、この若い母芪は、どんなふうに家族を守っお、生掻を切り拓こうずしたか。
瞁を切ったはずの実家の母芪(垞子たちにずっおは祖母にあたる)のずころに、「åž°ã‚‹」ずいう道である。

垞子たち䞉姉効にずっおは、母の母、぀たり祖母は、もう亡くなっおいるず聞かされおいたようだ。
子どもたちにずっお、生きおいる人を、死んだずいう嘘は、本圓によくないこずだ、ず思う。

ここには事情があっお、母・君子は、実家から、結婚を反察されお、家を飛び出した、ずいうわけだった。
そのずき、実家の祖母・滝子ずは、絶瞁状態になったのである。

200幎の暖簟を誇る材朚問屋の「む゚」、この「む゚」の存続のために、お芋合い結婚をさせられそうになったそうである。
それで、「自由に生きたい」「奜きな人ず結婚したい」ず、意志を匵っお、滝子から勘圓された、ずいうわけなのである。

しかし、この結婚はうたくいかなかった、ずいう結論になるだろうか、竹蔵は、結栞で亡くなっおしたったのである。
そうしたずきに、祝犏されなかった結婚、ずいうのは、あたりにも孀立しおいお、぀らいものである。

芪ずの確執、芪ずのケンカは、誰でもあるこずだろう、ず思う。
時には䟡倀芳のちがいから、瞁を切るほど憎くなる、互いにわかりあえなくお察立するこずもあるだろう。

けれども、やはり結婚するずきには、芪から、芪戚から、ご近所の人々から、友達から、祝犏される結婚でありたいものである。

私はこう思う、叀いのかもしれないけれども、結婚ずいうのは、倫ず劻ずのふたりだけのこずではなくお、たくさんの人々を瞁結びするものである、ず。
そしお、若い倫婊は、倧きな広い環境のなかで、新しい家庭ずいう皮を蒔き、その芜を、䞀生懞呜育おおいくものではないか、ず。
そのずきに欠かせないのが、倪陜ずなり雚ずなり、倧地ずもなる、家族であり、環境、人間関係である、ず思うのである。


個人䞻矩がずおも匷くなっおしたうず、これが良くない方向に傟くず、孀立状態を生んでしたう。
そのなかで、経枈的にも粟神的にも、远い詰められおしたうのではないか、ず思う。

芪ずの葛藀はあるもので、誰もが芪を乗り越えお、倧人になっおいくものなのだろう。
でも、戻るべきずころも助けおくれる人も、やはり芪なのではないか、ず思う。

話は少し暪道にそれるようだけれども、「掟遣村」ずいうのがあっお、郜䌚で職を倱くし、家も倱くした人たちが、誰にも頌らずに、郜䌚の片隅の屋根のないずころで、幎越しをする、ずいう瀟䌚問題がある。
私は、この報道を芋るたびに思うのだけれども、圌らはどうしお、実家に、芪元に、垰らないのだろうか?

いったん家に垰っお、寝る堎所ず食べるものくらいは、提䟛しおもらっお、力をためお、そこからたた新しい就職先を探せばよいではないか、ず思うのだ。
しかし、むンタビュヌなどを聞くず、「ちゃんずした職に就いおから、芪に報告する」ずいうのである。
故郷に錊を食るたで垰れない、ずいうこずだろうか。
それずも、本圓に、䜕か、芪ずの溝が深くなっおしたっお、垰りたくない、ずいうこずだろうか。

厳しい蚀い方のようだけれども、私はこうした、芪ず瞁を切ったずか、芪に顔芋せできない、ずかいう人は、他人ずは仲良くできるけれども、血の぀ながった人ずは仲良くできない、ずいう人は、やはり䜕か本人に問題があっお、人間関係がうたく構築できない人なのではないか、ず思うのである。
そういう人が、掟遣村などに集たっお、職もなく家もなくさたよっおいる、ずいうのは、䜕かずおも根の深い問題であるように思う。


ずころで、自由恋愛をめざし、家を出お恋愛結婚をした、君子の生き方は、圓時、昭和のはじめごろ、ずしおは、ずおも珍しいものだった、ず蚀えるず思う。

父ず母が、そうした自由恋愛のもずに結婚したから、垞子たち䞉姉効も、近代化する日本瀟䌚のなかで、䞀歩リヌドした生き方、ラむフスタむルを生きるこずになったのではないか、ず思われる。

祖母・滝子の気持ちもわからないでもない。
実はきのう、「スタゞオパヌクからこんにちは」を芋おしたっお、(ずきどき芋る)ゲストが、滝子圹の、倧地真倮さんだったので、本圓におきれいなかたで、みずれおしたった。
それでお話を聞いたのだけれども、圹䜜りずいう点で、芪子、母嚘、ずいう点で、ずおも真剣に取り組んでいらっしゃったず知った。

この祖母・滝子にしおみれば、もしも自分が母芪だったら、可愛い嚘が、自由恋愛をしお「この男性ず結婚したい」なんお、誰かを連れおきたら、どんなふうに思うだろう。
うちの䞻人は「たずぶっずばす」ず蚀っおいる。

しかし、もしもっず冷静になっお、この男性を芋おみれば、それは、嚘よりも倧人であり、人生を長く生きおきお、人を芋る目も確かになっおいるずころであるから、「竹蔵」この男に、嚘をたかせるわけにいかない、ずいうずころは、確実である。

なにしろ、竹蔵は、幌いころに䞡芪を倱っおいお、芪戚じゅうをたらいたわしにされながら育った経歎がある。
人間は経歎でも育ちでもないかもしれないが、それは、嚘の結婚を考えれば、建前に過ぎない。
第䞀、実際に、竹蔵の匟は、定職に就かず、「䞀山圓おる」こずを目論んで、ぷらぷらしおいるではないか。
この匟が、いずれ嚘たち䞀家に、「たかり」にやっおくるこずは、火を芋るよりも明らかである。
そんなこずくらいは、芪である滝子には、お芋通しである、ずいうこずなのだ。

たた、滝子の「む゚」ず、「シゎト」であるが、滝子自身が、「倧倉だったけれども、この道を生きおきおよかった」ずいう匷い思いず実感があるのではないだろうか。
そしお、䜕よりも、仕事に誇りを持っおいる。

「暮しの手垖」の線集者である垞子の祖母は、早くから、働く女性であり、管理職でもある、ずいうこずなのだ。
そうした祖母の生き方、仕事の仕方から、垞子が孊んだこずも倧きいずいうこずだろう。

働く女性ずしお、嚘にも、生きがいのある、匵り合いのある人生を送らせおあげたい、それが、母芪ずしおの思いやりであり、嚘ぞの愛情だったのではないか、ず思うのである。

嚘が、家業を継がない、ずいうこずは、母にずっおは、党人栌の吊定であり、これたでの母の党人生の吊定だったのだろうず思う。
「母芪をばかにしおいるの?」ずずおも悔しいだろうず思うのである。
芪には芪の、メンツずいうものがあっお、それを守るために、我が子から尊敬されるために、日々、奮闘しおいるものだ。

そうした母の気持ちが、なかなか䌝わらない。
でも、嚘ずしおも、人生経隓のある幎䞊の女性から、その䜓隓に基づく教えを、玠盎に受ける姿勢も、倧事だったのではないか、ず思える。
蚀い方や口調もあるだろう。
嚘は嚘ずしお、母芪ぞの愛情や尊敬を、もっず衚しおもよかったのかな、ず思う。
「母芪ぞの尊敬」を衚さないで、自分の我を通したあたりは、むしろ「お母さんずそっくりの匷情嚘」ずいうこずになるわけだ。

どちらから、セトモノであるこずをやめお、受け入れる気持ちになっおもよいように思った。


ずころで、「代々続く家を継ぐ」ずいうのは、そんなに嫌なものなのだろうか?

私は、北海道で育った。
北海道は、開拓100幎を少し過ぎたずころであり、歎史が浅い。
それなので、「代々続く家」なんお、誰も持っおいなかった。
だから、「実家の家業を継ぐ」「継ぐべき家業がある」ずいう人は、珍しかった。
本州から来た友達は、けっこう「家業」のある人が倚くお、そういう友達をうらやんだものなのである。

結局のずころ、人は、自分にないもの、他人が持っおいるものが、うらやたしくお仕方ないのかもしれない。
けれども昚今の、時代劇ブヌム、歎史ブヌムを芋るず、誰もが、個人䞻矩にはあきあきしおきお、ルヌツ、アむデンティティを、求めおいるような気がするのだけれども、どうだろうか?

これから、母ず嚘、祖母ず孫嚘は、どんなふうに「女性の幞せ」を远求しおいくのだろう?
本圓に、楜しみな「ずず姉ちゃん」である。



2016幎4月25日月曜日

フゞテレビ月9ドラマ「ラノ゜ング」感想。

月曜日の倜9時、ずいえば、フゞテレビの月9ドラマ、ず定番になっおいる。
これは、若い女性たちのラむフスタむルにしっかりず根付いた、日課である。
月9ずいえば、「東京ラブストヌリヌ」に始たっお、「ロングバケヌション」「HERO」ず、日本のテレビドラマ史に残る名䜜を残しおきた。

そのフゞテレビのドラマが、このずころ、芖聎率の元気がない、ずいう話である。
私もこのずころは、仕事が倚忙だったこずもあっお、撮り貯めしたテレビ番組を芋られないずきがあっお、なんだか月9から遠ざかっおしたっおいた。

しかし、今回は、昚幎、ずうずう結婚しお党囜の女性たちに「たしゃロス」を匕き起こした、犏山雅治氏が、䞻挔である。
詊しに䞀回だけでも、ず芋おみた。

そしお、萜胆した。
あの、ドラマ党盛期、「ドラマのフゞ」ず呌ばれた看板が、泣くずいうものである。

たったく、ドラマずしお、出来䞊がっおいない、ず正盎思った。

最初のシヌンは、おなじみの、最新流行のむンテリアである。
私は、フゞの珟代ドラマで、最新のむンテリアや小物を芋るのが倧奜きなのだが、そのあたりは、期埅に応える圢である。

しかし、いかにも芖聎者が、「たしゃにはこんな制服を着おほしい」「たしゃにこんなセリフを蚀われおみたい」ずいうシヌンのおんこ盛り、ずいうずころで、女性芖聎者の理想を䜓珟した、䞻人公の姿なのだろうが、結局は、芖聎者を甘く芋おいる、ずいうものである。
芖聎者をばかにしおいるんじゃないか、ず思えるストヌリヌ展開もあった。
もう匟かないギタヌ、「远悌」のチラシ、これから、この「蚳アリ」で音楜をやめた䞻人公が、少女ずの出䌚いをきっかけに、過去の恋人(きっずたぶん、亡くなった、蚳あり)あたりの心の傷をほどいおいく、ずいうストヌリヌだず思う。

そういえば、駆け出しの若い女性シンガヌを、ドラマに䜿ったこずも、か぀お、そういうドラマあったず思う。

柳の䞋のどじょうを狙っお、「あのずきはやったもの」「あのずきヒットしたもの」を、远いすぎお、䞭叀ドラマの二番煎じを、䜕床も繰り返しおいるのだろうか。

犏山雅治氏を起甚するなら、もっず新しい、次の犏山氏の、可胜性を匕っ匵り出すこずもできたのではないだろうか。
女性たちは今、恋をするのも仕事をするのも真剣である。
これたでのラブストヌリヌにしおも、珟実に真摯に恋に打ち蟌み、そしお悩む女性たちのバむブルずなっおきたから、感情移入できたのである。

「ラノ゜ング」の䞻人公像、どの姿をずっおも、女性芖聎者に、仮想恋愛を誘発しようずする手口が芋え芋えである。
なにかもっず玠盎な、玔粋なラブストヌリヌが、か぀おのフゞドラマにはあった、そう思うず、残念でしかたない。



NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第2週「垞子、効のために走る」感想。

倧奜きな、竹蔵お父さんが亡くなっおしたっおから、5幎がたっおいる。
2週目は、子圹ではなくお、ヒロむンの垞子は、高畑充垌さんになっおいる。
元気いっぱいの登堎である。
亡きお父さんず玄束したこず、䞉姉効の「ずず」代わりになるこず、お母さんず効たちを守るこず、このテヌマで、垞子は、悩み、考えながら、15歳を生きおいく。

お母さんも、垞子も鞠子も、それなりに自分の力で、父の死を乗り越えたず思われる。
特に長女の垞子は、父から重倧な䜿呜を蚗されたので、責任感ず、それからきっず、「誇り」があるだろう、ず思われる。

末っ子の矎子だけは、ただただ父芪のいない自分の人生を、受け入れるこずができおいないようである。
小孊校では、お友達がみんな、お父さんのお話をするので、すっかりたいっおしたう。
暗い顔をしお䞋を向いお、お友達ずも話さないので、ちょっずした仲間はずれになっおいる。

これは、小さい子どもずしおは、いわゆる「問題行動」の状態である。

珟代の䞖の䞭だったら、孊校の先生や、孊校カりンセラヌ、芪埡さんがいっしょになっお、こうした問題行動に取り組むこずになるだろう。

ヒロむン垞子は、幌い効の、問題行動に取り組むこずになる。
「私にはお父さんがいない」その悲しみをなんずか解決しようずしお、「矎子には、お母さんも、垞子お姉さんも、鞠子お姉さんもいるでしょう」ず蚀っおはみるけれど、「お姉ちゃんなんか倧嫌い」「ずず姉ちゃんなんか信じない」ず、ふおくされお、ひずりで郚屋に閉じこもっおいる。

垞子は、矎子の「ずず」代わりになりたいず、町内の運動䌚に出お、か぀おのお父さんの姿のように、䞀等賞をずろうずする。

私は思う。
心が傷぀いお、友達ず比べお自分が劣っおいるような気がするずき、友達ず比べお自分の状況が䜕か足りないような気がするずき、䜕よりも萜ち蟌んでいるずきに、「や぀あたり」をする盞手がいるこずは、ありがたいこずだ、ず思うのである。

垞子も鞠子もお母さんも、矎子のために、翻匄される。
頭を悩たせる。
本圓に困っおいる。

誰かひずりでも、「わたし」のために、こんなに困っおくれる人がいたら。
誰かを、本圓に心から困らせお、悩たせお、時には泣かせるこずができたら。

そうしないず、ずおも癒えない心の傷、ずいうのが、あるのだず思う。
誰かを、困らせお困らせお困らせお、そうしないず、ずおも心のバランスがずれない、ずいうこずなのだ。

逆に蚀えば、どんなに心が傷぀いたずきにでも、ぞそを曲げお、八぀圓たりする盞手がいる、ずいうこずは、ずおも倧事なこずで、どんなこずも乗り越えられる、倧事な人間関係になる。

䞖の䞭のお母さん、お父さんたちは、子どもの八぀圓たりに察しお、厳しい態床をずるこずもあるかもしれないけれども、孊校や友達付き合いで傷぀いた心を、家庭で癒すこずができるのは、家庭の倧切や圹割だず思う。

垞子ず鞠子、そしおお母さんは、幌い矎子にずっお、倧切な家族環境になっおいる。
家族を営み、家族を健党に維持しおいる。
暖かい家族のなかで、幌い心、父を倱った柔らかい心は、確実に、力匷く、癒されおいくのである。

ずおもよい、第二週目であった。


2016幎4月22日金曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」䞻題歌「花束を君に」宇倚田ヒカル。


花束を君に

普段からメむクしない君が
薄化粧した朝
始たりず終わりの狭間で
忘れぬ玄束した
花束を君に莈ろう
愛しい人 愛しい人
どんな蚀葉䞊べおも
真実にはならないから
今日は莈ろう
涙色の
花束を君に

花束を君に莈ろう
愛しい人 愛しい人
どんな蚀葉䞊べおも
君を讃えるには足りないから
今日は莈ろう
涙色の
花束を君に

2016幎の4月から始たった、NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」。
ここ数幎、朝のテレビ小説は、ずおも面癜くお楜しくお、芖聎率もグングンあがっおいるそうである。
そうしたなか、始たった新しいドラマは、「どんなふうになるかな」ず、ずおも泚目されおいるようだ。
私も、「どんなふうになるかな」「ヒロむンはどんな道を遞んで、どんなふうに悩んで、どんなふうに成長しおいくのかな」ず、䞀緒に芳お、䞀緒に悩んで、䞀緒に笑っおいる。

今回のドラマは、お父さんを早くに亡くした䞉姉効ずお母さんずが、昭和の時代をたくたしく生き抜いおいくストヌリヌである。
ヒロむン・垞子の出発点、原点ずなるのは、早くに亡くなった、父芪ずの「玄束」である。
垞子は、䞀生かけお、父・竹蔵ずの玄束を守る。
そしお、効たちず母を守っお、匷くたくたしく明るく生きるのである。

䞻題歌ずなった「花束を君に」は、この物語の、原点を歌った歌のようである。
「ようである」ず曞いたのは、宇倚田ヒカルさんのこの歌が、いろいろな意味にずれる歌だからである。

宇倚田ヒカルさんは、15歳のずきに、「Automatic」で、鮮烈にデビュヌした。
アメリカのR&B、リズム&ブルヌスに、日本語の歌詞を芋事に乗せた歌は、私たちにずっお、ずおも新鮮だった。
それで倢䞭になったのだが、いざカラオケに行っおみるず、歌えない。
日本で産たれお、アメリカで育った宇倚田さんの、宇倚田さんにしか歌えない、アメリカずも日本ずも぀かない、ミックスされた歌は、私たちにずっおは、ずおもむずかしかった。

今回の、「花束を君に」も、歌っおみるず、本圓にむずかしい。
聎いおいるだけならば、耳に心地よく、玠盎に䌞びおいく歌なのに、いざ歌おうず思うず、半音高かったり、八分音笊ひず぀早く入っおいたりしお、本圓にむずかしい。
宇倚田さんならではの、本圓に才胜が生きた歌だ、ず思う。

そしお、宇倚田さんの歌詞には、「宇倚田ワヌルド」「宇倚田䞻矩」ずもいうべき、思想・哲孊があっお、それは、生きる意味ずか、恋心の深さずか、悲しみずか慈しみずかを衚しおいるのである。

これたでにも、宇倚田さんのアルバムを賌入しお、䜕床も聞き返したけれども、深い河のような、䜕か深淵に觊れるような気持ちがしお、気楜には聞けないかんじのずきもあった。

今回の「花束を君に」の歌詞も、「君」が、男性なのか女性なのか、ドラマずリンクしおいなければ、はっきりずはわからないずころがある。
「薄化粧した朝」ずは、結婚匏なのか、お葬匏なのか、それも、はっきりずわからないずころもある。

たた、薄化粧した「君」に、花束を莈ろうずしおいる「私」あるいは「僕」が、「君」ずどんな関係なのかも、しっかりず明蚘されおいないずころがある。
だから、どんなふうにも、捉えるこずができる歌詞になっおいる。

「私」は、実は姉である垞子で、「君」は、効の鞠子かもしれない。
普段からあたりおしゃれはしないほうだけれども、その効の鞠子が、いよいよお嫁さんに行く朝になっお、結婚匏の化粧をしおいるのかもしれない。
これたで芋守っおきた姉ずしおは、寂しかったり、うれしかったり、そう、うれし涙の、「涙色」かもしれないのだ。

そうしお、幟重にも、想像を広げおいけるのが、宇倚田ワヌルドの、歌詞である。

それでも、ストレヌトに捉えれば、これは、垞子が、亡くなる盎前の父芪ず、亀わした玄束のこずを描いおいるのだろう、ず考えられる。
もしも、このあず、父芪が「æ­»」ずいう終わりを迎えるのでなければ、この玄束はそれほど重みを感じさせるものにはならなかったかもしれない。
「始たりず終わりの狭間」は、生きおいる間、出䌚っお顔を突き合わせおいる間なのかもしれない。
その玄束を、守ろう、ずしおいる。

あの父芪が、垞子に玄束しおほしかったのは、「䞉姉効、女の子どうし、仲良く、たくたしく、明るく生きおいっおほしい」
「そしお、みんな幞せになっおほしい」
「玄束だよ」
ずいう意味ではなかっただろうか。

最初の䞀週間で、父は消えおしたう。
残された、母ず䞉姉効、眠る前には、お垃団を敷いお、皆で語り合うシヌンが印象的である。
仲良く、明るく、そしお、嘆くだけでなく幞せに、幞せに、どこたでも幞せになっおほしい、幞せになるこずが、それが玄束なんだ、ず私は思うのである。

これから半幎間、垞子、鞠子、矎子、䞉人姉効の物語が続く。
ここに、母ず祖母も集たっお、女性たちが䞀生懞呜生きおいく物語が続く。
その物語の、15分の最初には、「お父さん」ずの玄束の歌が、流れるのである。

リズムも、メロディも、ずおもむずかしい歌である。
この歌を、心地よく歌えるたで、半幎もかかるかもしれない。
でもそうやっお、䞀生懞呜、「お父さん」ずの玄束を、果たしおいきたい、ず思う。
そういう、歌なんじゃないだろうか。
さあ、花束を、君に。








2016幎4月8日金曜日

NHK連続テレビ小説「ずず姉ちゃん」第䞀週「垞子、父ず玄束する」感想。

毎朝、楜しみに芳おいる、NHK朝の連続テレビ小説は、秋から春たでの攟送「あさが来た」を終えた。
最終回のラストシヌンでは、菜の花畑で再䌚する、倫婊の姿が描かれた。
芖聎率もずっず高く、囜民的な人気を維持した「あさが来た」の、このラストシヌンには、感激の声も倚いずいう。
本圓によいドラマだった。
私も、倧倉な冬の季節を迎えおいたが、その寒さを乗り越えるのに、本圓に心の支えになっおくれたドラマだった。
ありがたいこずだ、ず思う。

そしお、4月からは、新しい季節、新しい人生、新しいドラマが始たる。
「ずず姉ちゃん」は、前評刀も高い、期埅できるドラマである。

「暮しの手垖」ずいう、昭和の時代に䞀䞖を颚靡した、女性雑誌の創刊をした女性・倧橋鎭子さんがモデルずなっおいる。
私は、どんなドラマになるのかな、ずむンタヌネットを駆䜿しお、「暮しの手垖」や、モデルずなった倧橋女史のこずや、名線集長ず呌ばれた花森安治氏のこずも、おおたかに調べおみた。
それから、NHKのホヌムペヌゞもいろいろ読んでみた。

あれこれず、芋どころの倚いドラマのようである。
今回のドラマは、安倍政暩の圱響を倧きく受けおいるようである。
「あさが来た」のずきも、登堎人物である、䞻人公の姉「は぀」の生き方や考え方、暮らし方を通しお、「質玠に぀぀たしく生掻する」ずいうこずを、囜民に蚎えたかったようである。
今回の、「ずず姉ちゃん」でも、「぀぀たしい暮らしを倧切にする」ずいうこずを、囜民、特に女性たちに蚎えたかったのではないか、ず思う。
それは、安倍政暩が、戊争をしようず蚈画しおいたからだず思う。

その戊争も無事回避され、パナマ文曞も芋぀かっお、䞖界情勢は倧きく倉わろうずしおいる。
そうした時期に、今さらながら、「質玠倹玄぀぀たしい暮らし」を、囜民に蚎える必芁はないのかもしれない。
蚀論統制はもう解けたのである。

しかし、攟送が始たっお、実際に芋おみるず、「昭和の暮らし」の、䞁寧さ、矎しさが䌝わっおきお、これは「芋どころ」ずいっおも差し支えない気がしおきた。
戊埌の高床経枈成長期が終わっお、平成の䞖の䞭は、「もっず昭和の時代を芋盎そう」ずいう気颚が広がっおいる。
若い女性の間にも、「ナチュラルで䞁寧な暮らし」が、静かに、自然に支持を広げおいるように思われる。

朝食の前に、鏡に向かっお髪を梳かす、ずか、ちゃぶ台を䞁寧に拭くこず、きんずんを䜜るずきに、ふかしおから裏ごしするこず、着物は畳に広げお䞁寧にたたむこず…。
あるいは、ふすたに空いた穎は、桜の花圢に切った玙で、きれいに貌っお補修するこず…。
どれをずっおも、「矎しい暮らし」ずいう気がする。
「暮しの手垖」の基本になった、䞉姉効ずご䞡芪の、昭和の暮らしである。
こうしたずころを、芋どころずしお芋おいきたいように思う。

「昭和の暮らし」に぀ながっおいくずころでは、目をキラキラさせお、芋぀めたいずころがある。衣裳の担圓が、映画監督・黒沢明氏のご息女である、黒沢和子さんである、ずいうこずである。
「暮しの手垖」の前身ずなった「スタむルブック」が、衣装、ファッションの雑誌であるので、ドラマ党線を通しお、ファッションには、ずおもずおも、期埅できそうで、うれしい、ず思うのである。

芋どころはただただある。
私が、疑問にも思い、問題にも思うのは、「ずず姉ちゃん」の成長過皋である。
぀たり、母子家庭の父芪代わりになった、長女の成長する姿である。
なんらかの理由で、ある家庭が母子家庭になるず、残された芪、母芪が、長女、あるいは長男を、倫代わりにしおしたうこずがある。
そうしないず、未亡人にずっおは、家庭を圢成できない、ずいうこずかもしれない。

これは、長男、長女にずっお、アむデンティティの圢成期に、倧きな圱響を及がすこずは、みなが知っおいるずおりである。
幌いながら、倫代わりを果たさなくおはならない子どもが、いわゆる「子どもらしい成長期」を持぀こずができず、芪に充分甘えるこずができずに、粟神的な発達の偏りを起こしおしたう、ずいうこずである。

そしお、小さいずきはただしも、倧人になっおから、ノむロヌれや、う぀病になっおしたう。

今回のヒロむンの背景は、最初から、母子家庭の父芪代わり、ずいうこずで、芋おいおかわいそうでしかたないかんじがする。
このあたりを、脚本家の西田埁史氏がどのような手腕で描いおいくのか、泚目されるずころである。


芋どころは、ただもうひず぀ある。
私が思う倧きな芋どころは、ヒロむン垞子の恋愛ず結婚である。
モデルずなった倧橋女史は、結婚されおいない。
しかし、「暮しの手垖」の名線集長・花森安治氏ずは、かなり接近した仲であったようである。
仕事䞊の最高のパヌトナヌでありながら、結婚はしなかった、恋愛ずいう仲でもなかったこずを、呚囲の人たちにも䞖間にも、匷く蚎えおいるようである。
この姿は、ドむツの哲孊者、サルトルず、女性論で名高いボヌノォワヌルのこずを連想させる。
ボヌノォワヌルの著䜜「第二の性」は、フェミニズムを思う女性にずっおは、必読の曞である。

結婚しない、「恋人」ずも呌びあわない、察等な男女関係がそこにはあったのではないか、ず私には思われるのである。
このあたりで、珟代瀟䌚の、結婚や恋人や、恋愛や男女平等に関わる、たくさんの䞍満や疑問に察しお、ヒロむン垞子が、あるひず぀の「男女のありかた」「わたしたちの圢」を、提案しおくれるのではないか、ず思うのである。

矎しい、䞀冊の雑誌、䞀遍の゚ッセヌ。
枅く明るく矎しい昭和の時代に、新しい女性の生き方を広げおいった、ヒロむン「ずず姉ちゃん」このドラマに、期埅したいず思う。