若手の時代の到来。
スマートフォンのiPhoneで、新しい機種が登場するそうである。
今回、新しくなったのは、「そのすべて」なのだそうである。
私たちの世代は、もうどんどん取り残されてしまっているかんじがする。
考えてみれば、パーソナルコンピューターが普及し始めてから、10年と少ししかたっていない。
しかし、今、30代、40代という人たちは、10代のころから、パソコンや携帯電話を使っていた人たちなのである。
これから、コンピューターを利用した、キャッシュレス社会が到来するかもしれない。
これからの時代は、若手の時代だといえると思う。
キャッシュレスの近未来社会を樹立するためには、それはそれは、たくさんのリスクを背負うことになるだろう。
たくさんの討論が予測される。
障害も多いことだろう。
でも、今のメディアは、成熟している。
ここ数年で、日本のメディアが、とても成熟してきていることは、世界中の話題になっているそうである。
新聞を見ても、各紙が各様の論を繰り広げていて、事実を知るだけではなく、物の見方を知ることができるのは、本当に興味深いことである。
知り合いの知識人に聞いた話であるが、社会問題をどう捉えていいのか、一紙だけ読んでいるのでは、わからなくなる、というのである。
すべての新聞をとって読まなければならない、とうれしそうに困っていた。
また、テレビ番組のニュースも、そうである。
各テレビ局の解説が、とても分かりやすい。
それでいて、それぞれのテレビ局の個性があって、カラーがある。
どのテレビ局を選んでも自由であるが、あらゆるチャンネルを見て、論をかわすのも、とても楽しい。
日本のメディアの成熟は、東日本大震災のあと、4年半たった今、成し遂げられた実りかもしれない、と思う。
思えばこの間、ツイッターなどのインターネットの普及は目覚ましかった。
これからの、新しい時代は、新しく成熟した若手の人たちが、拓いていく未来だと、私は思う。
幸い、安倍総理大臣は、若手の育成にはとても熟練な政治家だそうで、若手政治家からも、若手メディアからも、信頼が厚いそうである。
こうした、「ついていく人」がいる限り、日本の将来は明るいと、私は思う。
私自身は、私のもといた場所から、今一度、自分の人生と、健康と、それから、仕事のことを、改めて考えてみつめてみたい、と思っている。
が、正直、メディアの若手の台頭をひっぱってきた自負があるからもちろん、「うの花」のように、スカスカになってしまった。
私自身、4年半、このブログを書き続けて、それまで貯めていた知識も、とっさに考えた知恵も、すべて放出してきて、預金残高のなくなった通帳みたいな状態である。
しかし、書いてきたことが、若手の育成につながっていた、と思えば、うれしくないはずはない。
これからの時代は、若手のみんなで、やっていける。
みんなそれほど、力をつけている。
私も、ずっと見守っていて、ときどきは、何か書くこともあるかもしれない。
そういうわけで、東京オリンピックに向けたこれからの5年間は、若手が精いっぱい、力いっぱい頑張る時代だと思うので、私は少し遠くから、みていることにした。
日本は、新しい時代を迎えようとしていて、それは、若手が拓く時代なのだと、私は本当に、楽しみに思います。