福山くんショックを乗り越える。
あれから24時間たったであろうか…。
福山雅治さんの結婚が発表された…。
いつまでもいつまでも、心の恋人でいてくれると思ったのに、
彼は、ひとりの女性を選んだ…。
既婚者も未婚者も、悲鳴をあげた、という。
悲しいのではなく、つらいのではなく、ただただ、「サヨナラ私の青春」などと思うだけである…。
「福山くん、おめでとう」
と言わなければならない。
つらくても悲しくても、おめでとう、と言おう。
自分自身の自尊心にかけても、「おめでとう」と言おうではないか。
ところで、女性たちは、きっと心にこう思っていると思う。
「この悲しみを乗り越えよう」と。
それで、やはり来年の参議院選挙は、勝たなければならない、と思うだろう。
憲法改正について、私もよく考えてみた。
しかしやはり、安全保障法案にしても、女性の意見が、うまく伝わらなかった感がある。
もっと上手に、的確に、国会に意見を伝えよう、と私は思ったのだ。
「例えば」である。
これはあくまで「例えば」の話であるが、
女優の吹石一恵さんに、女性の意見を代弁する国会議員として、参議院議員になってもらってはどうだろうか。
候補者選びというのは、いろいろな条件がある。
もちろん、日本国民なら、誰にでも平等に、政治に参加する権利がある。
が、候補者にふさわしい様々な要件があると、私は思うのである。
たとえば、吹石さんなら、人前に出て堂々と振舞えるように女優として訓練も経験も積んである。
これがやはり素人だと、人前で、テレビカメラが回っているところで、セリフひとつまちがえずに、演説をしゃべるのは、むずかしい。
想像してみてほしい、むずかしいだろうと思う。
けれども、日ごろから、あるいは若いときから、テレビカメラの前に立っていた人は、経験があるので、それができるわけである。
また、知名度の点で、女優さんとして名が通っていることは、とても望ましい。
選挙活動で一番苦労するのは、「名前を覚えてもらうこと」だという。
こうした点で、女優さんのお仕事をしていたかたは、すでに名が通っているので、選挙で勝てる可能性が高い。
丸川珠代さんなど、アナウンサーとして人前で話す経験とノウハウがあり、名が通っていて、政治にも理解がある女性が、候補者として選ばれたのは、こうした条件を満たしたからである。
特に女性は、人前で話す「度胸」が整っている状態が、少ないので、候補者として条件を満たす人が、なかなかいない、ということなのである。
吹石さんはまた、女性の意見を代弁する、代表者を選ぶ、というあたりでも、「条件」を満たしている。
ご結婚なされた夫の福山雅治さんは、長崎県生まれで、被爆3世である。
こうした点から、平和派、憲法改正反対派、として、ひとつの思想信条を代表する人物として、適任であると思われる。
また、吹石さんの置かれている環境を考えても、これまでもこれからも女優という仕事を続けていくということなので、ご主人の理解、家族の理解と支えがあることが、考えられる。
もちろん、立候補の前には、ご主人である福山雅治さんとよくお話をしあい、理解と納得をいただけることは、とても大切なことだろう。
女性たちが、政党を作ることもできるが、まずは、ひとつの意見を持ったグループとして集まって、その代表者というより、「代弁者」として、吹石さんに国会議員をお願いする、ということは、大切な政治活動である。
私は「ママの会」なり、あるいはほかの政治団体にしても、やはり国政に意見を伝えたいならば、議会制民主主義を、きちんと通り抜けることが大切である、と思う。
それは、自分たちの意見の代表者を、国会に送ることである。
国会議員として送るのである。
まず今から、コツコツと、意見の集まった「グループ作り」をすることである。
それから、そのグループの代表者を決めることである。
この代表者が、リーダーである。
リーダーと同じ人でもいいし、別の、先に述べた、人前で堂々と話す経験を持っている人を、議員にして、グループ全員で応援する。
選挙事務所や選挙カー、うぐいす嬢、ポスター作り、マニフェスト作り、ホームページ作り、こうしたことを、グループの皆で、分担して行う。
こうしたことを、コツコツと始めて、続けていけば、来年の夏の参議院選に、代表者を送ることができる。
これまで、福山くんの歌を聴きながら、心の支えにして仕事をしてきたけれども、これからも彼を応援しながら、仕事を始めていこう、と思う。