いよいよ今年、2015年は、第三次世界大戦の年となりそうである。
イスラム国、ISILをめぐる動きが激しい。
アメリカは、早ければ4月に、全軍体制で地上戦を始められる、と宣戦布告をしている。
「早ければ4月」という時期は、「すぐにでも」とはやる気持ちを考えると、なぜそんなに遅くなるのか、という気もする。
だが、アメリカ軍が戦略を立て、兵隊を集め、空母をアメリカからインド洋、サウジアラビア沖まで移動させるには、やはり二カ月はかかりそうだと思う。
こうした動きに連動して、すでに昨年7月に、集団的自衛権を閣議決定している日本が、自衛隊の発動に動き出さないはずがない。
…と思っていたら、早速に、ODAの改定を閣議決定した。
素早いものである。
まるで、前々から計画済みだったかのようである。
何事においても、段取り八分、ということなので、すでに段取りは整っていた、ということなのではないか、と私は思う。
今年が明けてすぐに、パリにおいて、新聞社襲撃事件が起こった時に、この事件を誘発させたのかもしれないし、ISILからの攻撃を待っていたのかもしれないが、ともかく年明けすぐに、この計画は実行されたわけである。
こう書いてみると、すべてが推測なのだが、推測以外にどうしようもない。
すでに秘密情報保護法は、昨年12月から施行されている。
本当に準備万端である。
ODAに則って、アメリカ軍と共に、日本からも、自衛隊が出動することになるだろう。
憲法をめぐる国内論議は起こるだろうけれども、これまでにすでにしてきたこと、つまり、アメリカ軍の後方支援はするだろうと思う。
食料を補給したり、インド洋沖にガソリンスタンドを設置したり、PKOのような活動をしたり、である。
自衛隊はすでに、昨年の夏には、アメリカの砂漠地帯で訓練をしている、というから、日本の自衛隊が、アラブの砂漠を走り回るのは、今年の夏あたり、ということになるだろうか。
まったくこれから、春夏にかけて、戦争、戦争、なのである。
この戦争は、ISIL相手のものではない、と私は思う。
秘密情報保護法があるので、推測しかできないが、ISILの背景には、ロシアがついていると思う。
だから、国連の常任理事国であるロシアが、国連軍を作ることに賛成するはずないので、国連軍は出ないだろう。
主としてロシア、主としてアメリカ、この二手に分かれて、東VS西、ロシア対アメリカの、戦争が始まるわけである。
日本はどちらの組に着くのか。
アメリカ組である。
もちろん、世界的には、ロシアに着く組もあるだろう。
こうして、世界大戦が始まるのである。
考えてみれば、平和というのは、戦争と戦争の間の、暫定安定期間に過ぎなかったのかもしれない。
日本は、明治維新のころから、黒船がやってきたころから、日米和親条約や日露和親条約などの、不利な条約を結ばされてきた。
この不利な力関係をひっくり返すには、こうした世界大戦で、順位逆転するのが、一番のチャンスかもしれない。
考えてみれば、テニスでもサッカーでも、ワールドランキングというのがあり、世界大会というのがある。
そうして常に、ワールドランキングが更新されて、世界一は誰か、ということになっているのである。
今度の大戦も、ワールドランキングで、日本ができるだけ上位につけるように、精一杯戦う、ということになるだろう。
第一次世界大戦から、第二次、第三次、と、世界の戦国時代だったのかもしれない。
大きな長い歴史で見れば、そういう見方もできると思う。
大航海時代からこのかた「世界」の時代になって、群雄割拠しているのではないか。
今度こそ、世界統一を、どこかの武将が成し遂げて、天下泰平の徳川将軍を作ってほしい。
この大戦の時代を、なんとかがんばって生きてければ、そのあとには、世界政府、グローバルガバナンスの時代が開ける、と信じていたい。
ところで、この大戦は、何年くらいかかる予定なのだろうか?
そのあたりを、秘密情報をかいくぐって、教えてほしいものである。
そうでないと、味噌の買い置きに、困るのである。