2016年、夏の参議院議員選挙の選挙戦も、終盤となった。
ここへ来て、自民党は苦戦を強いられている様子である。
昨年の、安全保障法案の時期から、日本国民の間には、根強い政治不信、与党不信が高まっている。
高まっているのは、平和への強い願いと、戦争への深い危惧である。
今回の参院選では、安全保障法案の文字が出てこない。
そのかわり、改憲、憲法改正の論議がある。
憲法改正を掲げる自民党は、この話題を避けたいようであるが、誰もそうは思っていない。
自民党にとって、大切な選挙戦略は、「改憲は必要である」「憲法9条の改正は必要である」「日本は国防軍を持つべきである」と、日本国民に思わせることである。
今年はいろいろな事件が、世界中で起こっているが、こうして参議院議員選挙の期間中に、それも直前に、バングラデシュで、日本人が巻き込まれるテロ事件が起こったのは、不思議なことである。
これは、偶然ではない。
この時期、私が脅されているのは、バングラデシュのテロ事件について、知っていることを、公表するな、と言われているのだと思って差し支えない。
バングラディシュのテロ事件は、首相官邸、麻生太郎氏が、IS、イスラム国に、たくさんのお金を払って、頼んだものである。
こうして、参議院議員選挙の選挙戦の期間中に、「世界は危険である」「日本は危険にさらされている」と、「事実をもって」訴えれば、日本国民が、改憲の自民党に投票する、そして、世論が、国防軍や戦争に、大きく動くことになる。
そうした目的をもって、与党自民党は、テロ組織に、テロを起こすように、頼んだ、というわけである。
私は、こうしたことを、許さない。
日本国民がこうした行為を許すはずがないのである。
自民党は、内部から苦戦している。
投票日直前になって、追加緩和の話も出ている。
安倍政権から始まった、自民党の暴走は、ゆるやかに止まっていこうとしている。
参議院選で与党が敗北すれば、次は、都知事選である。
ここで、民進党の候補に、ぜひともお願いしたいところである。
そのあとは、衆議院解散総選挙になってほしい、と思う。
たいへんな根気がいることであるが、あの、戦争に向かって突進していった、安倍政権の暴走を止めるのには、ゆっくりと、確実に、自民党の議席を減らしていくしかないのだ、と私は思う。
一緒に、がんばりたい、と思う。