2023年。新年のごあいさつ。
あけましておめでとうございます。
昨年はお世話になりました。
昨年、2022年は、どんな年でしたでしょうか。
年初には、コロナ、covid-19が、終わると思っていたものが、
終わりませんでした。
北京オリンピックの平和の喜びも束の間、
すぐに、ユーラシア大陸では、ウクライナの戦争が始まりました。
デジタル化、インターネット、ワールドワイドウェブの時代が、
どんどん進んでいく中で、大きな希望と、新しい時代への期待が、
ふくらんでいきました。
一方で、すたれていくものがありました。
いわゆる「昭和の時代」的なもの、
第二次世界大戦以降に発展したものが、衰退していきました。
ひとつの時代の終わりだったのかもしれません。
鉄の時代、石油の時代、大量消費の時代、
歌の時代、文学と活字と、紙の時代だったのかもしれません。
また、第二次世界大戦の後、女性の人権意識が高まり、
女性が社会の中の、あらゆるポストにつくようになりした。
それは、ひとつの実験的なものであったかもしれません。
共産主義、平等社会、教育や就労の平等、均等もまた、
第二次世界大戦後の、平和な時代に行われた、実験だったのかもしれません。
わたしたちは、それらの実験の成果、果実を、自分のものにしました。
そして、同時に、そこから、反省も学びました。
その反省は、代償の大きなものだったかもしれないと思います。
ひとつの時代、ひとつの文化、ひとつの大きな思想が破れ、壊れていこうとするときに、
とても大きな痛みと抵抗がありました。
わたしたちは、それらと戦いました。
今も、戦っています。
新しい時代に希望を見出し、良心の呵責と戦いながら、
何のために生きるのか、何のために、わたしたちは、
地球や人類の平和を願うのか、
今、なぜ、何のために、誰のために誰のために生きていくのか、問いかけながら、
それでも、前へ、前へと、
新しい時代への、
新しい時代を切り拓くために、進んでいきます。
2023年も、たくさんの人と議論し、
外国の文化、思想と戦い、あるいは吸収して、
手を取り合って、仲良く、まっすぐ前に進んでいきたいです。
昨年、2022年は、本当にありがとうございました。
今年、2023年も、どうぞよろしくお願いいたします。
がんばります。
ありがとうございました。
2023年1月1日
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