2014年3月1日土曜日

まど・みちおさんのこと。

詩人の、まど・みちおさんが、亡くなった。
時代の節目というのはそうなのか、
それとも、自分自身が年齢を重ねたからなのだろうか、
こうして、なつかしい詩人のかた、作家のかた、
とても影響を受けた大切な文筆家のみなさまの、
訃報が届く日々となっている。

これまで、私は私の記事としては、あまり訃報を取り上げてはこなかった。
というのは、年齢のせいか、時代が重ならないかたもいたからである。
しかし、「まど・みちお」さんは、名前は知らなかったけれど、
歌はよく知っていた。
子どものころに歌った歌だから、作者の名前は知らなくて、歌だけ知っていた、
ということなのである。

昨夜電話で、同世代の友達と、「一年生になったら」の話をした。
私たち、幼稚園を卒園するころ、「もうすぐ小学校に入る」というので、とても緊張したよね。
もうすぐ小学生になるって、すごくドキドキしたよね。
ランドセルとかすごく大きくてね。
一年生になるって、どういう気持ちだろうって、心配だったよね。
そのとき、たぶん幼稚園で、「一年生になったら」の歌を歌ったんだよね。
そうしたら、元気出たよね、うんうん、勇気づけられた、
「一年生になったら、一年生になったら、友達100人できるかな。
100人で食べたいな、富士山の上でおにぎりを、ぱっくんぱっくんぱっくんと♪」
あのとき、幼稚園の先生に、「本当に友達が100人できるの?」と聞いたら、
「できるよ」って言われたよね、すごくうれしかった、
そうして、電話口で、「一年生になったら」の歌を口ずさんだ。

たくさんの子どもたちに勇気をくれた、まど・みちおさんは、
今、宇宙のどこを旅しているのだろう。

あのときの子どもたちは、大人になって、小学校も無事卒業して、社会人になって、新しい歴史に直面している。
それでも、あのときの、「わたし、小学生になるんだ」というドキドキは、胸によみがえってくるものだ。

このところ、何人かの友人から耳にする話で、
宇宙人の話がある。
マヤ歴が2012年、という話も、数年前から噂話となってきた。
この、「マヤ歴」という話は、人から聞いた話で申し訳ないけれども、
地球にいる人で、宇宙人さんとコンタクトを取っている人が、
宇宙人さんから聞いた話なのだそうである。

宇宙人さんは、どこか別の惑星に住んでいたかたらしい。
その惑星は、歴史を積み重ねていったけれどもある時期に、
大きな世界大戦が起こって、惑星全体が滅びて、住めなくなってしまったのだそうだ。
それで、残された人たちが、宇宙船に乗って、宇宙をさまよっているのだそうである。

地球という惑星も、彼ら宇宙人さんが暮らしていた星と同じような歴史の運命をたどりつつあったようだ。
そして、おそらくは予測計算によると、2012年ごろには、彼ら宇宙人さんの惑星と同じように、世界大戦で滅びるだろう、と予測をしていた、ということらしい。

私も、こうしてブログ記事を書いてきて、2011年には東日本大震災があり、翌年2012年には世界情勢がとても緊迫していたことを覚えているので、その時期を困難な時期を、乗り越えてきたことは、よく記憶している。
だから、もしも、地球のほかに惑星があって、そこの人たちが、地球を見ていたとしたら、どんなふうに感じて考えたのか、ということも、想像できるような気がする。

2012年の一番の危機を乗り越えた地球は、とてもよい状況に向かっているのだ、と宇宙人さんたちは認識しているようである。

昨年の暮れに、日本は秘密情報保護法案を可決した。
そして、アメリカと手を結んで軍備に近いことをいろいろと始めているように思える。
そのときに私が思ったのは、もしかしたら、アメリカでは、宇宙人さんとすでにコンタクトを取っていたのではないか、ということである。
そして、あたかも黒船が横須賀沖に停泊しているような状況なのではないか、とそんなことを考えたものである。

それで、日本政府の動きもアメリカの動きもなんだかよくわからないが、戦争をする気はないようであるが、なんらかの敵に対して、準備をしているようにも、見えるのである。

私は以前、こうして、ブログ記事に書いたのであるが、
宇宙人さんとの、ファーストミッション、初めての出会いというのは、SF小説では、とても大切なテーマになっている、ということである。

もしも、すでに宇宙人さんからなんらかのコンタクトがある、とするなら、それは日本の政府にも来ている話だろうと思う。
メディアの人たちも、何人かの人たちは知っているのかもしれない。

しかしこれは、黒船以上の、歴史的な節目というか、まぁ、尊皇攘夷運動を起こすしかないか?あるいは、貿易や交易で、一儲けしようか?というような、なんだか個人個人が選択を迫られるような状況である。

私は、もしも宇宙空間をさまよっていた宇宙人さんたちが、いたとしたら、地球に、地表に降り立ちたいだろうと思うので、その思いは切実であろうと思うので、できるだけ友好的に、対応してあげたいと思う。
また、もしもすぐに、宇宙人さんたちを、地表におろしてあげることができないとしても、食料や水、医療の方面で、助けてあげることはできないだろうか。

あたかも、港の沖合に停泊している大きな船に対して、手助けをするように、
ただ、ちょっと規模がちがうだけ、ということで、
友好的に手助けやコミュニケーションができないものだろうか。
友達を100人、ふやせないものだろうか。

どうかゆっくりと時間をかけて、コミュニケーションを取り合うのが、本当に一番よい道だと私は思う。

どこか遠い、宇宙の果てから来た、かけがえのない命、悠久の命を、
お互いに大切にしたいものだ、と思う。