北海道にいたとき、ロシアにとって北海道やサハリンや北方領土は辺境だった。
大統領も、やってこなかった。
不凍港を求めている。
軍事基地にしたい。
不凍港に、オイルを輸入して、パイプラインを結び、モスクワまで通したい。
キルギスは、オイルのパイプライン問題で、大規模な衝突を起こしている。
ロシアは中国に対しても、オイルのパイプラインを要求しているが、中国側が応じない。
これは、ロシアの緊急性に気づかないからだと思われる。
日本にロシアの大統領がやってきたのは、プーチン大統領になってから。
中東からも、オイルを求めているが、方向を変えて、日本、アジア側から、石油の輸入をしようとしているが、ロシアの要求する意味がよくわからないので、ロシアの緊急性に気づかない。
北方領土には、以前は、ロシア人はほとんどいなかった。
大やけどに対応できる病院もなかった。
最近、ここ数年になって、択捉島に、病院や空港が出来始めている。
以前は、コンスタンチン君という、少年が、サハリンで大やけどをして、札幌の病院まで、ヘリコプターで運ばれてきて、処置をしてあげた。
そして、元気になって帰った。
市民からお金も集まった。
ロシアの要求するところ、つまり、石油パイプラインを、通してあげるかわりに、こちら側の要求を通すとよいのではないだろうか。
これは正常な国交の取引である。
☆追記
北海道に住んでいるとわかる。
暖かい地方に暮らしているとわからないかもしれないが、ロシアのような寒い地方では、石油があるかないかは、死活問題である。
一年の半分は、雪と氷に閉ざされている。
ロシアとしても、あちこち掘って、石油が出ないかどうか確かめてみたのだろう、と思う。
でも、どこからも出なかったので、ロシアの国民が暮らして、経済活動をするためにも、石油が必要である。
じゃあ、原発は?
☆追記の追記
朝倉聡子としては、北海道に暮らしていたので、ロシアに親近感がある。
トルストイもロシアの作家である。
ロシア人に会ったこともある。
ロシア料理も、大好きである。
ピロシキ。ボルシチ。黒いパン。ロシアクッキー。サモワール。ジャム。
☆追記の追記の追記
今、日本の上空に来ている寒気は、シベリア高気圧の寒気である。
ロシアはこんなに寒い。
電気ストーブでは、対応できない。寒すぎる。
こたつでも無理。
火を焚かなくては。
人道的な解決を望む。