2016年3月22日火曜日

戦争問題と貧困問題について。

こんにちは。
朝倉聡子です。
きょうは、ツイッターではなく、まとめてブログで、今の私たちの考えや状況をお報せしたい、と思います。
聴いてくださいね。

まず、戦争についてですが、私たち夫婦の間で、戦争する、しない、ということでもめたのですが、状況をツイッターでお伝えしたところ、たくさんのかたがたからの支援があり、軍需景気を醸し出す、という経済政策は、助かることになりました。
それで、主人も、戦争はできればしたくない、皆さんの意見や考えに支えられている、ということで、たくさんの人たちが戦争に反対なので、平和国家をめざすことになりました。
私も、主人を信じることにしました。

今、現在も、世界各地で、小規模な衝突や事故が起こっていますが、これらは「小競り合い」のようなものです。
3月9日の日食(新月)のときのような、世界的な戦略は、現在行われていないですし、そうした戦略を立てるような世界的な指導者も、いないです。

これから、3月9日の装備が徐々になくなっていって、最終的には、小競り合いもなくなっていくのではないか、と思っています。
そのための、平和的な話し合いも、世界各地で行われています。

時間がかかることかもしれないですが、少なくとも、日本が主体的に、積極的に、戦争を起こすことはない、ということで、皆様に了承してほしい、と思っています。
よかったですね。


次に、私たちが、今、問題として検討していることがらについてです。
私たちは、これまで、原発の方針や、教育の方針を立てて、実行してきました。
また、前政権ではなかなか伝わらなかった、皆様の要望に、できる限り応えてきました。
それは、個人単位の小さなものから、何名かの人たちの要望から、会社から、というものです。
それらのほとんどを、できる限りの法律と予算のなかから、速やかに実行してきました。

しかしここで、「最後の」というべきかもしれないですが、大きな難問にぶつかりました。
女性と子どもたちの貧困について、です。

これは、20日(日曜日)の夜に、インターネットを見ていて、これまでも前政権にも要望の強かったこともあり、よく理解いたしました。
貧困問題、特に、女性と子どもたちの貧困については、私たちは、予算の計算をしてみたり、もしその政策が実行されたときには、そのあとどのようなことになるか、ということも含めて、検討しています。
そして、抜本的で根本的な、貧困対策を講じようとしています。

私たちが今、考えているのは、具体的には、以下に書き記すことです。
まずひとつめは、このような、現金給付という形での、シングルマザーと子どもたちに対する手当を、福祉政策として行った国があったことを、考えました。
アメリカです。
強い要望があり、また、子どもたちの現状と将来を考えたうえでの福祉政策だったのですが、これを悪用する人が出て、モラルハザードが起こりました。

つまり、女の子が15歳、16歳くらいで、父親のわからない子どもをどんどん産んで、その子どもと母親への手当で一生「楽に」暮らしていく、というライフスタイルを選ぶようになった、ということです。
これは、善意による福祉政策としては、結果残念、ということです。
日本でも同じようなことが起こりはしないでしょうか。
これは、女性だけの問題ではなく、男性も、結婚や、子どもの扶養という責任を放り出す社会を、作り出すことになる、ということです。


次に、貧困状態にある子どもに、具体的にいくら援助すればよいのか、ということです。
こども一人が生活していくのに、生活費だけで一年で100万円かかるとすると、成人して二十歳になるまで、実に2000万円ものお金がかかることになります。
これを、税金でまかなう、ということは、どういうことを意味するのか、女性たちはそれをわかって、シングルマザーになっているのでしょうか。

自分で働いて、子どもを育てるとしても、その子が成人するまでに、2000万円です。
これだけのお金を稼ぐことができる、と予定したうえでの出産なのでしょうか。

これは生活費だけの計算であって、教育費、つまり、高校進学、大学進学、部活動など含めると、もっとかかることになります。

これだけの予算を、どのように立てればよいでしょうか。
これらの計算はすでにこちらで行っていますが、5兆円かかる、という計算です。
こうした、税金の使い道に、国民皆さんが納得するでしょうか。

次に、女性の仕事の賃金をどのようにして上げるか、という問題です。
たとえば、一個100円の品物を販売する会社があるとします。
この会社に勤めている女性が、一か月10万円のお給料を得るために、100円の品物が何個売れると、利益が出るでしょうか。

実に、10万個もの品物を販売しないと、女性ひとりのお給料は利益として出ないのです。
こうした会社経営、商売の状況を知っていて、女性は、手に職もついていない状態で、子どもと母親の生活費をねん出するほどの、お給料を出してほしい、というのでしょうか。
また、女性の仕事は、内容として、男性ほど責任をもっていない仕事が多いです。
たとえば、レジ打ち、品出し、店頭販売員などです。
これらの仕事に誇りを持つことは大事ですが、実際には、経営努力によって、品物は売れているのです。
一個100円の品物は、コストもかかっています。
このなかから、人件費つまりお給料を払うことは、企業にとっても、しっかり働く人じゃないと困る、というわけです。
こうした状況のなかで、男性たちは必死に働いています。

次に、ひとりの人の、貧困状態を助けるための初期費用についてです。
この初期費用には、150万円かかる、と言われています。
まずきちんとした家(アパートなど)を借りて住む場所を確保し、カーテンも、鍋もやかんも、布団から枕まで、買いそろえてあげます。
その費用が150万円だそうです。
しかし、このようにして、貧困状態にあった人を、初期費用で「きちんとした暮らし」に整えてあげても、半年もしないうちに、カーテンからやかんまで、売り払って、一文無しになってしまうそうです。
そうして何を買うか、というと、口紅などを買うそうです。

貧困状態にある人は、たとえて言えば、砂漠のような状態です。
この砂漠に、コップ一杯の水をたらしても、あっという間に吸い込んでしまって、残るのは、元の砂漠です。
貧困状態を根本的に解決するのは、月々の決まった扶養手当ではなくて、砂漠となってしまった、この人を、とりまくすべてのこと、人間関係から、ひとつひとつの持ち物、お金に対する感覚、金銭管理の仕方の教育、健康管理の仕方の教育など、複雑で多様な手当てが必要なのです。

「お金」とは、不思議なものです。
誰もが、お賽銭を投げて、商売繁盛を祈願したでしょう。
黄色い財布がいい、とか、長財布がいい、とか、方角を気にした人もいるでしょう。
小さな魚屋さんだとしても、売れる店は、腐った魚でも売れていくのです。
でも、売れない魚屋さんでは、新鮮な魚をきれいな皿に並べても、売れないものはまったく売れないのです。
なぜなのでしょう?

また、砂漠のように貧困の人に、少しでも援助すると、援助したほうが巻き込まれてお金を吸い取られて貧困にさせられてしまう、とも言います。
これは、商売をしている人なら、誰もが知っていることです。

そうしたことで、私たちは、「子どもの貧困」について、幅広い視野とこれまでの各国の取り組みや経験を考えて、抜本的で根本的な解決法を、しっかりと毎日考えています。
私たちの、これらの考えの道筋をたどってみて、何かいい意見がありましたら、こちらにお寄せください。
私たちは、貧困の人たちを見捨てるつもりはありませんが、問題がそれだけ根深いことを、危惧して、一番よい対策をと、考えを進めているのです。

これは、私の主人も、先生がたも、お友達も、みな同じです。

もう少し待ってくださいね。
よろしくお願いします。