今、シリコンバレーでは、何が起こっているか。
世界情勢の混乱、秩序のおびただしい崩壊を考えて、対応するうえで、一番大事なことは、その発端と原因を洗い出すことである。
私たちは、先日、スティーブ・ジョブスの伝記を読んで、考えていた。
私たちが、とても重要に思ったのは、ジョブス氏が、「世界を変える」という意気込みで、あらゆる仕事に取り組んでいたことである。
その結果、成し遂げられたことは、コンピューターのパーソナル化と、インターネットの普及、そして、スマートフォンの普及であった。
ジョブス氏の視点から、世界情勢を見てみれば、ジョブス氏の創立した、Appleというコンピューター会社、このAppleの、以前と以後では、確かに、「世界は変わっている」。
インターネットの普及で、誰もが簡単に、ワールドワイドなコミュニケーションをとることができるようになった。
Twitter、Facebook、なども大きい。
その根本は、コンピューターのパーソナル化である。
「世界を変えよう」という意気込みを持った人が誰で、その人が、なにをしたか、このポイントがつかめれば、対応策を講じることができる。
インターネット関連の法律の国際的な整備などが、対策として挙げられると思う。
こうして、コンピューターの使用、インターネットの使用を厳格化して規制すれば、IS、イスラム国のテロが、国際的に拡散していくことを、防ぐことができるのではないか、と考える。
今、シリコンバレーでは、何が起こっているのか。
次に、「彼ら」が、どんなふうに世界を変えようとしているのか。
予測されるのは、AI、人工知能の家庭への普及ではないか、と思う。
こうしたことに、先手を打って対応することで、次なる変化、秩序の崩壊に、対処することができるのではないか、と私は思う。