わたしがこれまで、だれになんと非難されても、
自民党を支持し続けてきた理由があります。
自民党が、いっしょうけんめいに取り組んで、
少しずつ成果をあげてきた、政策です。
それは、デジタル化です。
コロナ禍にあって、「このコロナを乗り越えたあとには、
必ず、新しい文化の時代が拓ける」と、確信していられたのは、
自民党の、デジタル化の政策があったからです。
デジタル化といっても、わたしが、一番に期待していたのは、
「キャッシュレス化」です。
日本中のすべての人が、スマートフォンを持つようになり、
そして、キャッシュレスで、お金の支払いや預金をするようになる。
そして、いずれ、世界中の人が、スマートフォンを持ち、
キャッシュレスで、支払いや預金をするようになる。
もちろん、送金もキャッシュレスです。
そうすれば、「世界共通通貨」を作ることができます。
ヨーロッパ共同体、EUが、ヨーロッパの統合のために、
一番初めにしたことが、経済という基盤において、
共通の認識を作ることでした。
そして、「ユーロ」という、共通の通貨、共通の単位を作ったのです。
日本においても、はるかむかし、1600年代に、戦国時代がありましたが、
諸国と統一した織田信長、豊臣秀吉が、最初にしたことは、
単位の共通化でした。
わたしは、世界の平和を願っています。
世界がひとつになり、共通の言語、共通の価値観、共通の文化を持つことができれば、
人々は、わかりあうことができ、争いもなくなります。
世界の統一政府を作ることが、一番の目標です。
ヨーロッパ共同体にできて、アジアにできないことはないでしょう。
すでに、環太平洋貿易協定TPPは、長い検討と交渉の上、成立しています。
そして、ヨーロッパとの貿易協定日欧EPAも、締結されています。
こうして、世界は、少しずつ、ひとつの大きな輪を、作り始めているのです。
世界共通通貨ができれば、ヨーロッパ共同体のように、
世界政府の、第一歩を踏み出すことができます。
世界通貨を作ることは、紙による紙幣、鉱物によるコインでは、
気の遠くなる道のりでした。
しかし現代には、パソコンがあり、スマートフォンがあり、インターネットがあります。
「インターネットの安全性が確保されていない」という人もいるでしょう。
しかし、日本政府は、その準備を、3年も前から、始めているのです。
スマートフォンによる、世界共通通貨を成立させるためには、
その基盤として、インターネットの法律が必要です。
この法律は、いったいいつ、だれが最初に作れるのか、
作ることが可能なのか、
世界中のどの国も、いっしょうけんめい、取り組んできました。
日本では、3年も前に、この法律の原案を作ることに成功しました。
これは、六法全書の、実に5冊にもなるほどの、
おおがかりで精密な法律です。
この法律が制定されれば、インターネットは、安全で確実になります。
日本においても、だれも気付かないうちから、
GAFAへの取り締まり、公正取引委員会、金融庁に関する法律が、
徐々に取り組まれ、作られてきました。
新紙幣のデザインも決まり、2024年から発行されることになっていますが、
いったい、本当に、紙幣は印刷されるのでしょうか。
紙の紙幣の時代が続くのでしょうか。
日本政府は、水面下で、この世界共通通貨への工程を進めながら、
世界の平和への道を、着実に歩んでいたのです。
わたしは、そう確信していたので、
日本政府の、多少の横道は、飲むようにしてきました。
「カード」と呼ばれる、コンピューターによる、
国民の管理も、飲むようにしてきました。
それが、格差や差別を生むものだとしても、
「いずれ世界共通通貨が発効されれば、世界の安定につながる。
そのためには、しかたがない」と思ってきました。
世界共通通貨への工程がしっかりと一歩ずつ実現していたため、
自民党の、ほかの政策、ほかの「横暴」ともいうべき行動を、
許してきてしまいました。
しかし今、インターネットが止められ、
スマートフォンが止められ、
鉄と車を使った戦争が始められようとしているのを見て、
わたしの、自民党への期待は、ゼロになりました。
もう、自民党を支持する理由がありません。
これまでの横暴も、許しません。
また、最近、大きな地震がありました。
福島県沖の地震です。
すぐに常磐自動車道が止められ、東北新幹線は10日間も止められ、
メディアによる報道は、権力によって阻止されていまいました。
日本には、最近、天災が多い。
もう、国は、助けない、ということです。
見捨てる、ということです。
そして、次には近いうちに、南海トラフ地震の予測が出されています。
福島沖の地震も、人工地震ではないか、と言われていますが、
これは、たとえば、戦争の敵国である国の軍が、
海底で爆弾を使っているのでしょうか。
それとも、日本政府が、いつまでたっても起こらない地震を、
人工的に起こしてしまおう、という企てなのでしょうか。
東南海に面している、ある、トヨタ自動車の豊田章男会長は、
日本の大物政治家、たとえば二階幹事長のような人に、
たくさんのお金を贈って、
「できるだけ早く、決まった日に、地震を起こしてしまうことはできないものか」と持ち掛けたのです。
南海トラフ地震が起これば、たくさんの人の命がなくなります。
それを、見捨てることが前提で、地震を起こそうとしているのです。
こうしたことを、わたしは、許すことはできません。
権力の横暴もここまでくれば、正気の沙汰と思えません。
わたしは、コロナ対策はいっしょうけんめい取り組んできました。
コロナが終息するまで、忍耐、忍耐、と自分に言い聞かせて、
毎日を送ってきました。
それも、コロナ終息のあかつきには、デジタル化、世界共通通貨の、
新しい時代が拓けるという、希望があったからです。
その希望を、自民党に託していました。
今、その希望は、消えました。
それは、自民党のなかに消えた、ということです。
これからは、また新たな希望を目指して、
衆議院解散総選挙、政権交代を目指して、
いっしょうけんめい、進んでまいります。